-絶え間なく鍛えた者だけに栄誉が訪れる-

2007-06-28

M800Aレビュー -実走してみて-

M800Aについて、先日の記事では、外観上の話を書いたが、今日は7kmほど走って来た感想を書いてみたい。

足入れをして、ヒールロックで履いてみると

  1. M800Vより縫製が良いと感じる(履かなくても判る)。
  2. 自分には足長が大きく感じる(左足親指の故障があるので、ある意味安心ではある)。
  3. 踵がほんの少し大きいと感じる。
  4. ハトメのループ部分があるので、シューレースが締めやすい。
  5. LC Lockの効果か、中足のホールドは抜群。
1については、M800Vの縫製が粗雑な感じがしたのに、このM800Aの縫製はかなり良い。Made in Japan と書いてもいいくらいだと思う。

2については、M800Vの25.5EEで指先がやや当たる感じがしていたので、このM800Aが本当に26.0EEなら「ほかに選択肢がない」。ただ、4・5の相乗効果によりシューズの中で足が遊ぶ感覚は全くなかった。

3については、M800V同様なので特に違和感は感じなかったし、上記同様中足のホールドがシッカリしているので、不安定だとは感じなかった。

4・5については(多分、4・5でLC Lockとなるのだろう)、アシックスのパワーホールドのごとくホールド感がバッチリ(死語)。特にシューズの内側に装備されているホールドベルト?でシッカリとホールドされるので、シューズと足との一体感が増すように思った。

実際に走ってみても、上記1~5の感想に特段の訂正すべき感想はなかった。

走ってみると、まずM800Vの時に感じた底の固さがなく、ソフトな感触があげられる。
次にM800Vが前足部が踵部より上がっている(先上がり?)になっている感じがしていたのだが、それがない。普通のランニングシューズ並みの足前後のバランスになっているような気がする。
また、M800Vでは前足部のアブゾーブの配置の違和感(親指側、小指側に分かれている感触)があったが、M800Aでは前足部全体でショックを吸収しているように感じた。
また、個人的に期待していたアッパー部の補強ラインについては、ちょうど僕の親指の先が補強ラインの下となり、良い感じだった。まさに自分の上爪対策のための補強ラインといえる(笑)。

7kmを走ってみて、僕の場合どういうシチュエーションに適しているのかを考えてみた。
屈曲性に固さを感ぜず、前足部に余裕があり、十分な中足部のホールドがあって、違和感のないショック吸収があり、かつ、ストレートラストである。と評価できるのでLSDをはじめとする30km超の練習及びレースに適していると思う。

この点についてGT-2xxxと比較して「どっちを選ぶか?」となると、今ならトゥボックスの高さのあるM800Aを選択すると思う。

2007-06-27

どんだけー?-シロツメ-

十勝健康マラソンでやられてしまったシロツメだが左の写真の通り。

  • 左足親指の方が「妙に白い」
  • ツメの生え際(?)が赤みを帯びている
というのが外観上で分かるけど、

ツメと皮膚?の間から「水」が出る。今日の午後からは化膿し始めたらしく「粘りのある黄ばんだ液」が出た。

写真では分かりづらいがツメは明らかに「浮いた」状態になっている。

医者に診てもらっていないが、現在のところ手持ちの薬で消毒、化膿止め、クーリングを行っている。
尚、赤みが帯びた部分を押すと痛いけど、そのほかは日常生活をはじめジョギングにも支障はないようだ。

このブログの読者にはドクターもいらっしゃると思うのだが、すまん見逃してくれ(笑)。

だから僕は病気なんだってば!-M800A ファーストインプレッション-

注文していた左の靴が到着した。

ブツは new balance M800A だという話。
ショップの説明によれば今年の秋冬のモデルの試作ロット品らしく1サイズ(26.0cm EE)限定で放出されたものらしい。僕の推測を交えての話なので不確かな情報でショップにご迷惑はかけられないので、あえてショップ名は伏せます。
したがって、実際にこの靴と同じものが市場に出るのか、はたまた若干の変更を行ってから市場に流通されることになるのかは僕には判らない。
また、ニューバランスジャパンのWebページにはなんのアナウンスもない(僕が見た限り)ので、本当にこういうモデルがあるのか承知していない。
そもそもメーカーからの公式アナウンスを探すことができないので、この靴が本当に new balanceの靴なのか?(騙されていないか)

それでも、今回この靴を購入してしまったのは、以前から上爪な僕の足にはトゥボックスの高さのある new balance の靴が合うだろうと思っていた(M800Vでの実績がある(ちょいと足長が小さかったかもしれない。))ところに、今回のセールでの値段(6,500円(税込、送料込))がとてもリーズナブルに感じたからだ。

で、自分なりに目だった変更点を観察してみると。M800FとM800V(何れも現行商品)のモデルチェンジは主にデザインとアッパー素材の変更であったが、今回のM800AはM800Vから

  1. LC Lock搭載
  2. メディアルポストの大型化
  3. アッパー部(つま先部の補強材の配置)の変更
が目に付いて判る。(もちろん、写真の通りデザインの変更はある)
また、製造国が China(中国) から Vietnam(ベトナム) に変更になっている。
中国での生産になにか大きな問題が生じたのかどうかは承知していない。多分、一般的に懸念される「違法コピー商品」の問題ではないかと僕は推測している。

2の機能については、M800Vにも付いているのだが、W800x(レディース用)に搭載されているサイズと同じくらいの大きさで写真の通りその大きさが全く違う。(左上:M800A,左下:M800V)

LC Lockについては今まで経験したことがないので、これが良いのかどうかわからないけれど、甲の部分のハトメ(紐の通し穴)の一部がループ状になっていて(アシックスのパワーホールド?風)試し履きした感じではシューレースが締め易い。そして、このループはシューズの内側のホールドベルト(?)を吊り上げるように締まるようになっており、M800Vよりも中足部のホールド感は良好だ。

3の機能というかデザインだが、全く個人的な理由で「素晴らしい」と申し上げておく。
上爪の僕の足にはちょうどいいところに補強のラインが走っている状態なのだ。これで靴の耐用時間が延びるに違いない。

まぁ、あれこれ書いたが知っている人は知っている通り、現在左足親指の状態が芳しくないので、まだ実走には使っていないが、下記について期待したい。
  • 高いトゥボックスによる上爪対策
  • 上記の1の機能によるホールド性の向上
  • 上記の3の機能によるつま先部の耐久性の向上
早く左足の親指の具合がよくならないかなぁ????
(僕の足に合った靴なら、ニセモノだろうがなんだろうが関係ないわけだよ)

2007-06-26

別海パイロットマラソンに向けて始動

ハーフマラソンも面白いんだけど、頭にあるのはいつもフルマラソン。フルマラソンで頑張りたいのでスピード強化も頑張ってきた。
今年の忙しいレースは十勝健康マラソンで完了だ。(結果は昨日の十勝毎日新聞にも掲載されていたし、既にWebで公表されている。新聞にはまるこさんがカラー写真付きで出てますな)

昨年より一段上のスピードを目指して春から取り組んできた成果が白糠、十勝で出せたと思う。
これからは一息入れて、今年最大の目標レースである別海パイロットマラソンに向けて始動したい。

まずは申し込みからだが、ランネットで見てみると既に申し込みが開始されている。でも、締め切りは8/31なので今すぐに申し込むこともないだろうとスケジュール帳(Googleカレンダー)に記載だけしておく。

今朝になっても左足親指の状態はさほど好転していない。それはしかたないことだろうな。
昨日、軽くJogした感じではこれから予定している練習はこなせそうだ。

これから7月一杯は35kmを走れる足作りを目指して、いわゆるLSDを中心とした練習が中心になる。
速度的には楽になるのでロスの無い効率的なフォーム(具体的には判っていないのだが:汗)作りにも注意しないとダメだな。そういう意味では左足の親指に故障(シロツメが痛い)を抱えている状況がマイナスに働かなければ良いのだがと思う。

具体的な練習メニューとしては、日々の練習は5~10km程度のゆっくりJog(最後にW.Sを4本くらい入れておく)で、週末には3~3.5時間LSD走(距離ではなく時間)をしておきたい。
十勝健康マラソンの直前で痛い目にあったので、休足日もしっかりスケジューリングしないとダメだな。

足の親指が痛いとか疲れているとかより、とにかく苦しいスピードを意識した練習から開放されのがかなり嬉しい。
かなりやる気マンマンである(笑)。

2007-06-24

第29回十勝健康マラソン-レース回顧-

いよいよスタートの時が来る。
ゴールできるか?スタートして足が痛いようならトラックだけしっかり回って競技場の正面玄関から戻るコース(リタイヤ)も視野に入れていた。
今日の目標はこんな状態なので「完走」なのだが、去年よりは速くゴールしたい。もし、足の具合がなんともないなら100分で走りたいと思っていた(100分はほぼ無理なのは判っていたけど)。

号砲一発!スタート。
自然と軽い足取りでスタートが切れた。
競技場を約3周して、外のコースへ出て行く。2周目でyu1さんと併走「トラック内は飽きるんだよね」とyu1さんの言葉に思わず笑いながらyu1さんとしばし併走して競技場を出る。この調子なら正面入り口から戻らなくてもよさそうだ(4:40/kmくらいのペースだった)

ちなみに左にはGARMIN、右にはS610iをしている。
外に出て、yu1さんは快調に歩を進めるが、僕はちゃんと走るのは3日ぶりなのでここは自重。yu1さんが見える範囲で付いていくことにした。
しばらくすると、ノエルのパパさんが横に並んでくる。年齢を聞いていないが元気がみなぎっている。ファミリーマラソンが良い具合にアップになったみたいで調子はよさそうだ。
彼は余裕がありそうで、いろいろ話かけてくれるが「すまん、おじさんはイッパイイッパイ」(滝汗)の状態。返事もそぞろになってしまった。
時計が壊れて時間の判らない彼に5km地点で「24分12」と教えてあげる。「練習と同じくらいですね」とか言う。僕は「練習ではこんなに速く走らないよ」と答えておく(苦笑)。
というか24分12は、実質自己2番目の5kmタイムだぞ(笑)
GARMINとコースの距離表示が一致しない。まぁ、例年のことで慣れているんだが...ある意味、信頼しているGARMINまかせにしているのだが、曇天や防風林で衛星を捕捉できない局面も多いことが帰宅logを見てわかった。

それでも、このレースだけは「結果が欲しい」(前にも書いたかもしれないが)ので、今日のペース把握は心拍数ではなく、GARMINによる速度(ペース)を指標としている。
どこまで持ちこたえられるかわからないが「5:00/km」をちょっとだけ切れば1時間45分を切るという当初の目標が達成されるのだ。足が痛くなったら「それはしょーないっしょ」だ。
5kmの給水でクリントさんの後ろにつけ給水しやすいようにしたが、それ以降二度とクリントさんと並ぶことはなかった。

往路は総じて上り、この往路を頑張って5:00/kmを切って行かないと目標達成はありえない。GARMINを頼りに頑張るが、それでもところどころに下りと思われるところでは体力温存のため少し気を抜いておく。

ところが10km手前から左足の親指が痛くなって来た。
そもそも僕は上爪なので痛めやすいのだが、今回の場合はほかにふたつ原因があった。
左足の外側部に衝撃があるとふくらはぎがピリッと痛むのでなるべく外側部に体重が載らないように走っていた。自然、拇指球に力が集中し親指に圧力をかける走り方になる。
マラソンを楽しむ会の時にも痛くなり始めたけど、そのときに外側も上手に使うように注意して走るように出来たが、今日はそれができない。

折り返しを過ぎると残りはほぼ全線下り、しかも今日は風のあるところは追い風になる。
往路とは打って変わって楽に5:00/kmが切れる。ところが、楽に切れるということが「楽ができる」と思ってしまって、時々5:00/kmをちょっと超えるLAPが出て来た。

一旦、楽を知った体に鞭を入れなおすのはなかなか大変だ。
こういう時には70歩インターバルをするように練習の時から心がけて来た。
元気よく、腕を振って70歩走る。そして、少し緩めて走り休む。というのを何度か続ける方法だ。

今日のレースは本当に淡々と距離を踏んだので、上記の親指の痛み以外は特にこれといった面白いことがない。特に最近ハーフの距離が折り返し後、ゴールまでが短く感じられ「苦痛に歪む時間が短く感じる」。

それでもキツイものはキツイし、今日の場合は左足の親指が痛くて痛くて...左足の親指が膨張しているような感じがして靴を脱ぎたい衝動にかられていた。
ただ、遠くに白樺高校が見えると「靴脱ぐよりも速くゴールしたほうが楽だな」と気持ちを切り替えた。

白樺高校の前を若干下って行って、陸上競技場に入る小路を左に折れ、マラソンゲート(実際にはないのだが個人的にそういう雰囲気を味わっている)に向かう、マラソンゲートの直前で北の大地さんご夫妻に「たしろさーーーん」と熱烈な応援をいただき残りの約600mにどれほど力を頂戴したことか。
なんというか、ご本人達にはお気づきではないかもしれないけど、たった一言で絶対無二の力が湧く事ってありますよね。
時計を見て目標の1時間45分に間に合うのかどうか、ざっと計算できないほどの酸欠を味わいながらゴールしました。

S610iによる心拍数の推移並びに5kmのLAP、GARMINによる1kmのLAPは下記の通りでした。心拍数、LAPとも後半に向けて低下していますがいつもよりも遥かに安定して(偏差が少なく)いることがわかりました。(GARMINの測位がうまく行っていないことが分かるほどの差が一目わかりますね)











ラップ 時間 ラップタイム 心拍数 最大 平均 最小 距離 min/km
1 00:24:12.60 00:24:12.60 167 174 165 87 5000 4:50
2 00:49:08.00 00:24:55.40 168 174 168 163 5000 4:59
3 01:13:41.90 00:24:33.90 165 175 167 158 5000 4:54
4 01:38:57.30 00:25:15.40 165 170 164 159 5000 5:03
5 01:44:16.40 00:05:19.10 172 174 169 163 1098 4:50

ゴール後、楽走の幟のところで靴を脱ぎ楽にしていました。
心臓の鼓動と同期するように左足の親指が痛たく、まるこさんの表彰式が終わってからトラック内の水場で足の指を流水で冷やしていました。
ちなみにはまるこさんは女子ハーフの部の優勝の栄冠を勝ち取りました。歴代優勝者として「歴史に名を残す素晴らしい業績です」。
「ああ、これ僕の知り合い」と自慢することにします(大笑)
一応、流水で冷やしスタンドの上を見ると既に幟がありません(笑)。そんなに冷やしていたつもりはないのですが、確かに競技場に人影がまばらになってしまいました。車まで戻り着替えをして帰宅。左足親指に加重がかかるととても痛い。内出血しているのでは?とおそるおそる靴下を脱いでみたら内出血(黒爪)の心配はなさそうです。そのかわり完全にシロツメの状態。

なにはともあれ入浴。入浴後、着替えてさっぱりしたところでちょっと転寝をしてしまいました。
で、転寝から目覚めると微妙に足先が冷たいのです。左写真の親指の先がぬれているのがわかるでしょうか?
思うに爪の下(爪と皮膚?の間)水ぶくれができて、それが破れて水が出た感じです。膨らんだ水ぶくれがやぶれたせいか、親指の痛みは薄らぎました。
こういう状態になって病院にいくと、爪をはがされそうで怖いです。なので行きません(笑)。

この爪の下の水ぶくれが完走と、自己記録の代償ならば高くないと思っています。
今日のところはこれくらいにしておきます。今日の内容を見て、何か書きたいことがあれば、書かせていただくことにします。

十勝健康マラソン-スタート前-

腹をくくって、メインスタンドの楽走の幟に行く。(とかちeRCの幟はどこだ?:笑)

カッチ&トモさんにご挨拶。
カッチさんは相変わらず無尽蔵の元気を皮膚から発散している。今日は「まるこ」さんも来るらしい。リベンジマッチみたいだ。ただ、いつになくカッチさんのコメントが謙虚だ1時間35分かなぁ?なんて言っているが目が笑ってる。(爺め、負けるつもりはないらしい:笑)

まるこさん登場、国際レース出場資格取得のため92分で走りたいらしい。カッチさんが一応やる気のない95分なんて言うので「えーーーー」とクレーム状態。

それにしても、まるこさんはこの小さな(ことによったら今時の小学生と変わらない)体で速いのだから人間の能力ってのはわからない。しかもママさんランナーなのだ。
僕は実のところアップ済みなので、もうしなくてもいいのだがカッチさんはアップすらする気がない。
どうやら体力温存か?(今日は暑くなりそうだし、もともとスロースターターなカッチさん、無理してアップすることもないのかもしれない)

ファミリーマラソンのスタート案内があって、そろそろとトラックに下りていく。
100mのスタート付近で「たしろさぁーーーん」との声。誰?ん?外人?ぁぁあああクリントさんだ(ノエルのパパさん)。初対面なのでガッチリ握手して挨拶する。ノエルのパパさんはファミリマラソンにも出場らしい。(外人って書くけど、悪気は全くないし、悪い意味もないない。)
しかし、あれだ。彼(外人)を見たときに「コンニチハ」(変なアクセント)と言ってしまうのはなぜなんだ?日本人にはそういうDNAが刷り込まれているのか?
ファミリーマラソンがぼつぼつゴールし始めて、ハーフマラソンに集合がかかる。
集合場所でカッチさんと談笑しているとyu1さんが来た。顔は覚えている(「ほらっ、あそこで4人で飲んだ人」)、突然のことで名前を一瞬失念してしまう。yu1さんは僕の足の心配をしてくれた。まぁ、テーピングを見せて「あまり良くない」と答える。というか、yu1さんここ一ヶ月走りづめだ。yu1さんこそどうなの?と聞くと「張ってるよ」と...(笑)(ただ、去年の小納会から久しぶりにお会いするがカナリ絞ったな。)
次は湿原マラソンだし、これを終わったら少し休みたいよねなどと雑談していたらスタート時間1分前のアナウンス。

時計をあわせ、号砲に集中する。

走るか、帰るか-十勝健康マラソン受付-

とにもかくにも当日の朝。
起床後、不安ながらにも階段を手すりや壁のサポートなしに階下に下りることができた。

コーヒーをいれ、新聞を読みながら自分で用意した朝食を喰う。

07:00 帯広の森に向かう。
走るのか、帰るのか、まだ決めていない。決められない。
一応、アップ用に着替えてからナンバーカードを受け取りに行く。この時点でもまだ決められない。

競技場のバックスタンド側で歩いたり、ストレッチしたり、Jogしたりした。Jogまでは特に不安がない。W.S風に流してみる。
ピリっと痛い。うむぅ...

Jogする。痛くない。W.Sする。ピリっと痛い。うむぅ...

こんなことを何度が繰り返すうちに段々とピリっが薄らいで来た。アドレナリン?エンドルフィン?

なんとなく、これくらいなら我慢できそうということで走ることにした。

ふくらはぎのケア-十勝健康マラソンまであと1日-

今回の自分のふくらはぎの状況は、平たく言えば「ふくらはぎに張り」があって筋肉が伸びない状況(?)だと思う。

どのようにケアをしたかというと北の大地さんのアドバイスの通りクーリング(アイシング?)して、熱を持った筋肉を冷やし、張って伸びなく(づらく)なった筋肉を「揉み解し」、炎症があれば「消炎」する。ということに尽きる。

6/22には一応、自分でセルフマッサージをして、湿布、クーリングをした。
問題は「揉み解し」だった。
自分で自分のふくはぎのシコリを揉み解すのは思いのほか難しいということ。
痛い部分はついつい手加減してしまい。固いシコリを揉み解すことが自分では難しかった。
揉み解さなければ、ある一定以上足首を屈曲しようとすると痛みを伴うことになり、なまはんかなマッサージでは効果が得られない。

そこで、僕はオムロンの「低周波治療器エレパルス」を使った。肩こりがひどくなり始めた平成4年ころに購入したものを今でも使っている。電極パッドがついていて、筋肉に電気を流し人工的に筋肉を痙攣させ伸縮・弛緩させる器械だろう。
実は、これを使って筋肉が攣ったっきり弛緩せずのたうちまわった経験があるのだが、それも覚悟の上で使った。

6/23に意を決し、15分を1セットとして計3セットを実施した。
最初の2セットで案の定、攣ったっきり...になった(涙)。器械の電源を切り、電極パッドを取り外し、つま先を持って手前に引く。
なんで、予測される「痛いこと」をしなければならないのか!
目じりにうっすらと涙を流しながら45分マッサージを行った。

アキレス腱の痛み用のキネシオテーピングをして、湿布を貼る。湿布が取れないようにキネシオテープで固定して、その上からアイスノンをふくらはぎにあててクーリング。


指で押して痛いところに「トルマリンシール」を貼りまくる(笑)。まさに藁をも掴む思いだった。
(こうした作業をしながら中標津の里親に泣き言メールを出した。自分の腹は決まっている。でも、彼ならどうするか聞きたかったのだ。彼の答えも同じだった。妙に勇気付けられて嬉しくなった。)

22日に休足したこと、一応セルフマッサージなどをやったこと、23日意を決してマゾチックに低周波治療に耐えたことの効果があって、24日の起床後階下から下りる時に手すりや壁に手を沿えずに下りれるようになっていた。
しかし、これで走れる状態になったのだろうか?

自覚なき故障の前兆

今日は十勝健康マラソンがあった。昨日は真剣に走らないことを考えていたので、自分としては完走できただけで幸運だと思っている。加えて、目標にしていた1時間45分も切ることができ1時間44分13秒には大変満足している(完走記は別記事で)。

普通に練習した次の日に突如足(脚)に痛みを伴い走れなくなった。今後に役立つかもしれないので、メモしておく。

痛みが出て、走るのが苦痛になったのはJogNoteの記録の通り6/21だ。
症状はJogNoteにも書いたが、ちょっと詳しく書いておくと着地の際に左足足首の外側からふくらはぎ全域にかけて痛みが走る。
JogNoteの記録によれば7kmを歩いたり、Jogしたりして、最後にはレースペースで500mは走っていた(ちょっとした痛みはあったのだが左足外側にあまり体重が乗らなければビクつくような痛みはなかった)。
ということなので、骨や関節の故障ではなさそうだと素人判断、筋肉の疲労なら明日は休足日の予定だったし、一日休めば大丈夫だろうと少し油断していた。油断していたせいもあって、JogNoteには書いてはいるが軽いマッサージ程度で「ちゃんとしたケア」をこの夜もしていなかった。

翌日の朝、起床して階下に下りようと階段を一歩下りようと着地すると左足が痛い。階段の手すりや壁に手を添えないと下りれないくらいの痛みが走る。
この段階でも「昨日、ちょっと無理したからかな?」「今日は休足日」だしとテーピングや湿布等すぐにでも出来そうなケアを怠り出社する。
平地や階段を上る分には痛くはない。ところが、6/22の昼以降は平地や階段を上る時にも苦痛を感じる痛みを伴うようになってしまった。
足をマッサージしてみるとふくらはぎの奥の部分(骨に近い内側?)の肉を押す「シコリ」があり、カナリ痛い。
(これを契機にあわてて足のケアを開始するのだが、それは別記事)

なんで、こんなことになってしまったのか...
6/21の夕方の練習で異常に気がついたので、原因はそれ以前にある。
6/20にどんな練習をしたのか?
6/20はもともと軽めの練習の予定であり、実際に行った練習もウォークからLSDペースの遅いJog、そしてウォークという軽いものになっている。
ただし、これほど軽い練習なのに「嫌な汗」というメモがJogNoteにある。
この後におよんで「れば、たら」を書いてもしようがないが、今後のために書いておかねばなるまい。

もし、嫌な汗の意味をちゃんと考えていたら...
あの嫌な汗は「シャリバテのような嫌な汗」というメモがある。シャリバテとは違うという自覚があったことが分かる(でも、それがなんなのかは判っていなかった)。
きっと体のどこかが悲鳴を上げていたんだろう(と、今にして思う)。
もし、この悲鳴に耳を傾けて翌日に休足していたら...
確かに延べ走行距離は去年よりも少ないくらいだ。ただ、今年は練習の質(強度)を意識的に変えている。
強度の高い練習がおよぼす自分の体への影響について鈍感すぎたと反省している。
いつも(今まで体験したこと)と違う事象にはもう少し気を使わねばなるまい。

2007-06-18

あと一週間-十勝健康マラソン-

十勝健康マラソンまであと一週間。
この3,4日の練習はほぼサボリ気味なので「かなりヤバイ」状況。

土曜日にはナンバーカード引き換え券も到着して「いよいよ感」が増しているのだが、この週末は公私とも忙しかった。(飲み会が連日、町内会清掃、野遊会、家庭菜園整備など)

大会当日ichanさんがサロマへサポートに行くとか言っていた気がするので、雨が降るんじゃないかと少々心配で調べてみたが一応、天気は「晴れのち曇り」で雨はなさそうだ(予想最高気温 23℃。この季節ならこれくらいは当たり前かぁ)

さて、わが身のことに目を向けるとここ一週間ちゃんと走ってなかった気がするので目標を達成できるか、かなり自信なしモード。
いまさらジタバタしても仕方ないので、この一週間は当初から予定していた練習をして、当日は手探りの状態で105分を目指すしかあるまい。

2007-06-14

足りなくて不安、余っているのに不安

十勝健康マラソンまであと10日。
5:00/kmを切るペースが必要なので、その方面の練習ばかりしていた。気が付けば15km以上走ったのは5/31が最後だ。

4月以降で考えると4耐やマラソンを楽しむ会もあり、距離を踏む練習はできているハズだが、距離的にカナリ不安に感じる。
明日あたりに15kmくらい走っておいた方がいいかな?日曜日でも大丈夫かな?とか、蓄積された疲労の回復にどれくらいかかるのか分からない俺。

一方で、今朝の体重は69kgとほぼシーズン通して横這い状況(±2kgはあるのだが)。
66kg±1kgでの出走を目指していただけに体重余しギミで不安。(かといって、減量に対する努力らしい努力を怠っていたという有様)
急激に体重を落としてみせたところで、腹が減っては戦にならずなので増えないようにだけ注意するしかあるまい(笑)。

2007-06-13

ランニング交流会

カナダさんのブログで「Being(ビーイング)ランニング交流会」の記事を見た。
地元のショップと連携しての企画だとのこと。日程に問題がなければ是非に乱入したいところだ。

今回で2回目ではあるが、今後の活動については模索中であるとのこと。
実際の活動内容については、自分が参加したワケでもないのでブログを読み「走る人」が主体の活動なのだろうと勝手に解釈してしまった。それが悪いというのではない。そうなっちゃうよね。と思った。

ランニングに関わる楽しみって色々あるよなぁ...
僕は今はまだ走れているから「走る人」だけど、ここ2年くらいでランニング中にすれ違うウォーカー(ご年配の方)が増えたと実感している。
団塊の世代のリタイヤ組みやリタイヤ目前組みを控え、今後もウォーカーは増え続けるのではないだろうか?
いや、ひょっとしたら彼らがランナーとなる可能性だって否定できないし、逆に自分が走れなくなってウォーカーになる可能性だってあるよな。
ランナーだって走っているペース次第では、ウォーカーの持つ楽しみと同じ楽しみを共有している可能性だってある。というか、帰省したときに親父の散歩(健康の為、結構な早歩き)に付き合ったことがあったが「どこそこの庭の○○の枝っぷりがいいぞ」とか「どこそこ公園でエゾリスがいた」だとか、僕と似たようなとこに目が行ってるもんだと思ったことがある。

自分は走れない(走りたくない)けど走っている人を見ると「応援したくなる」っていう人だっているかもしれない。大会での沿道応援を見ていると実際にいると思う。こういう応援とは違うかもしれないけど、実際の大会(東京マラソン)では、応援として太鼓やチアリーディング、吹奏楽などのパフォーマンス披露もあったりした。こういうのも「ランニングに関わる楽しみ」のひとつだろう?
応援の気持ちが高じて大会スタッフとして活躍している人だっているよな?

ランニング自体には興味はないが、イベントを企画するのが大好き!って人だっている。

ランニングを楽しみたいけど環境が整わないと楽しめない人だっている。
障害をお持ちで伴走等のサポートがなければ走れない。というか楽しめない。
やりたいことがあるのに出来ないということほど不幸なことはない。僕が一緒に走ることがサポートとなることだってある。(そう単純なものでもないが...)

色々考えを巡らせて妄想しているとキリが無いぞ!(笑)
ただ、こうした立場の違いはあっても、マラソン(ランニングやウォーキング)に関する楽しみを持つ人とお話ができるのは良いことなんじゃないだろうか。

もし、「応援好きの方」とそうした機会があれば是非言いたいことがある。

  • 応援に返礼ができず申し訳ないこと。(返礼したくても、ヘロヘロで出来なかったりする)
  • 応援してくれているのに怖い顔(本当は苦しい顔)してて申し訳ない。
  • 頑張れずに歩いている時に「頑張れ」といわずに「(諦めないで)最後まで行けよっ!」と言って欲しい(これを僕だけかもしれない。)
とか、給水(給食)のスタッフには
  • コップを手渡しするときはランナーが掴む部分を残しておいてくれ。(コップを掴みたいのに場所がなくスタッフの手を掴んだことがあった)
  • バナナの皮は剥かなくて良いぞ(ヌルっと滑ってバナナを落とした)
とか、応援の吹奏の人には
  • 俺が競技場に入ったらロッキーのテーマを頼むぞ
とか、大会企画の人には
  • コースに設置する簡易トイレは「洋式」にしてくれ!
とか、まぁ、言いたいことを言うと言われたいように言われるのだろうなぁ...。それは、それでランナーも自覚すれば良いよな。

きっと給水(給食)スタッフからは「コップやバナナの皮をどこにでも捨てるな!」といわれるだろうし、吹奏の方からは「何人ランナーが競技場の中にいると思っているんですか!たしろさんが一人で競技場に入ってきたらやってあげますよ」みたいな(苦笑)。

ともかく、走る人同士の話も面白いだろうが、走らない人との話しも尽きないと思うぞ。
なので、わざわざ著名な人を招く必要はないと思う。(別にどこにも「招く」とは書いていないんだけど:笑)

2007-06-11

かなりヤバイ!!

体重がヤバイ。

土曜日の夜は焼肉をしこたま食い、ビールをしこたま飲んだ。昨日は軽い二日酔で走らず。
予定していた15kmのテスト走行が出来なかった。

先週は立ちくらみ(起立性低血圧)が気になっていてたので、レバーやらハツやら根拠を持ち合わせていないが「元気が出る」と思い食いまくったので、おかげで今朝はかなり元気バリバリ!!

栄養摂取とストレス発散ができて、すっかりリセット気分。それはそれでいいのだが体重がヤバイ。

十勝健康マラソンまであと2週間。
来週は疲労を蓄積させない練習にならざるを得ないので、今週は仕事の状況を見ながら少し頑張らないとダメだな。

2007-06-08

3ヶ月でフルマラソンを歩かずに完走-トレーニングメニュー-

とある役場に行ったら「たしろさん、フルマラソンを完走するのは難しいですか?」と聞かれた。
「制限時間にもよるけど、制限時間内にゴールするという意味での完走ならできると思います」とお答えしておいた。
こちらの言っている意味が分からないようなので、具体的にどのマラソン大会を完走したいのか尋ねると10月の「旭川マラソン」だそうだ。ついでに日ごろのトレーニングの経験をも聞いてみたが「まだ、これからですよ」という。

普段なにもしていない人が丸三ヶ月でフルマラソンに挑戦するのか、なかなか大胆だなぁ...と思ったが、それはともかく
旭川マラソンの関門時間は割りと余裕があって6時間くらいでゴールできればよかった記憶があったので、頭の中でざーーーっと計算して「5キロを35分で走る、次の1kmを10分で歩くと45分、これを1セットにして7セットだから320分。6時間かからないでゴールできそうですね」と言うと、
「歩いちゃ完走にならないでしょう」と言う。
ええと、ですね。歩きを入れてもそう簡単ではないですよ。と言いたかったが
「たしろさんはどのくらいで走るのですか?」というので、「僕はヒィーヒィー言いながら4時間かかります」と答える。
「大変そうですね」というので、「簡単ではないです」と返事をしておく。

その後、フルマラソン完走に向けてのトレーニング方法を教えてくれというので、どうしたもんかと考え「今度、練習メニューを持ってきますね」と適当なことを言って逃げてきた。

特段の運動経験のない40歳の男性に
  • 3ヶ月でフルマラソンを5時間で歩かずに完走させる
を目標とする練習メニューというのはどんな感じになるのだろうか?5時間という時間の設定はともかく「あるかず」というのはかなりキツイぞ。と思う。

とりあえず、思いついた順に箇条書き風に書いてみる。
  • 1万円前後(定価)のトレーニングシューズを使うこと(怪我・故障防止)。
  • 休足日を計画的に設定しておく。特に走れるようになると面白くなり、休足したくなくなることがあるので注意。(3走1休)
  • トレーニング期間を通じての注意事項としては、走れない痛み等がある場合は、痛みがひくまで休足すること(ウォーキングで痛くないならウォーキングをする)。
  • 腹筋、背筋は毎日軽微でいいので継続してやる(10回でも良い)
序盤時期(最初の1ヶ月は)
ジョグはしゃべれるくらいで
30分歩ける体になる。> 30分のうち何分かはジョグする。 > 30分ジョグする。という具合に段階的に時間を延ばし、最終的には1時間ジョグできるようにする。
時々、息が「はー、はー」する程度までの頑張り走を部分的に入れてみる。
「はー、はー走」で前半5kmと後半5kmのタイムを取りイーブンペース(35分/5km)を目指す。

中盤時期(更に1ヶ月かけて)~終盤前期(レース2週間前まで)
日々の練習は30分~1時間とする。
7~14日に一度程度休日を利用して2~3時間動く練習をする。
(例えば15分ウォーク+1時間ジョグ+15分ウォーク+1時間ジョグ=2時間半の連続運動時間)
終盤前記までに休日を利用して30km超のジョグを2度以上経験しておくこと。(注意:時間ではなく距離が目標)

終盤後期(レース前の2週間)
日々の練習は30分~1時間とするが、徐々に落としレース1週間前には30分程度にする。(疲労の蓄積を避ける)

僕が始めたころだったら、こんな練習できたか疑問だなぁ(むしろ、現時点でフルマラソンに臨むにあたって通じる練習だな)

安請け合いするんじゃなかった(逃げて来たんだけど)。
「まずはハーフからにしましょうよ」と言えばよかったな。

2007-06-07

ランナー的食生活

最近、風呂上りや横になった状態から起き上がる時に立ちくらみがする頻度が高くなったような気がする。
以前は気にしたことがなかったが、今までにないことが起きると妙に気になる。
なんとなく病院に行くほどでもないような気がするので病院へは行っていない。

まぁ、栄養のあるものを食べて疲労回復を目指そうかと思っていたが、普段の食生活について真剣に考えたことがないので、なにをどうすればいいのやら...

バランスの良い食事は?と聞かれて「腹いっぱい食うことでしょ!」と本気で答えていた若いころを思い出してしまった。

もともと好き嫌いはない方なので(苦手なものはもちろんあるし、食べるのは好きだけど後で腹に来るというものもある)、なんでも出されたものは食う。まぁ、数撃てば当たる方式の栄養摂取という大雑把な考え。
今となっては苦笑いするしかない冗談的発想はさておいて、まぐろやレバーが食いたいと思う今日このごろ。

ついでだが、食事の量は減っているのだが体重は減らないという困った状況だ。
原因は「ビール」だと思う。カロリー OFFなものを飲んでいるのだが、炭酸水でも飲むことにしようかと考え中。NUDA(500ml入りのNUDA)が恋しい今日この頃。

Fitness TEST

久々にS610iでテストしてみた。
OwnIndex(VO2maxに相当?)が51と出た。

まったく馬鹿らしい数字なのでなかったことにしておく。きっとどこかに間違いがあったんだな。

VO2max 51と言えば、フルマラソンで3:07:39に相当するらしい。
僕にはありえない数字だ。
再計測しようかと思ったが、これには結構時間がかかるのでやめておく。

2007-06-06

リフレッシュさせてくれる-GT-2110-

昨日は1週間ぶりにGT-2110を使ってJogした。
この靴はシューズの履き分けにも書いたが「カーボンシートチューンを施した靴」で「疲労時のゆっくりJogやフォーム点検の為の意図的ゆっくりJog、アップ等で積極的に使っている。」

以前は色々書いたけど、GT-2110+カーボンシートチューンの特徴を一言で書くと

「履いて立った時の前後左右のバランス感覚と走行時の直進性を体感できる」
ということだろうか。

最近はキツ目のペース走を混ぜたりしているので、フォームに対する注意事項を忘れ我武者羅に頑張ってしまうことが多い。
現に土曜日に5kmダッシュをしたがラスト1kmは呼吸はゼーゼー、足は流れる、手はガッチリと握り締め、肩に力が入った力み走行だった(と思う)。

GT-2110を履くのはこうした激戦(?)の疲れを取る目的もあるが、悪い癖となりそうな肉体の状態をリセットする目的の方が大きい。
こういう使い方が正しい使い方なのかは分からないけど、カーボンシートチューンの特徴を考えれば、まんざらハズレでもないだろう。

GT-2110を履いた時にする練習の注意事項は
  • 靴を履いてちゃんと立つこと(とうぜん、ちゃんと靴を履く)
    • 骨盤前傾等姿勢に注意
    • 踵、拇指球、小指球の三点バランスに注意
    • 足の5本の指先(両足で10本の指)が接地している感覚に注意
      • その場でジャンプして、これらを確認してみるのも良い。
  • ゆっくりJog
    • 前進(踵から着地、指先にまっすぐに抜けるように注意しながら)
    • 背面走(後ろ向きになって)
    • 横歩き(左右とも)
など有体に言えば「走りながら行うストレッチ」のようなことをしている。

書いてあることはGTでなくても、カーボンシートがなくても出来ることだが、カーボンシートの特徴は上に書いたことが「体感しやすい」ということ。
つまり、体感できるか出来ないかは、実際に出来たか出来なかったかの違いになってくる。

体感できるまで「動きの速度を遅くする」というのでも良いと思う。歩いても良し。一歩一歩止まっても良し。だと思う。

そういう意味で昨日の練習は肉体的にもリフレッシュというかリセットというか、それが出来たと思う。たまたまそう感じたのかもしれないが、今日は肉体的にかなりリラックスしている。

2007-06-05

釧路湿原マラソンに申し込んだ

今日、釧路湿原マラソンの30kmに申し込みをした(エントリーフィーもセブンイレブンから払った)。
所属は「とかちeRC」とした。

今まで申し込みをしていなかったのは、「伴走者」(視覚障害者の)として出走しようとしていため(伴走者は競技者じゃないので参加料は不要)なのだが、今日をもっても僕を伴走者とするオファーがなかったからだ。

もっとも、「伴走しますよ!」と立候補していても僕は

  • 「伴走経験無し」
  • 「サブ伴走経験無し」
  • 「ガードランナー経験無し」
  • 「伴走者講習会も未受講」
  • 僕自身の持ちタイムにも問題があるかも
なので、ブラインドランナー自身にとって相当(かなり)のリスクを抱えなければならない伴走者(候補)だからオファーがないのも無理もない。

噂によれば7/1の北広島エルフィンロードマラソンで講習会があるかもという情報もあるので、講習会が実施されれば是非参加したいと思っているし、釧路湿原マラソンの前にも講習会があるかもしれないという噂もある。

また、当日になってブラインドランナーがいらっしゃればサブ伴走・ガードランナーとしての同行を是非お願いして勉強させていただこうと思っている。
(実はサロマのウルトラのご依頼はあったのだが、サロマは僕自身が完走の自信がまったくないのでご希望に添えなかった)

そういうことなので、直前になるまでソロで走れるかどうか分からない状態ですが、不幸にもソロで走ることなったら自己記録を目指したいと思う。

2007-06-02

200706の目標

今月の目標は恥ずかしいくらいに卑しいのだが、結果が欲しい。

  • 十勝健康マラソンで1時間45分を切ること。(できれば、果てしなく100分に近いこと)
につきる。
当日の天候など自分にはどうしようもない問題もある。

実質的には
  • 200705の反省にあげた対策を行い
  • 怪我等の健康管理を行い
  • 体重は66kg(現在68.5kg)を目標に腹八分目を慣行して
  • 当日の10日前から疲労抜きと刺激を適切に入れながら
本番に臨みたい。

今シーズンの最大の目標は「別海パイロットマラソン」で3時間30分台で完走することだ。シーズン前半戦の締めくくりの十勝健康マラソンで結果を残したい。

200705反省

恒例の一人反省会。

まず、5月の目標

  • ハーフで109~110分にしようと思う。そして、この目標をキッチリとクリアしておきたい。
  • 月間走行距離はG.Wもあるので少し多目に300kmにしておこうと思う。
だったが、ここで月間走行距離の目標を250kmへと下方修正した。理由は「疲労困憊」と書いてある。多分、4月の練習時間が多いのと、4月の末にあった4耐の後遺症ではないかと思われる。(練習時間については後段のPPPSWの棒グラフを参照)
月間の距離はともかく、今月の練習の意図は今シーズン前半戦最大の目標である「十勝健康マラソン」に向けての中間チェックの意味合いでの
  • マラソンを楽しむ会の結果
  • 上記結果を受けた十勝健康マラソンに向けての問題点あぶり出しとその対策
が出来たかどうかが問題になる。

マラソンを楽しむ会の結果はここの通りで、1時間45分59秒。距離が長いのではないかという疑惑はあるのだが、心拍数のデータが計測機器の不具合で取れなかったのと1kmごとのLAPタイムに???なバラツキがあったけど、優秀なペースメーカーに助けられて大変満足できる結果だった。

問題点のあぶりだしとしては、
  • ペースのバラツキ
  • 前半で35km上るという十勝健康マラソンのコース対策(詳細はここ)
をあげた。
これらの対策として、前者についてはペース感覚の養成のための「ペース走」や「目標ペースでのインターバル走」を行った。また、後者については擬似コースでのタイムトライアル(のつもり)に挑戦したりした。
現在のところ、これらの対策の成果はかなり疑問であるが、6月に入ってからも前半戦はこの対策に取り組みたい。

左は、時間レベルでの運動強度(心拍数水準)をあらわしたものだが、延べ運動時間が先月よりも少なかったことが一目で分かるが、赤の領域が先月よりも多い。
「強度の強い練習」は今月の方が多くレースペースを意識した練習が増えたことが反映しているものと思われる。









したがって、5月の反省としては
  • 体調を管理した目標の下方修正(無理する時期ではない)
  • マラソンを楽しむ会の結果も上々
  • 十勝健康マラソンへの向けての問題点を把握
  • 上記対策に取り組んでいる
と思われるので、点数的には90点と評価する。
(10点の減点はいつまでもマラソンを楽しむ会の距離についてグダグダ言っている女々しさに減点)