-絶え間なく鍛えた者だけに栄誉が訪れる-

2008-11-17

両腕にランニングウォッチ

過去に何度も書いているが話の取りかかり上、僕の場合トレーニング強度の管理は「心拍数」信者である。そして、管理のツールはPPPSWが最良であるとも思っているということを書いておく。

とあるランナーの厚意により非常に安価にFr305を入手、手数がかかり面倒ではあるがまがりなりにもFr305で収集したデータをPPPSWに取り込むことができることは「SportTracks2のデータをPolarPrecisionPerformanceSWに取り込む方法」に書いた通りだ。
そんないきさつもあって、屋外の練習にあってはFr305を愛用して来た。

データの管理はいつでもできるとたかをくくってサボっていたのだが、溜まったFr305のデータをPPPSWに取り込むことにした。
データは昨日のLSDのデータ2時間18分分と更に一週前のLSDのデータ2時間分である。

Polarのデータは5秒ごとに記録されているので、Fr305のデータも概ね5秒ごとの心拍数データを拾い出し、あるいは補完しなければならないことは先のリンク記事にも書いたと思う。
Fr305のデータの記録方法(記録間隔)は「毎秒」とFr305まかせの「スマートレコード」の二通りでそのどちらかを「設定」であらかじめセッティングしておく必要がある。

スマートレコードのデータをつらつらみると概ね3秒毎に記録されている風であるが、必ずしも3秒ごとということでもない。
Fr305のデータ記録領域の関係で「毎秒」の場合は3時間半程度の記録しか取れない。まことに残念ながら僕の走力ではフルマラソンを「毎秒」で記録することができない。当然、約4時間程度走ろうかというLSDに於いても毎秒は無理な相談だ。

毎秒で記録されているデータから5秒毎のデータを拾い出すのはさして難しくない。ところが、スマートレコードで記録されたデータを概ね5秒ごとのデータに編集するにはとんでもなく時間がかかる。

例えば、昨日のLSDでは2時間18分の運動時間だったワケだが、この運動時間に相応するPPPSWに必要なデータ数は約1650レコード。ところがFr305で記録されていたのは約1250レコードだった。ざっと約400レコードを「時系列」的に適宜補完してやる必要がある。これはとんでもなく面倒な作業だ。
考えただけで気持ちが萎え、昨日はデータの編集作業を打ち切ったのは言うまでもない。

僕がどうしてもPPPSWで心拍数管理をしたいと考えるのならば「両腕にランニングウォッチ」にした方が楽ちんだということになる。

もし、Fr305の記録間隔で「5秒毎」の設定が可能になれば僕の悩みはいっぺんに解決するのだが、それは期待薄なんだろうなぁ...
5秒毎の設定ができれば単純に「3時間半×5」の17時間半の記録が可能になる。しかし、それでは電池が持たないことになるので、折衷的に2.5秒毎の記録なんていうのも僕にとっては都合が良い(笑)。
いずれにせよ、そう悪い話ではないと思うのでファームウエアのアップデートで対応してくれないだろうか?と東洋の地より米国へ念を送ってみる。

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