-絶え間なく鍛えた者だけに栄誉が訪れる-

2006-09-16

終息する地方マラソン大会-とよころサーモンマラソン-

今朝の北海道新聞にとよころサーモンマラソンが今年の23回大会をもって終息するという記事が出ていた。
主に人手不足が原因のようだ。
マラソン大会には約250人ほどのボランティアが必要とのことで、地元中学生を借り出し大会運営をしてきた。
本来地元住民や青少年へのスポーツ振興、健康増進を目的として開催されて来た大会だけに地方からの出場者の為に地元住民が裏方に回るのでは「本末転倒」の批判もあったようだ。

十勝管内唯一のフルマラソン大会で、自分が一年間の目標としていた大会だけに残念きわまりない。

本当はコースレイアウトを写真(昨日浦幌に行く途中に撮影した)を添付しながら自分なりに説明、メモしておこうと思っていたのだが、このような記事が掲載され少々ショックでやる気になれない。

ただ、明日の出場が初めてというランナーもいるので、ポイントだけかいつまんでメモしておく。

全行程の高低差が15m程度なので概ね平坦のスピードコースと紹介されている。往路は概ね下り、復路は上りになる。
コースは十勝川河川敷地を経由し、一般道に入るが特段に景色に変化がない。
数字的には平坦コースであるが、復路は見た目にはだらだらとゆるやかに上っているように見え、数字以上に上りを感じる。疲労と上りに見えるコースに気持ちが萎えないことが攻略のポイントになる。特に前半の本当にゆるやかな下りでスピードに乗りすぎると復路での上り(に見える)で気持ちが萎えそうになる。
コースは1kmごとに距離表示があり、給水については、5km以降2.5kmきざみに配置されている。1kmごとの距離表示は「割と正確」であった。
トイレもコース上に適正に配置されており、十勝健康マラソンのような不安はない。

4 コメント:

匿名 さんのコメント...

どこも閉鎖の寂しい記事が目に付きますね。政治といっしょで地方は切り捨てられていく時代なのでしょうか。たしかに規模の小さい町でのボランティアにはきついものがありますが・・・最後の大会はwoyadiさんのサブ4で華々しく飾ってあげましょう。当日ゴールを見届けられないかもしれませんが、再会楽しみにしています。

たしろ さんのコメント...

ありがとうございます。
私も再会を楽しみにしていますので、道中お気をつけてお越しください。
今年で5回目のとよころサーモンマラソン、現在のところ「対目標」は1勝3敗(負け越し決定)なので、なんとか2勝3敗にしたいところだ。

匿名 さんのコメント...

十勝版では朝刊に掲載されたのかな?根室釧路版では夕刊にでていました。
ショックです。トイレが適正に配置されている優良大会(笑)が一つ減ると思うと・・・。
気を取り直して「4時間で歩かずに完走」目指して頑張ってくださいね。
ブログの更新(結果報告)、楽しみにしていますよ~。
私は10kmをターッと走ってきます。

たしろ さんのコメント...

To:おやぢさん
十勝版では朝刊にでていました。記事ももっと大きくでていましたよ!
というか、本当に残念でなりません。
羽幌のオロロンといい、豊頃のサーモンといい。20年以上の歴史がこうも簡単に...(今まで継続してくることに既に膨大な尽力があったと思いますけど)
オロロンの終息宣言が、他の大会の終息の拍車となった部分もあると思います。(なんというか、宣言しやすくなった。という意味)
(腹を立てているのではなく、残念に思うという意味です)
別海には続けてもらわないと秋のフルマラソンがなくなっちゃうなぁ...
がんばれ!別海!!