-絶え間なく鍛えた者だけに栄誉が訪れる-

2009-02-25

どうして?

どうして?と聞かれると返事に困ることがたくさんあると思う。

ついこの間も雪が積もっている氷点下の中「走りに行ってくるね」というと女房に「どうして?」と聞かれる。
どうして?と聞かれることには慣れているが、やはり即答できないことが多い。
自分にとって「当たり前のことをきかれるのは愚問だ」からだ。
これは自分にとっては当たり前であっても女房にとっては「異常行動」にしか見えないのだろう。
僕が惚けて「季節や外気温や外の状況を把握できなくなった」と思ったに違いない。

冬場で走っている量が減って体重も増えたし、腹も締まりがなくなったから寒いけど2時間くらい走ってくるね。
と返答して出かける。

さりげに答えたこの返事の内容は「季節は自覚しているぞ。寒いのも分かっているぞ」という宣言があって、「走る為の目的」と「その所用時間」で構成されている。
しかし、この返事にはほんの少しの嘘がある。JogNoteをごらんの方ならご存じだろうが、僕の体重は増えていないし、概ね横ばいながらも長期的には微減傾向を維持しているし、毎朝の腕立てのおかげで一時よりは遙かに腹のゆるみはない。
僕は答えの「目的」の部分をすり替えて返事をした。正しくは「長期的にはマラソントレーニング」の一環である。短期的には「白糠町ロードレース」の対策の為に走る。
正しい目的を告げるとそれはそれで「どうして?」と聞かれることが予測されたので、目的をすり替えたのだ。
「どうして、いまから(雪解け後のマラソン大会の為の)練習が必要なのか」
「どうして、まだ寒い時期にマラソン大会があるのか」
が、あらかじめ理解してもらえていないと彼女のひとつの質問に3つ(いや、もっとそれ以上だろう)の答えというか説明が必要になる。それが僕には途方もなく面倒に感じられたので嘘というか方便を使ったのだ。

さて、前振りが長くなったが読者の方から直接メールで私信を頂戴した。
「どうして伴走に興味をもったのですか?」という内容だった。
答えに窮するのである。先ほどの女房との問答と同質の面倒くささがある。

各方面に批判を浴びるかもしれないが、正直に言うと
「直感的にやってみたいと思った」
というのが本音だ。
誤解されると困るが「あ、やってみたい。」「やりたい。やりたい。」ということではない。きっかけは「直感的」だった。ということ。
「奉仕」とか「社会貢献」とか「弱者保護」とか「人助け」とか「健常者の使命」とか全然考えていない。(結果として、そうなるという点については否定しないが、そうしようと思っているワケではない)

ランニングに限って言えば、要伴走者は伴走者が必要という「たったひとつの条件が満たされるだけ」で、いわゆる健常者ランナーと一緒に走れる方達だから、僕がなにかしてそれが奉仕になるとか社会貢献になるとかいうほどの彼らは弱者だとは思っていない。

僕はただ走りたい人を応援したいと思っているだけだ。応援は誰でもするでしょう。
たまさか応援の対象がブラインドランナーであり、その応援の方法が伴走だということを書いているに過ぎない(他人にとっては異常、あるいは非日常であっても、僕にとっては「応援の方法」としての伴走はいくつかある方法の一つであり、僕はランナー(単に走ることに慣れている人という意味)だと思っているので他の人(単に走ることに慣れていない人という意味で、伴走をしないランナーを意味するものではない)よりも立ち位置が伴走側に寄ることは必然なのだと思っている。)。

今の僕にできることは多くない。なにより、まず伴走の実際(心得、技術)を学ぶことが先決な妄想伴走者だ。だから、練習としてスケジュールが合えば喜んで散歩のお伴でもしたいとも思っている。
そして、自分がソロで走るレースとのスケジュールとの調整の上で伴走可能な大会や練習スケジュールを明確にし、自分に可能な伴走をすることしかできない。とも付け加えねばなるまい。(勝手、わがまま、気ままに読めるかもしれないが、僕にできることの範囲をハッキリしておかねば双方に良いことはないだろうと思うから主張だけはシッカリしておきたい。)

それを承知でオファーがあれば僕は体張って応援する覚悟は持っている。

なので、僕の技量や都合に合わない東京マラソンで伴走者が足りないという記事を見て「くやしいだろうなぁ」と当事者の心情を思うけれど、はせ参じてまで伴走したいとは思わないし、それをできない自分を情けなく思う気持ちだって微塵もない。

免許皆伝

先日、「タイムリーな話題-靴のサイズ-」でシューズマスターにお手紙を書こうか?と書いた。色々と考えてメールを送付していたところお返事をいただいた。

僕の質問の内容は、

  1. 「幅」がフィットした靴を探すのは思いのほか難しいということ。
  2. 僕の実践している靴の選び方。
を書き、このような方法で
  • 選んだ靴の「幅」が僕の足にあっているのか?
  • 現実に抱える左足小指第一関節部分の痛みの現状を付け加えてシューズマスターのご意見
を伺った。

さしつかえのないと思われる範囲で以下にそのやりとりを掲載するが、僕の実践している「靴の選び方」だけは参考にしないでもらいたい。
僕の住んでいるところでは幅を意識しながら靴を選べるほど店頭に靴が並んでいない。なので、僕の方法は理屈をこねまわした屁理屈で自分を納得させた超デタラメな方法だからだ(なので、この方法についてシューズマスターのコメントは無い。おそらく、そういう方法は実務上あるかもしれないが、「決して、容認できる方法ではない」ので、ノーコメントになったのだろう。)。

僕の問い合わせメール
いつもお世話になっています。北海道の「たしろ」です。

ブログの記事を拝見し、
自分の靴サイズが自分の足に合っているのか?という
素朴で深い疑問があります。

まず、僕の靴の選び方ですが、基本は「足長」が合うのかという基準で選んで
ます。
シューズマスターが見たら「なにをやっているんだ?」(俺のブログをちゃん
と読んでるのか)と怒られそうな方法ですが、これには自分なりのワケがあり
ます。
「幅」基準は分かりづらいのです。(実質、地方都市にあっては幅の品揃えが
十分ではないです。)

一般に足に対して幅が広い靴を選びがちであるという現状と足長が長くなれば
幅も広くなるという実際を踏まえ、普段履いている靴の足長サイズの2サイズ
下から試し履きをしてています(もちろん、4EだとかはWideは履きません)。
足の指の先端が靴に当たっていないと感じるギリギリ足長の小さな靴を基本に
考えています。(ヒールロックで履いてから決めます)
そして、この靴について「踵のフィッティング」、「幅」のチェックです。特
に幅は「ゆるすぎないか?」「きつすぎないか?」と色々と履いてみて決めて
います。

添付した写真は、上記のようにして選んだ靴でカーボンシートをしています。
この靴でフルマラソンのレースを2度走っているのですが、日常の練習やLSDに
も使っており延べ走行距離は約300kmです。(昨年GT-2110で靴底診断をお願い
しましたが、この靴の全容を知っていただく意味で、靴底やインソールの写真
も添付します)

この靴に限ったことではないのですが、幅について少々悩みがありますのでな
にかお気づきのことがあれば教えていただきたいと思います。

裸足の写真に赤丸で囲ったの部分(靴の写真にも丸をつけた)が、靴に当たって
猛烈に痛くなる時があります。
痛くなる時(ケース)に規則性はないようで、5kmほどJogした程度で痛くなる時
もあれば、痛くならずフルマラソンを完走できることもあります。
たまたま写真はGT-2130の写真ですが、他のメーカーの靴でも仕事のビジネス
シューズ(皮製)でも痛くなるときは靴に足を入れていられなくなるほど猛烈に
痛くなります。

靴に足を入れた直後から痛くなるということはないので、その日の体調や長距
離運転で足がむくんだ?り、疲労の蓄積で中足部のアーチの復元性が弱った時
に痛くなるのかなぁ?と素人ながら考えているところです。

このような状態なのですが、僕の靴は僕の足に合っているのでしょうか?
(というお尋ねの仕方はよくないのですが、概ね妥当な範囲にあるでしょうか?)

シューズマスターからの返信
たしろ様

ご無沙汰しております。野村です。

返信が遅くなり申し訳ございません。

さてお問合わせの件ですが、測定で検証できれば想定し易いの
ですが、経験則から要因を絞ってみます。

①故障や違和感の原因はたしろ様もご理解していただいてる様に
故障個所の問題ではなく他の要因が大きく影響してきます。以
前にも小指の痛みについてご説明したかもしれませんが、腰筋
緊張に伴う腸骨筋(大腿骨と骨盤を繋ぐ筋肉)の緊張で脚を上
げた時に大腿骨が外転してしまう為、外足への傾斜がきつくな
り小指に負荷が掛ってしまうのが大きな原因です。

当然、体調が悪ければ疲労(緊張)も大きくなり「傾き」が強
く出ます。

②①と連動しますが、小指への連続的な負荷はストレスになり
ます。その為、神経が過敏になっています。痛みは骨盤にある
仙骨で記憶しますので、炎症性の痛みでない場合、走る行為を
ストップさせようとして脳が痛みの記憶を再現させる事があり
ます。所謂、神経痛というやつです。但し神経痛の場合、痛み
は一時的で他の部分へ移行していきます。

③対処方法ですが、①の腰筋緊張を取るのが急がば回れですね
。後ろ走りなどで背中の緊張を和らげて下さい。

次にたしろさんの左足自体が軸足のブレーキ行為により前後して
いる事も一因です。(インソールを拝見して)安直な方法かも
しれませんが滑り止め付きのソックスを試しては如何でしょう?

何れにしましても、この激痛は体験した方しか判りません。

しかし安直にシューズサイズを上げる方法ではなく、外足側の
補強が入っている(なかなか有りませんが)シューズや直接、
該当部に補強が当たらないシューズ(アシックスラインの入っ
ていないミズノなど)を試履きしてみるのも一つです。

シューズの履き方はブログでも拝見していますが、免許皆伝で
すので問題ございません。

ご参考まで

多謝

シューズマスター野村
シューズマスターからは上記の通り、主に左足小指の痛みの原因について推測していただいた。
小指の痛みは想像した通り靴の幅が狭いことが原因ではないようだ。
上記①に書かれているメカニズムにより左足外足への傾斜がキツクなることが主因。
対処方法も教えていただいたので、早速昼休みにでも会社の駐車場で実践してみよう。ソックスについてのアドバイスもいただいた。丁度、ソックスも買わねばならない時期に来ているので「滑り止め」のついたソックスを調達しようと思う。

さて、残念ながら僕の知りたかった「幅は足にあっているか」についての直接的なお返事はいただけなかったのだが、文脈から察するに「概ね妥当な範囲にある」と推察しておく。

さて、シューズの履き方については「免許皆伝」のお墨付きをいただいた。
お褒めいただけたことは、今まで自分の取り組んで来たことの成果であり天にも昇るほど嬉しく感じる。

2009-02-24

ひとりあたり1万円

企業のスポーツ事業の縮小傾向がマスコミを賑わせてるところだが、陸上部門については未だ大きな報道が出て来ていない。
陸上ロードレースも3月を過ぎるとシーズンオフとなり一区切り付くし、企業としても年度替わりとなるため、この時期に大きな動きがあるのではないか?と勝手に思っている。

簡単に言えば景気が悪くなっているのだが、その悪くなっている程度が100年に一度の(未曾有)経済危機というのだから「企業がどこをどう削ってくるか」なんていう予想が付かない。

そうした景気の影響がランナーにも影響がないか?というと、なくは無いような気がしてならない。

過去に自分で調べたとよころサーモンマラソンや伝聞情報によると、マラソン大会を開催するにあたり必要な経費はランナー一人当たり10,000円かかるようだ。(たかだか500人規模程度の大会だけど)

参加者としては安いのにこしたことはないが、この数字を見ると参加者が実際に払うエントリーフィーは去年僕が出た洞爺湖マラソンで5,000円、釧路湿原マラソンで3,000円、別海町パイロットマラソンで4,500円とリーズナブル。

で、本題としては、現下の経済状況の中で企業の協賛等が昨年同様に得られていけるのか?ということ。
手元資料によれば先の10,000円/人の経費のザックリとした内訳としては

項目比率
参加料収入
40%
行政負担
20%
スポーツ振興補助金、企業協賛金
40%
みたいな感じだ。(もちろん、地方の実情や参加者規模により各項目の数字は変わる。)

詳細な収支内訳は知らないけど、北海道マラソンの7,000円はかかる費用を知ると「怒れない」のではないか?とも思う。

企業のTVコマーシャル枠の確保に対する経費が年々減少している昨今、マラソン大会が企業のイメージアップにならないなら、ランナーは応分の負担増を強いられる時が来るかもしれない。
その前に大会運営の様子や収支がどのようになっているのか情報開示をしてもらいたいと思う。

単にマネーの話だったけど、実際にはマンパワーの問題もある。
北海道、特に地方都市にあっては、過疎化が進行している町でもマラソン大会を開催している。人手の確保もマネーの確保同様に相当厳しいに違いない。
ランナーは参加費の削減の為に出場回数を減らし、その減らした分だけ大会運営に携わらなければ走る場を失うことになるのかしら?

--追記
ぐぐってみてマラソン大会の収支について公開されている情報(とりあえずリンクだけ)
大会名
ランナー一人あたり負担率
(参加料収入/総事業費)
備考
H17半田市民マラソン大会
15.9%=1,778千円/11,213千円
5kmコースを周回。
H15河内長野マラソン


栃木


うずしおマラソン



思いのほか情報は公開されているのだが、結構記録が古かったりする(更新していない)。
ながめていてかなり分かりづらい。参加者=ランナーでないことが多い。「受益者」と表記されている場合もあるが受益者=ランナーでなかったりする。
なのでパーヘッドの費用はでているが、分母となる人の数がランナーだけでない場合もあるので分かりづらい。
うむぅ...お役所的には税金を使う以上受益者が「ランナーだけ」というのは都合が悪いのかもしれない。これは実態把握を困難にするので良くないような気がするな。

相棒の1.2倍の走力

一説によると伴走者は要伴走者の1.2倍の走力がなければキツイらしい。

例えば、フルマラソンを240分(サブ4)で走る要伴走者に求められる伴走者の走力をタイムで表すと

240分/1.2=200分(3時間20分)
の走力が求められるそうだ。

そうすると、僕の場合のベストタイムから予想される伴走可能タイムは
種目
自分の持ちタイム
伴走可能タイム
フルマラソン
226分(3時間46分)
272分(4時間32分)
30km
147分(2時間27分)
177分(2時間57分)
ハーフマラソン
107分(1時間47分)
129分(2時間09分)
10km
49分
59分
まぢかよ!
俺はあまり性能の良い伴走者じゃないな(苦笑)。
(30kmは要伴走者にかわいそうなことをするな。もうちょっとで3時間切れるかもしれないのに...)

サブ3.5ランナーにならないと相棒に迷惑をかけることになるな。頑張らねば。

2009-02-23

企画の為の妄想-eRCとかち フル記録会-

eRCとかちで昨年行った「フル記録会」は後の洞爺湖マラソンに向けての準備として有益だったと思っている。(僕は40kmでリタイアしたけど、洞爺湖ではそれを踏まえてペース配分できた)

で、今年はどうなるのか?親方と相談してみないとならないが、GWとの兼ね合いもあり各大会のスケジュールが目白押しとなり実施日程が自動的に決まってしまった感がなくもない。
洞爺湖マラソンは5月24日だが、eRCのメンバーの中には豊平川マラソンの参加表明をしているメンバーも多いし、24時間走への参加をするメンバーもいる。日程的には4/26(日曜日)か、4/29(昭和の日)しかない。

月日曜日
大会名
4月26日
日曜日

4月29日
水曜日:昭和の日

5月2日
土曜日
URC24時間走
5月3日
日曜日
同上
5月4日
月曜日:みどりの日

5月5日
子供の日
アコムプレゼンツ 日刊スポーツ豊平川マラソン
5月6日
水曜日:振替休日


昭和の日(4/29)にやると24時間走や豊平川マラソンに影響するだろうから、実質4/26(日)となる(笑)。

去年もそうだったが、全員が全員フルマラソンを走るという企画でもないので、それぞれの大会スケジュールに合わせて10km、ハーフ、30km、そしてフル(42.195km)のどれを走っても言い訳だ。

昨年のように大会終了後は鳳乃舞で汗を流し、食事という段取りは魅力的だが、天候に恵まれればその場でBBQというのも捨てがたい(寒い可能性はある)。

去年は僕がドンジリで、時間的に押してしまい飯にありつけなかった人もいる(笑)。ゴール時間がバラバラなので、途中で帰ってしまったランナーもいる。
そうした事を踏まえて、終了時間を12:30(打ち切り?)となるようなスタート時刻を設定してみるというのが提案の骨子だ。(競技とすると問題あるが、記録会なので良いのでは?と:苦笑)

コースは昨年と同様のコースを使う。
08:00のスタートを皮切りに目標タイム(あるいは距離とペースの関係)の自己申告制に下表の時間差スタート。
4時間耐久なら08:00にスタートすれば良い(コースはフル端数調整コースの2,195mの周回。というか、グランドの整備ができていたらチャレンジ100も有りかな?)。
スタート時刻種目
競技スタッフ
08:00
サブ4挑戦組
スターターはサブ3.5の誰か、出場者にはハーフの人を一人(主に僕)入れておき、ハーフ終了後スタッフとして働く。
09:00
サブ3.5挑戦組
スターターはサブ3の誰か。
09:30
サブ3挑戦組、30km
スターターはハーフの人の誰か。
10:15
ハーフ一斉スタート
以降、サブ4で出発したハーフの人がスターター兼あらゆるスタッフ(笑)
11:oo
10km

11:30
5km

12:30~45
閉会式


とかやると人手の都合をつけながらみんな走れると思うのだが、ゴール時前30分くらいは数珠つなぎでランナーがゴールすることが予想されるので相当混乱するな(笑)。

突き詰めると無理な部分もあるけど、まだ時間があるし妄想メモとしては悪くあるまい。

タイムリーな話題-靴のサイズ-

今朝、シューズマスターのブログで「靴のサイズ」についての記事が出ていた。

この記事の前に僕のブログにもコメントを書いてくれている「吉田さん」のブログの記事を読んでいて「大きな靴」、「幅の合っていない靴」はロスが大きいばかりか怪我のもとになることを知り、自分の靴のサイズは果たして適正なのだろうか?と思っていたので、タイムリーな話題だった。

吉田さんは、東京マラソンで自己ベストを目指している小出道場のモニターだ。
吉田さんはシンスプリントになってしまい思うような練習ができず、ついに日本で3指に入る「足の専門医」の診察を受けた。診断の際には靴のチェックも受けたようで、
  1. 2サイズ大きい。
  2. ワイズ(幅)も全然合っていない。
  3. その結果、中足アーチが潰れ、開帳足となっている。
という診断だったらしい。
僕は医者じゃないので、上記の状況がシンスプリントの原因なのかどうかは分からないが、先のシンスプリントのリンク先を読むと「アーチの潰れ」は衝撃吸収がうまくできず、筋肉や骨そのものの他骨の配列にまで障害を起こすようだ。

シューズマスターは、何年も前からサイズ(特に幅)の重要性についての情報を発信しており、具体的には特別(オーダーメイド)なインソールを薦めるよりも「正しい靴の履き方」を広めている。
吉田さんの記事を読むと楽しく、安全なランニングを継続するために靴のサイズがどれほど大事なことかが分かる。

それにしても、僕の靴は僕の足にあっているのだろうか...と気になるというより不安になる。

シューズマスターにお手紙を書こうと思っているのだが、さてどう書くべきか...

やりたいことをひとつ増やしてみる

JogNoteで友達リンクしている女性ランナーの書いた「メモ」を読んで思い出し、今年の目標として「伴走を経験する」ことも付け加えようと思う。

僕は2007年に「ランニング交流会」と「釧路湿原マラソンに申し込んだ」で伴走について触れてみた。当地で伴走講習会や練習会というのがないので、伴走の技術的な実際はなにも知らない。その方面のメーリングリストにも参加(今では読むだけになってしまったけど)して、エルフィンロードマラソンの時に講習会をするというような情報もあって楽しみにしていたのだが、実際どうなったのかMLを読んでいる限り不明だったりする。
それでも、MLのおかげで今でもそれなりに事情は知っているつもりでいる。

彼女の書いたメモには「要伴走者」が増え、伴走者が足りないらしく練習会も大変らしいということだ。
なにせ当地では要伴走者の存在も良く分かっていないのでピンと来ないのだが、とにかく伴走の練習はしたいと思った。

伴走の練習は一人じゃできない。
それなりに危険(つまづいて転ぶくらいはあるよな)が伴うのだが、女房に目隠ししてもらって僕が伴走(歩きだけど)し、情報を提供するというような方法を考えて相談してみた。

相談の内容は

  1. どうやら視覚に障害のある人でも、ランニングしたいという人が増えているらしい。
  2. でも、一人じゃ無理だから伴走者という案内人が必要。
  3. 僕も以前から伴走者をやってみたいと思っていた。
  4. 僕は走ることは「おもしろいこと」だと思っている。僕が伴走者になるだけで確実にひとりの要伴走者はおもしろいことを体験できる。
  5. 僕はマラソン大会にでているけど、全部が全部自分のもっている力を出し切って走るワケじゃない。時には知らない土地を楽しんだりしている。そういう時なら伴走者として走ることができると思う。
  6. 伴走するには練習が必要で、近所では練習会がない。なので、要伴走者にどういう情報をどういうタイミングで伝える必要があるのか練習したい。ついては、君に目隠しをしてもらって近所の公園で練習台になってもらえないか?(週に1回、30分程度)
というようなことを相談という形で頼んだ。

「嫌だ」と(笑)

小一時間ほど膝付け合わせて理由を聞く。問い詰めたとか、無理強いしたとかではない。
なぜ嫌なのか聞けば、その不安材料を取り払うことで協力が得られるかもしれないと思ったからだ。
そりゃ、他人の為に役に立とうとする心意気は良いと思うわ。
練習でどこかの公園にも連れて行ってくれるのは嬉しいと思うわ。でも、私は目隠しなのよね。景色もなにも楽しめないじゃない。
私からすれば、他人様よりなにかほかのことで私の役に立ってくれても良いんじゃない?と思うわ。

そもそも私は走ることに興味がないんだもの。走る楽しみだか面白さだか知らないけど私には無縁よ。

でも、誰かの役に立つということは分かった。やりたければ反対はしない。でも、私に手伝わさせるのは勘弁してね。
と、まぁ、不安があるわけではなく、あるのは不満だということだ。ご無理ごもっともである。

伴走をやりたいというのは僕の気持ちであって、彼女の気持ちじゃない。練習相手をごり押しすべき問題ではないと思う。そもそも、ギリギリの理解を得ながらも遠くのマラソン大会にも遠征させてもらっているし、練習会にも行かせてもらっている。ある意味、走る為にいろいろなエゴを通しているとも言える。

先ほどの相談の課程で、現状より家族(あるいは家庭)に負担が増えなければ伴走者になっても良いという理解が得られたと思う。

さて、ほかに練習相手を探してみるか...
今は積雪期でもあり、屋外の練習は伝えるべき情報量が多く、僕には無理だ。屋内は...となるとそれも思いつかないので、雪解けを待って練習するしかないような気がする。

それまで、僕にできることはイメージトレーニングだろう。
3m先、20cm上り段差。さん、にい、いち。
5m先、11時方へカーブ。さん、にい、いち。
とかやるのだろうか?
イメージトレーニングというよりも妄想の域に入っているような気がしないでもない。

--追記
伴走をしたいと思うのは僕のひとつの決心だが、興味の無いランナーであっても「伴走ガイド」は一読をお勧めする。
実際の大会で伴走者になにかあった時に「絆」を受け継ぐケースがあるかもしれない。

また、実際に大会で伴走者を伴ったランナーを見ることが多くなったと思う。Ogamanさんの「ぼやき」の記事の後段も一読願いたい。安全に楽しく走る為に有用な情報であろうと思う。

2009-02-22

今年初の3時間走-音更LSD-

音更LSDにはせがわさんにお付き合いいただいた。

はせがわさんはサブ3ランナーなので僕と一緒に走るのはかえってストレスが溜まったかもしれない。
最後までお付き合いいただきありがとうございます。


08:00 鳳乃舞に集合
08:10 出発
鳳乃舞から国道にでて、更に東側の東通を南下、除雪はされているが一部吹きだまりのままになっているところもあったり、歩道の除雪が終わった後に車道に除雪車が入ったせいで、歩道と車道の連絡には積み残されたちょっとした雪山(30cm程度なんだが)を越えねばならない。さすが3000m障害の経験もあるはせがわさんは障害をらくらく飛び越える。僕もまだ元気だ。まねこいて飛び越える(が、客観的にはまたいだだけとも言う)。

十勝大橋を渡り、帯広の大通りを南下し、中心商店街へと連絡する広小路を西へ。道東唯一となったデパートである「藤丸デパート」から左折・南下し帯広駅をくぐり駅裏(南)へ出て、白樺通を西に向かう。

駅裏から白樺通に入るまでは人通りが少ない為か、除雪が粗い。というか、音更よりも帯広の方が除雪が粗い。
途中競馬場で給水一服して、進路はそのまま西へ西17条の北洋銀行から右折・北上する。
途中、道東と道央を結ぶ大動脈国道38号線を渡り、さらに北上を続け「平原大橋」を渡り、まだまだ北上。

音更町北5線を渡ったあたりから河岸段丘の上り坂になる。はせがわさんは苦にせずペースダウンせずに上るのだが、僕はちょっとした傾斜で直ぐにペースが落ちる。
この上りでかなり心拍数を上げておく。ここらあたりから音更本町までの除雪は走るには向いていない。除雪車のタイヤ跡(わだち)が微妙に僕と合わない。舗装削るくらい除雪しろよ、そうすればワダチにならないのにと心の中で悪態をつきながら進む。ワダチの底部と法部分で足首が前後左右にグニャグニャさせられる。しかも、右足ばかり...
こうして河岸段丘を登り切りしばらく進むと左手にスイートピアガーデンが見える。高速道路の下をくぐり更に北上し、サンドームおとふけに連絡する町道との交差点を右折し、進路を東に取る。

ここでハッキリ下りと分かる道路で500mほど楽させてもらい、信号を左折し音更本町の商店街に入る。街中なので除雪は行き届いていて走りやすかった。
それにしても、こういう寂れた商店街はなぜか理美容室と時計屋が多い。なぜだろうか?
ここでichanさんちの前を通って南下するコースも考えたが、このまま国道に出て鳳乃舞に戻っても優に25kmは超えることが分かっていたし、時間も3時間超えることも分かっていた。
体力的に余裕のある状態を確保し、無理をせず国道を右折して鳳乃舞を目指す。

国道の歩道は走りやすかった。ただ、ところどころ忘れたころに雪山(30cm程度)がある。
はせがわさんはまだ跳べるが、僕は跳ぶ力が残っていない。やっとの思いで腿をあげ、雪山の頂点部に足をかけ飛び降りる感じ。30cmがツライ。
音更町は北部から南部にかけての下り傾斜だ。鳳乃舞は近い。必然ペースがあがる(笑)。
ビクトリアステーションを右折して、残り300m。もう着いたも同然。歩いても良いくらいだ。残りの数百メートル、いや数メートルだって気を抜いたらダメだと誰かが言っていた。頑張る必要はない。気を抜くな!

たどり着いた鳳乃舞の駐車場で飲もうとしたペットボトルの飲み口が凍って水が飲めないはせがわさんに僕の水をお裾分け。
後は、風呂(400円)で体を温め、階上のレストランでバイキング(840円)を堪能し解散した。

帰り際、はせがわさんが「また、変態練習会やりましょうね」と。なるほど変態練習会か、確かにこういうのを喜んで27kmも走る人は「変態」と呼ばれても仕方あるまい(笑)。
次はichanさんとしなそばさんを誘わねば(笑)。


僕は坂道トレーニングをしていたのに上りが下手くそだな。
上半身の姿勢が悪いのではないだろうか?後方に反っているので、上りになると前よりも後ろに体重が残っているような気がする。もうちょっと考え直した方がいいかもだな。

まぁ、今年に入って初の3時間走だったが、自分的には思ったよりも良いペースで走れた感じがする。次は30kmを走ってみようか(そう、たくさんの変態と:大笑)。


気象情報
08:00気温 -12.8℃、11:00 -6.8℃。天候は曇りで9時半ころから弱い雪であった。

追伸
はせがわさん、僕の靴はスノーターサーではなくて、スノーランナーです(笑)。

2009-02-21

エレパルス

先日、「ボディマ」ということで「ボディーマッサージローラー」のことは書いた。これはこれで良いのだが、腿裏をやるときには無理な体勢になってしまうと思っていたが、昨日今日と除雪作業に追われ腰に怠さが出てしまった。

大好きなサロンパスを貼ろうかとも考えたが、オムロンのエレパルスという低周波治療器があることを思い出し、部位を変えながら1時間ほどマッサージした。

2009-02-20

順調なのか?-スピード養成-

昨日、DOMEでインターバル走(1050m(5分/kmペース)+175m(70sec))×5にチャレンジして来た。
結果はJogNoteに書いたが、一応の成果を見た。

ペース(5分/km)を意識したランニングをしていなかったので、実際に走ったペースは4:40/km前後というダメっぷりを発揮してしまう。
先に一応の成果を見たと書いたが、4:40/kmペース(5本のザックリとした平均)であっても一応5本できたという結果判定であって、内容的には

  1. 1050mを平均ペースで走れていない(速くなったり、遅くなったりして帳尻があってるだけ)。
  2. 本数を重ねる毎に全体のペースが遅くなっている。
  3. 本数を重ねる毎にフォームなんて気にしていられなくなっている。
  4. 緩走時間が予定より長くなってしまった。
と全然ダメだ。それにある意味仕方ない部分はあるのだが、ペースと心拍数の関係が自分の考えていたよりも良くなくって、設定ペースで走るには心肺的にかなりの負荷のかかった状態になってしまう。

そもそもこの年頭にスピード養成を一生懸命やっている(その割には実走回数が少ないのだが)のは、一昨年の成功例(とおもっている)があるからなのだが、一昨年の今ごろはどうだったのか?と過去の記録をPPPSWで探してみると、既に2007/2/10に34分/7kmで走れていた。
現状を踏まえつつ、同じように走れるか?というと無理だと思う(汗)。

やはり練習不足だな。
4:50/km×5のインターバルが余裕をもってできたら、本数を増やして行き最終的には10本できるようになってから、目標タイムをもうちょっとレベルアップさせる。ということになるのかな?
あとバリエーション的に1本1本の内訳をB.Upさせるのと、全体としてB.Upするようなペース配分もやった方がいいな。(4:50/kmからレベルアップを図る準備になるような気がする)
しかし、こうしたポイント練習は週に2回くらいが限度かな?
怪我しないように頑張ろう!

2009-02-19

なんで 22分10秒/5km なんだろう?

年頭にザックリとした今年の目標(とかマイルストーン)を設定した。
自分で書いておきながらビックリした記載があったのでここで愚痴を言っておく(笑)。

どうやら僕は今月末にタイムトライアル(T.T)をして22:10/5kmを目指すことになっているらしい(笑)。
坂を使った練習はしているが膝が痛かったり、降雪(積雪)によって予定の練習(質、量とも)はできていない。
そもそもなんで「22:10/5km」なんだろう?とその根拠を思い起こすが思い出せない。で、たまたま先の2009年の目標を読んでいて白糠町ロードレースでは45分に限りなく近いようにという目標を立てていた。これを2(=5km/10km)で割ったタイムらしいと想像できる。安直っちゃ安直。

48分でも47分でも良い。とにかく少しでも速く走ってみたいという気持ちに変わりがないので、22:10/5kmはそう悪くないと思うが、今月末はなんぼなんでも無理だろうと思う。

無理でもできるように頑張ってみるのだが、それじゃ「今の僕はどれくらいなら走れるのか」という素朴な疑問に行き当たる。
いきなり5km走でテストしてみたいのだが、5分/kmの感覚も忘れているのでそれも正直言って怖い。
ということで、(1000m(5分/km)+200m(80sec))×5ができるのかDOMEで試してみようと思う。

あれだ。去年の今ごろの体重は70kgあった。今朝の計量では66.5kgだから体重が軽い分だけ速く走れるとは思っている(そういうものでもないよう気がするが、それは考えない事にする)。

決行

2月に入ってからというもの週末になると天候が悪化する。(単に雪がドカっと降るだけとも言えるが、量が多いと除雪作業で走れないのだ)

今週末も金曜日に雪の予報(しかも、暴風雪)があり「またかぁ!」という印象であったが、今朝の予報によれば金曜日は午後から「雪」(暴風が消えた)となっていた。降水量は1時間あたり2~3mmと降雪量に換算すると結構な量になる予感がするのだが、土日まで雪はひきづらないだろうと思われる。

そこで、日曜日に音更町の「鳳凰の舞」(温泉)を発着点にしてLSDを敢行しようと宣言してみるテスト。
この際だから「天候不問で決行」を宣言する(但し、雨だけは中止)。

予定のコースは左の地図の通り全行程約28km。3時間~3時間半の予定である。
出発は08:00にすれば、鳳乃舞で汗を流し(入浴料 400円)、昼飯はランチバイキング(650円?)を堪能して帰宅した後に家族サービスが可能だろう。

注意点としては、ここ数日毎朝冷え込みがすごい。08:00スタートとは言え気温は氷点下10℃前後だろう。この気温ではハイドレーションパックのマウスピースが凍結して使い物にならないのでペットボトルで飲料水を準備した方が良いだろう。

途中スイートピアガーデンの前を通る。でも、この付近の通過見込時間から察するに例のモノは買えないと思う(例のモノは、Ogamanさんのブログが詳しい)。

2009-02-18

喜びの声

昨日、一昨日の練習で膝から腰まで間の筋肉(ケツ筋、腿など)が喜びの声を発している。
それなりに練習は継続して来たつもりでいるので、なぜこの時期に喜びの声を発するのか少々理解に苦しむ。
特に膝の周囲が気になるのだが、その他にも腿の付け根(内側の方)、ケツ筋、腿裏等喜びの声の合唱でうるさいくらいだ。

今年に入って、重視しているのはスピード養成なワケで、具体的にはドリル三種(腿上げ、スキップ、W.S)と坂トレ(十勝大橋の往復だけど)。
坂トレではドリル三種の成果を試すがごとく「上りは膝のリードで骨盤を開くように大きなストライド」を意識したりしている。
実際に自分で自分を見ていないのでなんとも言えないのだが、去年よりは膝位置は高くなっているような気がしているので、ストライドは少しは伸びているだろうと思う。
去年はしていなかったこうした動きは使っていなかった筋肉や使っていなかった領域にまで動かすということなので筋肉痛になるのだろう。

そもそも、昨シーズン後、休養らしい休養はすっとばしているので積もり積もった疲労というものも確かにあるはず。
肉体的には去年のシーズン中の貯金があるからと高をくくっていたが、去年とは違うところを動かす(動かせる)ようになったので、あちこちが喜びの声を上げているに違いないと思ったりしている。
自分が考えていた以上に各所の筋肉が刺激されているのだろうけど、それに耐えられる身体になっていなかったんだろうなと思う。

「できるまで次ぎのステップに進まない」(慣れるまで次ぎのステップにステップアップしない)という意味がおぼろげながらに分かった。
出来るか、出来ないかということもあるけど、悲鳴(喜びの声)を上げることなくそれをこなせる身体になったのかどうかが肝なんだろう。

とにかく当初の目標的には今が頑張り時なのだろうと思うが、決して無理することなく2月、3月を乗り越えたい。

2009-02-17

じぃ~っと我慢

型落ちシューズの案内をメールで受け取った。
非常に魅力的(笑)なお誘いで買わないと損するような気になってしまうところがビョーキ。

でも、既に年内に履き潰すことができないであろう靴が2足(GT-2130とM-965)ある。

来年のお誘いを待つことにした。

2009-02-16

走っていないんです。-除雪はしています-

既に今月も16/28と半分を過ぎてしまっている。
この間、走ったのは二日だけで、距離にして28.5km。(毎朝の洗面台トレと腿上げのドリルはしている。)

こんなにやる気があるのに不思議だ。
思い返せば2/8の浦幌LSD、2/15に予定していた秘密特訓(音更ぐるぐるLSD)は大雪による自宅の除雪作業の為、中止となった。
まぁ、除雪作業もLSDだと思えば良いようなもんだが別物だよね。
去年の2月も月間100km走っていない。LSDも一度だけだった。2月って走れない月なのかもしれない。
膝の具合が良いとは言えないけど、悪いワケではない。
ごちゃごちゃ考えずに走るしかないな。

体重は65kg台に安定的にのせるのが目標だが、走っていないのでまだ達成できていない。

当選-NBランニングクラブ LOVE ポイント-

知っている人は知っている NB RUNNING CLUB で写真のシューレース(靴紐)が当選!

まぁ、微妙な賞品ではあるが、当選は嬉しいぞ!

2009-02-15

冬の喝采-黒木亮-

どうやら僕は読書週間(月間?)に突入したらしい。昨日、図書館で借りてきた。

北海道生まれの著者(本名:金山雅之)の陸上人生(中学から大学(早稲田)まで)の自叙伝的小説。
練習日記をもとにしているので、当時の練習メニューなどが分かる。

北海道出身のランナーであるので、北海道に関わる地名があちこちに出てきて非常に親しみ安い。特に道東にあっては「浦幌」「芽室」の地名も登場する。
当時、北海道にも大きな駅伝大会があったようで、それらに関することがらが新鮮に感じられた。この本を読んでなかったらそういう駅伝大会の存在を知ることはなかったと思う。

自叙伝的小説っていうジャンルが微妙だ。どの部分が本当でどの部分がお話なのか分からない。
面倒くさいので「全部実話」だと認識して読んだ。
中学から始めた陸上(中長距離)、高校1年で一応の成果を見つつ、目標を持って練習を続けるが「怪我」の為、高校2年~大学1年までは「大会」に出場することは叶わなかった。
走らないことがどれほどつまらないことかランナーの端くれの自分にも分かるつもりだが、高校の2年間は「走らない陸上部員」ということで補強運動ばかり継続していたというのだから、陸上にかける思いの強さが伝わる。

早稲田大学へ入学後、一時は競技を諦めていたが、とあることがきっかけに体育の助教授に相談。怪我を克服すべく紹介してもらった病院での治療方法が成功。大学2年になろうとする春に再び一線級のアスリートを目指して競走部に入部(当時の監督である故中村清に「練習生からスタート」という条件付きだった。)
同級生に瀬古俊彦がいるなど、面白いエピソードなんかが満載か?と思いきや、主人公はここでも怪我との戦いを余儀なくされる。
加えて、主人公を最も悩ませたのは、中村監督の存在だったに違いない。
中村監督は個性の固まりのような人物であり、主人公に限らず選手と監督は折り合いに悩んだ様子がわかる。(沢木監督だったら...という記述に知らない癖に「ああ、そうなんだ」と納得してしまった。)

ちなみに早稲田では中村監督の手により既に「リディアード方式」のトレーニングが行われていたこと。
そもそもリディアード方式は「東京オリンピック」での陸上選手への強化方法として採用されていたという古い歴史をも知り、ちょっと驚いた。

タイトルの「冬の喝采」から主人公は箱根に憧れ、箱根を目指していたお話かな?と思っていたのだが、読むにつれ主人公自身は「なにがなんでも箱根」という気持ちはなく、当時の早大競走部(中村監督をはじめ早大OB主導)の事情(むしろ、関東の大学が持つ共通の事情?)により、箱根重視にならざるを得なかった印象。
そのせいか、箱根駅伝を書いている部分は詳細であるばかりか、客観性というか冷静な描写なので読んでいて非常に分かりやすかった。

伝統とか襷にかかる思いというような「外野が声高に叫ぶ」センチメンタリズムというようなものがなく、単に選手は選手に与えられた役割を果たし、自分越えを目指すというストイックな面の記述が多いように思う。
もちろん中村監督は「精神論」を常日頃の講話の中で指導しているので、主人公にはそうしたものに対する反発があったのかもしれない。

なので、読んでいて「意外とあっさり」風味なのに驚いた。

エピローグで主人公は
-前略-
もっと雪の少ない場所で、中学か高校時代から小出義雄氏のようなコーチの指導を受けていたら、自分はもっとやれたはずだ
-以下略-
と振り返る。

「雪の少ない場所」という意味について興味深いことがある。
雪の上を走るということを体験したことのあるランナーなら思いあたるフシがあると思うが、雪道は滑るので、どうしても滑らない(滑って転倒することのない)フォームにならざるを得ない。具体的には膝をあまり高く上げないストライドの小さなフォームになってしまう。
中学生から中長距離に目覚め降雪(積雪)のある冬期間でもランニングを続けていたことが書かれているのだが、膝の上がらないフォームが身についてしまい後々になって後悔しているようだった。

★★☆☆☆

--追記
故中村清監督に関するエピソードについて、瀬古俊彦著「マラソンの神髄」にはほとんどない。

2009-02-12

修理から帰って来た-Columbia Daypack-

先日、件のDaypackを修理に出したことは書いた。

ほつれの部分は写真の通り、修繕されている。まぁ少しツンツンとしているのはやむを得まい。



で、ついでに荷室を締め付けるベルトの位置を変更してもらった。

ただ、ここにベルトをつけるとハイドレーションのチューブ穴がふさがる。まぁ、それルーファスがあるから良いことにする(苦笑)。

しめて1575円。

親指が痛い

昨日LSDを終えて帰宅、シャワーを浴びて一息いれていると微妙に左足親指が痛いことに気がつく。

シーズン始めのころは良くこういった症状に見舞われる。無駄に左足に力が入っているからだと思うのだが、蹴りが強くなった影響か?ブレーキをかけるがごとく踏ん張っているのか?分からない(速く走れているイメージがないので後者だろうな)。

左写真の赤丸の部分が赤らんでいるのが分かるだろうか(少なくても僕には分かる:涙)。



赤丸の部分が右足の同じ部分よりも腫れているのが分かる(少なくても僕には分かる:涙)。

腫れているのでこういう場合は「消炎剤」だろう。
僕はサロンパスが大好きなのでサロンパスを巻き付けている(笑)。

外側に傾く

昨日2時間LSDをした。
シューズは久しぶりにGT-2100を履いた。記録によればこのシューズは2008/12に購入以来、約1260km走っている。

足入れした時に外側に倒れ込んでいる感じがして「おや?」と思った。ヒールの外側が減っているんだろうと思い、そのまま走った。走り始めてしばらくするとそんな違和感は無くなった。

一応、帰宅してシューグーで修復をしてみようと踵減りの状態の写真を撮る。
写真の右側が左足、左側が右足の靴。
写真右側(左足側)の方の減りが多いことが良く分かる。目測ではあるが、残っている黒い部分の厚みは
左足側 1.5mm
右足側 2.5mm
だろうか。
左右の減り具合が違うのだが双方の差が1mm未満であると思うので、大きな違いとは言えないだろう。

本来、このGT-2110のこの黒い部分は5mmある。僕は1260km走る間に約3mm消耗させたことになる。

約3mmの摩耗で「外に傾いている」と感じたワケだが、踵の内側(左写真の通り写真の中央部側:土踏まず側)の減りはほぼ無いので、外側の減りの3mmは無視できないほど大きなものだ。
踵の幅を採寸していないが、靴の踵幅が85mmあったとすると2°ほど外側への傾斜が増している。

オーバープロネーションなのかアンダープロネーションなんだが分からんが、体感的に「おや?なんか変」と思うようでは修復した方が良いと思ってシューグーで補修しておいた。(修復方法はこちら)

--20090212追記
で、できあがりは下記の写真の通り。

2009-02-09

00:50:00/10kmできるかな?

釧路マラソンクラブ(KMC)のブログに「白糠町ロードレース大会練習会」が出ていた。

一応、3/8の方に参加表明をしてしまった。しかも、50分/10kmで走るから抜いてみろ!の暴言付き(笑)。(コメントを書き込みした時は膝は痛くなかったしなぁ:苦笑)
この時期自分的には良い感じの目標ではあるのだが、2月に入ってから全く走っていない。
しかも、まだなんとなく膝は痛いわけで、直ぐに走れるってものでもない。

ざっと参加表明者を見てみると僕が一番遅いワケで当然全ての参加者のターゲットとなる。いわば、ドッグレースのうさぎちゃんみたいなものだ。

適正な自己申告タイムがあれば、皆がなだれ込むように一斉にゴールするって感じなのだが、そうはならないところがおもしろいところだろう。

問題は僕の50分が適正か?ってこと。
過去の実績からすると僕には簡単な目標じゃないことだけは確か。去年の白糠は50:49だった。
ベストは一昨年の白糠で48:31だけど、あの時ほどスピード練習は順調じゃないし、今年になってから去年の今時分ほど走れてもいない。

あれだな。
そんな心配する前に練習しなさい!ってことだな(大笑)
ということで、今走りに行こうと着替えているのだが、コンプレッションのタイツの腹がキツイのですがなにか?

ウォーリーを探せ-白糠町ロードレース-

白糠町ロードレースが30回の記念大会なのでホームページからいろいろ「記念大会」の内容について調べてみた。
うむぅ...ゲストランナーが走るってことだけだな(苦笑)。

で、ホームページのトップページに掲載されている写真を見ると「鬼さん」発見!
それなら自分もいるんじゃないか?とあらゆる写真を探してみる。
一昔前に流行った「ウォーリーを探せ」を思い出した。

で、幸いなことに自分を探すことができたし、カッチさんも見つけた。鬼さんもカッチさんもウエアが目立つのですぐに分かる。
なんとなくたけしさんっぽい人もいるんだけどどうなんだろうとおもってナンバーカードと出場者名簿を照合してみたらやっぱりたけしさんだった(笑)。トレイルランナー風な姿なのでちょっと分からなかった。
あと、tondaさんも発見した。

僕って暇だなぁ...

記事が欠落?

おかしいな。
「一瞬の風になれ」と「風が強く吹いている」について書いた記事が探せない。

書いてなかったっけ?
書いていたよなぁ...

似たような話-チーム-

降雪のため浦幌LSDが中止になったので、退屈しのぎに図書館で借りて来た。

「チーム」堂場瞬一著(実業之日本社)

ページ数は300ページ程度。題材が駅伝なので、僕はあまり読むのが早い方じゃないと思うがランナーの端くれであり、興味深く一気に読み終える。
ストーリーとしては陳腐というか、正義感(使命感)あふれる主人公がいて、実力ピカイチであるが反目する悪役がいる。そして、おちゃらけた主人公の友人がいるというよくある話。
要は、青春の傷心(あるいは挫折)からの復活への曲折を描いたもの。といったところだろうか。

チームというと僕としては、同じ釜の飯を食った仲間というような連帯感(一体性)のあるひとかたまりの集団を想起する。
駅伝ものの小説としては「風が強く吹いている」を読んだが、こちらのチームは、とある大学の陸上部のメンバーのお話しで、学校、練習や寝食を共にして苦楽を言わずもがななひとかたまりの集団が予選会を勝ち抜き、箱根駅伝本番で次の年のシード権を取るという目標の為に個々が工夫しつつ奮闘するというようなお話しだった。

この著書の「チーム」は箱根駅伝の予選会で予選落ちした各校のチームのなかから選抜された選手(予選不通過な学校の中から個人記録の優秀な個人)による「学連選抜チーム」のお話し。
確かに箱根を駅伝で走る集団ではあるのだが、所属する大学が異なるばかりか、個々の目標や追い求める夢が微妙に違う選手によって予選会直後の10月に構成された集団である。
所属校が箱根に出ないのに自分が走る意味を問い悩む者、夢の箱根を走るチャンスではあるが自らの力を過小評価し諦めたようにふるまう者、個人の能力だけを発揮することに集中する者...
個々の記録をつなぎ合わせれば優勝候補にひけを取らないそんな寄せ集め集団が翌年1月2、3日の本番までにチームとして戦う一体感を醸成することはできるのだろうか?チームとは?襷とは?襷に込めて運ばれるものはなにか。
ストーリーは陳腐でありふれたものだが、読む人がそれぞれに答えを見いだせる本だと思う。

「★★★☆☆」

ちなみに今年の関東学連選抜は総合9位でゴール。見事にシード枠を予選会に引き戻した。


--2009/02/09追記
ところで、予選会と本戦?について以前はせがわさんに興味深い話を聞いたので書き添えておく。

箱根駅伝の予選会は10月の末ころ行われる(昨年は10月18日)。予選通過ギリギリの各校は、ここぞとばかりここがピークになるよう調整する。
その後、正味2ヶ月で本戦を迎えるわけだが、この2ヶ月間で「疲労の回復」そして、本戦時に「再びピークを持ってくる」ことは不可能だとのこと。

ここで誤解のないように書き添える。
予選会から本戦を狙う各校、各選手は2ヶ月で疲労が抜けるような緩い走りでは予選会を勝ち抜けない。らしい。
故障覚悟かどうか知らないが、とにかく目一杯の走りを予選会でするらしい。

予選会のやり方は既にご存じの方も多いと思うが、要は約500人が一斉にスタートし、各校上位10人(各校10人以上、12人まで出場のうち)のタイム合計で競われる。予選会の戦略としては相互に助け合いながら(引っ張り役、風よけ役など)「集団を形成」しゴールを目指すそうだ。そうは言っても諸般の事情で遅れる者もいるだろう。次第に集団はばらけ力のあるものが、遅れたもののタイムを稼ぐ役にまわらねばならない。当然、遅れたものだって1秒でも速くゴールしなければならない。誰ひとり気を抜いた走りがゆるされない状況で、ひとりなら止められるレースでも予選会ではやめられない。

そんなことを思い出したものだから、今年の箱根駅伝をちょっと調べて見た。もちろん、テレビで観戦した記憶を呼び起こしながら。
予選会で勝ち上がった日体大、明治が来年のシード権を手にした。
日体大は6/10人、明治は5/10人、国士舘が5/10人が予選会からの連闘だった。
予選会、本戦とチームとしての力を十分に発揮したと思うし、伝統校ゆえの選手層の厚さもあったと思う。

予選会の上位3チームは城西、東京農大、上武の3校だが、東農大の12位が最高位で、あとは20位以下。城西は5/10人、東農大と上武はなんと7/10人が予選会からの連闘だった。

東農大については鶴見中継所で7位で受けた襷がゴールしたのは12位だった。先の苛酷な予選会の性質を知ると胸が熱くなる。7/10人が連闘にもかかわらず「よく頑張った」と、そんな陳腐なねぎらいしかできない自分が情けなく思う。

2009-02-06

申し込み-第30回 白糠町ロードレース大会-

いましがた「白糠町ロードレース大会」の一般男子Bの申し込みとエントリフィーを小為替で送金した。

うむぅ...毎年(今年で3回目だけど)思うのだが、小為替の手数料って高いよな。

30回の記念大会だが、なにか特別な参加賞とか景品とかあるんだろうか(わくわく)

2009-02-04

ボディマ

写真は「ボディーマッサージローラー」だ。

件の「右膝が痛い」の対策として、月曜日から腿の張っているところをこれでゴリゴリと刺激し、マッサージしていた。
効果のほどは定かではないが、楽にセルフマッサージができるのでメモ。

刺激としては指先で押すよりも少々弱いような気がしないでもないが、長時間やれるので楽といえば楽。

百均にも似たようなものがあるが、直ぐに壊れてしまうのでこれを買ったとのこと。

さりげに自分のモノにしておく(笑)。

2009-02-03

だいぶ楽になった

鵞足炎(とおぼしき)対策の為、昼休みにキネシオテープを写真の通り貼った。

膝回りのテープは昨夜貼ったもので、ズボンとスレて一部剥がれそうになっている。

貼ったキネシオテープは50mm幅のもの。
一応、先の記事をマネして貼っている。

で、膝の痛みそのものに注意をそがれていたが、腿前面特に付け根に近い部分と腿裏に指で押すと痛みを伴う張りというかシコリのようなものがあった。
現場に行く車中で痛気持ち良い程度の圧力でセルフマッサージをしたところだいぶ張りが治まったような気がする。

基本的に疲労の蓄積だったのだろうか?(むしろ、普段のケアが不十分だったのだろう)

おかげで随分と痛みが楽になり、今(24:00)はほぼ痛みがないかな?という程度にまでなった。

実際走れる感じがしないでもないが、別に無理することはないので少なくても土曜日までは我慢しようと思う。

土曜日にJogしてみて、様子をみながら日曜日にはどうするか膝と相談して決めたいと思う。

カサスの坂とルシンの坂

今度の日曜日に浦幌LSDを計画している。(詳細はeRCとかちの掲示板に投稿した。東京マラソンに出場のあなた、あちこちの坂を走りたい「坂オタ」のあなたも是非参加を!)

今日仕事のついでにかなり寄り道して、コースを下見してきた。

長いので結論を先に書くと「留真方面往復」が安全と考える。
理由

  1. 太平洋側に向かう道路よりは除雪が良好。
  2. 歩道の敷設率が高い。
  3. 車両交通量が少なく、歩道の積雪を回避しやすい。
  4. 急勾配がない為、ランナーの基礎走力が落ちているこのシーズンでは安心。
  5. 往復コースの為、距離の増減(特に体力消耗による距離短絡)がしやすい。
特に4、5の理由が大きいのだが、総合的にランナーの安全確保の観点から上記の通り結論付けた。

以下、結論に至った現地の下見写真。
カサスの坂コース(太平洋沿岸側)

浦幌神社横の登坂口
今日降った雪の積雪は3cm程度。スノー系のシューズなら問題ない。
かなりの傾斜である。昨日までの暖気の影響で雪の下はところどころアイスバーンになっているので、上につもった雪で結構滑る。

霧下峠に向かう未舗装部分。
積雪の量はやはり3cm程度。
そもそも未舗装なので滑りはあまり気にしなくてもよさそうだ。

昆布刈石の展望台直前の坂。
写真中央に展望台の看板が小さく写っているが、要は中央に見える小高いところまで上るってこと。

展望台からロランCへ向かう途中の未舗装道路。

吹きっさらしなので3カ所ほど吹きだまりができているが、車のタイヤ跡があるので足が埋まるほどの量はない。

ロランC前の坂(下り坂)。

一応、国道だが除雪は行き届いていない。それだけ車両交通量が少ないと言える。
特に滑るとは思わなかった。

出口商店付近。

浦幌神社から約19km地点の十勝太の集落。右側に歩道が見えるが、車道の除雪の雪で足が埋まるほどの量の雪が載っている。

走ることを考えると車道の端を走るのが良いと思う。

浦幌川の橋を右折し、浦幌市街へ向かう道。
浦幌神社から27km地点。浦幌市街地の信金まで5kmの地点。


ルシンの坂(留真方面)

浦幌市街の北側
浦幌市街地は左右に歩道が敷設されていて、いずれも写真のように除雪が行き届き走りやすそう。


浦幌市街を抜けたところ。
信金から3.5kmのところから約500mの間は一部歩道がない部分もあるが、10km地点までは写真の通り歩道はついている。

このあたりの歩道は積雪が少なく、歩道の上を走っても足が濡れる心配はない。


浦幌市街の信金から4km地点。

なぜか、これ以降は歩道の写真の通り積雪が深い。
走りづらいし、足も濡れると思う。

車道を走る方が良さそうだ。


9kmくらいのところ。
歩道はあるが雪が深い。車道端を走った方が良い。

10.5km地点から11.5km地点までは歩道がない。

まぁ、確かに太平洋側は景色の楽しみもあって良いのだが、総行程約34kmはこの時期はツライと思う。
留真方面は冬の畑作地帯の中を走るだけだから単調だが、コンディションに合せて折り返し地点を手前にして総距離を短くできるなど柔軟だと思う。

膝内側の痛み-鵞足炎-

膝の痛みは、キネシオテーピングの効果か?昨日よりはましのようだ。

膝の外の痛みは腸脛靱帯炎が考えられるが、内側は?と思いぐぐってみた。
キーワードはダイレクトに「膝 内側 痛い」だ。

そこで「鵞足炎」(がそくえん)というのを発見。鵞足炎と言えば、自分的にはカナダさんが思い出される(笑)。カナダさんもこの痛みでは色々ご苦労なさているわけだが、キネシオテーピングの仕方が独特のカット法だったのを記憶している。

本題に戻り「鵞足炎」についてみてみると。Waseda Club の”Roo”のスポーツクリニック Vol.07 が分かり安い。

いままで痛くなったことがなかったのに、なぜ痛くなったのか気になるところ。で、原因のところをつらつら読む。以下に抜粋。

鵞足炎の原因は?

 腸脛靱帯炎と同様に膝の繰り返しの曲げ伸ばしの際に、膝の外反や下腿の内旋が強いときに、鵞足に付着している腱が炎症をおこし、膝の内側に痛みが現れます。

 鵞足炎も大腿四頭筋・ハムストリング・股関節周囲筋など(特にハムストリング)の柔軟性の低下やX脚などの身体形態特性によるランニングによる過度のストレスなども間接的な原因として挙げられます。(身体的素因以外は腸脛靱帯炎とほぼ同様な原因です。)
ということらしい。
うむぅ...1/31の「200901の反省」で右膝が一旦外側に向いて...云々ということを書いたばかりだが、2/1の1時間半スロージョグで「膝がまっすぐ前にでるように意識」しながら走っていた。
これが間違いだったのかもしれない。
現実には膝が外に向いていたかは確認できていない。それをまっすぐに膝を出すことを意識しすぎて「膝の外反や下腿の内旋」を強要していたのかもしれない。という間違い。
さらにその状態で、スローなペースであっても1時間半の長時間に渡る運動は相当の負荷があったと推測できる。

膝は確かに外を向いていたかもしれない。しかし、だからといって膝をまっすぐに出すという方法は稚拙だった。外に向いているなら、なぜ外に向かうのか?というところを考えないダメなんだろうな(残念ながら考えたところで僕には分からないのだが:汗)
ここに載っている治療法(対処法?)の通り、少しランは中止しておこう。
ついでにここに出ているキネシオテープの貼り方をまねして、昨日の帰宅時に買ったキネシオテープを貼っておく。

2009-02-02

むむ、なぜ膝が痛い?

確かにJogNoteに「膝が痛い」とは書いた。

朝はほぼ普通に会社に出社した。
念のために今日の昼トレは休んだ。昼にデイパックを修理に出しに行く時(徒歩)も、ちょいと痛いなぁとは思ったが、とりあえず歩いて行って帰って来た。

でも、なぜトイレに行こうとした今になって歩行に支障がでるほど痛いのだ?

丁度、手持ちのキネシオテープを切らしている。帰りにツルハかサツドラで買って帰ろう。

それにしても、ちょっと心配だなぁ...

修理して使うぞ!-columbia daypack-

2007年9月に購入した columbia のデイパックだが、赤丸部分(既に修理に出した後なので、写真は過去に撮影したものに赤丸をつけた)が解れて来た。

主な原因としては、縫製が雑なんだと思うが、ベルトの位置にも問題があると思う。

縫い目の解れなら自分で直すのだが布地がバラけて来ているので、新調しようかとも考えたが機種選定に迷いが生じていたずらに時間を食いそうだったので修理することにした(特に愛着があったということではない。)。
直し方は自分なりのイメージができているのだが、ミシン針が通常のものでは厳しいだろう。ゆっくりと自分でやってもよかったが、プロ(単に鞄の修理屋さん)にやってもらうことにした。
で、ついでにベルトの位置も変更してもらうように頼んで来た。

見積りの連絡をもらうのも面倒だったので「5000円以内ならやっちまってください」とお願いしてきたが、このデイパックの購入価格は3980円だった(この記事を書くために過去記事を調べてみて判明)。

ちょっと過剰投資になりそうな予感。

--20090202追記
よせば良いのにcolumbiaの公式ページを見てしまった。
リペアサービスがあるし...ただ僕のは偽物疑惑があるので気が引けるな(笑)。だから、良いか!

2009-02-01

200902の目標

先月の反省を踏まえて、今月をどうするか?ってことを昨日から考えている。

一応、今月は前後半に分けて

  • 前半は坂で強度を上げた練習
  • 後半はインターバール走
を中心にした練習をしようと思っていた。が、今日になってちょっと疲れが気になって来た。
積雪の状況を考えると、走路の状態が良いのは「十勝大橋」なのだが、ここは必然的に坂トレになってしまう。坂トレは望むところだが、今の疲労状況を考えると「体が耐えきれない」のでは?と心配になる。かと言って他に代替的な走路も思いつかない(室内はあるけど)。
十勝大橋を使う場合は、よほどペースに注意しなければなるまい。

ということで、今月も十勝大橋での練習がメインになるだろうが、ペースのメリハリをしっかり管理することで自分の疲労状況を斟酌しながら上記の予定をこなしてみたいと思う。

体重については、ときどき65kg台を連チャンしているが、65kg台を安定的にキープすることを目標にする。
この場合の安定的というのは都合の良い尺度だな。過半をもって安定とするか、2/3をもって安定的とするか...
一応自分基準で当初はバラツキがあっても可とするが、月末1週間ですべて65kg台となった場合に安定的にキープ出来たとすることにする。