-絶え間なく鍛えた者だけに栄誉が訪れる-

2006-08-08

第一折り返しは200m長い |トレーニング|

eTrex の入るポーチも購入したので昨日早速Log取りに行った。ゴムバンドで腕に巻きつけるように装着するので妙な圧迫感がある。重さはまぁ気にならないといえば嘘になるが、我慢できる。

コースは「マラソンを楽しむ会」(10km周回コース)。
なぜか、走り初めて46分でLogが切れた。(オートパワーオフ機能がついていたのだろうか?詳細は分からず:汗)
Logをカシミール3Dに取り込み、GPSデータ(gpx形式)で吐き出し、GoogleEarthに取り込んでみた。
赤矢印がスタート、青矢印が第一折り返し、黄色矢印が第2折り返し(Logが切れていたので推測地点)。途中Logが切れたので黄色線でコースを補完した。


カシミール3Dの画面とTrackデータ、Logをエクセルに取り込んだものが写っている画面をプリントスクリーンで出力した。

せっかくなので、かねてから疑問に思っていた「マラソンを楽しむ会第一折り返しコースの距離」について検証してみようと思う。(ついでに標高も)
上部に見えるのが走った経路のトラックライン。十勝大橋を渡ったところでLogが切れている。実際に走行したのは先のGoogleEarthでの黄色ラインだ。

中段は横方向に距離、縦方向に標高がグラフであらわされている。
トラックライン右端と中段のグラフ上に「人」型アイコンが見える。上段と中段は連動して動くので、トラックラインの右端は2.5km地点をちょっと越えたところにあることがグラフから読み取れる。

下段にはトラックデータをcsvで吐き出し、エクセルで表示したものがチラっと見える。
中段の丸印のところで進行方位が反転しつつあるのが分かる。このあたりが第一折り返し地点だと推測される。
csvで吐き出したLogデータによればスタート地点からこの地点までの距離は2,591m。

画像では見えないが、Logデータによれば標高の最高点が「約43m」最低点が「約30m」で高低差は13mもある。実際に走ったことのあるランナーは「そんなにないだろ!」と思うに違いない。自分もそんなにないと思う。

以下、標高について推測してみる。
中段のトラックグラフを見ても人型アイコンより左は起伏の多い状態であるのに対し、復路となる左側はゆるやかな右肩あがりのグラフになっている。
第一折り返し地点までの全体的傾斜は十勝川下流に向かっていることから下り傾斜となるのが常識的(したがって、人型アイコンの右側は上り傾斜になる)であるので、全体的な傾斜の指向は正しいと評価できる。

標高の最高点はスタート地点と思われる(堤防の上だし)。
スタート時の標高と折り返してスタート地点を経過した地点との標高が約43mと同一なので、Logデータにおける最高地点の標高は信頼性の高いデータと推測される。
最低地点の標高については、スタート地点から第一折り返しまでと第一折り返し以降スタート地点までとでは、実走の感覚上後者の信頼性が高いと思われる。したがって後者における最低地点の標高が現実の標高に近接していると推測されるので第一折り返し後スタート地点間の最低標高約35mをもって最低標高と推測する。

マラソンを楽しむ会の第一折り返しコースの概要
距離約5,200m。標高差約8m。

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うむぅ...無駄に時間を費やした(笑)が、面白い結果となった。
高低差が8mもあったのは意外だった。第一折り返しまでの時間がかかるのでペースがつかめないという感想が一部であったが、第一折り返しで往復約200mも違えば結構なタイム差がある。なるほど、納得の結果だ。

すると気になるのが第二折り返しの距離。
昨日、なぜトラックデータが切れたのか(オートパワーオフ?)、未だに原因不明なのだがデータ収集の為、近いうちにもう一度走ってみようと思う。

電池の寿命が近づくと動作が不安定(勝手に電源OFFになる)になるとの情報をいただいた。電池は単三2本。
飛行機も飛ばせるパナソニックのオキシライドを入れておく。
---20060808:追記
電池ってメーカーや種類で長さ、直径にばらつき(JISで定められている範囲内)があるそうで、ものによってはeTrexの電池ケース内で振動による遊びから接触不良を起こし、一時的に電源OFFの状態になることが報告されている。
上記のオキシライドでの上記トラブルの報告が多い。
昨日感じたのだが日暮れが早くなってきた。そういえば夏至は過ぎたし、当然だよなぁ...
夜でも街灯があって安全に長い距離を走れるコースの開拓をしないと仕事帰りにたっぷり走れなくなるなぁ

---20060808追記(というか追試した)
今日のランでGPSをポーチに入れ、最初から第二折り返しに向けてスタート。GPSのLog取りに精を出す。
が、スタート200m程度の地点でLogが切れている。多分、上記の追記の現象と思われる。..._| ̄|○

2 コメント:

匿名 さんのコメント...

楽しそうなことしてますね~。一応、GISを扱っているのでこういう話題には食いつきます・笑。
GPSの垂直方向の精度は最悪ですね。職場にあるD-GPSでも垂直方向の精度は低いです。水平方向は良いんですけどね~。

そうそう日暮れが早くなってきましたよね。昨日の夕方ランで私も感じました。曇ってきたからか?と思いましたが違ったようです。最近いつも走っている1km周回コースは外灯なんてないし、砂利道、砂混じりの土道、アスファルト道入り乱れているし、アップダウンもあるので暗くなると危険。駅伝部で走っているバイパスコースも結構暗いしな~。私も新コースを開拓するか、朝ラン・昼ラン限定ランナーになるか、しないといけないかな~。皇居みたいところがあれば、夜でも安心して走れるのに~。

たしろ さんのコメント...

本当にGPSの垂直方向の数値にはびっくりさせられますね。
以前(2年前)「足湯でリラックスコース」をGPSを付けて1周し、帰宅後Logを見てびっくり。スタート時の標高とゴール時の標高に10mの高低差がありました(笑)。まぁ、そんなもんだろうなぁと思ってあきらめています。

今日の夕方知ったのですがeTrexと電池の相性(サイズ的な)があるという話には本誌記者も思わず昇天!しました。

電池の問題を解消させて、秋の夜長向けランニングコースの開拓をしたいと思います(笑)。