-絶え間なく鍛えた者だけに栄誉が訪れる-

2009-06-09

カーボンシートの意外な効用-と感じる-

我が敬愛するシューズマスターのブログでご存じの方も多いと思うが、4月の末からカーボンシート・チューニングが再開されている。
カーボンシートの効用については僕もブログの記事にしてきたし、最近のシューズマスターのブログの記事では「カーボンシートチューニングのススメ」もある。
あまり普通なことを書いてはこれらの記事と内容が重複しちゃうので、そのつもりは全然無い。

ただ、今回書こうとする内容は案外微妙にあやうい部分があるように思うので、僕個人の経験的感想にすぎないことをあらかじめ書いておく。

僕が悩む痛みの部位は左足の小指、薬指の付け根部に加重がかかると「左足の踏み込み部」全体が痛くなる。また、右足に加重がかかり内外側に揺れると「右足くるぶし内側」に生ずる痛みだ。
この痛みは、加重が「一カ所に集中する」(左足側)ことと「着地あるいは接地不安定状態」の足首への影響によるものと思っている。(なんらかの加重、加圧がなければ痛いワケじゃないので)

なのでこれらの問題の軽減を目的として僕は練習やレースでの履き古しとなったカーボンシートチューンを施したGT-2xxxを普段履き、会社では内履きとしてきた。(特にここ一ヶ月は上記の痛みに悩まされていたが、通勤時や仕事場での動作中にカーボンシートチューニングを施したGT-2xxxに助けられたなと思う。)

そもそもGTはクッション性に優れた靴である。アシックスの十八番であるゲルを前足部と踵部に仕込んである。又、安定性については評判の良い靴であることは周知の通りだ。それだけではちょっと不足だ。まずはシューズは正しく履かねばならない(詳しくは「正しい、ヒールロックの履き方」)。
しかし、それでもまだ「一カ所に集中する」加圧や「着地あるいは接地時の不安定な状態」を軽減するにはちょっと足りない。更にカーボンシートチューンを施すことによって「一カ所集中」はカンジキ(今風にいうならスノーシュー?)のように加圧を拡散し、接地あるいは着地時における安定性を一層増加させ、結果として痛い部位への負荷が軽減しているように感じる。

注意したいのはカーボンシートの見た目の編み目がバネ効果やクッション効果を増加させるのではないということ。
カーボンシートチューニングのススメ」にある素材の説明にある通り伸びない素材であるが故に加圧を分散させ、安定させることができる。と僕は感じている。

このブログを読んでいる人は知っていると思うが、僕はどうやら関節リウマチ患者らしい(上記の痛みが関節リウマチが原因であるかどうかは分からない。)。ここ一ヶ月は関節リウマチによると思われる痛みに悩まされたのは事実だろうと思う。

しかし、だからと言ってカーボンシートチューンが関節リウマチによる足・脚部関節の痛みを軽減する効果があると言うつもりはない。
僕が言いたいのは、痛みの原因となる加圧の一極集中や安定性の欠如はカーボンシートチューンを施すことによって軽減できていると思うよ。という感想です(笑)。
痛む時は家の中を歩き回るのが億劫で仕方がない。だって、スリッパじゃ加圧の分散も安定性もへったくれも無いじゃないですか!

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