-絶え間なく鍛えた者だけに栄誉が訪れる-

2008-05-30

200806の目標

昨日「目標上方修正」したところだが、マラソンを楽しむ会に限って言えば「なにをやっても間に合わない」(練習の効果は発現しない)と思う。


とりあえず、「マラソンを楽しむ会(ハーフ)」で、現状のスピードを把握することにしたい。なので、ちょっと無理しておく。
ずばり、100分切りだ。
去年は105分くらいだったし、洞爺湖のSplitタイムから今年の俺はちょっと速いかも?と誤解している(笑)ので、つぶれる覚悟で望む所存。
なので、ここ1週間で速い動きをガシガシ入れておいて、2週目は少し休みながら調整しておきたい(洞爺湖の反省を生かせよ)。

これが終わると7月下旬までレースの予定はない。(7/27 釧路湿原マラソン30km)
一応、大それた目標(2時間20分)をぶっ立てたが、冬~5月で30kmくらいは持ち堪える足にはなっていると思っているので、現状のスピードを把握してスピード強化に努めて丸1ヶ月半で「なんとかする」という、高度成長期の末端を支えて来たバブル経済の特攻隊となったおじさんの好きな「プロジェクトX」風にやるワケだ(当然、BGMは「地上の星」なワケ)。平成バブル後に就職した諸氏には分からないだろうが、「無理を通さばなんとかなるサ」みたいな風潮があったんだよ(発想がバブリーだよね)。

なので、事実上6月はスピード強化月間となる。10日で1サイクルな計画を立てようと思う。ちょっとキツイだろうけど、やれるときにやっておかないとね。
で、やれることと言えば、マラソンに限らず長距離走は練習の効果が発現するまでには時間のかかるものなので、最終目標レースである「別海町パイロットファームマラソン」に向けての基礎訓練(体重管理、腹筋、背筋、腕立て、フォーム固定(e3グリップを使うだけだが))を必須としたい。

休むのは、来月に入ってからでも遅くないような気がしている(今はやる気になってオダってるしね)。
それでも怪我(故障)はダメなので、こいつだけには注意が必要だ。

ついついサボりやすい性格なので、10日サイクルの練習メニュー(ザックリとした)を作ってみようと思う。怪我しないように注意するけど、ちょっと責め攻めてみる。

そうだな。今月のテーマは「M度を上げてみるテスト月間」。

200805の反省

恒例の一人反省会。

200805の目標にあげたことはなにひとつ達成できなかった感じ。

体重管理もダメ。高負荷のトレーニングもダメ。ペース走の予定もできなかった。

eRCの記録会も撃沈し、一応目標とした洞爺湖マラソンも直前期に疲労爆発で当日にギリギリ間に合った感がある。当然、結果は目標未達成なんだが直前1週間の体調があまりにひどかったので「なんとなく結果オーライ」な状態に甘え中。

月間走行距離は200kmを越えていたのを見てちょっとビックリしたが、GWもあったし、40km以上を2度も走っている(レースを含む)ので、これくらいにはなるだろう。

6月は目前の予定としては「マラソンを楽しむ会(ハーフ)」があるが、それ以降はなにもない。
自分の大本命は「別海町パイロットファームマラソン」にあるので、もうちょっと中長期的な目標を持って、3ヶ月後に効果がでるような練習を取り組まねばなるまい。

2008-05-29

目標上方修正

洞爺湖マラソンが無事終わって「ほっ」としている。あまり本気度が上がっていないように感じていたが、それなりに緊張していたようだ。案外小心者な僕。

カナダさんの洞爺湖マラソン関係のブログを読んでかなり触発されてしまった。
明確な目標を持ってチャレンジし、もう一歩のところまで行っている。僕はというと、やっぱり日和っていたなと思う。
このまま日和すぎていては「敵前逃亡」に等しく、銃殺刑になっちゃう(笑)。頑張らないと!


ということで、今年の目標であるフルマラソン3時間40分で完走を上方修正し、3時間半を目指すことにした。

次のレースは「マラソンを楽しむ会」でハーフだ。あと3週間はないのだけれど、100分切りを目指す。つーことは4分44秒/kmか。

そして、その次は「釧路湿原マラソン」で30km。ハーフよりも速く4分40秒/kmなら140分か。ま、このくらいで走れないとフルマラソンでサブ3.5は難しいな。

うむぅ...大丈夫かな?(と、やっぱり日和るなぁ)
自分を知り、客観的に評価すると相当頑張んないとダメだな。

さて、とりあえずマラソンを楽しむ会に向けてなにをするか考えよう。
さしあたり、4分44の世界に慣れる必要があるのだが、4:40/kmの1km×5をレペティションでやってみるというのはどうなんだろうか。休息タイムは5分。休みスギだろうか(汗)。

というか、ビルドアップとかインターバルとかレペティションとか言葉の存在と漠然とした意味は分かっているが、自分にとって最適な疾走時間の設定、緩走距離・時間の設定、休息時間の設定が分からない。

2008-05-28

基本は素振り?-e3グリップ-

昨夜は残業だったので走れなかった。今朝は爆睡していて朝ランもなし。
ま、予想の範囲内なので、昨日帰宅後に先日発注していたe3グリップを握り腕振り(素振り)をしてみた。

幾つか疑問と気が付いたこと、思いついたこと、想像したことがあるのでメモ。

手を握るということ
グリップの形状にあわせ、小指側から人差し指方向へ握り、最後にグリップの親指受けを押すように親指を載せて握る。
小指から握るというのは僕の個人的な注意点であり、e3グリップの説明書に書いてあったかは記憶にない(大笑)。なんで、小指から握るかというと、ゴルフクラブでも、野球のバットでも、テニスのグリップでも、およそこの類は小指から握るのが基本だからだ。

僕は一時期ゴルフにのめりこんでしまったので「握る」というと、どうしても手のひらの対角線にグリップを置き、それを包みこむように長く握ってしまう。(左写真のように)

e3グリップの形状を生かして握ると左写真の通り、指の付け根を直線状にグリップを置き、野球のバットを握るような感じになる。
さらに付け加えれば、JogNoteやここにも書いたと思うが今僕は左手人差し指の付け根と右小指付け根が痛い状態にあり、あまり上手にこういったものが握れない状態にある。で、下側の写真が正しい握り方とすれば、この痛いところが結構刺激される(笑)。
上の写真のような握りだと左手人差し指はあまり曲げなくても済むし、右小指はゴルフ的にはオーバーラッピングさせるのであまり深く曲げないことになる。
まぁ、下の写真の握りがe3グリップの形状にもマッチしているので、こちらの握り方が正しいのだろう。

ここで、今まで気にしていなかったことが脳裏に浮かぶ。
ランニングの時の手の握りってのは、どういう形状だ?という基本的な疑問である(笑)。
僕は、ゴルフのグリップよろしく左人差し指、右小指がルーズに「チョイ立ち」(半立ち)の状態だ(笑)。

そこは深く考えず、こうした癖を矯正する為にe3グリップを購入したのだと自分に言い聞かせ、グリップの形状にあった状態で握る。
しかし、慣れない「形状の握り」なので、肩に力が入っているし、グリップにも力が入っている。ランニングの時、手は軽く握れというのが基本のような気がするが...
肩に力が入るのは、全てのスポーツに共通する「よくない状態」だから、e3グリップに無用な力はいれないがシッカリと握り肩のリラックスを心がけ鏡の前で素振りを開始。

慣れないグリップ形状なのでどことなくギコチナイような気がするが、鏡に映った自分の姿を見ても普段が分かっていないので、違いが分からない(笑)。が、次の点に気が付いたのでメモしておく。
  • e3グリップの重さ(一個70g)に負けて?シッカリ下まで腕が振り下ろされる(気がしないでもない)。
  • 上の反動ではないだろうが、グリップが胸前までシッカリ上がってくる(気がしないでもない)。
  • ヒジが後方へ大きく動いている(ような気がする)。
  • ヒジの大きな動きに連動して、肩甲骨が上手く大きく動いている(ような気がする)
ま、中年の錯覚かもしれないがな(笑)

ポールウォーク類似の動き?
素振りでなんとなく面白さが感じられ、真夜中にe3グリップを握って散歩に行ってみた。
おおお、これは歩くスキー風だ!と経験者である僕は思った。
歩くスキーといえばポールウォーク風でもあるな。ポールウォークの効果として、ポールを後方へ押す動きが「肩甲骨の稼動域を拡大させる」というのがあったような記憶があるぞ。
そして、金哲彦コーチはランニングは「肩甲骨から始動せよ」と勧めている。

e3グリップが身体をシンメトリックに矯正し、ボディーバランスを適正な状態に...なんてのがあったけど、そんなことよりも「肩甲骨の稼動域の拡大」に効果があるとしたら、これは良いかも!

晴れさんにポールウォークを薦められているが、とりあえずこれ(e3グリップ)で良いんじゃないか?と思ってしまった。

あと18秒の僕には最適かもしれないな。(あと15秒なあなた、ポジションはガムテープでなんとかして、一緒にグリップしようぜ!:謎)

--追記 2008/05/28 19:00
e3グリップを持って(握って)実際に走ってきた。
なんせ今までと手の握り方が違うので握った手に力が入る(たぶん、肩にも力が入っていたかも)。リラックスすることを極力意識しつつ走った。
実走の感想をメモしておく。

自然と骨盤が前傾する
だれでもそうなるのかはわからない。
歩くスキーとか、クロカンのクラシカルタイプの経験のある人なら分かると思う。あ、ポールウォーキングを既にしている人にもわかると思う。

「腕の振りを推進力に」というのが理解できる。
スキーの経験のある人なら分かると思うが、手の甲が上に向いていると握ったストック(以下ポールという)は開き、雪面に適切に力を伝えられない。手の甲は正しく横(体側の外側)に向いていないとポールの先端(接地部分)に力が注がれないことを想像して欲しい。
歩くスキー(クロスカントリースキーのクラシカルタイプ)をやったことのある人なら分かりやすいと思うが、グリップの先にポールが付いているイメージで、ポールを持つ手の振りを地面に伝えるイメージで走ると良いような気がする。

腕の振り下ろしが地面に力を伝えている(ような)感覚は特に「上り」で分かりやすかった。また、最初に書いた骨盤の前傾は「下り」でも維持することができているように思え、ロスなく走れるような感じがした。

「グリップの握りが強くなることは良いことなのか?」
上のように腕の振りを推進力にするということの意味が体で分かったのだが、グリップの先にポールがついているイメージが強すぎるとグリップを握る手に力が入りすぎ、肩にも力が入りすぎるような気がする。

なので、e3グリップを握って試走した後、結構「肩」というか「肩甲骨」周辺にだるさを感じる。
たぶん、肩は余分な力が入っていたため、肩甲骨はいつもより「動きが大」となったためと想像する。

結局のところ「手の甲の向きと、手(腕)の動きに注意する」
なので、上記の二つの折衷的イメージが重要で、現実にはポールは付いていないのだから「グリップを強く握る必要はない」、必要なのは「腕の力が地面に伝わるイメージで手(腕)を振る(実際には肩甲骨を動かす)」。ということなのかもしれない。

コーナーで違和感を感じる。
交差点の直角カーブ?で、違和感を感じる。
たとえば、左折するケースの肩甲骨の動きはどうあるべきか?を想像して欲しい。
直進のときは左右の肩甲骨は同じ振れ幅が理想的であり、もっとも直進性に適している状態だと思う。この状態から左折する場合、左の肩甲骨の振れ幅よりも右肩甲骨の振れ幅を大きくしなければ左折しづらいのが理屈だと思う。
ところが、e3グリップを持っていると通常より振れ幅が大きくなるようで、この振れ幅の調整がいつもと同じだと曲がれない感覚に襲われた。

持ち重りはある。
naojiさんがダンベル効果があり、段々持っているのが嫌になる。というようなことを書かれていた。
重さ1個あたり70g程度だし、走ったのは10km程度なので舐めていたが、書かれていた通りだった。
ダンベル効果でフォームの安定性、嫌になってくるのに耐える力が養成されると思うことにした(笑)。


ただ、本当にそうなのかは定かではないのがニンともカンともだな(苦笑)
まぁ、感想と妄想ということでご容赦願いたい。

GEL-Fuji(TJR604)

はせがわさんが今年のゲルフジ(赤)を買った。
ブログにその写真が載っているのだが、富士のマークが誇らしげに見えてカナリ羨ましく思って見ていた。

僕の旧モデルにもフジのマークがあったのか記憶になくって寂しい思いをしていたが、今朝見てみたた僕のゲルフジにもあったのでちょっと安心した(笑)。
一応、証拠を提出しておく(なんのために?:笑)

2008-05-27

フルマラソンは恐ろしい-カナダさんの記録を見て-

カナダさんが洞爺湖マラソンの完走記を書き始めた。タイムは3時間45分30秒だそうだ。
やっぱり、僕がゴール前で抜いたのはカナダさんだったようだ。
あまり他人のことはとやかく書くのはどうかと思ったのだが、フルマラソンの怖さがあるように思えたのでメモとして書いておく。

カナダさんは3時間半狙いで5分/kmペースを目標にしていた。
ブログに掲載されているLAPタイムを見る限り、その素晴らしい走りは35km、いや36kmまで順調に推移していた。
36kmの通過タイムは、ブログに掲載されているLAPタイムを累計して計算したところ2:59:54。僕は3:10:44だからおよそ11分もの差があった。
距離にして2km以上だ。カナダさんの残りの距離は約6km、僕は2km後方の8km地点にいたことになる。

(カナダさんの名誉の為にあえて書くが、そんな状況でも僕が追いついたという事実は確かにある。しかし、それはタマタマそうなっただけのことで、「うさぎと亀」の話の亀の如く僕の勤勉かつ計画的な走りが最終的には優れているんだ。ということを書きたいわけではない。そもそも、僕は勤勉かつ計画的に走っていたワケじゃない)
その後、カナダさんはいわゆる「35キロの壁」と38km、40~41kmの上りのダブルパンチでどうすることもできなくなったようにペースが落ちてしまっている。
フルマラソンを走ったことがある人は、誰もがこういう経験があるのではないと思う。でも、悲しいことにこれを乗り越えなければゴールまでたどり着けない。

そういえば、今回の洞爺湖マラソンの前日に二人で風呂に入りながら、フルマラソンって血の滲む思いで数秒、数秒と貯金して目標達成に向けて頑張るけど、吐き出す時は一遍に「パー」だよね。と話した。
今回のカナダさんは、僕との差を貯金に例えれば36kmまでに約11分の貯金をしたけれど、残り6km(貯金してきた距離の1/6)で全て使い切ってしまったことになる。

僕はたまたま今回の洞爺湖マラソンで目立った壁に当たることなくゴールすることが出来たワケだが、カナダさんのブログの昨年の記事に興味深いことが書かれていたので、JogNoteの記録も参照しつつ、僕との比較表を作ってみたのでメモしておきたい。

カナダ
たしろ
冬季間の練習
LSD中心の練習。練習回数よりも長距離走がメイン。
同左(カナダさんをマネていた)
本番前のロング走
一週間前に34km走でへろへろになり自信喪失。
3週間前にフル記録会で35km以降走れずヘロヘロになり40km
直前期
JogNoteによれば「走る」よりも休足を重視した。
疲労がひどく走れず、走れない不安を抱えつつも疲労取りに重点を置いた。
本番での目標。
前年の経験と34km走の反省から希望的な目標ではなく、現実的な目標を設定、セーブした走り(ひとり旅)に徹した。
前年別海とフル記録会の反省と直前期の疲労感に対する不安から、特に目標は定めず、無理のない心拍数でイーブンペースを目指した。
道中の経過
押えた走りでも、経過タイム的には前年とほぼ同等のタイムであったが余裕度が違った。
無理なく走れ、結果的に別海を上回ったペースで経過し、余裕があった。

「もうだめだ」の絶望感を抱く「壁」はなかった。
ペースは確かに落ちてはいたが「もう走れない」と思うような「壁」はなかった。
ゴール前
タイムはともかく、ペースアップして走るという気持ちがあり、体もそれに呼応していた。
同左
と、去年のカナダさんと今年の僕は、かなり類似点が多いように思う。
  1. 冬季間はしっかりと長距離に慣れる?ところまで走ったこと。
  2. トライアルに失敗していること。
  3. 直前一週間は休足がほとんどだったこと。
  4. トライアルの失敗による反省から自制した走りをしたこと。(しかし、結果的にはタイム自体は自制していなく、自制しようという気持ちで走っていたに過ぎない)
  5. 本番では結果的に壁らしい「壁」に当たらなかったこと。
という共通点は面白いと思った。
フルマラソンの距離を練習でそうそう走る機会のない自分にとっては「こうなれば、こうなる」というような法則を見つけ出すのは困難だ。

しかし、上記の共通点から教訓を学びとろうとするならば、
  • 長距離走はペース不問で走っておけ(壁を体験しておけ)
  • 休むべきはしっかり休み(興奮で疲労度が自覚できない場合がある)
  • 自分を過信することなく(トライアルの失敗で鼻が折れた)
  • 壁を怖れつつ、冷静に走れ
ば、案外「壁」は低いものになるのかもしれない。

僕は、いわゆる「壁」を「根性で克服できる」とは思っていない。
御しようの無いのが壁ならば根性でなんとかなるような簡単な話じゃない。心は折れるものだ。
小さな抵抗を繰り返しつつ、練習するしかない気がする。

ぶち当たる壁の高さはその時々だけれど、フルマラソンのゴールの栄誉はこれを乗り越えた人に許される特別なゴールなのだと思う。

胸と爪-洞爺湖マラソンの後遺症-

洞爺湖マラソンで「白爪」と「胸の擦り傷」を作ってしまった。あと、左足の小指付け根がちょっと痛い程度であとは筋肉痛が若干残っている程度かしら。


左右の足の親指の爪を見ても左が若干白濁しているのが分かる。
特に人差し指側がシロくなっています。また、爪と皮膚の境目(甘皮?)が赤らんで炎症を起こしている感じだ。

左足小指の付け根(というか、骨の出っ張ったところ)周辺がやや腫れているようだ。左右を比べてみると若干紫がかって「アオタン」手前の状態?

シロツメ対策は爪が靴に当たらないことが原則。実は、今回のシロツメには靴と爪部分が当たる要素があった。次回からはこれを排除して対策をほどこしたい。


胸はS610iのトランスミッターとの摩擦で擦り傷ができた。eRCとかちのフル記録会の時に出血した場所よりもやや下の部分。つまり、古傷ではなく、新たにできて擦り傷だ。
こういうことは去年まではなかったのだが、今年は多発している。原因は思い当たるので、対策を施してみようと思う。

決して、カラータイマーを取られた跡ではありません。こんな貧相な大胸筋(大胸筋がないとも言える)のウルトラマンはいません(笑)。というか、腹筋も割れていないし(苦笑)

2008-05-26

洞爺湖マラソン-反省-

恒例の一人反省会。
昨日は自己ベストということもあって興奮気味だったのか「イーブンペースで走れた」ことが嬉しいというようなことをあちこちに書いた。
しかし、個別に見ると「イーブン」ではない。去年の別海との比較では「イーブン近似のペース」とは言える。

一応、5kmごとのタイムについて去年の「別海町パイロットマラソン」と昨日の洞爺湖マラソンの比較表を作ってみた。
別海は既に公式タイムが公表されているので、そのタイムを採用。昨日の洞爺湖マラソンは後日公式タイムが郵送になるらしいが、とりあえず手元時計によるものとする(但し、中間地点とゴールタイムはGTMailで配信されたタイムを採用した)。


2007別海 2008洞爺湖
5km 25:59.9 0:05:12 26:27.2 0:05:17
10km 51:46.5 0:05:09 51:48.3 0:05:04
15km 1:17:43 0:05:11 1:17:36 0:05:10
20km 1:44:09 0:05:17 1:43:47 0:05:14
中間点 1:49:57
1:49:48
25km 2:10:28 0:05:16 2:10:24 0:05:19
30km 2:37:20 0:05:22 2:37:09 0:05:21
35km 3:05:31 0:05:38 3:04:43 0:05:31
40km 3:35:04 0:05:55 3:32:54 0:05:38
Goal 3:48:18 0:06:02 3:45:18 0:05:39


0:05:25
0:05:20
30kmまではほぼ同じペースだったことが分かる。
ゴールタイムで自己ベストを3分縮めることができたのは、前夜に食べたカップヌードルの調理時間と同じなのは単なる偶然だろうか(偶然に決まってます:笑)?

冗談はさておき、両者を比較するにあたっていくつか注意を要する。
なによりも別海のモチベーションと今回の洞爺湖では雲泥の差がある。
別海はこれを目標にと一年間コツコツ準備の上、万全の状態で臨んだのに対し、今回の洞爺湖マラソンは3月2日にあった白糠練習会に参加したメンバーのほとんどが洞爺湖マラソンに出るというので熟慮の末3月10日になって申し込んだという割と軽いノリ。そして、洞爺湖は、練習を頑張り過ぎたためか疲労感から直前1週間は体力回復を第一に考え喰う、寝るを最優先。練習できない不安とが交錯する状態だったことから、洞爺湖マラソン自体には特別な記録的目標は定めていなかった。
もっとも、練習のし過ぎ?による疲労感というのは普段からの自己節制が十分でなかったことが原因で、急に参加を決めたことが原因ではない。
したがって、記録的な目標を定めなかったのは「体調云々」というよりは「気持ちがレースモードに入っていなかった」ということなのかもしれない。

そういったことを念頭におきながら、レースモードに入っていない状態にも関わらず自己ベストを更新できたワケを考えてみた。

両者において差が出たのは35km以降のLAPタイムに現れている。

左は去年の別海(青)、今回の洞爺湖(赤)に於ける心拍数の推移グラフを重ねてみた。
LAPタイムに現れた両者の差は、タイムを裏付けるように2時間45分以降に顕著な違いが見え始める。

とりあえず、心拍数で気が付いたことを列挙してみる。

青は
  1. 全般的に運動時間の経過とともに右下がりとなっており
  2. 一時間45分経過後(20km経過)から心拍数水準が一段落ち
  3. さらに3時間15分以降(37km以降)もう一段下がっている。
赤は
  1. 青1、2について同様の傾向が見られる。
  2. 2時間45分(32km)では心拍数水準を25km地点水準に戻そうとする努力の跡が伺える。
  3. 3時間15分(37km)では心拍数水準を25km地点水準に戻そうとする努力の跡が伺える。
また、青、赤の比較において、運動時間1時間45分(20km)ころまでのタイムはほぼ同等だが、青が高水準であるが、これは別海のコースは前半が上りであることから同等のタイムとするには赤よりも頑張る必要があった為と思われる。
また、2時間経過後から2時間45分ころまで(水色の四角で囲った部分)両者の心拍数水準は近似しているのが分かるが、これの意味するところについて、今は良く分からない。

ちなみに、青の平均心拍数は157、赤は158と同一水準である。

端的に言えば、赤2、3の分(約3分)洞爺湖では別海よりも速く走れたということになる。つまり、30km以降の頑張りが時間や心拍数に現れている。

そういえば、今回は「ガツンと来た」というような30kmの壁、35kmの壁はなかったような気がする。
これは、冬場のLSDの効果が現れたのだと思うが、むしろこれはeRCとかちでの記録会の反省(35kmで撃沈)から慎重な前半戦の走りをしたからだと思うし、既に洞爺湖のコースを経験されている方の情報をそれなりに覚えていた為、走りながら自重できた効果が現れたのだと思う。
もし、今回体調が良くて「やる気ムンムン」だったら、こういう走りができたかは疑問だ。まさに怪我の功名というやつだろうか。

別海と今回の前半戦における心拍数は僅かなものであるが、この僅かなところの差が大きく出たのかな?とも思う。

あと過大評価になるかもしれないが、前半の心拍数と速度の関係において感じることは、この冬から4月一杯まで重点を置いて実施して来たLSDで少ない心拍数ながらも速度が得られるように体質が改善されたのだと思う(かなり希望的:笑)。
体調、天候がよろしくなく、入れ込まなかったことが結果としてよかったのかもしれないと思うのだが、それを言っちゃおしまいなので忘れることにする。(笑)
今年のフルマラソンの目標は3時間40分を切ることにしてある。今回は達成できなかったが、今回のレースを踏まえ、時間がなく取り組めていなかったスピードの強化からやり直し、マラソンを楽しむ会や釧路湿原マラソンを経て、本命である別海町パイロットマラソンに万全の体調と調整で臨みたい。

--追記 20080527
7km地点のLAPボタンを押し忘れたが、他は全て押下できていたので集計してみた。
右の○×は時間に影響しそうな区間勾配を記号化してみたが複合的な勾配のところが多いコースなので参考にもならない予感(僕のやりたかったことは、LAPタイムの遅い原因を探すことだったのだが...)
あと、6分/km以上かかってしまった区間にはマーカーした。

20kmの給水から歩きながら給水がルールなのでそれなりに時間がかかっているのが分かる。しかし、40kmの給水をパスしたのに6分/kmかかっている。39~41kmが上りだったのが原因と思われる。下表から傾斜なりに素直に走れていることが分かる(大笑)。

心拍数の推移にも現れていたが、20km過ぎからペースダウンがやや顕著になり、35km過ぎから更に一段ペースダウンが見られる。
35km以降についてはともかく、25km手前からペースダウンするのはフルマラソンを走るにはちょっと厳しいなぁ...

ラップ km 時間 SPLIT (min/km) LAP (min/km) ○=下り
×=上り
1 0:05:56 0:05:56 5:56
2 0:10:53 0:05:27 4:57
3 0:16:09 0:05:23 5:15 ×
4 0:21:11 0:05:18 5:02
5 0:26:27 0:05:17 5:15 ×
6 0:31:27 0:05:15 4:59
8 0:41:43 0:05:13 5:08
9 0:46:44 0:05:12 5:00
10 0:51:48 0:05:11 5:04 ×
11 0:56:54 0:05:10 5:06
12 1:01:56 0:05:10 5:01
13 1:07:00 0:05:09 5:03
14 1:12:22 0:05:10 5:22 ×
15 1:17:36 0:05:10 5:14
16 1:22:47 0:05:10 5:10
17 1:27:59 0:05:11 5:11
18 1:33:14 0:05:11 5:15
19 1:38:31 0:05:11 5:16
20 1:43:47 0:05:11 5:16
21 1:49:17 0:05:12 5:30
22 1:54:30 0:05:12 5:13 ×
23 1:59:34 0:05:12 5:03 ×
24 2:04:57 0:05:12 5:23
25 2:10:24 0:05:13 5:27
26 2:15:47 0:05:13 5:22
27 2:21:09 0:05:14 5:21
28 2:26:42 0:05:14 5:32 ×
29 2:32:03 0:05:15 5:21
30 2:37:09 0:05:14 5:06
31 2:43:11 0:05:16 6:02
32 2:48:41 0:05:16 5:30
33 2:53:52 0:05:16 5:11
34 2:59:14 0:05:16 5:21
35 3:04:43 0:05:17 5:28
36 3:10:44 0:05:18 6:01
37 3:16:11 0:05:18 5:26
38 3:21:44 0:05:19 5:33 ×
39 3:27:03 0:05:19 5:19
40 3:32:54 0:05:19 5:51 ×
41 3:38:56 0:05:20 6:01 ×
42 3:44:20 0:05:20 5:24
42.2 3:45:20 0:05:20 5:09

防寒対策
反省というか、どうしても気になったのがグローブだ。雨で冷えてかなりかじかんだのだが、普通のランナーは「我慢」なんだろうか...しなそばさんはグローブしても素手でも濡れてしまってはねぇ~のコメントだったが、一応物欲ランナーとしては調べて見た。
finetrackフラッドラッシュスキン インナーグローブが良いらしいことは分かったが、これはとてもメンテナンス(洗い方など)が面倒のようだ。
さて、どうするかね(笑)

--追記 20080528
なんとなく完走してしまい、結果が良かったのだがなにか物足りなさを感じる。ちょっと後悔すらしている。
  • 明確な目標を立てなかったこと
  • ちょっと力が余っていたこと
そして、今思うのは「もう少しやれたんではないのか」と思う。
こういう感情はきっと誰もが思うことなんだろうなぁ...

30、35kmで余裕はあった。でも、「壁」が怖くて行けなかった。ここは(どうしていいのか)分からないところだよなぁ...勝負なら35kmで行け!って感じなんだろうけどな。

あと18秒に-e3グリップ到着-

先日発注していたe3グリップが到着した。

先日の洞爺湖マラソンは3時間45分18秒だった。
3時間45分を切ることができなかったという非常に微妙なところ...

このグリップをフォーム形成への恒常的意識付けの為の補助的ツールとして使えば、あと18秒短縮できる(と信じている)。

あと15秒のあなたも是非!(笑)

僕の洞爺湖マラソン2008

止みそうも無い小雨の天気の中、盛り上がらない気持ちのままスタート地点に「ねっとラン札幌」の皆さんが場所を確保しているとのことで、カナダさんとそこへ向かう。

着替えは終わっている。とかちeRCのTシャツにハーフタイツ、一応サングラス(イエローレンズ)にグローブも。あとはウィンドブレーカーを脱ぐだけの状態。

集合場所付近にはkuriさんがURCの場所にいた。再会のご挨拶やらしているとOgamanさん、しなそばさんを発見。Ogamanさんは人気ものだ。というか顔が広い。あちこちからランナーがやって来て再会を喜んだり、近況を報告しあったりしている。ただ、聞けば天候がよろしくないので「モチベーションが上がらない」ということだった。
しなそばさんはこの日の為にランパン、ランシャツ、シューズを新調している。その気はあるが天候に戸惑っているようだ。
カナダさんはサブ3.5狙いのペースを腕にマジックで書き込んだ(大会本部に行ってマジックをかりたらしい)。

全てのランナーの気持ちが盛り上がっていなかったと思うのだが、スタート地点への集合時間が近づく。
しなそばさんと集合地点に行くと前の方に「登録選手」のプラカード、その後に「一般参加・3時間以内」のプラカードだ。北の大地さんのブログやカナダさんのブログを見ていたので「登録選手」の後方へ並ぶ。
カナダさんはおまちゃさんと僕の前方約10m程度のところに位置している。今日はカナダさんと僕の目標は一致していない。残念ながら一部の読者の皆さんが期待しているバトルは無しだ(大笑)。

この期に及んでも僕は今日はどうやって走るの決めていなかった。目標心拍数も決めていなかったし...というか、全然考えていなかった。そりゃ漠然とサブ4で走らなきゃというのはあったけど、それくらいのことしか考えていなかった。

で、スタートの号砲!
前に並んでいたんだけど、号砲からスタートラインを通過するまで13秒ほどかかっていた。そうこうしているうちに後方からサブ3軍団に追い越され行く手を阻まれのろのろ走り。目標タイムとか設定しているとここで焦るし無理をするのだろうが、そこは目標もなく実にリラックスしていた。
1km通過は5分56秒(以下、タイムは全て手元のS610iによる)。ま、そんなもんだろうと思っていたら道が開けて速度が自然と上がる。2km通過は4分57秒、なんぼなんでも速いなと思いなおしゆっくりしているうちに後方からどんどん追い越されていく。このときの心拍数は150ちょっと越えたくらい。なんぼなんでもゆっくりすぎかな?と思いつつ、今日はとかちeRCの記録会の反省を踏まえつつ、レースであることを加味、160前後の心拍数でゴールすることを目指す。(2km通過にして、やっと今日の目標が定まる)

体が温まってきてサングラス(サングラス付き眼鏡)が曇る。加えて、霧雨とも雨ともいえる滴がレンズに張り付き視界は不良。自分の腕時計の数字を読むのがやっとで景色も風景もへったくれもない状態。
5kmの折り返しで知った顔を探し出して激励しようと試みるが探せない。というよりも見えない。会場に来てから携帯にメールはくるものの姿を見ていないはせがわさんを一生懸命探したがダメだった。むむ?まさか雨なので帰った?(僕じゃないんだから、そんなことはないんだけど:笑)
心拍数レベルで目標を定めてみたものの心拍数155~165で5分~5分10秒のペース。ちょっと速いのかなぁと心配していたら上りのある13、14kmあたりの区間で5分15秒/kmにペースが自然と落ちた。これをきっかけにこのペースを維持するように努めてリラックスを心がける。

少しペースを落としたせいか、後続のランナーにどんどん抜かれる。自分のペースが落ちたのか?と疑いたくなるほど抜かれる(笑)。
20kmくらいで応援で中洞爺?に来ているnaojiさんを見かけるが発見が遅れて手を振る、声を出すというアクションが出来ず、結果的に素通りしてしまう(ごめんなさい)。

20km手前だったか、過ぎてからだったかカナダさんと並んでスタートしたおまちゃさんを捉える。カナダさんはずーっと先ですか?と聞くとずーーーーーっと先だとのこと。こりゃバトルは本当にないな(笑)。

20kmのバナナの給食をいただいた辺りから手が冷たくて感覚がなくなってきた。

そういえば、最初の給水は10kmくらいで、以降2.5km刻みにスポンジ、5km刻みに給水所があった。全ての給水、スポンジをありがたく頂いてきたが十分寒いのでスポンジはパスすることにした。
5kmごとの給水は速度を落とし(他のランナーの邪魔にならないようなコース取りで)歩きながら、水とBCAAを飲み、紙コップ回収袋にコップを入れて再スタートするようにしていた。10、15kmでBCAAを頂いたときは走りながらだったので顔、胸にドリンクがかかり「やたらとベタ付いた」気がしていた(雨も降っているし、実際にはベタ付きはなかったと思う)ので、そういうやり方にした。いつもは、無理にでも走りながら飲むのだが、僕のようなレベルでは走りながら給水することはかえって一時的に心拍数が跳ね上がりペースを乱すもとになっているような気がする。eRCとかちの記録会でも立ち止まって給水し、再スタートするというやり方だったので、こういうやり方の方が無理なく確実だと思った。そして、今日はそういうやり方が僕のルールだ。水を取ってからコップを捨てるまでの距離を歩くのは罪じゃない。ルールを守っているに過ぎない。

なんせ、特に知ったランナーと一緒に走っているワケでもなく、天気も悪く雨煙りというか、霧に隠れて洞爺湖の湖面も見えないのでのでブログのネタになるようなことがない。
じゃぁ、退屈だったかというとそんなことはない。湖畔に居住する人々やお土産屋さん等の皆さんが雨の中沿道に出て応援してくれている。どこだったかな30kmくらいのところだったろうか腰の曲がったおばあちゃんが手をたたいて応援してくれていた。雨で風邪ひかないでねと願うことだけが精一杯の返礼。

20km以降は自己ヘルスチェックの連続だった。

  • 足、脚に痛いところはないか?
  • もし、痛ければゴールまでもちそうか?
  • 呼吸は苦しくないか?
  • 痙攣のおそれはあるか?
等、eRCとかちの大失速があるので、その時との比較で自己診断する。
手が冷たくかじかんで感覚が無い以外は問題なさそう。もうちょっとペースは上げられそうだ。どうする?と自分に問いかける。
そういえば「30kmまでなにもするな」とnaojiさんがどっかに書いていた記憶が頭をよぎる。いつもは、コース図(特に高低差)を見て予習しておくのだが、今回はあまりコース図の記憶がない(笑)。あまり大きな上り、下りはなかったように思うが...あれだ、こういう時は先輩の言うことを守っておくものだと思いなおし、現状を維持することにした。

30kmを通過する。そろそろ「なにが起きても不思議じゃない」ころあい。ガツンとペースが落ちる。あちこち痛み始める。そして、それに耐えられなくなる。eRCとかちの記録会では35kmでガツンと来た。全部一遍に来た。プリプリ痙攣もあって歩きが入った。
しかし、それをおそれて余裕のあるところへのペースダウンはしない。まだ大丈夫だ。来るべきものが来たら御しようが無い。それまでは今のペースで大丈夫だ。落とすな。
目標タイムは定めていない。なので、貯金はない。5分10~20秒のその日その日を精一杯に生きる日暮し的なレースなのだ。貯金がないので、ここで緩めることは「即、借金になる」。

それでもやはり段々と苦しくなる。一時期、骨盤が外れそうな感覚を覚える。足、脚にバネがなくなり水溜りを避けるという軽度な敏捷性すらなくなる。避けられず水溜りにじゃぶじゃぶ入り、水の抵抗でバランスを崩しそうになる。
前にいるランナーから離れるな。彼(彼女)に並べ!追い越さなくても良い。並べ!離れるな!と何度も心の中で繰り返す。そう、先日読んだ「ヨム マラソン」にあった Keep going!の念仏と同じだ。

いよいよ35km通過。
まだカナダさんの姿は見えない。白のキャップはありふれているが、スカイブルーのランシャツはそうない。目立つ格好だ。でも、見えない。
自分の念仏を繰り返しつつここまで来た。まだ大きなペースダウンはない。これから来るんだな。と覚悟を決める。そういえば、温泉街が見えるのになかなかゴールに近づかなくて滅入るというのを北の大地さんのブログで読んだな。雨とサングラスについた雨粒でなにも見えないのは好都合だ(笑)。
コースはどうなっていたっけ?確か、一旦上って、あとはずーーっと下りだったハズ。どこで上る?どこだっけ?
とにかく、あと7kmちょいだ。完走予測タイムを計算しようにも計算できない(笑)。
残り5km地点。これなら幾分計算が楽だ(笑)。6分/kmで...む、それは別海の自分を越えられない。じゃぁ、5分/kmで...計算できない(大笑)。
面倒だ。とにかく今の5分半/kmペースを維持。そうすれば別海の自分を越えられるし、ペースダウンに甘えなかったことにもなる。それは立派なもんだぞ。と自分にエサを与える。

40km地点。
給水はどうしようかと思った。寒いし、喉の渇きもない。給水によるパフォーマンスアップはあるかもしれないけど、ここで緩めては元に戻せないことの方が心配だ。ということで突っ切る。併走していた多くのランナーが左側の給水テーブル側を空け右側通行で突っ切る。皆必死だ。歩いているランナーはいない。ヘロヘロになりながらも走ることを放棄できないところに来ているのだ。ここが正念場だぞ。

さきほど骨盤が外れる感覚に襲われたが今はそれがない。そういえば、大きなペースダウンはなかったのだ。
相変わらず水溜りは避けられないけどあと2kmじゃないか、まだ大丈夫、頑張れる。

と...

スカイブルーのランシャツ、ランパンを発見。白のキャップ、ランシャツの下には白のTシャツ。間違いないカナダさんだ。
ここで追いついた。というか、ここかぁ...お互いに死力を絞りここまで来たのに。あと1km向こうにゴールと思われる人だかりが見える。
以前「抜かぬは剣の極意」と書いた。一方で、「見えたら抜く」というカッチさんの教えもある。そして、抜くことを「大人げない」の謗りを受けることだってある(笑)。ゴール前100mで抜いたのでは確かに大人げない。
カナダさんはヘロヘロだ。抜くのは難しくない。見る見るカナダさんに迫る。どうする?どうする俺!
カナダさんはゴールに向かって右側を走っている。隣を抜けて行くのは気が引けた。
僕はコースを左に取り、とにかくあとは全力疾走だ。カナダさんが居ようが居まいがゴール前で死力を尽くすのはランナーとして当然ではないか。
とにかく、残る全てを出してゴール。(ゴール後「ゴール付近で立ち止まらないでください。ゆっくりで構わないので前にお進みください。」のアナウンス。係員に促され前方へ歩いていく)
カナダさんを抜いたのは残り何メートルだったのか分からない。自分のゴールタイムから推察するにカナダさんも自己記録を更新したに違いない。
僕も自己記録を更新した。お互い頑張って、去年の自分を越えられたのだ。それで良いじゃないか。

スタート前の集合地点に足を引きずりながら行く。
不思議だ。さっきまで走っていたのに、今は歩くことがやっと。
その短い時間で左足の親指の爪が異常を訴える。ああ、また白爪にしてしまったな。
そして、こんどは左足小指の付け根がジンジンと鼓動を打って異常を訴える。ああ、ゴールまでもってくれた。
心拍計のトランスミッターと擦れたところに雨、汗が染みて痛い。ふと胸に目をやる。今日は出血しなかったな。

集合場所に戻るとしなそばさんがニコニコしている。どうでした?3時間15秒(だったよね)でした。なんか、やっちゃいましたね(笑)。というのが清々しい。なんとかならんかったのか?に最後はシッカリ緩むことが無く走った結果なのでしょうがないですね。とのこと。
まぁ、しなそばさんなら次は大丈夫だろう。

たくとさんは寒いので引き上げたとのこと。長谷川さんはどうやらサブ3達成したらしいとのこと。
みな頑張ったようで良かった。

寒い。
とにかく寒かった。不思議と腹は減っていなかったのが面白いところだ。
ウィンドブレーカーに着替えようにもしゃがめない。しゃがんだら立てない(笑)。やっとこさ、暖かいものを着込んで「寒いから撤収するね」としなそばさんとトコトコ駐車場に戻る。
雨が降っている。手にはビニール傘を杖がわりにしている。今まで散々雨に降られたので...ということではない。足がなにか訴えている。僕は傘を杖にして、ほんの気持ち程度だけど足の負担を軽減してやることしかできなかった。

これから約300kmのドライブ。幸いにもオートマだけど、車のシートに座るとケツキン、ハムが悲鳴を上げている。

道中、携帯メールの交換会。金曜日の夜にフル充電してきたのに、電池切れ寸前となりシガーライターから充電しつつメール交換会に参加しておく(大笑)。

謝意
前日、当日とお世話になった「ねっとらん札幌」の皆様、あまりの寒さに撤収のお手伝い、ご挨拶をそこそこに洞爺湖を後にしていまいました。申し訳ありませんでした。
いずれどこかでまたお会いすることもあると思います。こんどはお手伝いさせていただきますので、ご容赦願います。

2008-05-25

洞爺湖マラソン2008-前日から当日の朝-

帰宅したばかりで頭の中の整理もできていないが、とりあえず記憶に残っていることを前夜祭からデジカメの映像を観ながら思い出しつつメモしておく。

洞爺湖マラソンは前泊(車中泊)で臨む予定で準備していた。土曜日(5/24)は12:00の定時で速攻撤収。途中コンビニでサンドイッチ(おにぎりがなかった)を買って、これを食べながら洞爺湖へ向かう。
洞爺湖へは何十年ぶりだろうか?第一十勝から洞爺湖へ行ったことがなく道順については全くの不案内。道案内はMio(ポータブルナビ)だ。
そんなこともあって、何時に洞爺湖に着くのかさえ皆目見当が付かない。帯広から洞爺湖までは約300km、55km/hで目安としては5時間半といったところだろうか?

日勝峠は濃霧、視界は50~100mで遅い車は左車線をゆっくりと走行、追い越し車線はフリーな状態。ちょっと恐かったけど結構楽に日高へ到着。日高はカナダさんのブログにも記事があったとおり晴天で気温も23℃だった。ここから太平洋側へぬけたあたりからまた小雨となり、風も強く吹いている。
あとはナビの通り進路を取るのだが苫小牧の市街地を抜けるルートに疑問を感じる。ま、そもそも苫小牧に不案内なので知ったかこいているだけにすぎないのだが(笑)。



とにかく、16:50ころ洞爺湖に到着、早速前夜祭会場の前の駐車場に車を止め、そのまま葉書をもって会場へ!
写真を観たら全て「手ブレ」で掲載すべき写真がない(汗)。
ゲストとして、橋本聖子参議院議員、岡崎朋美、夏見円、原田、舟木、岡部、斉藤(以上長野五輪スキージャンプ団体金メダリスト)、清水宏保だった。
岡崎はカワイイなぁ、夏見円は可愛いなぁ...

前夜祭は立食形式だが遠慮なく食う、飲む。
そうそう、地元のサークル?の方がフラダンスを披露して歓迎してくれた。
なぜフラダンスなのかは分からない。

前夜祭は約1時間半程度でお開きとなり、その後、カナダさんと温泉に入りに行く約束をした。

カナダさんが来るまでに寝床を準備しておく。
寝床は愛車の後部座席を倒しフラットにした荷室だ。駐車場が少し傾斜しているが気になることがなく横になれそうだ。

で、カナダさんが迎えに来てくれてぷらぷら歩きながら温泉宿へ入浴だけに行く。入浴料400円。安い。

風呂に入りながら明日(大会当日のこと)について色々と話をする。
カナダさんは3時間半を目指すべく5分/kmで行くとのこと。僕は疲労回復の途上にあることをこの一週間あった話を交えながら説明。残念ながら5分/kmではご一緒できない。僕は5分10~5分15/kmで頑張ることを宣言、お互いに頑張ろうねということで一件落着。


風呂から帰って来て、洞爺湖名物?の花火観ながら準備して来たビールを4本ほど飲んだ。
こばらが空いたのでカップヌードルを喰って、車に乗り込み夏用の寝袋を2重にしたもののに毛布をかけた寝床に滑り込む。
運転で疲れていたのだろうか、割と簡単に寝落ちてしまったようだ。

ところが、03:00になってやたらと暑く感じ起きてしまった。かけていた毛布を外し、再度寝る。が、04:00になってまた暑く感じる。今度は寝袋(封筒型)をかけ布団のように一枚に広げ上掛けにして再度寝る。
05:00ころから当日入りのランナーの車両が駐車場の場所確保の為に終結し始める。5月の末とは言え朝は寒い。エンジンを切らずに駐車している車両も多く、もはや洞爺湖の静寂はなく僕も寝ていられなくなった(笑)。

起床時の天候は霧雨。風は強く、霧雨が横殴りの状態。
正直、風が嫌になる。この天候では景色を楽しむなんてことにはなりそうもない。

ま、それでも腹が減っては戦はできぬ。ということなので、朝食の準備にとりかかる。
朝食は至って簡単。湯を沸かし、フリーズドライの卵スープを作り、その中にパックご飯を入れしばらく煮込み?雑炊のようなものを食う。

食事の後は歯を磨き、顔を洗い、コーヒーを飲み盛り上がらない気持ちを鼓舞する努力をすることもなく漫然と過ごす。帰るというのも選択枝の一つだよなぁ...
とか考えていると食料調達に行っていたカナダさんからTEL。ビニール袋(雨よけポンチョ)はあるか?の問い合わせ。用意していたものがあるのでカナダさんに差し上げることにした。
カナダさんは高いモチベーションで最大限自分のパフォーマンスを発揮することを考えている。僕とはエライ違いだ。と深く反省はするものの上がらないモチベーションは上がらない(笑)。

心配事-洞爺湖マラソンの直前-

Googleブロッガーを使って「未来記事」を書いてみようと思う。

Googleブロッガーは未来の日付のついた記事は、その日付(時間も)になって初めて購読可能な状態になるのだそうだ。この機能を使えば、今日(5/19)書いておいた記事が洞爺湖マラソンがスタートしてから(5/25の11:00ころ)に自動的にアップされるように設定してみた(らしい)。

現在のところ「怪我」はないが、とにかく「疲労」が問題だ。なんせ疲労感がありありで足腰に力が入らない(ふかふかしている)ような感じ。
足、脚についてはセルフマッサージの記事をWebで見つけたので、これを励行してみようと思うが、腰がシャキリしないのは「腹筋運動」をサボっているからだろう。
先週の中間ころから疲労感が出てどうしようもなかったが、今日はこの1週間の中では随分と楽(らく)になった感じがする。きっと昨日の庭整備(草取り)がいい刺激になって張りや凝りが取れたのではないか?と勝手に思っている。

そういった状態なので、あと1週間だというのに微妙に本気度が上がってこない。少しは本気度を上げないとなんだか楽しめないようで損する感じがする。

で、今現在三つの不安材料がある。

  • 疲労(まだ疲労感が強い)。
  • ここ3週間で距離走をしていない。
  • サブ4で完走する自信がない。
というもの。
主原因は何れも疲労なのだろうが、直接的には「eRCとかちフル記録会」での35km以降の大失速が頭から離れない。
最近10kmを走ると疲労によるアーチのヘタリが顕著となり、左足小指付け根が靴のアッパーに当たり結構な痛みとなっている。フル記録会の時も35km過ぎからかなりの痛みとなり、35kmの給水所でシューレースを締め直し(緩めるのではなく、アーチの落ち込んだ状態で、正しいヒールロックをしなおすという意味)、その後なんとか走りを継続(プリプリ痙攣の時は歩いたけど)した。
こうしたことは、以前から疲れが溜まってくると発症していたことなので余り気にしていないのだが、いつもより疲労の回復が遅いような気がするので少々心配である。
疲労があって、時期的にも練習量を落とす時期になっているのは確かだが、ここ3週間は30km超走をしておらず「距離に対する不安」が出てきてしまっている。加えて、ここ10日ほどの練習不足もあってペース感覚がまるでないまま本番に突入しそうな気配。

いつもはノー天気な僕でも、疲労が「弱気」にさせるのだろうか?

あ、体重増については「この際だから不問にふす」。だって、食べないと疲労回復できないよね?

--2008/05/21
5/18から昨日まで全く走っていない。
走ったからどうにかなるというものでもないし、昨日かくてさんからJogNoteにコメントをもらったように「今まで走った分を信じる」というのが現実的な思考だ。
今は走ることよりも疲労を取ることが重要だと頭でわかっていても「走っていない」ことに対する不安は払拭できないのが悲しいところ。

一昨日からふくらはぎを中心にセルフマッサージをしている。特に痛いとか張りがスゴイとかはないのだが、ほかにすることがないので(笑)。

あれだなぁ、早いところ「洞爺湖マラソン」が終わって、eRCとかちの練習会の方が楽しそうだと思ってしまうのは何故だろうか(笑)。

--2008/05/22
昨日はもっとゆっくりJogの後にもう少しゆったりとしたペースでの刺激入れのつもりだったが練習していない焦りのためか、なんかムキになってしまった。
おかげで、今朝は全身「ダルイ」し、「踵が痛い」、「左足小指の付け根が痛い」という疲労の反動と思われる症状が出てきている。
今日は、DOMEでゆっくりJog(もしくはウォーク)と長めのストレッチをして、体のケアをしてみようかと思っている(遅いか:笑)。

昼休みマットを敷き、セルフマッサージをやってみる。会社のねーさんに「なにやってるの?」の問いに「ヘルスマッサージ」と答えるダメっぷりを発揮。
どこかに願望があるのだろうか(大笑)

--2008/05/23
昨日の練習(たいしたことしていないが)の後、気になるところにキネシオテープを貼った。なぜかキネシオテープの貼っているところが痛い。左足は疲れが溜まるといつも痛くなるのだが、右足の甲の部分はちょっと初めてかもしれない。

今朝になってもそれなりに気になるのだが、歩いた感じでは大きな障害にはならないような気がするが、相手はフルマラソンなのでなにがあるか...だな。

昨夜就寝前に滋養強壮の為(強壮は不要か:笑)栄養ドリンクを飲んで寝た。昨日の入念なストレッチが効いたのか腰のだるさはなくなった。
今日の段階で心配ごとは
  • あまり走っていないのと、体力回復の為と食いすぎた為腹回りがキツイ。
  • 足の痛み(走っている最中に痛くならなければ良いが)
ということだろうか。腹回りはどうでもいいが、足は気になる。

それにしてもしなそばさんは毎日あれだ走れるというのは丈夫な体だな。むしろ頑丈な体とも言える。鍛え方が違うのかな?

あれだ。去年の十勝健康マラソンの時もそうだったが練習計画(休養を含む)に無理があるのかしら、今後に練習計画について考え直さないとダメだな。
-追記 16:00
よりによって週末になってお仕事バタバタ。
仕事が忙しくなってアドレナリンが出たのか、はたまた明後日へ向けて「いよいよ」と体が覚悟を決めたのか分からないが、背中から腰にかけてのダルさや前記した足の痛みがないように感じられる。
今朝の状態では...と今日はランオフを決め込んでいたが走っても良いと思ってしまっている。しかし、ここは念の為、ランオフだ!
-追記 23:40
今日もタラフク食っておく。まわりくどく書くと中華風スープパスタ。スープは鶏がらからとった自家製のスープだ。ひらたく言うとラーメンという。加えて、レバー串を2本加えておく。
食後にはビールを2本(350ml×2)いただき、エスカップを飲んで寝ることにする。

--2008/05/24
昨夜でリストに基づく準備は完了した。今日は昼まで仕事なので、定時になったら速攻洞爺湖へ向けてGO!の予定。

体調は「疲労感」はなくはないが、普通レベルにかなり近い状態。足の痛みはまだ若干ある。左足小指付け根の痛みがレース中にひどくならねば良いが、こればかりは走ってみないと分からない。
便通は便意が弱く、今週に入って食事量の割には通常よりやや「小ぶり(笑)」。少々スッキリしない気分。
今朝の計量によればビックリの体重(69.7kg)、いくら疲労回復のために食うことに制限をなくしたとはいえ食いすぎ(動かなさすぎ)だったかも(汗)。

現地の明日の天気予報は、曇りで午後から弱い雨。予想最低気温は13℃、同最高気温は14℃。風は東よりの風5~7m/secといったところか。
気温的には絶好かもしれないが、7mの風は向かい風だとかなり厳しい。そういえば、去年はずーっと向かい風だったと聞いたな。ま、それはそれでしょうがない。
僕は昼前には戻ってこれそうもないから雨に当たってしまうけど、それが嫌なら早く帰って来い!ということだな(それは無理)。

遠征時の最大の目標は「無事に帰宅すること」。それしかない。

2008-05-22

やぶ蛇だぁ~-e3グリップ-

ワケあって晴れさんに私信をした。用件はe3グリップについての質問。

自分の走っている姿を写真に撮られることも多くなり、左右の手の位置や手の形(握っているとか開いているとか)がアンバランスに感じられ結構気にしていた。
アンバランスは「効率の悪さ」の現れなのだろうから、普段の練習の中で改善できる方法を妄想していたのだ。
こういったものの効果の発現には比較的長い時間が必要なので、実際に使っている人に聞いた方が良いと思った。

お返事いただいたが端的に言えば「よくわからない」というところだろうか、晴れさんからはポールウォーキングについて試してみるように言われたが、ポールウォーキングをする時間を割くというのが最大の問題なんだそうだ。
確かにそうだろうなぁ...と思うし、そういったこともあるのでe3グリップならば日々の練習で取り入れられると安直に考えていたワケだ。

ということで、どうしたもんか絶賛悩み中である。


ところで、晴れさんからメールの最後に道マラへ「這ってでも出て来い!」の文字。
思いっきりヤラレタ感がある(大笑)。

--追記 2008/05/22 13:20
晴れさんの「物欲ランナーなら必須のアイテムだ!」というコメントにイチコロ。
発注しておく。

ということで、物欲ランナーの読者の皆様に是非お勧めです。僕の調べた限り、左写真のリンク先のショップが一番安いです。送料、税込4,200円です。
さぁ、みんなでグリップしよう?(謎)

2008-05-20

準備中-洞爺湖マラソン2008-

モブログのテストをしたり、遠征必携リストから調達品等の準備をしたり、GTMailsを申し込んでみたりと案外準備しなければならないことが多いな。

--追記
どんなものを準備するかについてご質問をいただいたので、こちらへ掲載する。
このページの右側に「ラベル」(カテゴリー)で分類してある「携行品」から遠征用、LSD用の携行品リストが表示される。

このリストをもとに準備中です(笑)。

ところで、前夜祭って夕方5時から始まって、何時くらいまでやっているんでしょうか?
僕の到着予定は、ものすごく早ければ5時、普通なら6時前後ではないかと思われます。ことによったら晩飯をどっかで調達して行った方が良いかなぁ?

天気予報も見てみた。
「曇りのち晴れ」最低気温10℃、最高気温が16℃。
暑くもなく、大会は車中泊にも問題なさそうな感じ。

2008-05-17

帯広の森ぐるぐる

こんな感じで整備されているところを適当に走ったり歩いたりしてきました。森の中は、いわゆる「公園」ですが、未舗装の遊歩道が敷設されています。
Fr201を腕につけ走りましたが森の中では衛星が拾えないところもあり、完全なトレースはできてませんが、大体のところ下の写真のような感じのところを走りました。

ちょっと分かりづらくなりますが、左側に見える「地球マーク」がスタート、ゴール地点です。
スタートして、写真の上側に進路をとりました。

まったく初めてなので、あらかじめどこをどう走るという計画もなしに本当に適当に走っています。

写真の上は北、したがって、右は東、左は西、下は南です。
一応、Fr201の結果としては約9kmの行程でした。


写真の北端部分の写真。
小さな砂利で遊歩道が整備されています。芝?の中にも小さな砂利を敷いた遊歩道もありましたが、あまり人が通らないのか踏み跡がなく分かりづらい。
ま、適当に走っている僕にはあまり関係なかったかもだな。
写真の奥に森が見えますが、その手前の木の階段を上るとJICAのレストランの前にでる。
食事をされている方もいらっしゃったので、ちょいと恐縮したが上りで苦しいところを作りスマイルで通り過ぎておく。


JICAの駐車場付近の「タンポポ畑?」。左には舗装道路もあるのだが、ゲルフジのソールが減るのももったいないので無駄にタンポポを踏みして走る(笑)。

タンポポ畑を抜けると上記の案内看板を発見。なんとなく全容が分かったが、気の向くままに走ることにした。


こんな感じの遊歩道が整備されているが、植林した森へのダメージを考慮してか、遊歩道の延長総距離はそれほど長いものではないような気がする。


遊歩道を走っていると「森あそびの道」という看板を発見。

迷わず森に進入する。


こんな感じで、間伐した枝を使って散策道が整備されているので、迷うことはなく、ぐるぅーーーっと一周してもどってこれる。

散策道はウッドチップが敷いてあるが、松の落ち葉が堆積して「ふかふかのクッション」風。

ところどころに張り出した根や切り株もある。こういうところには虫はつきもの。それなりの準備と覚悟(笑)が必要。


こんな感じのところもある。
前方にはシラカバが!!(汗)

散策道には根が張り出しているところもある。


で、どこをどんな感じで走ったのか二度と同じルートを走れないと思うが、野球場の裏(スコアボードの裏)に出てきた。
スタート地点が近いし、時間のころあいも良いので今日のところはスタート地点に戻って終了しておく。


今日の相棒。
好天に恵まれ、花粉飛散の可能性が高いので「花粉鼻でブロック」を鼻腔に塗り、半そでのTシャツ・下はロンタイを履き、ルーファスににわか雨用のウィンブレ、着替え用のシャツ、それに500ccのペットボトルを挿して背負い、足元は今日到着したゲルフジを履いてみた。
今日走ったようなところでも、先に書いたように笹の切り株や枝踏みによる「踏み抜き」のおそれがあるのでソールの厚いシッカリしたものは必要だと思うが、トレイルラン用の靴でなくても良いと思う。

今日のようにやや気温の上がった天候でも涼しく走れた。

これだけの距離をこういう不整地を走るのは初めて。張り出した根を跨いだり、ちょっとした窪みを飛び越えてみたりと普段スリ足気味に走る僕には革新的な全身運動だった。股関節を前後に開くだけではなく、上下に開く?(持ち上げる?)など普段しない動きをさせられた。
なんせ不案内なところだし、森の中に入ると右や左は分かる(笑)が、方位(東西南北)が分からないし、上っているのか、下っているのかも良く分からなかった。そういう普段味合わない刺激が、面白くって、面白くって。って感じ。

おもしろかったので、今のところ疲労を感じないが明後日あたり(この年になると影響は翌日には出てこない)なにがしかの反応があるような気配(大笑)。


で、走り終わってkenchanの応援に行こうと車の中で着替えてビックリ!!

靴下にタンポポの花粉が!

サーキット 第三戦

今朝、仕事をおサボりして帯広の森陸上競技場で行われている競技会を観てきた。
競技場でワクワクするのは去年のマスターズ陸上以来か?(そういえば、自分のマスターズ参戦はどうなっているんだと思い出す。帰宅してからスケジュールを見てみよう。すっかり、忘れていた。)


おサボり中なので観るのはkenchanの出る1,500mだけ。(といいつつ、棒高跳びの練習に見とれていたりする。間近で観るとスゴイな > 棒高跳び)。

写真は1,300m付近、残り200m地点。kenchanは先頭集団の中で頑張っている。
良い感じだぞ!とシャッター切ったらアウトからkenchanを抜くやつが出てきて見事にカブった!(間の悪い奴だ:笑。でも、この選手が直線100mでごぼう抜きして一着になった選手だと思う)。

「○○先輩、ガンバー」という後輩の声援。「付いて行け!自己ベストだぞ!」という先生(監督)の声。

なんか青春だぞ!

あまりにも面白かったので昼で会社が終わったら、飯食って、帯広の森をJogして、16:00ころからの5,000mも観に行こうと思っている。ただ、15:00ころから雨が降るような話もあるのだが、晴れ男のichanさんが来るのを期待してよう(大笑)。

--追伸
1,500mは自己記録を更新したそうだ。

5,000mも観て来た。ポツポツ雨が落ちてきたり、止んだり。風は気にならない。気温も午前中よりは低く絶好のコンディション。
相変わらずスタート前は観ているほうも緊張する。

スターターの「位置について」のあと「カチっ...」とピストルが不発。まるで、ドリフのコントのようだ(大笑)。こういうこともあるんだな。
カメラを持参して、何枚か静止画像を撮ったり、動画を撮ったりしながらゴール付近に行く。
鐘がなる。あと1周だ。ゴールシーンを撮影しなきゃ!とカメラを用意していたら電池蓋が外れる罠。急いで蓋を閉めたときkenchan「ゴォーーーール!」。シャッター切れず...orz
汗だくのkenchanから「自己ベスト更新です」の声。おおおおって感じ。かっちょ良かったぞ!

2008-05-15

近頃の体調

今日は朝から全身が重く、ダルイ。加えて、空腹感もある(笑)。

全身が重く、ダルイのは、先週あまり走れなかったことから妙な焦りがあって、ここ3日ほど負荷の高めの練習を頑張っちゃったことが影響しているのだろう。
本来は、疲労を貯めないように練習負荷を軽減させる期間のハズなのだが、やっぱり変に焦っていたのだろうと思う。

空腹感は、今のところ特段に食事の量を減らしているワケではない。
やっていることは、禁酒(ビール)と禁おやつだ。

禁酒についてはダイエットが目的というよりは別な目的。
実は左ひとさし指と右小指の指の付け根の痛みが取れないので、通風なのか?と気になっている(通風経験者によると通風じゃないらしい)。
この部分の痛み(ひどくはないのだが)が取れないので、ものが掴み辛いという日常生活上の問題はともかく、ランニングの時に「うまく手が握れない(軽くにぎる)」のだ。左は人差し指が伸びているし、右は小指が立っている状態。
想像して欲しい。この手で腕振りをしている姿は「美しいだろうか」(大笑)。かなり怪しいと僕は思っている。

ま、ビールが原因かどうかは分からないのだけれど、以前ビールを控える(やめる)と痛みがおさまった記憶があるので、ビールを我慢してみた。
で、今は我慢というよりは、別に飲まなくてもいいかな?と思うところまで正常化された状態だが指の付け根の痛みはさほど軽減していないように思う。

禁おやつは、僕は今、ごく普通の「キャラメル」にハマっている。こちらの方はダイエットが目的。
いくらなんでもレース前はやめておこうということ。

そんなこんなで、日曜日には70kgを越えていた体重も今朝は67.4kg(何れも同じ体重計)と結果として減量になっている。
しかし、その差2.5kgは約3.6%の減量、しかも非常に短期間(今日で5日目)なのは「良くない」のではないか?そんなことを心配している。

左はJogNoteから過去6ヶ月間の体重と体脂肪の推移グラフを取り出してみた。

グラフではちょっと分かり辛いのだが、1/12に73kgあった体重が1/13には70.3kgになっている。
実は現在使っている体組成計は1/13に購入したもの。明らかに前の体重計より軽い表示になっていると思われる。DOMEでの計測結果等から経験的に1.5kg程度は低い数値になっているのではないだろうか?という疑問はあるのだが、少ない数字はそれなりに気持ちが良い(ちょっと嬉しい:笑)ので現状の数字をそのまま信用することにしている。

疲れのせいもあるのか、今のところ「空腹感」はあるが、いざ食事となると「さほど食いたくない」という状態。

ま、そのうち好きなものをたらふく食うに違いないけど、ここまで落ちた体重は増やしたくないな(大笑)

危ねぇ~-ナイキ フリー 5.0-

役所での打ち合わせの帰りにとあるスポーツ用品店(量販店)に立ち寄った。特に欲しいものがあったワケではないが、まぁ暇つぶしである。

で、タイトルに掲載したナイキ フリー 5.0 がアウトレットの棚に載っている。価格は5,000円でお釣がくる。
とりあえず、足を入れてみる。サイズは26.0でも25.5でも入る。でも、26.0だな。
この靴でJogしたりしようとは思えないが、普段履きやツッカケ替わりになら良いかな?とか物欲に火が!
手持ち金は十分だ。

アウトレットと書けば聞こえは良いが、要は売れ残り。このサイズが売れ残るにはそれなりの理由があるのだろう。
そういえば以前シューズマスターのブログにこの靴の寸評があったような気がする。評価自体は「評価に値せず」の感じだったように記憶しているが思い出せない。
26.0×2、25.5×1 が棚の上にあるので、その辺りを調べてからでも遅くはあるまいと、その場を離れた。

で、帰社してシューズマスターのブログを調べてみた。
ナイキ フリー その2 というタイトルでシューズマスターのお考えが掲載されている。

ふーん、2005年の記事だから、その後モデルチェンジもしているし、改良も施されているのではないか?とも思うが、この記事を読むと買う気になれない。

思わず速攻買いするところだった。思いとどまってよかった(笑)。

ショップへの立入を自主規制するしかあるまい(笑)。

2008-05-14

車中泊に備えて準備-洞爺湖マラソンに向けて-

先週の忙しさとは打って変わって暇だ(笑)。それも、今日までだろう。明日、明後日は現場もあるし、明後日の納品、入札に向けた準備もしなければならない(ハズ)。この暇を満喫しなければ!

ということで、ちょっと気が早いかもだがそろそろ必需品についてリストアップしつつ車載品の確認、不足資材の調達に入らねばと思い立った。

一番忘れてならないものが「ナンバーカード引き換えハガキ」なので、これを二つ折にして財布の中に入れておく。
そのほかの携行品についてだが、僕はいつでもどこでも走れるように車の中にランニング用品を入れている(とっ散らかっている)ので、こういう時は車載品を一々点検しなければならないので結構大変だったりする。リストを見ながら「ああ、あれはボストンの中だな」とか「これは、トランクの左奥にあったな」等と思い出しながらリストにメモしておき後からその所在を確認、整理するという段取りだったりする。

悩ましいのが当日の朝食だな。
それなりにシッカリと食べておかないと!と思うのだが、今回はどうなることやら(前回は、フリーズドライの卵スープにパックご飯を使って雑炊風にして喰った。簡単だし体も温まるし、走りにも悪い影響はなかった。)。
前回の車中泊で一番こまったのは「静か過ぎること」だったな(笑)。ま、これはどうしようもないので耐えるしかあるまい。

第12回 マラソンを楽しむ会-参加者募集開始-

例年は5月の中旬に行われていた「マラソンを楽しむ会」が今年から6月にスライド開催になった(十勝健康マラソンが中止になった影響)のは以前ここにも書いたような気がする。

eRCとかちのブログに第12回 マラソンを楽しむ会の参加者申し込み受付の案内が掲載されているので、詳細はそちらをご覧ください。

種目はフルが無くなったのがちょっと残念だが、フルは走るランナーも大変だが事務局も長時間にわたり大変なのだ。先日のeRCとかちフル記録会でランナーではあるが最後まで(40kmでやめたけど:笑)走っていて身にしみて分かった。
任意にアーリースタートを許可する(自己責任)など、やりようによっては終了時間を変えずに実施する方法もあるように思うが、これとてスタッフが一人もいないという状況にはならないだろうから難しいことには変わりはないな。

そんなこんなで少々寂しい気もしないではないが、僕個人としてはここは「ハーフ」のつもりだったので喜んで参加させていただく。
先着150名(去年は50人くらいだったような記憶がある)ということだが、十勝健康マラソンが中止となっているので「あっ」というまに締め切りになるかもしれないな。

ということで、迷わず申し込みをしておく。

2008-05-13

カーボンシート到着

GW前にお願いしていたカーボンシートが到着した。
GT-2100、GT-2110と自分の履いて来た歴代のGTシリーズにはカーボンシートを付けている。

今回付けるのはGT-2130で、去年の11月に購入し、室内のランニングレーンでの利用に終始していた靴だ。
当初カーボンシートを付けるつもりは無かったのだが「靴が軟らかいと感じる」に書いた通り、どうもシックリこないのでGW前にブログ「プロが教えます。!正しいランニングシューズの選び方!」でおなじみのシューズマスターにお願いしていた。
(何故、軟らかいシューズが問題なのか?についてはシューズマスターのブログ記事「柔らかシューズ」に解説がある)

到着したカーボンシートを見ると若干形状が以前のものと違っている。靴が違うのでカーボンシートの形状が違うのは当然なんだろう。
面白いので、下記の通り写真を掲載しておく。


GT-2130用
現在の走行距離 約45km
2008/05/13購入

洞爺湖マラソンではこいつを履こうか?と考えているが、この靴でまだ30kmを走ったことがないので少々心配。
テストをかねてどこかで30km走ろうか?

GT-2110用
現在の走行距離 約800km
2006/12/19購入


GT-2100用
現在の走行距離 約1,300km
2006/04/28購入


オーダーインソールに興味は尽きないのだが、僕は発想と意匠がシンプル(単純)なカーボンシートが気に入っている。
僕のカーボンシートに対する感想や妄想はここから見れるはず。

音和の森-知っているだけだった-

役場に行く用事があり、少し遠回りではあるがちょっと寄り道してみた。(打ち合わせのアポを取っていたので中までは入いることができなかった)

この看板の存在は知っていたが、実際に読むのは初めて、コース図の通り「自動車舗道 2,500m」「自転車道 2,500m」「人道散策路 3,500m」が整備されている。なかなか面白そうだ。
走り回るには少々短い(狭い)かもしれないが、eRCとかち記録会のスタート地点あたりから来ると往復13kmくらいの行程になる。

個人的には、走る、走らないに関わらず興味津々だ。

話は変わるが、昨日発注しておいたゲルフジ TJR604 だが「本日、発送」との連絡があった。
物欲万歳!!

2008-05-12

洞爺湖マラソン-葉書-

僕にもナンバーカード引き換えの葉書が来ていました(トレイルランでうつつを抜かしていたので忘れていました:笑)。

他人のナンバーカードって一々覚えていられませんが、気になる方は僕のナンバーを覚えてみてください。




ところで、僕は仕事の都合があって土曜日の12:00まで仕事して、それから洞爺湖へ向かいます。
おそらく17:30~18:00の到着(希望的観測)です。前夜祭にも申し込みしているのですがほぼ絶望的な感じです。

現地では車中泊の予定ですが、左の葉書にある駐車場のうちどこの駐車場が空いているでしょうか?
(Ogamanさんに豊浦への宿泊のお誘いを受けたのですが、僕はイビキが強烈らしいのでご迷惑なると思い、ご遠慮させていただきました。)
お詳しい方がいらっしゃれば是非コメント欄にアドバイス願います。
(というか、カナダさんはどこに止めるのかしら?)
うむぅ...なんとか土曜は仕事無しで現地に行きたいのだが、ちょっと無理っぽいなぁ~

ところで、あと2週間の練習をどうするか?ということについて激しく迷っている。
洞爺湖マラソンがなければ今まで通り、普段は10kmくらいのJogで、時にはハードに、そして、週一で30km超のロング走を走りたいのだが、洞爺湖でカナダさんの勝負(笑)もあるし、あまり疲れて当日を迎えたくない。
ま、シッカリ調整したところでなるようにしかならないワケだし、狙い(自己記録を狙うレース)は別にあるので、勝負度外視で走りたいように走るかな?

音和の森

トレイルラン(ハイキング)の候補地として「音和の森」について、Web情報を調査。

大体のところ、音和の地域的な範囲は左の写真の通りだ。というか、ものによってはもっと南側まで広域について説明しているものもある。
私有地に散策路、旧家などを設置した住民手作りの森林公園?という位置づけらしい。

森のフィールド
Big Tree 音和の森
木を見る、森をみつめる

「音和の森」によれば4つの散策コースが敷設されており、カラマツのチップを敷き詰めたウッドチップコースもあるらしい。
コース上は起伏を含んでいるものと推察されるが、地域の地勢は概ね平坦地(若干の南側へ傾斜はある)だ。

コジラのテーマ曲?を作曲した伊福部昭を讃える音楽記念碑もあるらしい。


森は「シラカバ」が多いらしく「シラカバ樹液採取会」なるものも行われたらしい。気温が20℃くらいになるようだと「シラカバ花粉」で大変なこと(自殺行為)になりそうな予感はあるが、とても面白そうだから万難を拝して行く所存!

TJR604の赤が無い

トレイルランを本気でしてみようかとワクワクしている。
久々の芝ラン」にichanさんがコメントを付けて教えてくれた「音和の森」を早速Webで見てみた。

案内看板を見たことがあるし、音和の森がどこかも知っているつもりでいたが、全長6.5kmもあるとは知らなかった。
先のページによれば開拓時の家屋も残されているようで、歩いたり走ったりに加えて見聞を広めることができそうだ。

この程度(掲載されている写真程度)なら普通のジョギングシューズでも十分だ。しかし、こういうものってのは「キッカケ上等重要!」なので、トレイルシューズを買うなら「今だ」(何故、今なのかはナゾではある)

そういえば、はせがわさんは「ゲルフジの赤に惹かれる」とコメントいただいていた。早速、ググってみると今年のモデルは「レース仕様」(?)っぽくて、僕の要求仕様にはあわないなぁ...と思って色々探していたらゲルフジの去年のモデルが良い感じだ(もちろん見た目の判断だが)。はせがわさんの言うとおり「赤」がカッチョ良く見えるのだが、どのショップにも赤がない。
B&D」ではアウトレット商品なので、値段は6,990円(税込)。5/25まではキャンペーンにつき送料無料らしい。

もう少し、値段の安いところがあるのか、「赤」はないのか等を調べてみてから、どこのショップで買うか決めよう。というか、今のところB&Dで決まりなような気がする。

で、ゲルフジについてググって「トレイル用の靴の話し」というのを発見。
トレイルランニングシューズに必要な要素というのがあり、つま先の保護と余裕が重要であることが分かった。うむぅ、実際に履いてみないと分からないがGTのサイズと同じでは指先(爪)を痛めてしまう可能性がありそうだ。1サイズ上で発注かしら?
--追記
17:30 2008/05/12
ということで、黒の26.5cmで発注しておく。
5/17着荷するらしい。
--

--追記
このショップで赤を発見。しかし、価格がなぁ...B&Dに比べると...
--
--追記
で、はせがわさんの言っていた佐幌岳のスキー場からの登山を妄想してみた。

カシミールでスキー場から佐幌岳に上るルートは「サホロスキー場コース」というのがあるらしい。「山の地図帳」に平面ルートがある。これを基にカシミール3Dで鳥瞰図にルートをマークしてみた。
サホロスキー場のトレイルマップと見比べると分かりやすいかも。
サホロスキー場コースにある「サウスストリート」を上る(登る)コースは上記図の下側のルートだな。

全線見晴らし、見通しが良いらしいので「遭難」の心配はないと思う。また、先のサホロスキー場コースのページによれば上り「1時間40分」下り「1時間」の行程らしい。上り、下りで往復3時間。手ごろといえば手ごろだが、なにせ山初心者なので、もう少し研究・調査が必要だろう。あと、霧の多いところだから「霧」には十分注意が必要な気がする。見通し、見晴らしが良くても「霧」には勝てない。
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2008-05-09

久々の芝ラン

連休のハザマに仕事が舞い込んだことは書きましたが、連休明けから更に増量してしまいました。

5/4を最後に走っていません。4月も初旬に3日連続走らなかったことがありましたが、今日も走らないと一週間連続休足することになります。

洞爺湖マラソンまであと2週間ですから疲労取りは必要です。
しかし、こんだけ走らないというのもいかがなものかと...朝ランならできそうですが、4月の走りこみや連休疲れ、加えて連休明けの過剰な仕事で帰宅するとグッタリで朝走るというのは「疲労が蓄積されるだけ」のような気がしてその気になれません。
こんな体たらくなので体重も微増傾向。体脂肪燃やさないと!

「ランナーを自称するなら走れ!」は正論。

昨日で仕事という名の台風は過ぎ去ったようです。今日からまたランニング三昧と行きたいところですが、洞爺湖マラソン直前期とあって「走れば良いってもんじゃない時期」。僕は悲しいです。

というようなことを思っていたのですが、今日はeRCとかちの練習会。
グリーンパークをぐるぐるランです。芝生は膝や腰に優しいということを聞きますが、芝の微妙な凸凹は足首に優しくないような気がします。僕の足首が硬いだけなのでしょうか(笑)。
そういえば、以前は芝生の上を走るのが苦手だったのですが今は気にならなくなりました。

「桜祭り」も隣でやっていて、昼前から焼肉の匂いをクンクン嗅ぎながら走りました。
僕は当初Ogamanさんと走っていたが、Ogamanさんは焼肉の匂いに釣られて「桜祭り」の会場へ行ってしまった(笑)。

ランの方は1週間ぶりというのもあって、ケツキンと腿裏に筋肉の喜びの声が聞こえ僕も嬉しくなりました。(しかし、しばらくすると足首が微妙に痛くなってきました。やはり僕の足首は固い?)


走りながらOgamanさんやichanさんとの話、ラン終了時のしなそばさんやはせがわさん、takutoさんとの話。どれもこれも刺激になるな。

はせがわさんのトレールランへの本気度は良く分かった。既に夏山ガイドを入手、コース研究をしている。
よし、そういうことならおじさんもトレールラン用のシューズを発注しちゃおう!(大笑)
とういうか、どんな靴がいいんだ?夏場は年に3回くらいしか使わないような予感。冬場にも使えそうなのを選らんでみようかしら?
以前、山走りするワケでもないのにNBのトレイルラン用のシューズをタウンシューズ代わりに履いたことがあるが、あまり気に入らなかった。
ここはやはりモントレイルから選ぶべきだろうか。ということで、Webショップを見たら「まぢかよ!」。モントレイルは僕の経済事情に合わない予感(大笑)。

2008-05-08

釧路湿原マラソン申し込み

タイミング的に普通は北海道マラソンの話題だろうが、僕は遺言もあり道マラへの出場は見合わせている。
なので、このタイミングで「釧路湿原マラソン」への申込をしてみる(笑)。

2008-05-07

eRCとかちフル記録会に思う

ogamanさんのブログに「マラソン大会の原点」という記事が出ていた。
大変喜んでいただいたようで、記録会の準備をちょっとだけしか手伝っていない身だが僕も嬉しく思う。

十勝で春先に行われていたマラソン大会が中止、今年は中止、延期などが重なり洞爺湖マラソンまでの間にあった大会の空白が現実となり、それならやってしまうか!というノリがきっかけの企画だったように思う。
要は「いつもより本気度を上げて走りたい」という本能的な要望だったように思う。

結果的に喜んで貰えた大会になったのは二つの要因があると思う。
ひとつは、ichanさんの病み上がりによる体調不良。いまひとつは河川敷に敷設された距離表示付きのサイクリングロード。

ランナー自らがこうした大会を行う場合に大きな問題になるのは「言いだしっぺは走れない」ということだと思う。
どう少なく見積もっても「ひとりは当日スタッフ」が必要だってことだ(スタート地点の留守番とか)。
結果として、走りたくて企画した大会を走れないという相反する状態になるのだが、ichanさんが病み上がりということもあり大会全般に亘り実行委員長兼大会会長兼当日スタッフをお引き受けいただいたものと理解している。この点はichanさんの献身的なご努力なしには実施不可能な大会だったと、ただただ感謝するしかない。ランナーはこうした献身的にサポートをしてくれる人がいて走れるということを忘れてはいけないと思う。
次回も故障者にスタッフをお引き受けいただくのが一番ありがたい(笑)が、それは虫の良い話なので僕がやっても良いかな?と思っている。

コースの問題については、大会コースの設営にあたって「チェリングロード」を使用することにしたことがコース設営の手間を大幅に削減できたのだと思う。
チェリングロードは音更町が敷設した全長約8km(片道)に至るサイクリングロードであるが、1kmごとに距離表示が路面に埋め込まれている。コース設計上(そんな大げさでもないか?)距離表示盤の中間点にスタート地点からの距離を明示するだけで良かった。
結果として、冒頭のogamanさんの記事で「距離表示が正確だった」とお褒めのお言葉をいただいたが、それは音更町の敷設した「距離表示盤」が正確だったからに他ならない。

十勝川にもサイクリングロードはある(こちらは道道)が距離表示には、かなりの疑問があるし、一部表示板の欠落しているところもあるので「コース全線の計測」が必要だったに違いない(その場合は、自転車に乗りデジタルメジャーを転がして計測しようと思っていたのだが)
ということで、大きな問題の解決に手間取りがなく、次なる問題として「給水」の問題となった。
給水がどの程度必要か?ということについては、ランナーの熟練度?にも関わる問題のような気がする。僕だって以前は5kmごとに水くらい飲まないと走れないと思っていたけれど、今では10kmなら水を飲むのが面倒になっている。いろいろ聞いてみると「20kmくらいなら飲まなくても」とかサブ3ランナーにいたっては「面倒なので飲みたくない」(フルならギリギリ我慢の範囲)というランナーさえいる。
ま、いざとなればランナー自身がウエストポーチとかボトルポーチ、ハイドレーションシステムを使い対応できるので、ダメもとではあるがichanさんには5km地点に「給水所」の設置をお願いしてみたところ、クーラーボックス等の利用により無人給水所は実現した(ichanさんの頭の中にも無人給水所の計画はあったらしい)。当日の気温はかなり高かったので給水所の設置は正解だったと思う。

大会の広告と参加者募集も心配ごとだった。
身内?で6人くらいは確保できそうだったが、それじゃ少なすぎるような気がしたし、大々的に集めてあまり大勢になってもこちらの手が回らない可能性があった。
少なく過ぎると寂しいし、多すぎると集まっていただいた方にご迷惑をおかけする心配がある。
一応、ブログや掲示板、口コミや知り合いに手作りパンフレット(これはichanさんがやった)で広告した。
それでも、受付はネット(ブログや掲示板への書き込み)が主体ということで、最終的に何人になるかというのは当日を待たねば分からないことだった。
ichanさんと15人くらいになれば良いですね。と話していたくらいだ。

幸いにも僕たちの希望的な人数よりも多い19人のランナーに集まっていただいて、少々遅れ気味に会場入りした僕は正直驚いたくらいだった。大丈夫かな?(スタッフの人手)

ichanさんが当日スタッフとしてお手伝いを確保、北の大地さんも10km走るけどスタート時と走っていないときはサポートに回るということなので、僕は遠慮なくフルを走らせてもらうことにした。(本当にランナーはサポートしてくれる人のおかげで走れるのだ)

ichanさんは10kmくらいは走りたかったろうに、コツコツと幟やナンバーカードを手作りしていたし、当日は、ランナーをスタートさせ折り返し地点の無人給水所へドリンクを設置し、またスタート地点に戻るなど、まさに神出鬼没の大活躍だった。
お名前は忘れてしまったが、ichanさんが応援をお願いしスターターをしてくださった後、最後に僕がゴールするまで待っていてくれた方。
北の大地さんも当日はスタートから10km折り返しの分かりづらいところまでの「先導」をつとめ、ひと段落した後に自分の10kmへ向けてスタートを切り、ゴールした後、またスタッフに戻った。
参加無料ではあるが差し入れを持ち込んだランナー、ゴール後にあるいは帰宅後にブログや掲示板に感謝の言葉を残してくれたランナー。

eRCとかちのモットーは「出来る人が出来る時に出来ることをする」とichanさんが言っていた。
なにも準備スタッフや当日のスタッフのことを言っているのではないと思った。
差し入れや走った後の感謝の気持ちを現してくれることで、それぞれがそれぞれに「出来る人が出来るときに出来ることをする」を実践していたのではないかと思う。

そういうことが目の届く範囲にあって嬉しかったし、僕はこの記録会は良いなぁと思った。