JogNoteがリニューアルした。完全にSNSっぽい仕様に様変わりだ。僕のように練習日記としての使い方がメインの人はカナリ使いづらいものになってしまったと思う。
現に「もう使うのをやめようかな」というランナーのコメントも書かれていたりするし、過去にも「重すぎる」ということで使用を止めたランナーもいる。
今回のリニューアルの目的はなんであったのか。
JogNoteに多く見られたクレーム(重いだの、Windows Mobileで見れないだの、ブラウザーによってはLogin出来ないだの)の解決に主眼を置いたものではなさそうだ。
mixiに代表されるSNSの成功例にならいJogNoteを使ったビジネスモデルの確立に主眼が置かれているのではないだろうか。
よく無償で提供されているのだから文句を言っちゃいけない的なことを言われるが、それはちょっと違うだろうと思う。
JogNoteにとってランナー(会員)は広告収入を得るためのエサであり、そのエサがなければ魚は釣れないのだ。
少なくても僕はエサであることを自覚し今まで使い続けているワケだが、2006年からはじめたJogNoteには二つの「人質」があり、やめたくてもやめづらい環境になっている。その二つの人質とは
- 過去のデータ
- 今までつながって来たJogNote友達
過去のデータについては、JogNoteを始めた当初からcsvでのエクスポートをサポートするように要請して来たが今回もその実装がなく、おそらく今後も実装されることはないのではないか?と思う。
JogNote友達の多くはブログサイトをお持ちの方が多いので、新しい友達を増やすことはできなくなるけど、特段JogNoteを続ける意味合いはない。
JogNoteの開発者サイドの目指すところは、当たり前のことながら収益アップである。収益アップにはリニューアルしたJogNoteが良さそうに見える。
ただ、それはユーザー(ランナー)が望んでいる仕様なのだろうか。過去の「開発者のブログ」を見てみても、決してユーザーの望んだ仕様ではないように思える。
提供者側の都合ならば、エサは腐るぞ!
腐ったエサで魚が釣れるだろうか?
Web練習日記サイトの移行を検討しよう。
まだ他にもあるかもしれないな。
くそ、それにしてもJogNoteに蓄えたデータの移行が面倒だぜ!(CSVエクスポートを実装していないワケが分かるな:苦笑)