-絶え間なく鍛えた者だけに栄誉が訪れる-

2008-03-31

200804の目標

3月の反省すべき事項は少なからずショッキングな出来事。

4月は直近のレースである洞爺湖マラソン(5/25)でイーブンペースで3時間45分で走ることを目標にした練習をしていきたい。
洞爺湖マラソンまであと2ヶ月ない。レース間近になると練習量は減少させるというのがセオリーだから、実質1ヶ月ちょっと程度の練習期間だと考えた方が良い。
しかし、レースは洞爺湖だけではないので、次のレースにも繋がるような練習計画でなければならない。

ということで、まずは基礎的なことを含めて

  1. 腹筋
  2. 腕立て
  3. 減量
  4. 10kmの6分/kmのJogが基本
  5. 週一のスピード練習
  6. 週一のLSD
  7. LSD翌日の疲労抜きを目的にしたゆっくりJog
というような感じになるのだろうか
2.の腕立ては、最近腕が振れるフォームになった為(しばらく、まともに走っていないせいか)か、練習後に背中の筋肉が喜びの声を出すので、ちょっと鍛えておこうかしら。

練習成果を試す具体的な目標は6分/kmで30km走が楽にできること。ということになるが、それは5月初旬に予定されているeRCとかちの記録会(練習会?)でチェックしてみようと思っている。

と、一応の目標を上げておくが、目標レースが洞爺湖マラソンだから洞爺湖マラソンについてもっと情報を収集して対策を考え、その上で練習についても見直さなければなるまい。
幸いにも今やネット時代。情報収集は楽だ。特に僕と同じレベルのランナーの手本がある。

200803の反省

あっ、という間に3月は終わりになる。
仕事の方は順調に進捗、今(2008/03/31)の段階で全ての成果物の納品は完了している。ま、普通のビジネスマンとして模範的な行動だ。

で、ランニングというか練習について恒例の一人反省会だが、3月の目標はトレーニングに関する今月の目標は三つ

  1. 週一で良いから走ること。走りをやめないこと。
  2. 腹筋は継続すること
  3. 走行距離は短くなるので体重管理には十分気を配ること。
で、あった。

ザックリと今月の走行距離は156km(今晩10kmくらいは走るつもりではいるが)。156kmが多いか少ないかということなると「少ない」といわざるを得ないが、仕事のことを考えればこんなもんだろう。

1.について
これは「出来た」。という事実がある。
もっとも練習の内容については不問。

2.について
これはよろしくありません。なんか、自然といつのまにかサボっていました。

3.について
これは主として「減量」を意味するのだが、まったくダメ。現状維持が精一杯だった。
減量のための具体策は
  • 節食事の量
  • 節ビール
  • 節おやつ(アイス含む)
という「禁止」するのではなく「制限」するという手法だ。

◎その他
本当は白糠ロードレースについて少し詳細に反省してみようかと思ったのだが、喉もと過ぎればナントヤラではないがそれはさておいて昨日のLSDの結果について少々自分自身ショックでもあったので反省しておく。
○LSDで歩きが入った事実
昨年末からぼちぼちと始めて来た30kmLSDだ。今まで歩いたことはない(計画的な休憩を取っていた時期はあるけど)。
しかし、昨日は「たまらず」歩いてしまった。
僕のLSDは心拍数で管理するLSDだ。昨日の設定は135~140という今までと同じ設定だ。にも関わらず「歩いてしまった」。できていたことが出来なくなったというショックはかなりデカイ。

・原因は?
昨日、原因について思いつくことを考えたが「分からなかった」。今朝、起床して階下に降りる為、階段を下りたときに異常なほど「ふくらはぎに張り」を感じた。
この張りはいままでLSDをした時に感じたことの無いものだ。なので、ふくらはぎを多様した走りが原因だろうと推察する。

何故ふくらはぎが異常と思えるほど張ったのか?について、思い当たることを列挙するに
  1. 一昨日、一昨昨日に今の自分としては結構な強度の頑張り走をした(スピードトレのつもり)。
  2. LSDで走ったコースに上り下りを多く取り入れたところを使った。(3/16に書いたコースと似たようなところ)
  3. 仕事中心の生活リズムにしていたので、1週間のトータルとしての睡眠時間は短かったかもしれない。
  4. 前夜ビールを飲みすぎた(350ml×5)
ぐらいだろうか。

当日の気象条件としては、下記の通り絶好の天候。天候は原因から除外して良い要因だ。
降水量 (mm) 気温 (℃) 湿度 (%) 風(m/s) 日照 時間 (h)
風速 風向
8 -- -0.8 64 0.6 南南西 1
9 -- 0.6 56 1.6 東南東 1
10 -- 2.7 49 1.2 北東 1
11 -- 4.3 45 1.5 北西 1
12 -- 5.8 38 1.7 西北西 1
13 -- 7.1 31 1.3 北東 1

そうすると思い当たるリストに列挙したものに原因があるものと思われる。結論的には「疲労」ということになるのだろうが、そのメカニズム(そんな大袈裟なもんじゃないが)をストーリー的に書けば以下の通りだろう。
差し迫った納期に間に合わせるべく連日の残業による「食生活の乱れ」(スーパー弁当、コンビニ弁当多し)と睡眠不足。

仕事の完了による開放感からオダった(調子に乗った:実は土曜日はかなり眠い状態だったが、久々に昼間屋外で走れる嬉しさがあった)スピードトレ(今の自分に不相応な)をした。

速度重視のランをしたが、まだフォームに問題があるのだろう。ふくらはぎを多様するランニングになり、それが翌日にも影響した。

疲れている内臓に対して、久々の練習による「爽快感」と仕事からの「開放感」からビールの量がいつもより多くなり内臓にも負担をかける結果になった。
こうした自覚できない疲労。いや、本当は土曜日には疲労はともかく、睡眠不足は自覚できていて帰宅したら昼寝をしようとしていたにも関わらず走れる時間が取れた嬉しさから走りに行ってしまった。
軽くJogする程度のランなら良かったかもしれないが白糠の結果から「スピード練習をしなくちゃ!」という根拠ない焦りがあったのも事実だ。

闇雲に走っても疲れが残るだけの年齢であることを自覚して、計画的かつ柔軟な練習をしていかねばなるまい。と思わせる出来事だった。

2008-03-27

4耐中止

残念すぎる...

楽しみにしていた帯トラの「4耐」が今年はアクアスロン大会の準備の為、中止だそうだ。

うむぅ....
記録は取らないけど、勝手に集合してやっちまうか!とか思ってしまう。

eRCとかちの親方に相談してみよう。

2008-03-24

第29回白糠ロードレース-反省-

下表が今回のLAPタイムと心拍数。去年のは「第28回白糠ロードレース大会-大会回顧-」の後半にある。

ラップ 時間 ラップタイム 心拍数 最大 平均 最小 距離 min/km
1 00:04:49.00 00:04:49.00 163 187 163 71 1000 4:49
2 00:09:58.20 00:05:09.20 166 180 169 163 1000 5:09
3 00:14:58.30 00:05:00.10 173 175 172 168 1000 5:00
4 00:20:01.10 00:05:02.80 175 178 175 172 1000 5:02
5 00:25:10.00 00:05:08.90 170 177 174 170 1000 5:08
6 00:30:25.60 00:05:15.60 172 175 172 169 1000 5:15
7 00:35:33.00 00:05:07.40 169 176 171 167 1000 5:07
8 00:40:46.30 00:05:13.30 171 173 171 166 1000 5:13
9 00:45:56.80 00:05:10.50 171 174 171 168 1000 5:10
10 00:50:49.70 00:04:52.90 174 176 172 168 1000 4:52

6km過ぎからは下り基調だから、去年のLAPタイムは概ねコースなりにペースアップできていると思う。しかし、今年のは心拍数が去年より高水準で保てている割にはペースダウンを防ぐのがやっとで(というか前半に比べれば落ちているんだけど)、これでは5分のイーブンペースのランナーに簡単に抜かれてしまう筈だ。

原因はなんだろう。
体重+1.5kgくらいでこれほどの違いがでるだろうか?
単にスピード練習をしていなかったことが原因だろうか?

ま、原因はよく分からないけど、減量だけはシッカリしていかないとなるまい。

2008-03-23

這ってでも出て来い!-中山竹通語録-

いよいよ北海道のロードレース幕開けの「白糠ロードレース」だ。

周囲からも注目を浴びる(実は、そうでもないが)カナダvsたしろのバトル。双方2月までは快調に練習を積み、3月はペースダウンするという練習量も特異な差はなし、特にここ1週間はまるで走っていない(JogNoteの記録)という状態も似ている。
過去の対戦成績は1勝1敗の五分の星勘定、いよいよ雌雄を決する時。

少し早く到着するだろうとは思っていたが、7時頃自宅を出てちんたらと白糠へ向かう。

カッチさんとトモさんが来ていて雑談を少々。カッチさんはやる気マンマンだ。いつもながら年齢を感じさせないエネルギーが全身からオーラのように発している。

ぼちぼちナンバーカードと参加賞でももらいに行こうかということで受付場所の体育館へ行くとスコップさんと鉢合わせ。
なんでも、カナダさんは「鼻炎」で吐き気までするようになってDNSだとのこと。僕が思わず発した言葉は「這ってでも出て来い!」という中山竹通の言葉だ。

中山がこのような言葉を発したのは、一発勝負のソウルオリンピックの代表選考レース(福岡国際)に故障で出られない瀬古利彦に向けた言葉だった。と報道される。
実際に中山が発した言葉は「僕なら這ってでもでますけどね」というもので、報道されている内容とは全然違う。そして、その言葉の真意は「オリンピックに出たければ這ってでも出る覚悟が必要」であり、そうでないなら「オリンピックを諦める覚悟が必要」という中山の価値観の表れだと言われている。
相手が中山語録をご存知のスコップさん、鬼さん、カッチさんだったので「大笑い」していた。

それはともかく、僕自身ここ1週間は走っていないし、もともと10kmで自己記録を狙うような練習も取り入れていなかったので、この不戦勝はありがたい一勝だ(笑)。

で、肝心のレースだが、一応60分は切れるだろうと予測していたが55分を切れるかどうか?の感触しかなかった。とりあえず目標は55分に設定し、スタートラインに並ぶ。

10カウントのカウントダウン後、号砲一発!
一斉にスタートするランナーに巻き込まれながら最初の1kmを4分45秒で通過。あまり苦しくもなかったが心拍計は170になっている。ここまで来てしまったので、心拍数165程度の安全運転は止めて、50分切りを目指すことにした。
往路は概ね上り基調だから5分くらいで走れていれば良いかな?と甘い考え。既に2kmから貯金を使い始める。

心拍数は175程度を行ったりきたりこれ以上のペースアップは体に良くない。でも、ここで心拍数を安全圏に落とすことは50分切りは絶望となる。175を越えないように今のペースを維持。その上でペースが上がろうが下がろうが「どうにでもなれ」的な計画だ。

第一折り返しからゆるやかながら上り一辺倒になり、かなり苦しくなる。ここ3年ほど抜かれていなかったランナーに抜かれる。しかも、彼の背中が追えない。第二折り返しでその差を確認すると約200m。時間にして1分だろうか。離されない様に頑張ろうとするが向こうは下り、こちらは上りで僕が折り返して彼の背中を確認したころには随分と離されていた。

残り3kmの表示にさしかかると今度は別の顔見知りのランナーにも抜かれてしまう。Fr201で確認すると5分半のペースまで落ちてしまった。下りでこのペースでは抜かれて当然だ。ここで、彼について行こうとするがやはり付いていけない。それでも、概ね下り基調の復路には3つのちょっとした上り下りがあり、上りでペースダウンしてくるランナーを抜きながら彼を追いかける。目測ではおよそ200mだろうか。最初の彼は既に見えない。

残り2km。ここまでくると僕自身が高負荷に慣れて、安定的なペースで走れていたので、少し頑張り走をしてみる。

ゴール手前200mではかくてさんに気合を入れられて無事にゴールした。

手元の時計では50分49秒。もう少しだったのに!と思うが、練習量からすれば上出来だ。

今日は天気は晴天、気温は寒くはなく、ランニングにはいい条件だったと思う。復路では一部向かい風となるところはあったが、あまり気にならなかったな。

それにしてもichanさんには驚かされる。体調も万全ではないのでウエストバッグにカメラを忍ばせて、折り返してくる仲間を写真に撮っている。そして、58分そこそこでゴール。こういうランニングも面白いですねというichanさんは偉大だ。

ゴール前で気合を入れてくれたかくてさん。速い人はやはり速くゴールできるんだな。あんなに練習していないのに!(笑)

カッチさんは「後半バテたな」と言っていました。yottiやまるこが来ていたらやられていたな。とぼやいていましたが、ラン&ウォークまでにはキッチリ調整するとのこと。

スコップさんはいつも楽しそうに走る。「俺はランニングが好きだ!」というのが全身から出ている。たぶん、腹回りを整理して(笑)洞爺湖に来るに違いない。

鬼さんの大胸筋はスゴイ。聞けば、もともとボディービルダーだったとのこと。ランナーの細い体にあの大胸筋は迫力だ!
そういえば、レース中なかさんが鬼さんの後ろにぴったりと涼しい顔でついていた。僕がゴールした時にも涼しい顔でくつろいでいた。

成田さんも頑張っていました。やっぱり速いね。というか、まだまだ速くなるんだろうなぁ...少なくても今年イッパイは成田さんに抜かれないように頑張ろう。

む、そういえば中標津のおやぢさんとnaojiさんもDNSだったな。おやぢさんは仕事が忙しいらしいけど、それは時間が解決してくれるだろうから(笑)、そのうち元気な姿をみることができるだろう。
naojiさんは膝の故障。まだまだ、始まったばかりなので無理して今シーズンを終わらせることはない。じっくり治してもらいたい。
カナダさんの鼻炎が気になる。花粉症?

2008-03-16

まだまだ練習が足りんな

今日走ったのは左の通り。
このようにウロウロしたかというと、今朝でがけの「もようし」がなく、いつものコースでは大問題の解決に不安があったからだ。

国道を北上するのを基本としつつも、国道から西側にある河岸段丘の高台を上ったり、下ったり...の連続?で、思ったり遥かにハードなコースだった。

終了後の余裕度を知る意味で、心拍数を130~140のレンジに収めるべく管理。一応目標的には137くらいでずーっと走れていれば良いなぁ...くらいの軽い気持ちだった。

ところが最初から鈴蘭公園に向かう上りはキツク感じ、あっというまに心拍数は140を超える。これをセーブするには歩くに等しいところまでペースを落とすことになるのだが、これはものすごく難しいことだった。歩かずに走るということがどんだけ難しいか...

左は50mメッシュ数値地図をカシミール3D で見れるようにしておき、その上にFr201で取ったルートの標高差を図示したもの。
瘤のように上り、下りを数度繰り返した様子が良く分かる。
復路となるチェリングロードは図の通り緩やかな下りになっているが、実感的にはうねる様に上り下りがあったように感じた。それだけ、前半の上り下りでヤラレていたのだと思う。

左はFr201のデータ、S610iのデータをSportTracks2に取り込み、心拍数(赤)、速度(青:ペース/km)、標高(茶)を重ねたものである。
Fr201から得られる標高データについてはやや信頼性に欠ける点が指摘されているが、単に起伏の指向を知るというだけなら十分に参考に値するものだと思う。

さて、先日は「余裕度」の客観的な評価方法として、心拍数グラフの波が少なければ、「余裕あり」、波が大きければ「余裕なし」と書いた。これに当てはめれば、左心拍数グラフ(赤)は部分的に測定エラーも見られるが、概ね目標レンジを保てており、「余裕あり」と評価できる。しかし、主観的には

  1. 15km付近では相当「嫌」になり、
  2. 20km以降に給食しようとしていたものを20km地点手前で早弁(笑)
  3. チェリングロードを南下する最中は何度も歩きたい誘惑にかられ
  4. また、早く帰りたい病が発病し、心拍数を目標レンジに保つ(抑える)のがやっと
だった。

昨日の練習で反省点は相当あるのだけれど、相反する二つの感情や結果となっている点が面白いと思った。
3.に書いた通り「歩きたい誘惑」に4.の「早く帰りたい病の発病」。休みたいのに、苦しい現状から無理してでも早く逃れたい(だから、早く帰りたい)という相反する感情だ。
3に対して、僕は「135程度の心拍数なら早歩きに毛の生えたようなもので、歩いても現状は改善されない」と自分を騙し、4に対しては、「無理することはないだろう、135程度なら楽なんだよ。今、そういう練習をしているのだから早く帰る必要はないんだ。そのうちゴールできるさ。」と自分を騙した。

結果的に心拍数は比較的波の少ない状態を保つことができたが、上記に書いた感情はここ数回にわたるLSDではなかった感情だ。果たして、この状態で「余裕あり」といえるのか?と疑問に思わざるを得ない。

ただ、結果に一喜一憂することなく、長い目で昨日の練習を主観的に評価するのならば、とりあえず「心拍数の安定」がみられ、各種の誘惑にも負けず目標の通り自分の肉体と精神をコントロールできた。
余裕がなければ、こういう結果は得られなかっただろう。と、ポジティブに評価しておく。
尚、練習終了後及び帰宅してからの数時間は足へのダメージが大きく、日常生活の中で「動く」ということがかなり億劫になっていたし、現に動きづらかったが、夕方(17:00ころ)には、階段の昇降やお買い物等ごく普通に動けるようになったし、今朝(3/17)も特段のダメージを感じることはなかった。JogNoteにも書いたが、ダメージからの回復力(基礎的な体力)は従前とは比べものにならないほど頑強になってきているものと推察する。

ところで給食についてだが、いつもはカロリーメイトなのだが、昨日はSOYJOYを食った。
結論から書くと走りながらは食いづらい。というか、食えない。歯ごたえがあり、飲み込みに時間がかかりすぎる。その点、カロリーメイトは噛み砕きから飲み込みがしやすい。
ただ、SOYJOYの方が「噛む」分、しっかり食べたという実感があので、ウルトラマラソンやマラニックはSOYJOYは向いているのではないだろうか(というか、残業時のちょっとした補食にもSOYJOYの方がいいと思う)。

2008-03-15

出退勤ラン

昨日「朝ランができない」に書いた通り、勢いというもので小雨の中、退勤ランを敢行。
ランニングウエア関係は車に積んであったが、財布や携帯電話、家の鍵やらいろいろと持ち帰れなければならないものを多い。ウエストポーチが車載されていたので、これに入れて退勤ランをした。

ウエストポーチが重いのはカナリ走りづらい。最初は後に回していたが揺れが大きく、前に回せば今まで味わったことのないバランスの違いとなってそれなりに走りづらいと思った。
暗くて見えないと危ないので眼鏡をかけてのランだが、小雨で眼鏡がかえって視界を悪くする。
暗いというのは、ペースが掴めないものだな。Fr201もS610iも装備して走っているものの表示が見えないので、機械に頼ることもできなかった。
結局は、「運動強度」がどうだとか、「キロ何分のペース」だとか気にすることなく早く帰宅したい一心で走っただけ。
まぁ、それはそれで悪くない。

帰宅したのは23:00ころになってしまったが、運動で体が刺激され微妙に興奮状態にあるのだろうか、眠れない。しかたがないので(というか、都合の良いことに?)、近くのコンビニでビールを買って飲むというダメっぷりを発揮しておく。
ビールの効果でもないだろうが、26:00ころには寝入ることができたみたいだ。

一夜明けて、今朝は出社ラン。
ところが、今朝は弱い雨。昨夜も弱い雨だったので「どうということはない」のだけれど、やはり気持ちは萎える。
昨夜は会社に車を置いてきているので、強制的に出社ランをせざるを得ないという罠を自分に仕掛けた。
昨夜、洗濯して乾しておいたアンダーパンツ、ロンタイ、ロンシャツにウィンブレを着込み、着替えと昨夜ウエストポーチに入れて来たいろいろなものをビニール袋に入れて(雨でぬれないように)、ルーファスに入れて背負って出発。
出発のころには雨はほぼ上がり、「僕の日ごろの行いもまんざらではないのかも?」と思ったのは秘密だ。

もう少し、ゆっくりと走り始めれば良かった。いきなり、それなりのペースで走るには「心肺が準備不足」みたい。心拍数の割りには、なぜか呼吸が苦しく感じる。
昨夜は車両交通量も少ない時間帯だったので、信号待ちもパスしながら走れたが、流石に今朝は仕事に出る人達で車は多く、そんなことはできない。
まぁ、それでも「信号間インターバル」風のスピードトレと思えば、それはそれで望むところだ。
そんな風にして走りながら無事出社。

会社到着後は、それなりにバタバタする。
他の社員が到着する前に給湯室で洗髪し、体を拭き、着替えを終えていなければならないからだ。


一応、試験的に出退勤ランをやった。
初めてということもあり、所要時間が分からず闇雲に走ってしまった。これが反省点ではある。
やりようによっては練習効果も期待できると思うので、

  • 天気予報を確認しておくこと。
  • ルーファスを用意しておくこと。
等の準備を整え、毎金曜日の夜は帰宅ラン。翌土曜日には出社ランを今後も続けてみようかと思う。
何故金曜日の夜なのかという疑問には僕の昼食は愛妻弁当なので、ランで混ぜご飯にしたくない。金曜日の夜なら空弁当箱となるし、土曜日は弁当不要。そういう意味で最適なのだ。とお答えしておく。

2008-03-14

朝ランができない

今月一杯は、仕事が忙しく、朝ランくらいしか継続的な練習ができそうもない。
ということで、昨夜はその覚悟をしたのだが疲労の為か、布団にめり込んだ体を動かすことができなかった。

練習は「やったか、やらなかったか」なワケで、やるしかない。
今朝のペナルティーは、帰宅ランと明日の出勤ランと決めて、ウインブレ等用意してきた。
よし!と思ったら、今夜は雨という噂が...

気持ちの萎える天気予報だぜ。

お風呂

疲労回復にお風呂は良いよな。リラックスできるのが良い。

お風呂でリラックスする方法について人それぞれ楽しみ方というか、流儀というか、癖というか、そういうものがあると思う。

僕は数年前からお風呂に「本」と「ビール」を持ち込むのが癖になっている。
大体僕は帰宅時間が遅いので「仕舞い湯」(って言うのか?)で、冬場はいわゆる追い炊きをして少し暖めないと寒くなってしまうけど、冬でなければ体が湯に溶け込むような丁度良いぬるさで半身浴に最適だったりする。
そんな湯船に左手には読みかけの本、右手にはビールを持って、そんな湯船に入る。

湯船のヘリに本を置き、缶ビールのリングを引き上げながら湯船に身を半分だけ沈めて行く。「あ”~...極楽だぁ」と思う瞬間である。ビールを一口流し込んで、湯船のヘリに缶を置き、ヘリに置いた後頭部でバランスを取りながら湯船イッパイに伸ばすように体を浮遊させる。
体から疲れという重石が落ちて、まさに浮遊する感覚が得られれば最高だ。

浮遊状態を楽しんだら、次は読書。
本は心身とも開放された状態なので、あまり深刻なものでないほうが良い。
思い出したようにビールを口に流し込みながら、本を読む。いや、活字を視界に入れている程度なのかもしれない。
と、まぁこんな感じでリラックスして来た。

我が家も無線LAN経由でインターネットが楽しめる環境を構築している。まぁ、それはIT、ITと叫ばれて久しい昨今、珍しいことではない。
ということで、最近はお風呂でちょっと変わった時間の過ごし方をしている。

いわゆるモバイルディバイスをジプロックに入れて本の代わりにお風呂に持ち込むようになった。
Webニュースを見たり、ブログを見たり、電子ブックを読んだり、音楽を聴いたり(ディバイス内臓のスピーカーで十分聴ける)、映画(aviに加工したもの)を観たり...
文字通り、ぬるま湯に浸かった時間を過ごす。極楽、極楽。

ただ、お風呂でのお楽しみが増えたので、無用に長時間風呂に入っているのと、モバイルディバイスを使って小さな文字を見たりすることになるので、微妙に疲れが取れないように思う(大笑)。
ま、それでも面白いから良いかっ!

2008-03-13

妄想、そして現実へ-洞爺湖マラソン コース図を見た-

洞爺湖マラソンは初めてだが、洞爺湖へは何度か行ったことがある。春の洞爺湖には良いイメージしかない。

いつも天気が良くて、静寂の中で観る湖面の色や空の青や木々の緑が自分の体にしみこんでくる。そんなイメージ。

先日、たまたま洞爺湖マラソンのコース図を入手したので、そうしたイメージが頭の中をぐるぐる...妄想爆発だ!

そういえば、昨日、北の大地さんとおやぢさんとの食事会で「今の子供には夢がない」というような話題になった。僕は「夢があり過ぎ」て、ほぼ妄想の人なワケで、「そういう人は病院に行ってもらわないと!」らしい(大笑)。
JRの時刻表や地図、観光案内のパンフレットや○○ガイドなんてのを見て、旅した気分を味わうというのは面白いと思うし、現にそれを趣味にしている人もいる。
僕なんかは、ブログで紹介されている「家の写真」を見るだけで「ああ、あの辺りのこんなところに建っている家だな」と勝手に思ってしまうところがある。でも、この直感的な感覚は僕の知っている地域ならあまり外れたことがない。仕事柄多くの土地・建物を見てきた経験がそうさせるのかもしれない。
それはともかく、洞爺湖マラソンだ。
上記のコース図から洞爺湖を一周する風景がスライドショーのように、ぱらぱらとページをめくるように思い浮かばれ、その映像にうっとりしてしまったのだが、高低差を見て思いっきり現実に引き戻された。

なにぃーーーっ!

と思ったが、グラフの目盛りを良くみると「腰を抜かすほどのもんじゃない」なと気を取り直す。
ただ、大小さまざまなアップダウンの連続とも言えるコースでサブ4完走率50%の自分には「結構ハード」なコースに思える。
というか、アップダウンは30kmくらいまで断続的にあって、勝負の30kmではスッカリ消耗しきってしまいそうな予感。
どこか遠足気分なところがあったんだけど、これは性根をすえて練習しておかないとヤバイなぁ...と、
コース図に出ている湖面の風景写真を観ても、あのすばらしいスライドショーが頭の中で再生されなくなった(笑)。

洞爺湖までのルートをMapFanWebを使って調べてみた。上記のような感じらしい。距離は約280km。
上記経路は「高速道路は使わない」「最短距離」というオプションで検索した。
ザックリといえば、苫小牧に行って、支笏湖を観て(観ないけど)、美笛峠を経由して洞爺湖へ行く。そんな感じだ。このルート検索サービスの良いところは「ラリーMap」というのが別途出力できて、交差点等迷いそうなところ場所を別途拡大出力できるところだと思う。
昨年、別海町パイロットマラソンに行くときも利用させてもらった。
(カーナビも持っているのだが、一応、紙で出力し概略を頭に入れておきたいという面倒な性格の僕でした)

ホワイトデイ対策

貧乏舌の僕がいうのもなんだが、これは美味い。
こんな美味いチーズケーキは初めて喰った。

バレンタインデイに義理だろうがしがらみだろうがチョコをもらった帯広市周辺に在住の男性諸君。
ホワイトデイはこれで決まりだ!

去年の11月フジTV「とんねるずのみなさんのおかげでした」で菊川玲さんが紹介していたディオグラトンのチーズケーキ。

本来、北海道にはお店はないのだが、どういうワケかしらないけど、今なら(一説によると今週イッパイらしい)ポスフール帯広店で買えるぞ!

あちこちに支店を出しまくって珍しくもなくなった○花亭、柳○なんかより遥かに話題性もあるぞ。

なんか美味しそうじゃない写真になって悔しい(涙)

グーか、パーか再び

以前、走っている時の指は「グーか、パーか」という記事を書いた。
自分でも最近は気にしなくなっていたのだが、白糠の練習会でスコップさんが「俺は指がこう(グー)なんだよね」というようなことを言っていたのを思い出した。
で、昨日中標津のおやぢさん迎撃食事会の席上でスコップさんの話を突然思い出したので、おやぢさんと北の大地さんに聞いてみたところ、

おやぢさんは「グー。いや...本気走りの時はグーかな?」
北の大地さんは「意識したことがないなぁ」
僕は「パー」

で、三者三様なのだが、なんかちょっと面白そうなので画面「右」側でアンケートを取ってみようかと思い立った。
意識していないという皆さんが多いだろうけど、強いて言えば走っている時の足の指はグーか、パーかを聞いてみたいのでご協力お願いします。
「グー」か「パー」を選択して、「Vote」ボタンをクリックすると投票できます。

尚、このグーかパーかについて質問を過去にシューズマスターに聞いたことがあり、丁寧にお返事をいただいたときのメモが「問題解決」に書いてある。


--追記(2008/03/22)
アンケート期間が満了したので、結果をこちらに転載しておく。
回答者数41票
投票割合
グー
10票
24.4%
パー
31票
75.6%
4人にひとりは「グー」ということらしい。

2008-03-11

十勝は大会出場にはちょっと不便かな?

僕の今年のレース予定はここに書いた。一応の日程なので、気が付いたときに変更している。

十勝健康マラソンが今年から中止になったので、十勝で著名な大会はない。
必然、遠征が多くなるのだが、車で高速を使わずに

  • 札幌へ4時間弱。
  • 旭川へ3時間くらい?。
  • 釧路へは2時間ちょい。
  • 別海まで4時間弱。
  • 洞爺湖へは5時間程度
の位置関係。

高速道路を使わない場合、日勝峠の往来は必須。
北見にいた時は石北峠が難所で嫌だったが、日勝峠にくらべれば石北峠は狩勝峠なみの子供(笑)。日勝峠もここ10年で直線化、追い越し車線の増設など、かなり走りやすくなった。けど、やはり日勝越えにはそれなりの覚悟は必要。そう思うと、遠征は不便であることに変わりない。
十勝管内でもマイナーな大会は結構あって、そのうち僕が去年参加して今年も参加しようとしているのが
  • 4月20日の本別クロスカントリー大会。8kmに距離が延びた。距離が延びるのはうれしい気もするが、あの坂を上り下りするのかと思うとキツそうだと思ってしまう。
  • 4月末(29日?)にはグリーンパークを使って帯広トライアスロン主催の「4時間耐久」がある。アフターで桜が咲いていないのに花見をするのは格別だ。
  • 5月(多分今年は13日?)には帯広ランナーズ主催の「マラソンを楽しむ会」の大会がある。先の通り地元での大会らしい大会がなくなったので、今年の「マラソンを楽しむ会」は盛況となるような気がする。
どれも、面白いです。

6、7、8月は遠征せざるを得ない。僕は6月は5月の末の洞爺湖があるのでおとなしくしている。7月は釧路だし、5月の洞爺湖の結果しだいでは8月に道マラに行っちゃうかもしれない(エントリー間に合うのか?)。

9月は10月5日の別海前で調整期になるのかしら?
でも、とかちeRCで30kmの記録会をやるっていうのも実践的でおもしろいような気がする。9月ならまだ暖かいし気持ち良さそうだ。釧路からも遠征してきてくれると人数が多くなってより面白そうだ。

10月は陸別でこがらしマラソンがある。今年もハーフをやるのかしら。去年は完全にコースに負けた。

今年の遠征で宿泊が伴うのは「洞爺湖マラソン」「別海町パイロットマラソン」を予定。ただ、土曜日が仕事なので、洞爺湖への到着は暗くなる可能性があるな。別海は去年は明るいうちに付けたけど、今年はどうかな?
僕の場合、遠征はガソリンも高いし(今のところ下がる見込みはない)、宿泊は車中泊だな(去年経験しているし)。本当はテント泊の方があずましいし、体も休められると思うんだけど、テントの撤収と日干しが面倒なので今年も車中泊の予定。

ああ、今年はマスターズへの参戦を申し込んであるんだ。(全天候トラックの競技場に限定:笑)
車中泊が増えるかもだな。というか、まだ日程が分からんぞ!

と、まぁ十勝からマラソン大会へ参加するには便利とは言えないけど、僕にはこの不便さが面白くてたまらない。

2008-03-10

肘とサイドポケットの関係-ルーファス-

昨日、ひさびさにルーファスを背負ってLSDした。

スタート時は-4℃だったが、気温はプラスになるという予報だったので、中にはしっかりとハイドラパックを入れた。サイドポケット(ウエストベルトに装備されている)には、左:デジカメ、右:アスリートソルト、カロリーメイト(1パック:2本)を入れた。ポケットはちょっと膨れ気味である。

ハイドラパックのチューブはちょっと長い。15~20cmほど長いと思うのだが、一度にカットする勇気がなく保温チューブで覆えない3cmだけカッターでカットしておく(これくらいカットしても体制に影響がない:汗)
そうだ。「クイックドロー」というのは便利です。ショルダーベルトとハイドレーションシステムのバイトバルブ付近にマジックテープのようなもので止めるパーツです。多分、どんなシステムにも適合すると思うので、これはカナダさんにお勧めしようと思っていたのを今思い出しました。チューブをぶらぶらさせなくても済みますよ!

この季節にしては暖かい気温だ。当然、アウターは軽装になる。極寒に耐えるべく蓄積された皮下脂肪があるわりにはルーファスのウエストベルトが緩いので、ちょっと締め込んでスタート。

ルーファスは良いな。
以前のものより揺れないし、背負った感じが軽い。サイドポケットはありがたい。

ハイドラパックも久々に使うので(2ヶ月ぶり?)使用前の点検を忘れていた。なんと、マウスピース(バイトバルブ)に赤カビのようなものが...既に走り始めているので、バイトバルブを指で揉み揉みして水を吸出すというようなことを数回行い見た目だけきれいにしておく。

しばらくすると、肘が内容物で膨れたサイドポケットに摺れることに気が付く。
僕は割りと肘は体に近いところで振る(振っていると思う)タイプなので妙に気になるようになった。ちょっと邪魔な感じがする。今まで気が付かなかったけどなぁ...
あと、なぜか右側のポケットから物が出しづらい。左右同じものがついているハズだが...
まぁ、それも走っているうちに忘れてしまった。けど、今度はベルト(ストラップ)の位置を調整してみようと思う。

ああ、あとルーファスの売りでもある、サイドクイックドローコンプレッション(サイドについたドローコードを引くことにより、中身を締め付け安定させる効果がある)は体感上、見事な効果を発揮してくれる。

今日のニュースから

今日見たWebニュースをメモ

マラソンの小旗廃止
マラソン安全対策に着手
言い訳いらなかったけど...

他にもあるけど、この三つが興味深い話題だな。

底の減り方が変わった?

たまたま昨日のLSDの後にGT-2110の靴底を見て「軽い衝撃」を受けたのでメモ。



左は約1300km走ったGT-2100、右は約650kmのGT-2110。
ゴムの形状が違うので単純比較は危険だが、
左写真の右側踵中心あたりの○印の辺りについて左右の写真を見比べると踵中心付近の減り方が違っているように思える。
GT-2110の方が踵中心付近の減りが大きい(少ない走行距離なのに)。
また、踵内側(土踏まず側)の↓部の減りも大きくなっている。
これが「変化」だとすれば、これが良い変化なのか悪い変化なのか...残念ながら僕には分からない。

いずれも外側の減りは大きいが、最近(写真右)は踵のセンター、しかも土踏まず側で着地していることが窺え、体の真下で着地しているものと推察される。
(これはきっと良いことだ。と思うことにする)

余裕度

昨日は、期せずしてカナダさんと同じような練習をしてしまった。(30km超走)
僕とカナダさんでは練習の目的が若干違っていると思うのだが、今年の目標必達のための練習であったことは間違いない。

ふたりの目的の相違について想像するに

name走行距離
平均ペース
目的
カナダ
30.1
06:12/km
6分/kmで30km後の余裕度の把握
たしろ
31.6
07:12/km
今まで(8分/km)よりも負荷を上げてみて、余裕度チェック
ということだったのだろうと思う。

僕は上記に加えて、止まらず(信号は回避、回避できなければ足踏みしておく。給水は走りながら、給食は歩きながら)に30km超(いつも30kmキッカリでやめるので)を走ることをも目標にした。
ペースは当然イーブンペースを目標にしているが、心拍数レベルで140前後というのを指標にしていた。20km以降は早く帰りたい一心で心拍数も160を超えるところもあったのがちょっと残念だったかもしれない。

走ったコースは前半20kmは上り基調、後半10kmは下り基調のコースをあえて選んでいる(完全に仮想「別海パイロットマラソン」)。

問題は「余裕度」の尺度。具体的な計測機器があるわけでもないので、その「余裕度」ってやつが実は僕には分かっていない。
確かに以前に比べれば走る前の気持ち、走っている最中の気持ちは前向きだし、ゴール(?)のダメージや翌日のダメージは軽微だ。それでも、20km手前で「嫌になってくる」というのはあまり変わってはいない。
果たして、僕にどれだけの「余裕」があるんだろうか?というようなことをつらつら考えていた。

上記のような主観的な状況による判定も有用だと思われるが、それよりもやはり客観的な「数字」の方が比較や結果判断が容易だと思う。

ということで、せっかく心拍計を持っているのだからこれを有効に使い客観的な指標にしようと思う。
たとえば、心拍数140前後のイーブンペースで走るという目標だった場合、心拍数の波が大きいと余裕の無い証拠となるだろう。つまり、イーブンで走れたかどうか?を余裕度の判定指標にする。そして、これが出来るようになったら一段強度を上げれば良いのかなぁ?と思う。
今までは、心拍計を単に車のタコメーター風につかっていたけど、こういう使い方も正しい使い方のひとつかもしれないな。
僕はPolarのS610iを使っている(既にこのモデルは廃盤となった)。心拍数のデータは赤外線でPCに転送できるので、記録を残しておく場合に便利だ。
S610iの後継機種。値段を調べてみたらザックリ5万円。そんなに高かったかな?
と記憶をたどれば、僕は中古で買ったんだった(笑)。


でも、走っている最中だけ監視する(目標心拍数の最低、最高をセットしておいてアラームのならないレンジで走ればよい)だけなら、そう高価なものでもなくても良い様な気がする。
CATS Eyeの心拍計。モデルは違うけど、僕が手に入れた最初の心拍計はCATS Eyeだった。僕の買ったのはストップウォッチにはなるけど、LAPが取れないタイプのものだったけど今のはどうなんだろうか?

--追記(20080311)
ということで、先日のLSDの時のHRMデータをグラフで見てみた。

最初の部分に測定のエラー値が見られるが、上下5拍の変動は通常変動としても(この程度でいいのかは疑問だが)、ペースの変動がやや大きいように思われ、一時間経過後以降はハッキリと分かる上り勾配になるコースの為かカナリ心拍数の変動が激しくなっている。
特に給食後は残り10kmとなり、早く帰りたいという心理状態が如実に現れ全くと言っていいほどペースコントロールができていない。
理想としては、グラフに波がなく、「水平」な状態からやや右上がりだろう。一見右上がりに見えなくも無いが、3時間経過後から心拍数が下がっておりとても「余裕があった」とは言えない。
このように心拍数に「肉体的な安定度」はもちろんであるが「心理状態の安定度」も現れるものと理解すれば、心拍数の変動が小さく、水平を保って推移する状態が「心身」ともに余裕がある状態と判断できる(というような判断基準になるのかなぁ(疑問))。

2008-03-08

白糠に向けて

仕事は上手い具合に進捗している。
少し時間的(納期に間に合う)に余裕が出てきていると思う。

先週の白糠練習会でカナダさんに目標を聞かれ「1時間はかからないと思うけど55分くらいかなぁ」と答えたところ「ひよったな」と言われる(笑)。

まぁ、ひよったと言われればひよったとも言えるのだけれど、むしろそれほど「なんとか○○分で!」という目標は当初から立てていないし、そういう練習もしていない。

時間的に余裕が出てきそうなので、白糠ロードレースまでのあと2週間で「自己記録更新」を目指し、なにができるか考えてみた。
で、単に考えるだけなら妄想になってしまうが「こうなれば」「こうなる」という実績に照らし合わせた経験則というものが説得力があると思う。

そこで、去年の今頃どんなことをしていたのか、そしてその時のタイムや心拍数データを過去の記録を参照してみた。

これはビックリ。
レースに臨むモチベーションが違う。もっとも、去年は白糠が10kmロードレース初体験ということもあり、それなりに張り切っていたし50分切りはもちろんであるが48分を切りたいと真剣に考えて練習していたことが分かった。(45分を視野に入れたインターバルもやっている)
これは今の状態とは質、量とも雲泥の差がある。
冷静かつ客観的に判断すれば、2週間で去年と同等の状態に引き上げるのは無理ということが分かった。

それならば、白糠ロードレースを今年の唯一の目標である「フルマラソンで3時間40分を切る」にどう関連付ける付けるかという側面から考えるしかあるまい。
瞬時に思いついた白糠の目標は

  • 52分で走る(フル3時間40分ペース)。
  • 心拍数165で安定的に走る。
である。
前者は、単にフルマラソンの目標ペースで走れるかどうかのテスト。後者は昨年の白糠ロードレースと同じ心拍数ペースで走り、今の状態を把握することが目的となる。

ここは、今後の練習メニュー(方法)の参考とする為に後者を選択しようと思う。

駅伝がマラソンをダメにした -生島淳著-




割とインパクトのあるタイトルで、以前から本屋で気になっていたのがやっと入手した。僕は箱根駅伝をTVで観戦するのは大好きだ。そして、男子マラソンをTVで観戦するのは少々退屈に思っている。その答えが本書にあるのか、読んでみた。

タイトルは男子に限定した話のようだ。女子にも駅伝はある。では、なぜ男子と女子で異なる結論に至るのか...
もちろん指導者の考え方の相違もあるが、良くも悪くも「箱根」の存在がある。

本書の後段で

選手の燃え尽き症候群。駅伝とマラソンがスケジュールとして共存し得ないこと。日本独自の競技である駅伝が肥大化することで、世界と競い合うトラック、マラソンが犠牲になっている。
と結論付けている。
著者は決して箱根駅伝が嫌いなわけではない。逆に「大好きだ」と言い切る。

何故女子では問題にならないのか、何故男子は箱根偏重とならざるを得ないのか。
興味深く読めた。

★★★☆☆

2008-03-06

デスクワークはランニングの敵だ!

追い込みの3月、デスクワークが絶賛増大中。
書類の点検、成果品の目視確認など紙と赤ペンの世界。

姿勢は「背筋を伸ばし」机に向かってはじめているが、まず骨盤が後傾して背中がまるくなる。首はうなだれてきてランニングにあてはめるととんでもないフォームになる(笑)。
背中は疲れ、肩は凝り、腰までだるくなる。挙句の果てに椅子の上であぐらをかき「楽になろうとする」。

果たしてこの姿勢は楽な姿勢なのだろうか?

いや少々辛くても、むしろデスクワークではあってもランニングに有用な姿勢というものはないだろうか?と考えてしまう。

  • 背筋を伸ばし
  • 骨盤を前傾させ
  • 胸を開き
  • 肩はリラックス
  • 足は両足は肩幅くらいに開き、足裏を床につける
  • 椅子の高さは足裏全体に若干体重を感じる(座面のお尻、両足の3点支えのイメージ)
座る姿勢としてはいいかもしれないが、これがランニングのナニに役立つだろうか、「なんかに役立つと信じて」実行してみるしかあるまい(笑)。

2008-03-04

おふざけはタイガイにしてもらいたいものだ

このほどmixiの規約が変更になったそうで、ユーザーに無断で「日記出版」することが可能となる内容という記事を見た。

mixiのアカウントは持っているが実質使っていないので僕には実害はないけど、そういう規約変更ってのは「おいおい、たいがいにしろよ」といいたくなるのは僕だけではないだろう。

スポーツから学ぶ経営戦略-NIKKEI NET特集-

スポーツから学ぶ経営戦略-NIKKEI NET特集-「頂点に立つための発想力」と題して中山竹通氏へのインタビュー記事が載っていた。
マラソンランナーならこのほかに有森裕子のインタビューも載っている。

2008-03-03

単純すぎる

白糠練習会の反省をしていたら、早いうちにフルマラソンを走ってみたくなった。

今年のレース予定」に書いたなかから「洞爺湖」か「千歳」か迷ったけど、ロケーションの良さそうな「洞爺湖マラソン」に出場を決め、ランネットから申し込みを済ませた(まだ、お金は払っていない)。
ついでに前夜祭にも申し込みをしておいた。仕事の都合で土曜日の午後からの出発になるとほぼ間に合わないのだが、なんとか休めるようなスケジューリングをしておかねば(笑)。

というか、出場を決めるには単純すぎる動機だ(大笑)。

ということで、当日は「車中泊」にての参戦です。車を止める場所などは経験者のカナダさんに教えてもらうことにしよう。

2008-03-02

足りないところを知る-白糠練習会-


白糠練習会の反省。去年のレースでのデータと練習会とのデータを比較して「今の自分を知ろう」という企画。
反省というか、反省のしようがないほど去年と違うので「どうにもならん」(大笑:もう笑ってごまかすしか...汗)。

グラフは横軸に時間、縦軸に心拍数となっている。青ラインが練習会の心拍数推移、赤ラインが去年のレース時のものだ。走っている距離は同じだが、時間が違うので練習会のものが横方向へ長い(時間が長い)。

去年との比較ということで、自分の体の基礎データとして「体重」については

去年今年
69.0kg
69.9kg
と取り立てて大きな違いがなかった。

また、データ上自分の推定最大心拍数については
去年
今年
178
183
と思われ、これも特筆すべき違いはないと思われる。

つまり、単純に考えれば「推定最大心拍数」が増加している分だけ今年はラクに走れるという期待がある。ところが、上記のグラフの通り「心臓バクバク」だった。
LAPタイムを取っていなかったのが失敗だったが、今回のラスト1kmは5分丁度くらい。去年は4分37秒だったので、去年よりも明らかに遅い。
ラスト1kmの速度と最大心拍数を表にすると下記のような感じになる。

去年今年
time
4:37/km
5:00/km
最大心拍数
169
178
去年はレース中165くらいで安定して5分/kmを切るペースで走れていた記憶があるが、今回の練習会ではラストの1kmだけ5分/kmを切ったに過ぎない。しかも、去年の心拍数よりも10拍も多い状態で。

去年と今年の違いはどこにあるのかを考えると、真っ先にランナーとしては「日常生活の乱れ」が思いつく。
練習量、練習の質にも違いがある(後述)が、真っ先にこれに思い至るほど今年の生活っぷりは乱れている。
仕事が忙しいこともあるが、僕はそれよりもシーズンオフ中に気持ちの切り替えがうまくできていなかったのではないか?と思う。
シーズンオフに入り、今シーズンのフルマラソン対策にLSDを中心とした練習をしていたが、どこか休みなく突入した感じがしていて少々ストレスを感じていた(このストレスが仕事の忙しさもあったとは思う)。

次に12月から2月までの「練習の量及び質」の違いがあるだろう。
今年と去年の比較の為、ほぼ同期間の練習時間と強度割合をグラフにしてみた。
「量」として、練習時間が明らかに少ないのは一目瞭然。さらに「質」としてスピード練習にあてる割合(結果として時間)が去年の方が圧倒的に多かったのがグラフで分かる。
去年はスピードをつけたかったので、そういう思惑があって練習していたし、今年はスピードよりもフルマラソンをシッカリ走るための体、足作りを目標にしているので、どっちが良いとか悪いとかの問題ではない。
次に練習会で気になったことをいくつか列挙してみる。
  1. 呼吸が苦しく、ヒィーヒィーしていた。
  2. 走っている最中に「胸」「背中」の肉(筋肉)が痛だるく感じ、腕を上げたり下げたりした。
  3. なんとなく歩幅が狭くなっているような気がする。
  4. 前足部全体に体重が乗っている実感があった。
  5. 6分/km、5分/kmという大事なペースが全く体感上分からなかった。
どれも、なにがどう違うのか良く分からないけど1は「久々に走った時の感じ」によく似たもので、ここ数ヶ月、5分ペースで走っていなかったので止むを得ないと思う。
2,3はLSD主体の練習で走りが小さくなっているのかもしれない。特に腕振りが小さくなっていたので、胸、背中(肩甲骨周り)の筋肉を使っていなかったのかもしれない。
4は3と関連するのだが、LSDでフォーム改造(というと大げさだが)のようなものに取り組んでいた。今まで使っていなかった部分が自然と使うような走りにする為、わざと歩幅を狭くしていたのだが、その影響かもしれない。そういう意味で4は自分の望む方向への成果を体感できたという意味では良かったかもしれない(但し、それがこれからのランニングにどう良い影響を与えるのかは良く分からない)。
5は、そいうペースで走っていないのでしかたがないとも言えるが、これが分からないとペースの上げ下げが忙しくて大変だな。

長々と気が付いたことを書き連ねてみたが、結局のところこれをどう今年の目標に繋げるかということが問題だ。
フルマラソンの目標タイムを3時間40分を切ることとすれば、とりあえず余裕をもって30kmを5:00/kmのペースで走れないと難しいと思っている。今の状態ではかなり厳しいということが分かった。
LSD中心のトレーニングでもいいけど最後にはW.Sをまぜるとか、週に一度はスピード強化に繋がる練習をするとかしておかないとダメだな。

目前の目標としては3週間後に白糠ロードレースがあるけど、さてどうしたもんかなぁ...
練習はしないとダメだけど、それよりもまずは「ランナーとしての日常生活」というものを取り戻すことが先決だな。それと、練習時間の確保が難しいのは難しいけど、もう少し走る時間を作ってみようかと思う。

--感謝
練習会の企画をしてくださったKMC代表のスコップさんありがとうございました。練習会に参加されたカッチさん、鬼さん、カナダさん、くさかさん、なりたさんお疲れさまでした。
そして、ラスト4kmのフリーランで僕をブッチギリでおいてけぼりにしていただきありがとうございました。
おかげさまで今の僕に足りないものを見つけることができました。

2008-03-01

高橋尚子 私の42.195km

あまりにも暇していたので見つけた。
見てない人は必見だ。全6編、勝てたのはなぜか、勝ち負け以外の大切なものがなにか、勝った者にしか語れない(分からない)ものを知るのも良いかも。













多分これが楽しむことなんだろうと思う。

あえて言いたい。
「楽しむ」ことと「楽する」ことは全く別次元のものだ。

TAIKAN トライアルキャンペーン

今朝のメールマガジンでリーボックのTAIKANがトライアルキャンペーンを実施していることを知る。実際に走ってみてからの返品もOKみたいだ。



左 NK、右IB。いずれも Slip Lasting(袋縫い製法)で、今では滅多にお目にかかれない代物?だったような。

悩むなぁ...