割とインパクトのあるタイトルで、以前から本屋で気になっていたのがやっと入手した。僕は箱根駅伝をTVで観戦するのは大好きだ。そして、男子マラソンをTVで観戦するのは少々退屈に思っている。その答えが本書にあるのか、読んでみた。
タイトルは男子に限定した話のようだ。女子にも駅伝はある。では、なぜ男子と女子で異なる結論に至るのか...
もちろん指導者の考え方の相違もあるが、良くも悪くも「箱根」の存在がある。
本書の後段で
選手の燃え尽き症候群。駅伝とマラソンがスケジュールとして共存し得ないこと。日本独自の競技である駅伝が肥大化することで、世界と競い合うトラック、マラソンが犠牲になっている。と結論付けている。
著者は決して箱根駅伝が嫌いなわけではない。逆に「大好きだ」と言い切る。
何故女子では問題にならないのか、何故男子は箱根偏重とならざるを得ないのか。
興味深く読めた。
★★★☆☆
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