-絶え間なく鍛えた者だけに栄誉が訪れる-

2007-04-21

瀬古利彦 マラソンの真髄

瀬古利彦著 瀬古利彦 マラソンの真髄-世界をつかんだ男の”走りの哲学”-

「日本の男子マラソンは、弱い」からはじまる。
曰く、

「早いもので引退してから約20年もの歳月が流れた。そらなのに今でもなお、世間ではマラソン選手というと、宗兄弟、中山竹道君、私の名を挙げるという。(中略)
そして、この四人の力は今の時代においても日本では間違いなくトップに君臨するものだ。これこそが日本の男子マラソンの停滞を物語っている。」
からはじまる。

瀬古氏がみずから門外不出としてきた練習のノウハウ、練習メニューを公開した本。と述べているが、練習の考え方というか取り組み方というか、練習する為の心得のようなもの。

氏は、「素質2割練習8割」と述べているが、本書を読み終えてその「素質とは、速く走るための素質というよりも8割の練習をこなすことのできる肉体的堅牢性と厳しい練習に絶えうる精神的な素質」と思える。

僕のようなものには氏の練習メニューはマネするところも見当たらないくらいハードなものであるが、練習に取り組む精神的な姿勢には興味を持って読むことができた。

2 コメント:

ムギプー さんのコメント...

最後の章を読む迄は、この本は「マラソンの真髄」ではなく、「瀬古利彦の真髄」だと思って読んでました。

たしろ さんのコメント...

To:ムギプーさん
確かにこの本は「瀬古利彦の真髄」だと思います(笑)。