昨日は、期せずしてカナダさんと同じような練習をしてしまった。(30km超走)
僕とカナダさんでは練習の目的が若干違っていると思うのだが、今年の目標必達のための練習であったことは間違いない。
ふたりの目的の相違について想像するに
name | 走行距離 | 平均ペース | 目的 |
カナダ | 30.1 | 06:12/km | 6分/kmで30km後の余裕度の把握 |
たしろ | 31.6 | 07:12/km | 今まで(8分/km)よりも負荷を上げてみて、余裕度チェック |
僕は上記に加えて、止まらず(信号は回避、回避できなければ足踏みしておく。給水は走りながら、給食は歩きながら)に30km超(いつも30kmキッカリでやめるので)を走ることをも目標にした。
ペースは当然イーブンペースを目標にしているが、心拍数レベルで140前後というのを指標にしていた。20km以降は早く帰りたい一心で心拍数も160を超えるところもあったのがちょっと残念だったかもしれない。
走ったコースは前半20kmは上り基調、後半10kmは下り基調のコースをあえて選んでいる(完全に仮想「別海パイロットマラソン」)。
問題は「余裕度」の尺度。具体的な計測機器があるわけでもないので、その「余裕度」ってやつが実は僕には分かっていない。
確かに以前に比べれば走る前の気持ち、走っている最中の気持ちは前向きだし、ゴール(?)のダメージや翌日のダメージは軽微だ。それでも、20km手前で「嫌になってくる」というのはあまり変わってはいない。
果たして、僕にどれだけの「余裕」があるんだろうか?というようなことをつらつら考えていた。
上記のような主観的な状況による判定も有用だと思われるが、それよりもやはり客観的な「数字」の方が比較や結果判断が容易だと思う。
ということで、せっかく心拍計を持っているのだからこれを有効に使い客観的な指標にしようと思う。
たとえば、心拍数140前後のイーブンペースで走るという目標だった場合、心拍数の波が大きいと余裕の無い証拠となるだろう。つまり、イーブンで走れたかどうか?を余裕度の判定指標にする。そして、これが出来るようになったら一段強度を上げれば良いのかなぁ?と思う。
今までは、心拍計を単に車のタコメーター風につかっていたけど、こういう使い方も正しい使い方のひとつかもしれないな。
僕はPolarのS610iを使っている(既にこのモデルは廃盤となった)。心拍数のデータは赤外線でPCに転送できるので、記録を残しておく場合に便利だ。
S610iの後継機種。値段を調べてみたらザックリ5万円。そんなに高かったかな?
と記憶をたどれば、僕は中古で買ったんだった(笑)。
でも、走っている最中だけ監視する(目標心拍数の最低、最高をセットしておいてアラームのならないレンジで走ればよい)だけなら、そう高価なものでもなくても良い様な気がする。
CATS Eyeの心拍計。モデルは違うけど、僕が手に入れた最初の心拍計はCATS Eyeだった。僕の買ったのはストップウォッチにはなるけど、LAPが取れないタイプのものだったけど今のはどうなんだろうか?
--追記(20080311)
ということで、先日のLSDの時のHRMデータをグラフで見てみた。
最初の部分に測定のエラー値が見られるが、上下5拍の変動は通常変動としても(この程度でいいのかは疑問だが)、ペースの変動がやや大きいように思われ、一時間経過後以降はハッキリと分かる上り勾配になるコースの為かカナリ心拍数の変動が激しくなっている。
特に給食後は残り10kmとなり、早く帰りたいという心理状態が如実に現れ全くと言っていいほどペースコントロールができていない。
理想としては、グラフに波がなく、「水平」な状態からやや右上がりだろう。一見右上がりに見えなくも無いが、3時間経過後から心拍数が下がっておりとても「余裕があった」とは言えない。
このように心拍数に「肉体的な安定度」はもちろんであるが「心理状態の安定度」も現れるものと理解すれば、心拍数の変動が小さく、水平を保って推移する状態が「心身」ともに余裕がある状態と判断できる(というような判断基準になるのかなぁ(疑問))。
2 コメント:
たしろさん、ブログに載せて頂きましてありがとうございます。今回の試しは継続的な長い展望の中でのプログラムの1つではなく、思いつきで走りましたので、単なる満足感だけです。こうめさんにもアドバイスをいただきましたが、今後はたしろさんにならって、少しは計画的に練習してみようと思っています。それにしても期せずして同日に30キロ走とは、同じ方向を向いている同士という感じがし、とってもうれしかったです。また、よろしくお願いします。洞爺湖まで頑張りましょう!!
To:カナダさん
いやいや、どうせどっかで無理(高負荷)しなければならない練習時期ってありますから、カナダさんの6分/kmはナイスチャレンジだったと思います。
だって、やってみないと分からないじゃないですか(笑)。
頑張りましょうね!
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