-絶え間なく鍛えた者だけに栄誉が訪れる-

2007-03-25

M800F-レビュー-

先日入手したM800Fを昨日と今日Jogに使ったのでその感想をメモしておく。(あくまで感想です。)

サイズは26.5cm、ワイズはDである。
ラストは見るからにストレートラストなので、サイズやワイズとも既に持っているNBのRT-823(こちらは26cm、ワイズはEE。セミカーブラスト)と比較のしようがない。

比較する基準がないと書きようもないので、一応、アシックスのGT-2xxxとの比較をしつつ書いてみようと思う。
ちなみに比較の対象はGT-2100で、サイズは26.5cmで、ワイズは不明(だがたぶんEE標準?なのではないか?)。幅が少しルーズに感じられたので3mmのコルクシートチューンを施している。カーボンシートチューンも施してある(ということで、カーボンシートを除けば、状況はGTとM800Fは似通っている?)

「靴の命は踵と幅」(笑)、最初に踵と幅から。

  1. 踵はGTに比べてほんの少しルーズに感じる。
    1. シューズの履き方(ダブルアイレット)が悪いのか、何度も履き直してみたがやっぱり本の少し「踵の足首側」が少し緩い感じがする。ただ、実際に走ってみるとその緩さが気にならないので問題ないだろう。
  2. 幅はGTに比べてキッチリと履けている感じがする。
    1. GTはもともとコルクシートチューンをしても少し緩いかな?と思っていたので、M800FのDワイズはいい感じだ。
    2. M800Fの足先部分はGTのそれよりゆとりがあるように感じられるので、幅の割にはゆったりしているように感じる。これだけ足先部にゆとりを感じる靴は初めてなので「サイズが大きい」とも感じてしまう。実際に走ってみても幅がしっかりしているので、靴の中で足が遊ぶ感じはしなかったので「大きいことはない」のだろう。
  3. 足長については、ちょっと長いかもしれない。
    1. 当初心配していた足長だが、実際走ってみると「そう言われてみれば、ちょっと長いかなぁ?」と感じる程度なので気にすることはなさそうだ。でも、僕には26.0cmのDワイズの方が良いような気がする。
  4. 全体としてのフィッティングについては、まぁこんなもんかなぁって感じ。
    1. この機種にはホールド性を高めるLC-LOCKが搭載されていないのが残念だと思う。
  5. クッション性は、GTよりも固い感じがする。
    1. 実際走ってみて驚いたことは、予想していたよりも底が遥かに固く感じる。クッション性が無いという意味ではなく、踏み込み部がやわらかすぎず足の力が地面にうまく伝えられる感じがする固さがあるという意味。
  6. 安定性について
    1. 装備されている機能としてはGTにはDUOMAX。M800FにはLateral PostとMedial Postがあるのだが、残念ながら両者の違いは体感できるほどの技量は僕にはなかった(笑)。
フラット走法云々で考えるよりも、ストレートラストの効果か踵からつま先に真っ直ぐに体重移動がしやいので、こういうイメージで走るランナーにはヒールストライカーであってもM800Fは良い靴ではないかと思う(ただし、ヒールストライカーにとっては踵部のアウトソールはちょっと不足しているようには思う)。

で、自分はこの靴をどういうシチュエーションで使うか?ってことだが
  • GTより軽量である。
  • GelFeatherより安定性がありそう
ということでハーフ超のレースで履いてみるというのが良いかもしれない。(ただし、ハーフ以上で履く靴は事前に30km程度は試し履きが必要だろう)

--追記
僕の地元ではNBの靴は大体のところ4Eしか店頭にない。
D,2E,4Eというサイズくらいは揃えてもらわないと買いようがないじゃないか!と一言文句を言っておく(笑)。

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