-絶え間なく鍛えた者だけに栄誉が訪れる-

2008-05-28

基本は素振り?-e3グリップ-

昨夜は残業だったので走れなかった。今朝は爆睡していて朝ランもなし。
ま、予想の範囲内なので、昨日帰宅後に先日発注していたe3グリップを握り腕振り(素振り)をしてみた。

幾つか疑問と気が付いたこと、思いついたこと、想像したことがあるのでメモ。

手を握るということ
グリップの形状にあわせ、小指側から人差し指方向へ握り、最後にグリップの親指受けを押すように親指を載せて握る。
小指から握るというのは僕の個人的な注意点であり、e3グリップの説明書に書いてあったかは記憶にない(大笑)。なんで、小指から握るかというと、ゴルフクラブでも、野球のバットでも、テニスのグリップでも、およそこの類は小指から握るのが基本だからだ。

僕は一時期ゴルフにのめりこんでしまったので「握る」というと、どうしても手のひらの対角線にグリップを置き、それを包みこむように長く握ってしまう。(左写真のように)

e3グリップの形状を生かして握ると左写真の通り、指の付け根を直線状にグリップを置き、野球のバットを握るような感じになる。
さらに付け加えれば、JogNoteやここにも書いたと思うが今僕は左手人差し指の付け根と右小指付け根が痛い状態にあり、あまり上手にこういったものが握れない状態にある。で、下側の写真が正しい握り方とすれば、この痛いところが結構刺激される(笑)。
上の写真のような握りだと左手人差し指はあまり曲げなくても済むし、右小指はゴルフ的にはオーバーラッピングさせるのであまり深く曲げないことになる。
まぁ、下の写真の握りがe3グリップの形状にもマッチしているので、こちらの握り方が正しいのだろう。

ここで、今まで気にしていなかったことが脳裏に浮かぶ。
ランニングの時の手の握りってのは、どういう形状だ?という基本的な疑問である(笑)。
僕は、ゴルフのグリップよろしく左人差し指、右小指がルーズに「チョイ立ち」(半立ち)の状態だ(笑)。

そこは深く考えず、こうした癖を矯正する為にe3グリップを購入したのだと自分に言い聞かせ、グリップの形状にあった状態で握る。
しかし、慣れない「形状の握り」なので、肩に力が入っているし、グリップにも力が入っている。ランニングの時、手は軽く握れというのが基本のような気がするが...
肩に力が入るのは、全てのスポーツに共通する「よくない状態」だから、e3グリップに無用な力はいれないがシッカリと握り肩のリラックスを心がけ鏡の前で素振りを開始。

慣れないグリップ形状なのでどことなくギコチナイような気がするが、鏡に映った自分の姿を見ても普段が分かっていないので、違いが分からない(笑)。が、次の点に気が付いたのでメモしておく。
  • e3グリップの重さ(一個70g)に負けて?シッカリ下まで腕が振り下ろされる(気がしないでもない)。
  • 上の反動ではないだろうが、グリップが胸前までシッカリ上がってくる(気がしないでもない)。
  • ヒジが後方へ大きく動いている(ような気がする)。
  • ヒジの大きな動きに連動して、肩甲骨が上手く大きく動いている(ような気がする)
ま、中年の錯覚かもしれないがな(笑)

ポールウォーク類似の動き?
素振りでなんとなく面白さが感じられ、真夜中にe3グリップを握って散歩に行ってみた。
おおお、これは歩くスキー風だ!と経験者である僕は思った。
歩くスキーといえばポールウォーク風でもあるな。ポールウォークの効果として、ポールを後方へ押す動きが「肩甲骨の稼動域を拡大させる」というのがあったような記憶があるぞ。
そして、金哲彦コーチはランニングは「肩甲骨から始動せよ」と勧めている。

e3グリップが身体をシンメトリックに矯正し、ボディーバランスを適正な状態に...なんてのがあったけど、そんなことよりも「肩甲骨の稼動域の拡大」に効果があるとしたら、これは良いかも!

晴れさんにポールウォークを薦められているが、とりあえずこれ(e3グリップ)で良いんじゃないか?と思ってしまった。

あと18秒の僕には最適かもしれないな。(あと15秒なあなた、ポジションはガムテープでなんとかして、一緒にグリップしようぜ!:謎)

--追記 2008/05/28 19:00
e3グリップを持って(握って)実際に走ってきた。
なんせ今までと手の握り方が違うので握った手に力が入る(たぶん、肩にも力が入っていたかも)。リラックスすることを極力意識しつつ走った。
実走の感想をメモしておく。

自然と骨盤が前傾する
だれでもそうなるのかはわからない。
歩くスキーとか、クロカンのクラシカルタイプの経験のある人なら分かると思う。あ、ポールウォーキングを既にしている人にもわかると思う。

「腕の振りを推進力に」というのが理解できる。
スキーの経験のある人なら分かると思うが、手の甲が上に向いていると握ったストック(以下ポールという)は開き、雪面に適切に力を伝えられない。手の甲は正しく横(体側の外側)に向いていないとポールの先端(接地部分)に力が注がれないことを想像して欲しい。
歩くスキー(クロスカントリースキーのクラシカルタイプ)をやったことのある人なら分かりやすいと思うが、グリップの先にポールが付いているイメージで、ポールを持つ手の振りを地面に伝えるイメージで走ると良いような気がする。

腕の振り下ろしが地面に力を伝えている(ような)感覚は特に「上り」で分かりやすかった。また、最初に書いた骨盤の前傾は「下り」でも維持することができているように思え、ロスなく走れるような感じがした。

「グリップの握りが強くなることは良いことなのか?」
上のように腕の振りを推進力にするということの意味が体で分かったのだが、グリップの先にポールがついているイメージが強すぎるとグリップを握る手に力が入りすぎ、肩にも力が入りすぎるような気がする。

なので、e3グリップを握って試走した後、結構「肩」というか「肩甲骨」周辺にだるさを感じる。
たぶん、肩は余分な力が入っていたため、肩甲骨はいつもより「動きが大」となったためと想像する。

結局のところ「手の甲の向きと、手(腕)の動きに注意する」
なので、上記の二つの折衷的イメージが重要で、現実にはポールは付いていないのだから「グリップを強く握る必要はない」、必要なのは「腕の力が地面に伝わるイメージで手(腕)を振る(実際には肩甲骨を動かす)」。ということなのかもしれない。

コーナーで違和感を感じる。
交差点の直角カーブ?で、違和感を感じる。
たとえば、左折するケースの肩甲骨の動きはどうあるべきか?を想像して欲しい。
直進のときは左右の肩甲骨は同じ振れ幅が理想的であり、もっとも直進性に適している状態だと思う。この状態から左折する場合、左の肩甲骨の振れ幅よりも右肩甲骨の振れ幅を大きくしなければ左折しづらいのが理屈だと思う。
ところが、e3グリップを持っていると通常より振れ幅が大きくなるようで、この振れ幅の調整がいつもと同じだと曲がれない感覚に襲われた。

持ち重りはある。
naojiさんがダンベル効果があり、段々持っているのが嫌になる。というようなことを書かれていた。
重さ1個あたり70g程度だし、走ったのは10km程度なので舐めていたが、書かれていた通りだった。
ダンベル効果でフォームの安定性、嫌になってくるのに耐える力が養成されると思うことにした(笑)。


ただ、本当にそうなのかは定かではないのがニンともカンともだな(苦笑)
まぁ、感想と妄想ということでご容赦願いたい。

13 コメント:

しなそば さんのコメント...

ガムテープで押さえつけるなんて
ものすごく暴れん坊みたいで、照れるな (大笑
実は、肩凝りがひどいので(SE の職業病?)
肩に力の入らないフォームをマスターするために
買いかな、と揺らぎはじめています。
しかし、消耗戦は辛いです (笑
欲しいものを整理して「計画的」にいかないと。

晴れ さんのコメント...

私の場合は先にノルディックポールだったので、e3グリップについては正直無感動に近かったです。ただ変な力みはなくなるような気がしました。
ノルディックポールはグリップを握っているのは地面を押す時だけなので、感覚的にまた違う感じがするかもしれませんね。
それにしてもノルディックポールって高いですね。2年前道マラ完走できなかった悔しさがなかったら買ってなかったと思いますもん。
今日は違う憂さ晴らしで温泉ラン用のリュック買いましたけど・・・・・

たしろ さんのコメント...

To:しなそばさん
ぐひゃひゃ(笑)
消耗戦は僕も回避したいところですが、欲しいものが次から次へと!

追伸:
今回洞爺湖でちょっと装備の不備があったので、次回の遠征(別海を予定していますが)までには調達しないとならないものがあるんですよね。

たしろ さんのコメント...

To:晴れさん
力みがなくなるというのは吉報です。

むむ、ドイターですか!!!
ハイドレーションシステムも入れられますね。

吉田 さんのコメント...

どもども

早速のレポートありがとうございます。
マラソンってそんなにお金がかからないと思ってたんですが、凝りだすと結構かかるんですね。去年の9月からシューズを6足購入。ウエア(体操服と呼んでますw)も結構増えちゃいました。ってなわけで、e3グリップ頼んじゃおうと思ってますw

たしろ さんのコメント...

To:吉田さん
うひひ、物欲を刺激してしまったようですね。
でも、これは案外良いかもしれませんよ。

ああ、マラソンはお金がかかる趣味だと思います(大笑)。

はせがわ さんのコメント...

これも余談なのですが、学生時代に陸上の大会で感じたことがありました。それは道東方面の学生のほとんどが、(長距離において)皆腕振りが前後にまっすぐ振られており、画一的だったのです。
最初は不思議に思っていました。(僕の出身は道南)のちにわかりましたが、道東方面の子どもはクロスカントリースキーを盛んに行うようで、そのポールさばきのフォームがそのまま夏季に取り組む陸上競技に反映されていたのです。
僕は腕振りは単なるリズムを取るための作業だと理解し、下半身主導の走りをしていましたが、彼らの「腕の引き」がいかに推進力を生み、試合後半の粘りに腕振りが重要かというのを一緒に競って学びました。
その頃からです、けんすいを一生懸命始めたのは。
たしろさんのおっしゃるとおり、ポールウォークのように、しっかりと腕を引くことを意識してJOGすることは大正解ではないでしょうか?マラソンの終盤も「腕で走る」と言いますからね。

匿名 さんのコメント...

こんばんわー

たしかにマラソンはお金がかかる趣味ですね。私はヘタレの大学時代、体育会ゴルフ部だったんですが、こんトキより熱中してる自分に驚いてます。初めて70台で回ったときよりも、5時間以上かけて初のフルマラソンを完走したときの方が感動しました。これからもどしどし物欲を刺激してくださいw

吉田 さんのコメント...

すいません

先のコメント、

名前を入れ忘れてました。

東京の吉田です。

たしろ さんのコメント...

To:はせがわさん
いろいろ経験に基づいたアドバイスありがとうございます。
なるほど、腕の引きですね。グリップを持っていると腕の振り下ろしのイメージになるのですが「腕の引き」というイメージの方が肩甲骨の稼動域の拡大には良さそうな表現です。
しばらく使ってみることにします。

たしろ さんのコメント...

To:吉田さん
ゴルフ部でしたか、じゃぁ僕と同じ手の握りだったんですか。
(というか、僕のグリップはゴルフ的に正しいのかしら)
とにかく、僕はランニングの時の握りとは違うような気がします。
あまり経済的負担はかけたくないのですが、あれこれ試行錯誤しているうちにかかるものはかかるんですよね(大笑)

吉田 さんのコメント...

こんにちは

昨日は妻と走ったため、超LSDのようなスピードでした。14kmの間、いつもとは違ったことを考えたり、フォームに気をつけようと思ったりして走りました。その中でも特に気をつけたのが肩甲骨の動きです。金先生のメソッド、私も見たことがあります。モデルウォークの際の肩甲骨や骨盤の動きがマラソンに通ずるものがあると。そんなのを思い出しながら肩甲骨に集中して走ってました。なかなかいい感じで走れたと思ってましたが、朝起きたらなぜか体が変なんです。肩が痛いでもなし、なんか変なんです。異変に気がついたのはその直後でした。そうなんです、左右の肩甲骨を取り巻く筋肉という筋肉が結構な筋肉痛になっていました。今まで肩甲骨を上手に使えてなかったことに気づかされました。日曜日はハーフの大会です。それまでに筋肉痛が取れればいいのですが・・・

たしろ さんのコメント...

To:吉田さん
ああ、僕も昨日のe3グリップランで背中がダルイ感じがします。
やはり、普段動かない領域まで肩甲骨が動いてのだと思っています。
これが実際のタイムにどう影響するのか...期待しているワケです。