-絶え間なく鍛えた者だけに栄誉が訪れる-

2008-03-16

まだまだ練習が足りんな

今日走ったのは左の通り。
このようにウロウロしたかというと、今朝でがけの「もようし」がなく、いつものコースでは大問題の解決に不安があったからだ。

国道を北上するのを基本としつつも、国道から西側にある河岸段丘の高台を上ったり、下ったり...の連続?で、思ったり遥かにハードなコースだった。

終了後の余裕度を知る意味で、心拍数を130~140のレンジに収めるべく管理。一応目標的には137くらいでずーっと走れていれば良いなぁ...くらいの軽い気持ちだった。

ところが最初から鈴蘭公園に向かう上りはキツク感じ、あっというまに心拍数は140を超える。これをセーブするには歩くに等しいところまでペースを落とすことになるのだが、これはものすごく難しいことだった。歩かずに走るということがどんだけ難しいか...

左は50mメッシュ数値地図をカシミール3D で見れるようにしておき、その上にFr201で取ったルートの標高差を図示したもの。
瘤のように上り、下りを数度繰り返した様子が良く分かる。
復路となるチェリングロードは図の通り緩やかな下りになっているが、実感的にはうねる様に上り下りがあったように感じた。それだけ、前半の上り下りでヤラレていたのだと思う。

左はFr201のデータ、S610iのデータをSportTracks2に取り込み、心拍数(赤)、速度(青:ペース/km)、標高(茶)を重ねたものである。
Fr201から得られる標高データについてはやや信頼性に欠ける点が指摘されているが、単に起伏の指向を知るというだけなら十分に参考に値するものだと思う。

さて、先日は「余裕度」の客観的な評価方法として、心拍数グラフの波が少なければ、「余裕あり」、波が大きければ「余裕なし」と書いた。これに当てはめれば、左心拍数グラフ(赤)は部分的に測定エラーも見られるが、概ね目標レンジを保てており、「余裕あり」と評価できる。しかし、主観的には

  1. 15km付近では相当「嫌」になり、
  2. 20km以降に給食しようとしていたものを20km地点手前で早弁(笑)
  3. チェリングロードを南下する最中は何度も歩きたい誘惑にかられ
  4. また、早く帰りたい病が発病し、心拍数を目標レンジに保つ(抑える)のがやっと
だった。

昨日の練習で反省点は相当あるのだけれど、相反する二つの感情や結果となっている点が面白いと思った。
3.に書いた通り「歩きたい誘惑」に4.の「早く帰りたい病の発病」。休みたいのに、苦しい現状から無理してでも早く逃れたい(だから、早く帰りたい)という相反する感情だ。
3に対して、僕は「135程度の心拍数なら早歩きに毛の生えたようなもので、歩いても現状は改善されない」と自分を騙し、4に対しては、「無理することはないだろう、135程度なら楽なんだよ。今、そういう練習をしているのだから早く帰る必要はないんだ。そのうちゴールできるさ。」と自分を騙した。

結果的に心拍数は比較的波の少ない状態を保つことができたが、上記に書いた感情はここ数回にわたるLSDではなかった感情だ。果たして、この状態で「余裕あり」といえるのか?と疑問に思わざるを得ない。

ただ、結果に一喜一憂することなく、長い目で昨日の練習を主観的に評価するのならば、とりあえず「心拍数の安定」がみられ、各種の誘惑にも負けず目標の通り自分の肉体と精神をコントロールできた。
余裕がなければ、こういう結果は得られなかっただろう。と、ポジティブに評価しておく。
尚、練習終了後及び帰宅してからの数時間は足へのダメージが大きく、日常生活の中で「動く」ということがかなり億劫になっていたし、現に動きづらかったが、夕方(17:00ころ)には、階段の昇降やお買い物等ごく普通に動けるようになったし、今朝(3/17)も特段のダメージを感じることはなかった。JogNoteにも書いたが、ダメージからの回復力(基礎的な体力)は従前とは比べものにならないほど頑強になってきているものと推察する。

ところで給食についてだが、いつもはカロリーメイトなのだが、昨日はSOYJOYを食った。
結論から書くと走りながらは食いづらい。というか、食えない。歯ごたえがあり、飲み込みに時間がかかりすぎる。その点、カロリーメイトは噛み砕きから飲み込みがしやすい。
ただ、SOYJOYの方が「噛む」分、しっかり食べたという実感があので、ウルトラマラソンやマラニックはSOYJOYは向いているのではないだろうか(というか、残業時のちょっとした補食にもSOYJOYの方がいいと思う)。

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