白糠練習会の反省。去年のレースでのデータと練習会とのデータを比較して「今の自分を知ろう」という企画。
反省というか、反省のしようがないほど去年と違うので「どうにもならん」(大笑:もう笑ってごまかすしか...汗)。
グラフは横軸に時間、縦軸に心拍数となっている。青ラインが練習会の心拍数推移、赤ラインが去年のレース時のものだ。走っている距離は同じだが、時間が違うので練習会のものが横方向へ長い(時間が長い)。
去年との比較ということで、自分の体の基礎データとして「体重」については
去年 | 今年 |
69.0kg | 69.9kg |
また、データ上自分の推定最大心拍数については
去年 | 今年 |
178 | 183 |
つまり、単純に考えれば「推定最大心拍数」が増加している分だけ今年はラクに走れるという期待がある。ところが、上記のグラフの通り「心臓バクバク」だった。
LAPタイムを取っていなかったのが失敗だったが、今回のラスト1kmは5分丁度くらい。去年は4分37秒だったので、去年よりも明らかに遅い。
ラスト1kmの速度と最大心拍数を表にすると下記のような感じになる。
去年 | 今年 | |
time | 4:37/km | 5:00/km |
最大心拍数 | 169 | 178 |
去年と今年の違いはどこにあるのかを考えると、真っ先にランナーとしては「日常生活の乱れ」が思いつく。
練習量、練習の質にも違いがある(後述)が、真っ先にこれに思い至るほど今年の生活っぷりは乱れている。
仕事が忙しいこともあるが、僕はそれよりもシーズンオフ中に気持ちの切り替えがうまくできていなかったのではないか?と思う。
シーズンオフに入り、今シーズンのフルマラソン対策にLSDを中心とした練習をしていたが、どこか休みなく突入した感じがしていて少々ストレスを感じていた(このストレスが仕事の忙しさもあったとは思う)。
次に12月から2月までの「練習の量及び質」の違いがあるだろう。
今年と去年の比較の為、ほぼ同期間の練習時間と強度割合をグラフにしてみた。
「量」として、練習時間が明らかに少ないのは一目瞭然。さらに「質」としてスピード練習にあてる割合(結果として時間)が去年の方が圧倒的に多かったのがグラフで分かる。
去年はスピードをつけたかったので、そういう思惑があって練習していたし、今年はスピードよりもフルマラソンをシッカリ走るための体、足作りを目標にしているので、どっちが良いとか悪いとかの問題ではない。次に練習会で気になったことをいくつか列挙してみる。
- 呼吸が苦しく、ヒィーヒィーしていた。
- 走っている最中に「胸」「背中」の肉(筋肉)が痛だるく感じ、腕を上げたり下げたりした。
- なんとなく歩幅が狭くなっているような気がする。
- 前足部全体に体重が乗っている実感があった。
- 6分/km、5分/kmという大事なペースが全く体感上分からなかった。
2,3はLSD主体の練習で走りが小さくなっているのかもしれない。特に腕振りが小さくなっていたので、胸、背中(肩甲骨周り)の筋肉を使っていなかったのかもしれない。
4は3と関連するのだが、LSDでフォーム改造(というと大げさだが)のようなものに取り組んでいた。今まで使っていなかった部分が自然と使うような走りにする為、わざと歩幅を狭くしていたのだが、その影響かもしれない。そういう意味で4は自分の望む方向への成果を体感できたという意味では良かったかもしれない(但し、それがこれからのランニングにどう良い影響を与えるのかは良く分からない)。
5は、そいうペースで走っていないのでしかたがないとも言えるが、これが分からないとペースの上げ下げが忙しくて大変だな。
長々と気が付いたことを書き連ねてみたが、結局のところこれをどう今年の目標に繋げるかということが問題だ。
フルマラソンの目標タイムを3時間40分を切ることとすれば、とりあえず余裕をもって30kmを5:00/kmのペースで走れないと難しいと思っている。今の状態ではかなり厳しいということが分かった。
LSD中心のトレーニングでもいいけど最後にはW.Sをまぜるとか、週に一度はスピード強化に繋がる練習をするとかしておかないとダメだな。
目前の目標としては3週間後に白糠ロードレースがあるけど、さてどうしたもんかなぁ...
練習はしないとダメだけど、それよりもまずは「ランナーとしての日常生活」というものを取り戻すことが先決だな。それと、練習時間の確保が難しいのは難しいけど、もう少し走る時間を作ってみようかと思う。
--感謝
練習会の企画をしてくださったKMC代表のスコップさんありがとうございました。練習会に参加されたカッチさん、鬼さん、カナダさん、くさかさん、なりたさんお疲れさまでした。
そして、ラスト4kmのフリーランで僕をブッチギリでおいてけぼりにしていただきありがとうございました。
おかげさまで今の僕に足りないものを見つけることができました。
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