「プロが教えます!正しいランニングシューズの選び方!」でおなじみのシューズマスターに靴底診断をお願いしていた。
自分的には昨年の11月以来の1年後の定期診断という位置づけなのだが、シューズマスターには迷惑だったかもしれない。
まぁ、僕にとっては主治医のようなものなので(勝手にそう思っているのだが、それくらい信頼している)遠慮を振り払いお願いした。
昨年の診断後から注意してきた点、取り入れた練習なども書いた。箇条書きにするほどのことはしていないが、
- 歩幅を狭くしたLSD
- ノルディックポールやe3グリップを使って、上半身と下半身の連動性を意識した
過去の靴底診断の結果や僕の感想はこのブログにも書いたが、要はインナーマッスル(腸腰筋など)の過緊張による股関節の可動不足を強い脚筋で「あおり動作」(ふりかぶり現象)を使い走っている。というようなことだったと思う。この対策も教えていただいたのだが、上記の通り「シャトルラン」は実施できずにいた(好きな、楽しい練習しかしてこなかった)。
で、ここから診断結果(抜粋:改行位置を変更)
①シューズの減り方で一番注目したのは左足中足部外側の減りです。以前にもコメントさせていただいたかもしれませんが、これは腰筋緊張に伴う腸骨筋(脚を上げる筋肉です。)の緊張で大腿骨が引っ張られ外転してしまう為です。--ここまで
結果、膝・足首・股関節などの脚間接に雑巾を絞る様に捻じれを起こさせてしまいます。
②また、ヒールの減りに比べると前足部の減りが大きいのはブレーキをかけながら走っていると考えられます。
要因として強い脚力に上体がついていけていない事が考えられます。
腰筋の緊張が何故起こる原因は骨盤の位置を保持する為です。
上体がふらつけば更に緊張が強くなってしまいます。
たしろさんの様に強い脚力を持っている方は、逆に上体の筋力とのバランス(強化)がポイントになってきます。
具体的には腕振りの大胸筋と上体の位置をキープする菱形筋を鍛えて下さい。
上体の位置が安定することで腰への負担が減り、結果ブレーキが推進力に変化していきます。
一応、自分でもなんとなく、上半身と下半身の連動性が悪く、下半身よりも上半身が遅れてくるような感じがしていたし、フォームもどこかそっくりかえって走っているような気がしている。
そうしたこともあって、今年は上半身と腹筋を鍛えるために腕立てをやっては来たが、方法が悪いのか量が足りないのか診断では上半身の筋力不足ということらしい。
また、ノルディックポールやe3グリップを使って、上半身下半身の連動性を意識するようにしてはいたが、それも足りないらしい。
こうしたことをシューズマスターにお礼がてらメールすると、具体的にわかりやすくご教示いただいた。
ここから抜粋
ノルデックポールやその他のアイテムについてはそれぞれ効果はありますが、根本的な解決にはならないと思います。--ここまで
ある意味それ程、下半身が強すぎるのでしょう。
まずは対抗できる上半身の強化が課題です。
今の状況を簡単に言いますと、前方への走るつもりが実際は真上に跳躍している感じです。
これは腰筋緊張だけでなく背筋を含め背中全体の緊張が強くでているからです。
下半身が先行して、後から上半身がついていってる感じですね。
ただポジティブに考えれば、これだけロスを出していて記録がでているのでしたら、そのロスを抑えるだけで簡単にタイムが出てくる筈です。
距離が延びれば延びるほど、その効果・影響は大きい筈です。
ノルディックポールについてはコーチング出来ませんが、北海道のたしろさんでしたらスキーの経験もおありだとおもいますのでイメージできると思いますが、パスカング走法をイメージしていただければ良いと思います。
単なる前傾ではなく2~3m先に重心移動するイメージですね。
それほど下半身が強いのか自覚していないが、言われてみれば下半身にくらべれば上半身が貧弱なのは確かだ(苦笑)。
結構長い期間腕立てをやってはいるが、自分の大胸筋を鏡にうつしてみても、サブ3ランナーの鬼さん、おやぢさん、しなそばさんに比べれば「洗濯板」の僕。(ちなみにはせがわさんの大胸筋は記憶にない:笑)。
足りないことはやらねばならぬ。
そして、走るということは「小さなジャンプの連続」というのは知っていたが、どうもイメージできずにいた。
パスカング走法については、子供の頃から中学生までクロスカントリースキー(クラシカル:当時は単に距離スキーと言っていたとおもう)をしていたので、とてもイメージしやすかった。
ということで、早速今日の昼休みトレにこれらをイメージしながら体を動かしてみた。
感想としては、いままでと違う体の動き(使い方)なので、疲れるな。
Jogやランはではパスカングをイメージ。
大胸筋、菱形筋を意識した筋トレも取り込もう。当然、腹筋もやろう!
これらが来シーズン(北海道のシーズンは終わり)の1/1000の効率アップにつながると信じてやるぞ!!
と素直にやる気を出しておく。
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