-絶え間なく鍛えた者だけに栄誉が訪れる-

2006-08-31

ベスト体重? |Reduce|

最近、体重 68kg で安定してきた。
体脂肪率は 19% 前後だからまだ余裕のある体だ(笑)。

目標のレースまであと2週間。
体重のことだけを考えるなら喰う量を「減量」する手段もあるだろう。しかし、肝心な場面での「シャリバテ」(覚えたてのことば:笑)は困る。
それに腹も減るし、飯もうまい。喰わずにはいられないというのも事実だ。

減量に向けて、唯一の望みは「禁酒」だな。
特にビールが好きなのだが、体重に気を使ってカロリーオフのタイプの発泡酒を飲んでいた。これも暫くは止めておこう。

と決心した今日(2006/08/31) と明後日は飲み会だ。気持ちを強く持てず外部環境に流され気味な自分としては、どうしてこうもめぐり合わせが悪いのかと恨んでみたり。
まぁ、日曜日は練習したいということで、土曜日の夜は早々に引き上げることにしよう。

2006-08-29

旭川マラソン -エントリー- |Race|

とよころサーモンマラソンの次のレースのエントリー締め切りが近づいた。
色々悩んだあげく「旭川マラソン」 にした。

「ハーフ」で自己最高記録を狙いたい。

他に「つべつ」とか「ふきおろし」を候補に上げていたが、どれも申し込みが面倒(ネットで出来ない)なので旭川にした。

修理行き -Forerunner201- |Goods|

件のForerunner201の故障だが、修理することにした。

一部でForerunner301とか同305を買ったら?の誘惑もあった。かなりグラグラとくる誘惑だったが、迷わぬうちに出社して梱包、発送。
12,800円也だが、1年後に10,000円で売却できるなら(今から分からないけど)自分を納得させられる範囲だ。

あとは早く戻ってくるのを祈って待つのみ。
というか、GARMINに送って修理するらしいのだが1~4週間って幅がありすぎないか?

気持ち小さいサイズのシューズ対処法 -Goods-

7月にRT823というシューズを購入した。
気持ち小さめだということもここで書いてきた。この靴を使って20km走り終わったあとの感想を書いたのかどうか忘れてしまったが、正直に言うと15km超の距離では履きたくない気分だった。

先週の土曜日に少し短い距離を気合を入れて走ってみようとRT823を履いた。10km程度で気合を入れて走るには大変具合が良い。
練習を終えて、たまたまインソールを取ってRT823に足を入れてみた。ゆるゆるだ。このインソールの厚さは見た目3mm~4mmって感じだ。
インソールを取ると靴の内底って化学繊維なので中で足がかなり滑る。たまたま他のシューズに入っていたコルクシートを思い出し、ためしにこれを入れて履いてみると圧迫感もなく、親指つま先上部にも余裕ができる。
これならハーフでも履けるなと思った。

そういえばカーボンシートでお世話になっているシューズマスターのBlogには大きな靴の対処法としてコルクシートの話はあったが、小さなサイズの話は見たことがないなと思い、シューズマスターに「小さ目の靴の対処法について」をメールで問い合わせてみた。
早々に返事が来た。とても役立つ話だと思うので、以下の通りここでかいつまんで公開する。

お問合わせのシューズサイジングですが、woyadiさんが言われるようにインソールを外すとかなり余裕ができます。

そもそもインソールはシューズと足のフィットを出す事が目的ですので外すこと自体は問題ありません。

しかしカーボンシートやコルクシート上からシューズを履くわけにはいきませんので、ハンズなどで販売しています豚革を貼ってみてください。

価格的にはちょっと高価かもしれませんが、汗を吸ってくれますし履きこんでいくと表面に光沢感が出てきます。
インソールのアッパーに使用するのには最高です。

但しです。
ブログでも書きましたが、woyadiさんの本来のシューズサイズはもっと小さいかもしれません。

本来のアーチがつけばサイズは変わってきます。
でもサイズを緩くしてしまうとそれに足が合わせてしまいます。
いつも言うことですが、敢えて当たっていることを体で信号として受けてあげるのも練習の一つとして考えることも大事です。(それに合わせた距離や使い方で)

ご参考ください。
なるほど、参考にさせていただきます。

純正のインソールを入れたままでは「履きたくないシューズ」のままなのでこれではもったいないことになる。
身体に信号を出しつつも「履きたい」と思う靴にしなければならない。
なので、かなり余裕のできるコルクシートはやめ、現有の履かなくなったシューズ(お古)から見た目薄手のインソールを取り出してRT823に入れてみた。

さて、今日の夜の練習で履いてみることにしよう。

2006-08-28

あと3週間-第23回とよころサーモンマラソン- |Race|

今まで立ててきた今年の目標は全滅の状態(滝汗)。
なんとしてでも目標を達成したいところだ。

あと3週間でなにができるか?ってことだが、それほど即効性のある練習なんてないだろうなぁ。と思っているのだが「なにもしないより、なんかした方がマシ」なのも事実。

ここ1週間の間にスローなペース(心拍数で145前後)で35kmを走ってみたい。
あとは、当日まで疲労を引きずらないようにトレーニング量を徐々に落とすのと怪我(故障)には充分注意しなくちゃだな。

と考えつつメニューを作ってみた(内容は秘密だ!)。


ところで、羽幌のオロロントライアスロンが今年の20回大会を最後に終了したらしい。
20年も続けてきたのになんで止めるんだ?と思うが、大会を支える側の苦労を考えると続けることは「そう簡単ではない」というのも理解できる。

とよころサーモンマラソンは大丈夫だろうか?
各地で行われるフルマラソンのスケジュールとのかねあい、公認の有無、表彰の有無、エイド(給水、給食)の状態、コースレイアウト(景観)等ランナーがとよころを選択する目もきびしい環境にあるようだ。

自分としては管内唯一のフルマラソン大会であり、近所という地理的利便性もあって、この大会をメインに年間スケジュールを立てる。大会の継続を望んでやまないのだが...
大会運営の費用的な増加なしに多くの参加者を望むにはどういう方法があるだろうか...

釧路湿原マラソンは日程的に北海道マラソンに向けての前哨戦の意味合いもあって参加者が多いのだと聞いた。調整の意味合いもあり30kmというのは魅力のある距離なのだそうだ。

ならば「ところサーモンマラソン」も公認レース(公認記録も取れる)である「別海マラソン」の前哨戦的に手ごろな距離として30kmの種目を増設してはどうだろうか?
ただ、両マラソン大会の参加賞が「鮭一本」という景品が嬉しいような嬉しくないような...

2006年北海道マラソン |Race|

自分は出場してない大会。しかし、 道産子ランナーには憧れのレースであり、高校球児の甲子園に匹敵する大会。

JogNoteや自分の参加したレースやBlogで知り合った方たちの健闘を願いつつTVで観戦していた。
一般ランナーに視点を置いたTV中継ではないから、彼等(彼女等)がトップ集団(男女)とすれ違う場面での一般ランナーの方を目を皿のようにして見ていたが探せなかった。

夜には各人のBlogなどに結果が掲載され始め「目標にわずかに届かなかった人」「完走した人」「各関門でリタイヤを余儀なくされた人」いろいろいらっしゃる。
参加された方は、どの方もフルマラソンは4時間、ハーフマラソンは1時間50分で走れることを証明したランナーだ。この参加資格を得るのは「簡単なものじゃない」。

史上最もタフな環境となった北海道マラソン。完走率は52%だという。自分も参加資格を得てはいるがすっかり尻込み中である。

今朝になって多くのランナーの状況をBlogで知る。多くのランナーは来年のリベンジを目指し、精進を誓っている。
「絶え間なく鍛えた者だけに栄誉が訪れる」
という言葉を三度思い出した。

さて、今日も頑張るぞ!

eTrex と S610i でSportTracksを使う |Goods|

Forerunner201が使えない状態になってしまった。
ものすごく面白かったのに、これがないと走りたくない気分だ(笑)。(こう思うとForerunner*ってモチベーションアップには良いかもなぁ)
修理に出すにしても1ヶ月はかかるらしい。
現有のeTrexのトラックデータ(ルートデータだっけ?)がSportTracksにインポートできることが分かっているし、S610iのデータもSportTracksに取り込める。

先日S610iのデータを全部取り込んでいたのを思い出した。eTrexのデータも取り込んである。グリーンパーク周辺を走った日をSportTracksで再度見てみることにした。

左がLAPタイム、右が心拍数推移。

こうしてみるとSportTracksにデータを取り込んだ後はForerunner201によるものと大差なく使えるような気がする。





すると一体Forerunner201の優位性(eTrexとの比較で)ってなんだ?という疑問が!
そこで、Forerunner201を好んで使っていた理由を考えてみた。

  1. 軽い
  2. リアルタイムに状況が見れる(eTrexでも見れるが、こちらはアームポーチに入れているのでちょっと面倒)
  3. ランニングに特化されている(Start & Stop、オートラップ機能:ブザーで知らせてくれる)
2.と3.のオートラップは重要だなぁ。
自分はとにかくナマクラランナーなので「なにか」を理由に途中でやめるのが平気だ。性格的に走った距離が分からないのを理由にやめてしまうだろう。あと××kmとか分かると頑張れるし、昨日、一昨日と使って実感したがLAPに気を使わずに走るだけというのは良いよなぁ~

これを書いている間に販売代理店より問い合わせに関する返事のメールが来た。修理代金は一切の費用を込み(送料、代引き手数料等)で12,800円。修理期間は1~4週間だそうだ。
さて、どうするかなぁ...

加筆修正 -ショック!!-Forerunner201--

Forerunner201の症状、防水機能、他のサイトからの情報等を参考に、加筆修正しました。

2006-08-27

ショック!!-Forerunner201- |Goods|

今朝、北の大地さんとご一緒してLSDに出かけた。
コースは
「マラソンを楽しむ会」スタートから音更方面へ
チェリングロードを北上し、本町のどんつきで折り返し
スタート地点に戻り、札内川方面へ
というコース。

お供は左腕にはForerunner201、右腕にはS610iだ。
帰宅して、Forerunner201からデータを取ろうと電源ボタンを押下してもうんともすんとも言わない。

大事なおもちゃを壊してしまった子供の気持ちが良く分かるwoyadi46歳、傷心の晩夏。

..._| ̄|○


ガックリしているだけでは問題の解決にならないので調べてみると似たような現象はおきているようだ。情報の出所をあえて明示しないが、下記のコメントがBBSにあった。

Foretrex201を購入して快適に使っていたのですが、先日急にLCDが点灯しなくなってしまいました。分解してみると液晶と制御基板とののコネクター部が腐食していて、粉が吹いていました。洗浄してみるとフレキのコネクター部のパターンが剥がれ落ちてきました。結果接触不良になったと思われます。このGPSは使用開始して2年位になります。使用時は腕に付けっぱなしなので内部に汗が染み込んでいたのではないかと思います。
Forerunner201の 諸元によれば「防水機能:日常生活防水(IPX7)」ということ。本体裏側にはブザーのスピーカー穴ある。丁度腕に密着する場所だ。ここから汗が浸入するのではないかと推測される。
先日、譲っていただいた自分のForerunner201も購入後2年を経過しているものらしい。
適合する防水規格自体充分な規格であるように思えるが、この手のFore*シリーズについては、腕につけて使用するするわりに「汗」「雨」の対策が不十分のような気がする(結論付けるには拙速?)。当然、推測で書くが「防水規格が保持される期間が短い」のではないだろうか?
上記のコメントに照らし合わせれば2~3年というのが実効耐用年数のような気配。
参考:IPX7の防水機能
IPX7等級(旧JIS保護等級7相当):1mの水深に30分間放置しても本体内部に浸水しない...
防水機能について
Webで色々調べてみると、ベルトを外して洗濯するのが面倒ということで「本体まるごと洗濯用洗剤を温水に溶かし、つけ洗い」その後「洗濯ネットに入れて脱水」するという方もいらっしゃる。
うむぅ...防水シールド関係は個体差が大きいのだろうか
現在、販売代理店(GARMIN社の代理店)に修理について問い合わせ中だが、iiyo.netに掲載されている情報によれば12,600円というのがGARMINの修理規程のようだ。
ただ、今回の故障は構造上の問題と思われるので修理しても2~3年でまた同じ症状になることが予想される。

スポーツリストバンドの上にFore*を着けて利用するなど利用者自身の工夫がFore*の実用寿命を長くすると思う。

2006-08-26

SportTracksのデータを複数マシンで使う -SportTracks-

正直に書くと仕事で使うソフトウエア、データは自宅のPCに入れていないが、私用の為のソフトウエア、データは会社の仕事PCにも入れてある(汗)。

会社のPC、自宅のPC、持ち運び用にノートPCの計3台をほぼ同じ環境(仕事関連ソフト除く)で構築している。
Polar Precision Performance SW のデータはメールで送信する機能があるので、これを利用して全てのPCで同じデータを見ることができる。

SportTracksにはメール送信機能がないがデータエクスポート機能があるので、これを使い各PCに同じデータを取り込むことができる。
先日、自宅PCで Polar の *.hrm データを全部インポートした(1ファイルごとのインポート作業)あと、他のPCにも同じをことしなければならないのか?と思い少々うんざりしてしてしまった。
まぁ、この手のソフトウエアのデータはどこかにデータが保存されているのでそれを他のPCにコピーしてやれば良いだけ(だろう)と、早速やってみた。

Windows XPの場合、SportTracksのデータは「C:\Documents and Settings\ログインユーザー名\My Documents」の直下に「SportTracksのユーザー名's Histry.gpx」というファイル名で保存されている。
もし、全てのPCのSportTracksのユーザー名が同じならこのファイルを他のPCの「C:\Documents and Settings\ログインユーザー名\My Documents」の直下にある *.gpx と差し替えれば良いだけ。
なんらかの事情でPCごとにSportTracksのユーザー名が違うなら「SportTracksのユーザー名's Histry.gpx」のユーザー名部分をSportTracksのユーザー名に変えてやればよい。

一旦、全てのPCのデータが同じ状態になったら後の日々のデータはSportTracksのデータエクスポート機能を使って *.gpx データを吐き出し、それをどのPCからでも受信できる先にメールで送信しておけば各PCでメールを受信、SportTracksでインポートすればよい。
Equipmentなどの利用については、少々PCに明るい方ならEquipmentなどを含めて同一の状態にできる。(ここでは説明は割愛する)

現実を直視しなくちゃ!-フィットネステスト-

定期的(?)に計測していたPolar S610i でのフィットネステストをサボっています。
というか、2度ほど実施していたのですが、トレーニングをサボったわけでもないのに安静時の心拍数が42程度から55程度に上昇していたり、Vo2MAXに相当する(らしい)OwnIndexの値が42から40に低下したりとその測定値を素直に受け入れる器量がなく「うっちゃって」しまったダメな私です。

しかし、考え直してみればここ数週間の気温、お盆時期による里帰りなど体力の消耗する時期にもかかわらずトレーニングをそれなりに続けてきたのですから「疲労度」は相当なはずです。

疲労度が増すと安静時の心拍数は上がる(らしい)ので、OwnIndexの値も低下して当たり前なのでしょうね。

フィットネステストによる数字が信頼性を問うより、定時観察の意味を理解するべきでした。
数字の評価は後から行うもので、測定時に取捨してはいけませんね。この時期(お盆前後)の貴重なデータを逸してしまった馬鹿な私です。

ということで、今朝実施しようと夕べ決意していたのですが忘れてしまいました。 _| ̄|○

2006-08-25

サバイバルレースだったのか! |Race|

いよいよ今度の日曜日は北海道マラソン。JogNoteで知り合った方も多く出場する。

出場される方は色々と準備にご苦労されている様子がBlogの記事で分かる。

いろいろ読んでみてビックリしたことがある。
「給水所に水がない」(あるいはコップがない)ことが予想されるということだ。NAOJIさんのBlogに色々コメントがある。

自分的にも北海道マラソンはひとつの目標ではあるのだが、水がないのは死ねるなぁ ..._| ̄|○
「暑さ」とともに「水」の対策も必要な超タフなレースなんだ > 北海道マラソン

参加資格をクリアして出場される方には敬意を表さずにはいられない。皆さんの完走を心より願っています。

2006-08-24

SportTracksに心拍データを取り込んでみる


やっと操作ミスのない状態のForerunner201のデータにPolar S610iのhrmデータを SportTracks に取り込むことができた。
Forerunner201のオートラップ機能を有効にし、そのビープ音(合図)でS610iのLAPボタンを押下した。

一日のトレーニング記録を検討するには充分な機能がある。

心配していたForerunner201のデータとPolar S610i のデータの時間的整合性の問題だが、LAP単位でデータを集計しているようなので、このような記録方法にすれば両者に記録されている時間差は関係ないような感じがする(根拠なし)。

SportTracks

昨日ここに書いた「SportTracks」について誤認があった。
てっきり Forerunnerシリーズに特化されたソフトウエアだとばかり思っていたが、ポピュラーなGPSデータ、HRMデータをインポートできる汎用的なソフトウエアだった。
思い込みに加えて、英文をざーーーっと飛ばし読みしてしまった。

ということで、昨日書いた「Forerunner201の活用方法-トレーニングログ管理-」を加筆修正しておく。

2006-08-23

Forerunner201の活用方法-トレーニングログ管理- |トレーニング|

考えていても仕方がないところもあるので、Forerunner201を使ったトレーニング方法について思いついたことをメモしておく。

自分のForerunner201には心拍計が付いていない。心拍計はPolarS610iがあるのだがこの心拍データとForerunner201から得られる各データとシンクロして見る方法が見つからない(自分には作る能力がない:汗)。

マラソントレーニングの肝は「心拍計を使ったトレーニングについて考える」に書いた通り、

  1. 心肺機能の強化
  2. 三種類の脚筋のバランス良い強化
  3. 効率の良いランニングフォームの形成
であり、特に1、2の組み合わせのトレーニングが必要だ。と結論付けた。
3についてはForerunner201をもってしてもその効果は期待できない(笑)ので、ここでは割愛する。

単純に書けば心拍計を使う代わりにForerunner201を使うにどうするか?ということになる。
心拍数管理においては
  • LSD(50~60%)
  • Jog(60~70%)
  • スロー ペース走(70~80%)
  • レースペース走(85%前後)
  • ハイペース走(90~95%)
をトレーニングに使用する目標心拍数にしたので、これに照応する速度(ペース)を設定すれば似たようなトレーニング効果が期待できそうだ。心拍数に照応するペースはかれこれ心拍計を使って3年という経験が助けになった。一応、下記にメモしておく
  • LSD(8分~7分/km)
  • Jog(7分~6分半/km)
  • スロー ペース走(6分半~5分40秒/km)
  • レースペース走(5分40秒~4分45秒/km)
  • ハイペース走(4分/km前後)
データ解析ソフトウエアにGarmin謹製のTraining Center、ポピュラーなGPSデータやHRMデータを蓄積、解析できるサードパーティー製のSportTracksがあり、自分はこの両方とも使っている。
いずれの解析ソフトにも上記ペースを「Zone(ゾーン)」として設定できる。
SportTracksの場合、「Settings」>Analysis>Edit Pace Zone で任意に設定できる。
Training Centerの場合は「ユーザープロファイル」から「速度ゾーン」として任意に設定できる。
いずれのソフトウエアも使い方(操作メニュー等)に少々癖がある。特にSportTracksはなれるまで時間がかかるかもしれない。
SportTracksの場合、左にメニュー一覧のように配置されているが、それぞれウィンドウの左上に○で囲まれた▼がある。それをクリックすると各ウィンドウの表示切替メニューが出る。表示の切り替えは「データの切り口」の変更と同義。まぁ、とりえず闇雲に表示を切り替えてみると面白いかもしれない。

さて、左は上記ペースゾーンを設定し、ForerunnerのデータをSportTracksに取り込んだもの。
「Summary」の▼を押し、「Pace」を選択して現れる「Pace Distance」の▼から「Total Time/Zone」を選択した状態。
下段中央付近に現れる棒グラフはZoneで設定したペースで何分走っていたかをあらわしている。
棒グラフ右側の空中写真上の水色ラインは走ったコースということになる。







左はSlow Paceの棒グラフをクリック(上段の一覧表の該当欄をクリックしても同じ)したところ。
右空中写真に当該ペースで走行した区間が赤色表示される。
つまり、どのペースでどの部分を走ったのかが分かる仕組みになっている。(オートLAP機能を使えば「最速LAP」「最低LAP」の場所も分かるのではないだろうか?)

この機能を使えば、トレーニング計画の通り練習できたかをチェックしやすいのではないだろうか?
また、左メニュー一覧からOther Tasks > Select view から Report でWeekly Summary、Monthly Summaryが選択できるので、1週間、1ヶ月単位で似たような分析が可能ではないだろうかとメニューをいろいろいじってみたが「Zoneごとの集計」はないような気がする(まだ2日しかデータが蓄積されていないので詳細不明)。これは長期に亘るトレーニングが「バランスの良く出来たか」をチェックする際に困るなぁ...

左はGarminのTraining Center。
似たようなことができるはずだが、設定したゾーンによる振り分けは右中段の一覧表に「時間」と「距離」で表示されいる。構成比は無く強度のバランスが「直感的」に分かりづらい。

まだあまり使っていないので間違っているかもしれないが、こちらは「週間」「月間」「年間」等の長期間のデータ分析は出来ないようだ。

練習計画をWork Outで作成して、Forerunnerに転送できるらしい。(自分にとっては重要な機能じゃないな)



バランスの良いトレーニングが出来たかどうかは日々のチェックも必要だろうが、もう少し長期に亘って検討されるべき問題だと思う。そういう意味でForerunner201から得られるデータが豊富なのに、豊富なデータを生かせない解析ソフト(特にTraining Centerのデキは悪いような気がする)にちょっと失望しておく。

HRMデータがインポートできるので、PolarS610iで蓄積していたHRMデータを全部インポートしてみた。(Polar Precision Performance SW(以下PPPSWと表記) と SportTracks と重複してデータを管理するのは面倒だが、それはしかたのないことだな)

左側のスクリーンショット・中央下側には縦に心拍数、横を距離とした心拍数の推移グラフが表示されている。
これはPPPSWでも見れるが、結構お気に入りのグラフ。PPPSWもそうだが心拍数とペース(速度)との関係が分からないグラフになっている(ペース、心拍数の重ねグラフを表示させる方法があるかもしれないけど)。
右側のスクリーンショットの同じ場所には「運動強度」の構成がグラフ化されている。これで今日の目標にあった強度で実施できたか確認できる。


左は月ごとの運動強度(心拍数水準)平均がグラフ化されており、右端が年間の運動強度(心拍数水準)平均となっている。
8月は今のところ「もっとも低強度のトレーニング」ということが分かるが、グラフの高さが「期間平均」なのに注意。
で、その内容が分からない。
右側は月間トレーニング時間がグラフ化されている。8月のトレーニング時間は2番目に多いのが分かる。
これは自分だから分かることだが、8月は「低レベル運動」を「長く」実施しつつ、ところどころに「短時間」であっても「最高強度」の運動を混ぜるという練習をしている。こうしたトレーニング意図がこの二つのグラフから読み取ることは困難だろう。もし、トレーニング時間のグラフが「運動強度別に色分け」されていたらもっと平易にその意図が分かるのではないだろうか?また、将来「過去の記録を参考にする」場合にも有益な情報になると思うのだが...


ここ二日使ってみて自分が「欲しいと思う機能」としては
  • Track dataの結合機能
  • 週間、月間、4半期、半期、年間と長期間にわたるデータ集計、分析能力
    • 各期間ごとに運動強度構成比(心拍数レベルでもスピード(ペース)レベルでも良い)をグラフ化してほしい。
    • 心拍数推移とペース(スピード)推移の重ねグラフが欲しい。
  • 別個にインポートしたGPSデータとHRMデータのシンクロ補正機能(ハードウエアが異なるので必ずしも時間が一致しない。というかほぼ一致しないはずなので、摺り合わせる機能)
いずにしてもまだ使い始めて間もないので、自分の勘違い・間違いがあるだろう。勘違い、間違いは随時訂正していきます。

未だに慣れず-Forerunner201- |Goods|

昨日走った音更木野市街地コース。程度な上り、下りもあってコースとしては良いと思います。
ただ、国道沿いは車の交通量が多いので排ガスの匂いが気になります。また、信号待ちで停車中の沢山の車の横を通る少々恥ずかしい感じがしないでもありませんでした。

むつみ公園前から(赤矢印)スタート。時計回りに走った。
スタート直後から高低差のデータがかなりデタラメちっくだな。

スタートして1.3km地点でForerunner201のボタンを間違って押してしまい、そこから新たなスタートになってしまった(汗)。
一昨日もそうなんだが、暗くなるとLAPボタンの所在が分からずSTOPボタンを押したりと誤操作するダメな俺。

まぁ、GPSの精度を問う前に自分の操作精度を上げれ!ってことだな。

で、こうして画像で見るのは楽しいのだが、これを今後のトレーニングにどう活用するか?とか、Forerunnerから取得したデータをどう活用するかについては、No idea!な状態。
うむぅ...

2006-08-22

Forerunner201-Track data- |Goods|

昨日走った「むつみ公園」内の Track data。
水色がTrack data、赤が実際の走路。
南北関係は概ね良好であるが、東へ約30m程度ずれているのが分かる。
まぁ、狭い範囲で走っているので「大きな誤差」に見えるが、こんなもんだろうなぁ

2006-08-21

Forerunner201 |Goods|

先日「かつトレ。」というGlogを読んでいてGPSデータを取り込みとレーニングデータの保存、分析が可能で、TrackデータからGoogleEarthを使った表示もしてくれるという「SportTracks」というソフトウエアを知った。

たまたま自分も eTrex というハンディGPSを持っていたので、そのトラックデータをSportsTracksに取り込み、試してみた(遊んで見た)。

  • eTrex(GPSの種類)でも同様にトレーニング管理が可能であること。
  • レーニングに使うならeTrexでは大き過ぎるのでForerunner or ForeAthlete の方が良さそうなこと。
  • 実は自分も欲しいと思っていて「やふおく」で3戦全敗であること。
などを感想として前段の「かつトレ。」にコメントした。

自分のコメントをご覧になった方(失礼があるといけないので、その方のBlogの紹介は遠慮させていただく)からForerunner305を購入したので、以前使っていたForerunner201があまっている。Blogで知り合ったのも何かの縁なので安価で譲りますよ。とダイレクトにメールを頂戴した。
非常に安価なご提案であり、写真にも写っている通りシリアル<->USB変換ケーブルもつけてくれるという。もう、うれしくって速攻で、譲っていただけるよう返事をして、送金も完了していた。

今朝、そのForerunner201が到着した。
送金完了した時点でGARMINのサイトからForerunnerのマニュアルをダウンロードしたりして予習はバッチリ(死語)だ。

さて、これとPolar-S610iを併用して、どう練習するか...
しかし、どうやら仕事が忙しいので実戦利用がいつになるか?まだ目処が立っていない(汗)。

なにはともあれ早速腕にはめ、室内でPower ON にして遊んでるwoyadi46歳、晩夏の昼下がり。

2006-08-18

とよころサーモンマラソンまであと一ヶ月 |トレーニング|

本番まであと1ヶ月となった。
釧路湿原マラソンの疲れやお盆等があって思うようなトレーニングが出来ていないような気がする。加えて今度の土日(8/19.20)はワケあって練習できそうもない。

本番まで逆算のスケジュールを組んでみたが、走力アップの為の練習(この時期にやったことが成果に直結するかは疑問だけど)や走力を確認する練習として

  1. 10~15kmの少し速い走を2回
  2. 30km走を1回(または3時間走)
  3. 35km走を1回
をやりたいができるかどうか怪しい感じだ。

ichanさんとの練習の時に30kmやっておけば良かったと思うのだが、後の祭りだ。
あとちょっとの頑張りが足りないばかりに全てがご破算になったような気がしてならない。

1、3だけでもなんとかやりたいなぁ...(望んでばかりいないでやれ! > 俺)

2006-08-17

とよころサーモンマラソン(コースレイアウト) |Race|

とよころサーモンマラソンのコース。

左がカシミール3D、右がGoogleEarthの画像(詳細写真の無い地域らしい)。

実は、このコース過去2年連続変更になっている(2001十勝沖地震の影響で路面盤の損傷、茂岩橋の修復等による影響)ので、過去2年間の体験からの予想コースになる。
今年はスタート後、茂岩橋を経由する本来のコースになったようだ。

スタートは例年通り豊頃中学校正玄関前からハーフ、フルの同時スタートになる(大会パンフレットによれば)。スタートして右折、茂岩橋を経由し左折、豊頃町茂岩市街地(メインストリート)を通る。商店街の皆さんが応援してくれる気持ちの良い部分。(2006/08/18大会パンフレットを見て訂正)今年は茂岩市街地を経由しないらしい(大会パンフレット記載のコース図による)。

茂岩市街地を走れないのは残念だなぁ。
あの応援は結構嬉しいものなんだけどなぁ。
地方のマラソン大会で規模が縮小されていくのはしかたないとは思っているけど、気持ち(応援する方、される方)が縮小するような方向は良くないなぁ。と思った。
コース全体は左側通行が原則。上記地図、写真には右側通行のイメージでルートを作成した。復路はゴール手前5kmあたりから河川堤防上を走るので往路の東側(地図上右側)を経由することになる。

距離表示は1kmごとにあり、5km以降・2.5kmごとに給水所、トイレが配置されている。また、フルマラソン10km以降にはスペシャルテーブルが配置されるので、希望するランナーは受付時にスペシャルドリンク等を預けておくことができる。
注意しなければならないのは、茂岩市街地を抜けるとフルマラソンの折り返し地点(大津市街地)まではコンビニ、自動販売機すら無いこと。毎年、「給食」を期待していたランナーが20km以降「バナナくらいの給食はないのか!」とモメごとがあるやに聞いている。スペシャルテーブルを活用すべく自前で準備したほうが賢明だろう。

全体としての高低差は無視できるほどだが坂のある場所が良い具合にトラップとなっている(笑い)。
  • 5km過ぎからの下り(良い具合にエンジンが暖まったころあい。調子こいて行くと帰りがキツクなる)。
  • 15~17kmの上り下り(前半飛ばしすぎのランナーがぼちぼち出てくる。調子こいて抜きまくってると帰りがキツクなる)
  • 25~27.5kmの上り下り(30kmの壁の前にしっかり体力を奪ってくれる:汗)
  • 27.5~35kmまでのジワジワとした上り(35kmの壁が一層高くなる)。
  • 36kmあたりの上り(高低差はたいしたことないが、終盤のここで!という場所で上りになる)
  • 37.5km地点以降は河川堤防上を走るが、風の影響をもっとも受ける。(追い風を祈る)
  • 37.5km地点以降は堤防沿いながら応援も多く、地元小学生の書いた「応援看板」が立ち並ぶ。力をつけてくれる場所。
(十勝健康マラソンの時にも作ったが、高低差等特筆すべき特徴がないのでそのときよりつまらなかった(笑)。)

コース上真ん中あたりのポッチがハーフ折り返し。

一応、pdfにしたものものも用意したので興味のある方はここから見てください。

階段トレ |トレーニング|

股関節が固いのか、身体のバランスが悪いのか、「一段飛ばし」で階段を上ってみて情けなくなった。
まさかこの程度のことでこれほど衰えを感じるとは...
積極的に「一段飛ばし」で階段上りを日常生活に取り込もう。

で、ついでに階段を速いステップで上ってみた(段を飛ばさず)。
遅い。速筋が退化しんじゃないのか?と思うくらいだ ..._| ̄|○

トレーニングを積んだ(階段トレはしてないけど)今の状況がこれだ。前はどんな感じだったんだろうか?と思ったり、自分の年齢を振り返ってみたり...

うむぅ...うなるしか!

2006釧路湿原マラソン

今朝出社したら釧路湿原マラソンの時の写真が送付されていた。
写真を送ってくれるサービスは非常に嬉しいし、今後も続けてもらいたい。

ただ、被写体となっている自分のフォームが気になる。左腕を抱え込むように、右腕はだらしなく下がり気味だ。
こりゃ、腕振りのバランスが「不自由」でよくないなぁ...(前から思っていたことだけど)
そういう意味では少々ガッカリする写真だったり..._| ̄|○

2006-08-10

心拍計を使ったトレーニングについて考える |トレーニング|

心拍計を使っているランナーはどのような目的で使い、活用しているのだろうか?
以前から心拍計を使うことの効用についてまとめたものを書こうと思っていたが、まだ書けていない。それでも、今回は「今のところこんな感じ」という程度だがメモしておく。(記述した内容に間違いがある可能性があることをあらかじめ付け加えておく。)

自分が参考にしている心拍計を使ったトレーニングの目的が具体的に書かれているサイトとして「ON LINE PGT CLINIC」をあげておく。
これはセイコーのパルスグラフという生産中止となった心拍計付きランニングウォッチの利用に関するQ&A形式になっている。

製品が生産中止となったのでいつまでこのサイトが存続するか不明である。掲載されている内容は参考になることが多いのでなんらかの方法でコピーすることを強く推奨する。
ちなみにこのパルスグラフはピッチ数もカウントされるランニングウォッチの名機との評判。

上記サイトの中から”フルマラソンの壁に挑むエリートランナーを目指す”「フルマラソンサブスリートレーニングガイド」というのが非常に役立っている。

要約すると
  1. 心肺機能の強化
  2. 三種類の脚筋のバランス良い強化
  3. 効率の良いランニングフォームの形成
ということになる。特に1、2の組み合わせのトレーニングが必要だとしている。

具体的なトレーニング方法は上記のトレーニングガイドにも出ているが、一般的に1については「呼吸を追い込んだトレーニングが必要」。2の遅筋の強化については「ゆっくり走る」等が言われている。
平易に「呼吸を追い込んだトレーニングが必要」「ゆっくり走る」等指標っぽいことが書かれているが実はその程度(「どのくらい追い込む」「どのくらいゆっくり」なのか)がまるで分からない。しかも、その程度は人それぞれ個人差があるだろう。
その程度を具体的な数値を指標にして心拍計を使いトレーニングすることが効率のよい方法のひとつになる。

1.自分を知る
まず、現状の自分を知るという意味で心拍計を使う価値がある。

1.1 トレーニング指標算出のため
トレーニングの強弱は「安静時の心拍数」・「最大心拍数」を基礎に計算的に求められる運動強度であらわされる。
これらの自分の基礎数値を把握が必要。
ある定数から年齢を引いて簡易に求める方法もあるがこれでは個人差が反映されないので心拍計を使い下記の方法で計算するのが良いと思う。
  • 最大心拍数 = 220-年齢
  • 運動強度x%の心拍数の求め方= (最大心拍数-安静時心拍数)×x%+安静時心拍数
安静時の心拍数は朝目覚めたときに心拍計を装着、5分ほど計測した最低値が良いらしい。また、就寝時に心拍計を装着して就寝。起床して心拍計の記録から最低値を計測するという人もいるらしい。
尚、安静時の心拍数って疲労との相関関係があって、疲労しているときは高めの数字になるらしい。

1.2 走力把握のため
心拍計をつけて走っていると随分と色々なことがわかる。
  • 心拍数155だと4分20秒/kmで走れる。とか
  • 心拍数160で1時間走り続けることができるが、1時間以降は160をキープするのが難しい。とか
  • 3ヶ月前に心拍数155で5分/kmだったのが、今は4分20秒/kmで走れる。とか
現在の走力の把握のほか、トレーニング効果を数字で把握することができる。

2.トレーニング強度の指標として
例えば、遅筋の強化については「ゆっくり、長く走る」(LSD)が良いとされている。LSDの効果は遅筋の強化だけではないらしい。
では、LSDをしようというときの「ゆっくり」はどの程度の運動強度なのだろうか?どうもWeb上を調べてみると50~60%の運動強度ということになる。
上記1.1のから自分の場合の50~60%の運動強度の心拍数を計算してみる。
  • 最大心拍数=220-46=174
    • (自分の使っている心拍計にはフィットネステストという機能がある。この機能によれば直近の推定最大心拍数は171だった)
  • 安静時の心拍数=41(実際測定値)
  • 運動強度50%の心拍数の求め方= (最大心拍数-安静時心拍数)×50%+安静時心拍数
    • (171-41)×50%+41=106
  • 運動強度60%の心拍数の求め方= (最大心拍数-安静時心拍数)×60%+安静時心拍数
    • (171-41)×60%+41=119
つまり、自分がLSDをする場合には心拍数106~119の間で長く(2時間以上)走るのがLSDトレーニングの目的に合致することになる。
この心拍数のレンジで走るとどれくらい遅いか、心拍計を使ったことの無い人には絶対にわからない。と断言する。
ジョギングの最適心拍数もしかり。

3.心拍数で管理するトレーニングの効用について
2.の後段で例示した通り、トレーニングの目的に合致する「運動強度」というものがある。
ジョギングにはジョギングをする目的があり、スローペース走にはスローペース走の目的がある。多くのランナーはジョギングといいつつ「スローペース走」の運動強度で走っているのではないだろうか?

人間の感覚なんて外的要因(健康状態、気象状態、走路状態等)に左右されがちだと思う。
心拍数を管理しトレーニングをすることは「簡単に目的に沿った運動強度でトレーニングができる」ということだと思う。

4.心拍計を使ったトレーニングの方法
具体的なトレーニングの目的と方法については、冒頭にあげた「ON LINE PGT CLINIC」の各ガイドを参考にしている。
トレーニングの目的に応じた「運動強度」はWeb上を探すと比較的簡単に情報を得ることができる。
マラソンのトレーニングは冒頭の2にあげた通り、三種類の脚筋をバランス良く強化することを求められる難しいトレーニングだと思う。
バランス良くトレーニングできているかは心拍計に付属する各種のPCソフトウエアを利用して確認(前出:「フルマラソンサブスリートレーニングガイド」に例示がある)しながら、柔軟な計画変更をも視野に計画的なトレーニングスケジュール作りも必要だろうと思う。

4.1 運動強度に対する心拍数の把握
以下は自分の実施している内容。一応、現時点での内容ということでメモしておく。

トレーニングの内容を分類(カッコ内は運動強度)し、
  • LSD(50~60%)
  • Jog(60~70%)
  • スロー ペース走(70~80%)
  • レースペース走(85%前後)
  • ハイペース走(90~95%)
のようなトレーニング内容に照応する心拍数を明確に設定した。
もちろん、これらのトレーニング内容が「どこを鍛える為にやるか」を自分自身が理解しておく必要がある。

4.2 トレーニング記録のストックとその活用
上記によりバランス良くトレーニング計画を作り、実施したトレーニング記録をストックする。
心拍計からの事実としての数字はもちろん、トレーニング後に気がついたこと、感想等の「感覚的な要因」もメモとして記録しておくべきだ。

4.2.1 日々の反省
経験上、日々のトレーニングでトレーニング目的に応じた心拍数が実施できたか確認するべきだと思う。
特に運動強度の低いトレーニングの場合、ついつい目標心拍数を上回る結果になる。
レシーバーの機能を使いアラームが鳴るようにセットするのも良い手段だと思う。

4.2.2 定期的な反省
トレーニングデータがストックされてくると週に一度、月に一度程度はトレーニング計画の確認・修正の意味でトレーニング記録を眺めてみる。
トレーニング記録の解析は心拍計についている専用アプリケーションソフトウエアを使うことになる。
分析、解析ソフトウエアにより「バランス良く」トレーニングができているかの確認を行い、必要ならば今後のトレーニング計画を変更することになる。

バランスの確認に当たっては色々な切り口(トレーニング時間、心拍領域別時間、距離と平均心拍数等)から検討できるようにPCソフトウエア分析してくれるので、それを活用している。

事実としての数字が蓄積されてくると「どの領域(心拍数)でのトレーニングが不足しているか」等が一目で分かるようになる。

左はここ3ヶ月間の自分の記録から「心拍領域別のトレーニング時間」を運動強度で色分け表示したもの。

一目で分かるのは左側のほとんどが「赤」の領域(レースペースより強い強度)。丁度この時期は十勝健康マラソンに向けて「スピードを付けたい一心」だったので、こうなってしまったと思う。大会の結果は終盤スピードを維持できず「小撃沈」したのは記憶に新しい。
十勝健康マラソン後(グラフ右側)は、フルマラソンに向けて持久力をつけるべくトレーニング計画を変更した結果があらわれている。その効果があったのかは定かではないが「釧路湿原マラソン」では後半の落ち込みを防げたのではないか?と良い方に理解している(笑)。

また、日々のトレーニング後の「感想」等のメモは
  • 疲労の蓄積
  • 故障の予兆
  • 今後のトレーニングへのヒント
が含まれていることが多い。こうしたメモ情報もトレーニング計画へ反映させている。

5.専門家のアドバイスが欲しい
自己流のトレーニングをしていてもある程度の目標までは達成できるだろう。
本当はトレーニングデータを送って、トレーニング計画を作ってくれるサービスがあればいいのだが...
あるにはあるが、有料サービス。しかも、結構高価だったりする。
どうしたもんかのぅ...

---20080810
まだなにもまとまったものになっていないが、今日はこのくらいで勘弁させてもらう。

2006-08-09

夜でも安心コース探し-グリーンパーク編- |トレーニング|

グリーンパーク内及び周辺で夜でも足元の明るいコースを探してみた。
グリーンパークに付属する駐車場は22:00で閉鎖となる模様。

1.2100mコース
水色のラインがGPSのトラックデータ。黄色が実際の走路(通路)を加筆したもの。
あまり精度は良くないが、うっそうとした木々の下を通って走ったので、これくらいは許せる範囲かもしれない。

人も多くいるし、外灯もそこそこあるが、暗くなってから走っていないので、足元がどれだけ見えるかが問題。
概ね平坦地で、ほぼ70%程度は未舗装の砂利通路。

以下の写真は走路について補筆していない。なんとなく分かると思うので脳内補完をしていただきたい。

2.1900mコース
ほぼ「1」と同じ。
写真左下(南西方)の部分で斜めにショートカット的にルートをとる。

「1」よりは上記の斜めの部分で外灯が多く、安心かもしれない。
ここも「1」同様暗くなってから実走していないので、暗くなってから足元がどれだけ見えるか再検証が必要。
概ね平坦地で、ほぼ70%程度は未舗装の砂利通路。





3.3800mコース
グリーンパークを含む緑ヶ丘公園一体外周を回る。
図面左側(西側)全般に上から下(北から南)への上り傾斜。動物園周辺には外灯がなく、かなり暗い。
幹線街路の位置づけなので、車両通行量が多い。自転車も歩道を走るのだが、後ろから来る自転車の気配は車両通行量の多さによる騒音に消され感じ取れない。歩道が狭いので、こちらがフラフラ走っているとかなり危険。
写真左下角付近は「墓地」。この部分は結構明るいが、さすがにちょっと...だ。
写真下の下辺は一般道とアンダーパスと二つの経路が可能。一般道は傾斜がびえいを上回るし、市道との交差点も連続しており危険。アンダーパスの方が安全(足も事故も)。排ガスで苦しいかと思っていたが、そうでもなかった。
写真右側・緑ヶ丘公園沿いの部分は外灯はあるものの街路樹が多く暗い。足元はかなり危ないし、歩道が狭いので自転車のやりすごしには気を使う。
昼間ならここが一押し。

4.1200mコース
グリーンパークの芝生の上を走るコース。
意外にも右側長辺の外灯が足りない。加えて、街路樹が多く外灯の明かりが差し込まないところも多い。
芝であるがゆえ微妙なアンジュレーション(?)の多い走路になるので、足元が暗いのはかなり危険。
ただ、芝の上なので転倒しても大きな事故にはならない。足、足首、腰に優しい。





5.結論
いずれにせよ、自分なら上記のコースで夜は走らない。
他を探すことにします(笑)。

備考
eTrexの振動による電源OFFになる障害の件だが、車のリモコンキーをパンツのポケットに入れて(eTrexと一緒のポーチに入れないで)走ったら全く問題がありませんでした。
自分的な結論としては「車のリモコンキー」がeTrexの電源管理になんらかの影響をおよぼす。としておきます。

UNIQLO ボディーテック*パンツ |Goods|

暑い日が連日続いているが、ランニングの時に履いていたハーフパンツが微妙に乾かない(ウエストのゴム)ことがある。
いっそ、いわゆるスポーツスパッツというかスポーツショートパンツのような薄手のものの方が乾きも早いし良いのではないか?と思いおやぢさんやNAOJIさんの評価も高い「ボディーテック」のものをUNIQLOのWebサイトをつらつら見ていた。

いろいろな種類があるのだが、ロングスパッツがあることを初めて知った。
2着で2990円だし、これは買いか?でも、待てよ。店頭でロングスパッツを見たことがないなぁ...試着できるのかなぁ...

どうせなら、ショート、ハーフ、ロングと3種類欲しい。
うむぅ...今度外出したときにでも店頭で確認してみるか。
(欲しいものが山積みなwoyadi46歳、物欲の盆)

第二折り返しは2,480m

昨夜、振動による接触不良が原因とされる電源が切れる問題について「裏蓋に薄いゴムシートを貼る」という対策を施した。
eTrexの追試をする為朝ランする。マラソンを楽しむ会第二折り返しコースを行く。

往路の十勝大橋を渡ったところでeTrexを確認。電源切れている..._| ̄|○
どのあたりで電源が落ちているのかTrack表示画面で確認するとSTART早々に電源がOFFになっている様子。なぜだぁぁ~

あと考えられるのは車のキー(リモコンキー?)を同じポーチに入れていることくらいだ。

車のリモコンキーに問題があると思う根拠はないが、
  • 単に問題切り分けの為に「同じポーチの中に入れないほうが良い」と思っただけ。
  • ついでにリモコンなので、eTrexの受信ユニットに干渉する「なにか」があるのかも?
くらいなものだ。
とりあえず、思いつく対策もないので、車のキーをハーフパンツのポケットに入れ、eTrexの電源を入れ直し、走り始める。第二折り返し地点手前でポーチ内のeTrexを確認。
正常動作中だ。ここから折り返してSTART地点までlogが取れれば合格(?)だ。
途中で何度かeTrexの状態を確認しつつSTART地点に戻ってすぐにeTrexを確認。
無事、Log取り終了。

で、結果は
マラソンを楽しむ会第二折り返しは片道2,480m(往復4,960m)。標高については「往復」での計測が出来なかったため、データの信頼性について検討できず、今回は割愛する。

下記が「マラソンを楽しむ会:第二折り返し」コース。(微妙に橋から落ちているが...汗)

2006-08-08

第一折り返しは200m長い |トレーニング|

eTrex の入るポーチも購入したので昨日早速Log取りに行った。ゴムバンドで腕に巻きつけるように装着するので妙な圧迫感がある。重さはまぁ気にならないといえば嘘になるが、我慢できる。

コースは「マラソンを楽しむ会」(10km周回コース)。
なぜか、走り初めて46分でLogが切れた。(オートパワーオフ機能がついていたのだろうか?詳細は分からず:汗)
Logをカシミール3Dに取り込み、GPSデータ(gpx形式)で吐き出し、GoogleEarthに取り込んでみた。
赤矢印がスタート、青矢印が第一折り返し、黄色矢印が第2折り返し(Logが切れていたので推測地点)。途中Logが切れたので黄色線でコースを補完した。


カシミール3Dの画面とTrackデータ、Logをエクセルに取り込んだものが写っている画面をプリントスクリーンで出力した。

せっかくなので、かねてから疑問に思っていた「マラソンを楽しむ会第一折り返しコースの距離」について検証してみようと思う。(ついでに標高も)
上部に見えるのが走った経路のトラックライン。十勝大橋を渡ったところでLogが切れている。実際に走行したのは先のGoogleEarthでの黄色ラインだ。

中段は横方向に距離、縦方向に標高がグラフであらわされている。
トラックライン右端と中段のグラフ上に「人」型アイコンが見える。上段と中段は連動して動くので、トラックラインの右端は2.5km地点をちょっと越えたところにあることがグラフから読み取れる。

下段にはトラックデータをcsvで吐き出し、エクセルで表示したものがチラっと見える。
中段の丸印のところで進行方位が反転しつつあるのが分かる。このあたりが第一折り返し地点だと推測される。
csvで吐き出したLogデータによればスタート地点からこの地点までの距離は2,591m。

画像では見えないが、Logデータによれば標高の最高点が「約43m」最低点が「約30m」で高低差は13mもある。実際に走ったことのあるランナーは「そんなにないだろ!」と思うに違いない。自分もそんなにないと思う。

以下、標高について推測してみる。
中段のトラックグラフを見ても人型アイコンより左は起伏の多い状態であるのに対し、復路となる左側はゆるやかな右肩あがりのグラフになっている。
第一折り返し地点までの全体的傾斜は十勝川下流に向かっていることから下り傾斜となるのが常識的(したがって、人型アイコンの右側は上り傾斜になる)であるので、全体的な傾斜の指向は正しいと評価できる。

標高の最高点はスタート地点と思われる(堤防の上だし)。
スタート時の標高と折り返してスタート地点を経過した地点との標高が約43mと同一なので、Logデータにおける最高地点の標高は信頼性の高いデータと推測される。
最低地点の標高については、スタート地点から第一折り返しまでと第一折り返し以降スタート地点までとでは、実走の感覚上後者の信頼性が高いと思われる。したがって後者における最低地点の標高が現実の標高に近接していると推測されるので第一折り返し後スタート地点間の最低標高約35mをもって最低標高と推測する。

マラソンを楽しむ会の第一折り返しコースの概要
距離約5,200m。標高差約8m。

---
うむぅ...無駄に時間を費やした(笑)が、面白い結果となった。
高低差が8mもあったのは意外だった。第一折り返しまでの時間がかかるのでペースがつかめないという感想が一部であったが、第一折り返しで往復約200mも違えば結構なタイム差がある。なるほど、納得の結果だ。

すると気になるのが第二折り返しの距離。
昨日、なぜトラックデータが切れたのか(オートパワーオフ?)、未だに原因不明なのだがデータ収集の為、近いうちにもう一度走ってみようと思う。

電池の寿命が近づくと動作が不安定(勝手に電源OFFになる)になるとの情報をいただいた。電池は単三2本。
飛行機も飛ばせるパナソニックのオキシライドを入れておく。
---20060808:追記
電池ってメーカーや種類で長さ、直径にばらつき(JISで定められている範囲内)があるそうで、ものによってはeTrexの電池ケース内で振動による遊びから接触不良を起こし、一時的に電源OFFの状態になることが報告されている。
上記のオキシライドでの上記トラブルの報告が多い。
昨日感じたのだが日暮れが早くなってきた。そういえば夏至は過ぎたし、当然だよなぁ...
夜でも街灯があって安全に長い距離を走れるコースの開拓をしないと仕事帰りにたっぷり走れなくなるなぁ

---20060808追記(というか追試した)
今日のランでGPSをポーチに入れ、最初から第二折り返しに向けてスタート。GPSのLog取りに精を出す。
が、スタート200m程度の地点でLogが切れている。多分、上記の追記の現象と思われる。..._| ̄|○

2006-08-07

ポーチ |Goods|


先日、2年ほどランニング時に車の鍵を入れる為に使っていたポーチを失くした。たぶん、ランニングを終えてポーチをランニング用のハーフパンツから外して車の屋根の上に置き、着替えをしてそのまま撤収。屋根上のポーチはどっかに落下したのだろう。(今年は同様にランニングキャップも失くしている。)
小さく邪魔にならず重宝して使っていたのに残念だ。

たまたまユニクロに行く機会があったので小さなポーチを探してみたら、腕に装着可能な写真のポーチを見つけた。コード穴があるタイプで元々はMP3プレイヤーの類を入れるものなのだろう。

自分の入れたいものは「車の鍵」なので少々デカイが、ポケットティッシュ、小銭入れを入れてもいいかもだ。それにeTrexも入るし、携帯電話も入る。(先に書いたものが全部一緒に入るわけではない)
重量的に車の鍵とポケットティッシュを入れるくらないなら問題ないだろうが、eTrexや携帯電話を入れて腕に装着すると重過ぎないか?(走るのに邪魔にならないか)とも思える。

そういえば、お盆休みで札幌と旭川に墓参りに行くのだけれど、少しくらいは走る時間があるのではないか?と思っている。


距離の分からないところを走るのでeTrexを入れて走ってみようか。ForeRunnerみたいにリアルタイムで見ることはできないけど、カシミール3DやGoogle Map、Google Earthでtrackデータを描画してみるのも面白そうだな。携帯電話を入れて持って行けば連絡可能な安心感もあるし、携帯電話についているカメラで写真を撮ることもできるな。
うむぅ...どっちにしよう。

2006-08-06

燃費が悪い?

ネタがないので「てきとー」なことを書いておく。
燃費は車の話じゃなくて、自分の肉体の話。

ちゃんと食べているのに、どんなペースで走っていてもスタート後1時間~1時間半の間に腹が減る。それも「ぐぅぐぅ」腹がなるくらいに(汗)。
十勝健康マラソンの時もそうだった。昨日のLSDの時もそうだ。釧路湿原マラソンの時は起床してからスタート1時間前までに「大おにぎり2個」「バナナ4本」「カステラ1本」食べたのにそうだったのだ。
自分は速いランナーじゃない。自分の身体は燃費が悪いんじゃないのか?と結構真剣に考えている(笑)。

釧路湿原マラソンの時は20km以降の給水所で「バナナ、スイカ」が出た。スイカはともかくバナナは「食った!」感じがするし良い感じ。バナナには痙攣防止の効果もあるようなので、とよころではバナナを自前で用意しようと思っている。

カーボショッツやなんちゃらジェルを用意するランナーもいる(去年のとよころは自分も用意した)。カロリー的(他の要素についても数字的)にはこれ等のジェル物で足りるんだろうけど、空腹感は充足できるのだろうか?
ああ、そういえば去年のとよころマラソンの時にジェルを試したが「空腹感」はなかったなぁ...

ジワジワとは言え、今年は結構な減量をしたので「食い意地」が空腹感に対する恐怖となっているのかなぁ(笑)

2006-08-04

短期間で走力を上げる方法 |トレーニング|

普通にトレーニングしていたのでは走力の上積みは知れているような気がする。
とよころサーモンマラソンまであと1ヶ月半。一ヶ月半でなにができるのか、最も効果的なことはなにか?
ということを考えている。

というかタイトルの通りの方法があるなら本当に教えて欲しい(笑)。

現時点での心肺能力、スピード、スタミナを効率的に使い、結果として速く走れる方法がもっとも簡単なのだろう。
すなわち、走りそのものの効率化がもっとも手早い?前にも書いたがとりあえず自分で気になるのは

  1. 腕振り、手の握り
  2. 接地時間の短い走り
ということになるのだろうが、どうやれば良いのか分からない。1についてはせいぜい雑誌で読んだ「小石を握って走る」くらいのことしか分からない。でも、これは実行が簡単なのでちゃんとやってみよう。

問題は「2」だ。特にペースの遅いJogの時に「接地時間を短く」を意識するとスピードはないが心拍数ばかりが上昇してしまう。ゆっくりJogは接地時間が長くても仕方ない?速度が増すにつれ
  • ももの振り下ろすの強さ、速さを増す
  • 焼けた鉄板の上を走るイメージで接地時間を短くする
  • 接地して地面にバウンドさせた足を後ろに蹴らずに、お尻の下へ持ってくる
を強く意識することになるという理解でいいのだろうか?
どっかでランニング教室でもやってないかしら?

というか、そもそも速く走れば、自然に速く走れる無駄の無いフォームになっていくものらしい。
うーん、やっぱ急がば回れなのかもしれない。

2006-08-02

釧路湿原マラソンの写真

株式会社フォトクリエイトというところで当日の写真を撮っていた。
たまたま釧路湿原マラソンのパンフレット等を整理していたらチラシが出てきた。
http://allsports.jp/ で今日から9/30まで公開されるらしい。

昼休みなので観ていたら、スタート直後の写真とゴール前の写真(これはナンバーカードで整理されている)だ。
最初は自分の写真を観て「ああ、いい気になってるな」とほくそえんでいたが、yottiさんの写真を観てビックリ。
脚の上がり方が私のそれとはまるで違うのだ。
yottiさん脚は非常にコンパクトに畳まれた後、振り出し、素早い振り下ろしと連動する様子が想像できる。なるほど、速く走れるわけだ。

ついでに色々なランナーのフォームというか足の動き(静止画像なんだが)を想像しながら、自分の動きがまだまだなんだと悟る46歳、初秋を思わせる昼休みのひととき。

--追記
こんなにあちこちで写真を撮ってもらえるなら床屋に行っておけばよかったと反省。あまりにもバサバサだものなぁ...

カーボンシートチューンについて |Goods|

検索エンジンを使ってこのブログサイトへ来た方、シューズマスターのブログサイトのLinkから来た方、メールマガジンの紹介から来た方が多くいらっしゃる。
皆さんカーボンシートについて興味があるのだろう。時々、メールで使用感(感想)を聞かれることもある。

ほぼ3ヶ月カーボンシートチューンを施したGT-2100で走って来たのでまとめのようなものを書きたいと思うのだが、今となっては特段感想がなくなって来たような感じがする。
誤解しないでいただきたいのは、カーボンシートの効果がないということではなくて、かつては

  • 3日も走れば膝が痛くなり、走れなくなる。
  • 走ったあとの疲労が大きい。
と言ったことがあったが、カーボンシートチューンをしてからこれらの問題が解消され、こうしたストレスから開放された今の状態が当たり前になったからだ。

シューズのローテーションとレースを挟んだということで、暫くカーボンシートチューンのGT-2100を履いていなかったが、昨日久々にカーボーンシートチューンの感触を体感したので、その感想を下記の通り列挙しておく。
  1. 久々に履いたら底の固さを実感できた。
  2. シューズの底のクッションの影響を受けず素直に立てる。
  3. つま先までしっかりと体重移動している様子が分かる。
  4. 靴底のねじれが安定する。
  5. 誤解を招く恐れがあるかもしれないが一言で言えば「足がまっすぐ入って、まっすぐ抜ける」のが実感できる。
自分が膝痛に悩まされることがなくなったのは2と4によるものだろう。そして、1~4が5を実感させてくれるのだろうと勝手に思っている。

カーボンシートチューンを施した靴でトレーニングをするにあたっては上記1~5を実感できる速度でゆっくりとその感覚を味わいながら走るのが良さそうな感じがする。

カーボンシートはシューズマスターが言うとおり「薄皮一枚」の厚さだ。
最初に感じる底の固さがすぐに軟らかくなりカーボンシートの効果が無くなるが如くの評価もあるようだ。反証できる材料は持ち合わせていないが、
固さが感じられなくなるのはカーボンシートがヘタったというより、それだけ早く効果が発現したと見るべきじゃないだろうか?
と昨日、ひさびさにカーボンシートチューンのGT-2100を履いて実感した。
ひさしぶりに履いて、最初感じたことを再確認できたのは証拠にならないだろうか?

トレーニング用に使うなら型落ちの安価なシューズにカーボンシートチューンをしてもニューモデル1足分の値段だろう。どちらを選ぶかは人それぞれだが、同額の投資をするなら変らぬ自分のままでいるか、自分を変えてみるチャンスと捉えカーボンシートを試すかという選択になる。自分は後者を薦めたい。
シューズマスターの提唱する「ヒールロック」で靴を履き、ランニングをするようになって昨年まで購入してきた靴が全て大きく感じられる。インソール型に切り出してサイズをあわせるコルクシートチューンで対処したりしている。
こうした靴の中にトレーニング用として使用できる靴があるなら、それにカーボンシートチューンをしてもいいのではないか?と思う。

ところで、自分にとってジャストフィットなシューズを探すのは思いの外困難だ。加えて、「ヒールロック」による靴の履き方だって「これでいいのか?」と疑問もある。
今朝のメールマガジンで北海道マラソンにあわせて検討されていた「ボディーバランス測定会」が実現できない運びになったとのこと。非常に残念だが、やむを得まい。
10/1の札幌マラソン、10/8の旭川マラソンなら集客も期待できる大会なので「ボディーバランス測定会」の開催を是非ご検討いただきたいと願う。
ただ、北海道初上陸となるとシューズマスターの想像以上の盛況になるんだろうなぁ...

とよころサーモンマラソン後のレース予定 |Race|

とよころサーモンマラソン以降の予定を立てていなかった。
RUNNETで適当な大会を探してみた。

とよころサーモンマラソンで4時間完全完走という目標が達成できればハーフ105分切りに挑戦したいので、とよころからの間隔とコース条件の良い

  • 2006年旭川マラソン(10月8日)
  • 第23回もこと山ふきおろしマラソン(10月29日)
あたりがよさそうな感じ。両方という選択肢もなくはないな(笑)。
とよころサーモンマラソンで、当初の目標の4時間完全完走達成を確信しているのだが、これが罠かもしれない(汗)。


2006-08-01

200608のトレーニング目標 |トレーニング|

最大の目標である「とよころサーモンマラソン(フル)」まであと1ヶ月半。
釧路湿原マラソンを経て感じる問題点を含めて考えてみた。

ところサーモンマラソン(フル)の目標タイムは、湿原マラソンを経て、若干上方修正しておく。
目標 3時間44分

湿原マラソンの平均タイム5'14"をもとに
(5'14"/km×30km+(5'14"/km×1.05)×12.195km)
により算出した。
3時間半切りという噂もあったが冷静に検討の結果、今は無理という判断です。
今月一杯の練習で更なる上方修正ができるように頑張ってみます。
ただ、正直、30km以降5%のスピードダウンで済むのか?という疑問というか不安は大いにある。
不安材料
距離に対する不安
先月は30km以上を湿原マラソンを含めて3回こなし30kmまではほぼイーブンで走る自信がある。が、過去に35km前後で痙攣による大撃沈を経験しているので30km以降はどうなるのか皆目自信がない。
実施したいトレーニングの内容
  • ペースダウンは腹筋で防止せよ!(腹筋、背筋のトレーニング)
  • 8月中に35km(以上)程度を一度は経験し、35kmを走ったという実績が欲しい。また、30~35kmのペースダウンを経験しておきたい。
  • 30km走を一度はビルドアップ的に実施しておきたい。
  • 想定ペースの前半5'14"を楽に走れるようにスピード練習もポイント的に練習しておきたい。
  • 効率の良い走りのフォームを研究したい。
    • 上体の倒し込みで走るフォーム作り
    • 接地時間の短いフォーム
    • 腕振り(と手の握り)に気をつけたい。
  • 長期予報によれば9月は残暑が厳しいらしいので、暑さ対策(暑さの経験)もしておきたい(昼間走る)
注意事項
  • 今月はお盆もあり私生活上も多忙が予想される。無理に月間距離数にとらわれることなく怪我・故障にも配慮した練習をする。4走1休にしてみる?
  • 暑さ、疲労によって「タイム」によるペース管理は危険。心拍計を活用せよ!

200607の反省 |トレーニング|

恒例の月間反省会
先月あげたトレーニング目標は下記の通り

  1. 重心把握・スムーズな重心移動ができるフォーム構築
  2. スピードより距離を踏む(LSDを積極的に取り入れ月間250km)
  3. フォームの持続力向上を目指し腹筋、背筋の筋トレの習慣化
1.について
雑誌付録のDVDを参考にして自分なりに取り組んできたつもりだったが、先日の釧路湿原マラソンで撮影してもらった走っているところの写真を観てビックリだった。
左右の腕の上下位置がアンバランスである。左腕及び左手の握りに問題があると指摘できる。
2.について
308.6/250kmと延べ走行距離的には達成できた。
LSDとして30km走×2回、3時間走×1回、20km超走(30km未満)×3回実施。総じて満足できる練習となった。
また、心拍数での運動強度管理をしたトレーニングを実施、意識的に低レベルで長時間運動することが出来たと思う。
3.について
完全な三日坊主である。

20060730に釧路湿原マラソンに参加した。思いがけない良い結果だった。
この結果の要因として
  1. 30km走及び3時間走並びに20km超走を実施したことで距離に対する不安がなくなった。
  2. 心拍計を使った低運動強度で我慢するトレーニングを1ヶ月間継続できたので、他人のペースに右往左往しなくなった。
  3. レース直前期に仕事の都合でトレーニングが出来なかったが、かえって良い休養になった
  4. レース当日は「おにぎり、カステラ、バナナ」の馬鹿食い。エイドでのバナナによるパワー補給できた。
  5. ずるずるペースダウンしそうな時にインターバル風頑張り走を取り入れ、幾分落ち込みを防止できるようになった。
  6. 靴の底の減り具合から推察するにフォーム改良に取り組んできた成果が発現しはじめた?
ということがあげられる。

さて、これをもとに8月のトレーニング目標を作らなくちゃです。