-絶え間なく鍛えた者だけに栄誉が訪れる-

2007-03-19

白糠ロードレース-反省-

どこか面白くない思いをしていた白糠ロードレースについて考えてみた。

大会やランナー仲間に会えたのはこの上も無い喜びだったし、面白かった。
一重にレースそのものに満足ができなかった原因を探ってみたかったということ。
レース結果としては公式記録が「48分31秒」なので、目標にあげていた「50分切りなら85点、49分切りなら90点、48分30~48分なら100点、48分切れたら120点」に照らし合わせれば、98点~おまけして100点という点数は付けられる。

どうしてもひっかかるのは昨日「大会回顧」に書いたレースプランと実際との関係なんじゃないかと思っている。一応、レースプランを下記に抜き出した。
「練習では5分で7km、残り3kmを4分45秒で走れてはいる。しかし、それは無風、平地で、なおかつ風邪をひいていない状態での話だ。
6km(第二折り返し)までは5分で行き、残りを4分45秒、ゴールは49分。というのが基本プランなのだが、往路は5mの向かい風の上に上り勾配だ。大丈夫なのだろうか?

練 習のデータから心拍数162~163程度で5分/km(平地なら)という結果は分かっているので、165以下に落ちないように6kmまで行き、残りは 168~170を目指すことにした。(速度の目安は向かい風、上りの補正要素が評価できないので諦めた。なので今日はFr201はつけずに走る)」
目標どおりの心拍数で走れたかは昨日の「大会回顧」にも心拍数グラフを貼った通り、6kmまでは概ねプランどおりだったし、6~7kmでは若干の迷いがあったものの、それ以降は目標通りの心拍数で行けたと言える。
それでも、どこか面白くない。

練習で出来ていたことが頭にあるので、昨日の結果はちょっと物足りなく感じる。なので、面白くないのだろう。そこで、練習の時の心拍数のグラフと昨日のレース時の心拍数を重ねてみた。
赤色がレース時の心拍数グラフ、少しコントラストを落とした緑が練習時のグラフだ。練習はDOMEで行っており、この時は7kmまでは5分/km、残り3kmを4:45/kmを目標に頑張ったグラフ。

7kmまでを前半、それ以後を後半とすると
前半は赤が緑の上位に描かれているが赤は上りコース・緑は平坦コースなので、何れも妥当な心拍数水準であり、練習の成果が発揮されていたと評価できる。
やっぱり気になるのは後半部分だ。
緑線が一段レベルアップ(?)して赤線と重なるようになり始めている部分がある。自分のレースプランでは、この1km手前のタイミングから心拍数を上げる頑張り走に切り替える予定であったが、それが出来ていない。
これについては思い当たることがある。タイムにとらわれて調整することを嫌いLAPボタンを押さずに来たのに7kmからLAPを取るようにした(昨日のLAP表の通り)。頭の中で「時間を計算」してしまい頑張りを怠ったのだ。プラン通りにここまで来ていたし、残りは下りなので「目標ラップタイム」は比較的楽にでるだろうと甘えた考えが「ちょっと一息入れられる」と思ってしまった。この気持ちがゴールまで続いてしまったのではないだろうか。
練習の時のラスト3kmの最大心拍数は175。昨日のレース本番の最大心拍数は169。
練習の時はラスト1.5kmから心拍数170以上をキープした。昨日の本番は170に一度もなっていない。
ラスト1kmは併走者もいて、頑張れる環境は整っていたのに打算が働いてしまった。

練習で出来ていたことが本番に出来なかった。グラフ上、赤と緑の差は「僅か」ともいえる。しかし、僕はその隙間を埋める「僅かな努力」を怠ってしまった。
目標タイムで走れたとか、走れなかったとか、そんなことは重要な問題じゃない。練習でできていたことが出来なかったということが問題なのだ。これが面白くない原因なんだ。
もっと自分に厳しくないとダメだな。

そういえば、レース用のシューズのことを書くのを忘れたので追記しておく。
本番では NB RT-823 を履いた。シックリしないということは直前に書いた通りだが、当日は走ることに集中していたせいか気にならなかった。
走った後、足・脚へのダメージもないので問題なさそうな気がする。

1 コメント:

たしろ さんのコメント...

第28回白糠ロードレースの結果が公式ページに公開された。
http://www15.plala.or.jp/shiranukarikkyo/kekkakensaku/28%20taikai%20kekka.htm
自分の10km(男子A~C、女子)の総合順位は136位/218人。
凄い大会だなぁ。