-絶え間なく鍛えた者だけに栄誉が訪れる-

2006-07-31

釧路湿原マラソン-ひとり反省会- |Race|

2006釧路湿原マラソンのひとり反省会をしておく。
記録が思いの外良かったので難しい反省だが、まず気がついたことを列挙。

・休養充分だった

仕事の都合で残業続き、レース前に4日間はランニングできない状況だった。
結果論だが、これが良かったのかもしれない。肉体の疲労というよりもむしろ走ることに新鮮なものを感じることができた。
・手の握り
北の大地さんや、斉藤さんが撮ってくれた写真を頂戴した。フォームがどうこういうより左手の握りが「ゴルフクラブを握る形」になっている。なぜだろう?
ゴルフ的には正しいグリップのようだが、右手の握りと形が違うのでランニングの場合はかっちょわるいな(笑)。ちょっと気をつけて直したい気分。
--2006/08/02
そういば、25kmのエイドで喰ったバナナの皮を右か左に持っていたことを思い出したので、追記しておく。
・腕振りが変だ
色々な方から頂戴した写真を観ると左腕が高い位置で抱え込むようにして振っているみたいだ。右腕は概ね普通の腕振りに観える。
左腕の振りが変だなぁ...
・腹が減っては戦はできず。というのは本当だと思う。
少し早い時間(レース前4時間半)であったが車中で特大おにぎり、バナナ等を食った。加えて、アップの前後(レース前2時間くらい?)にバナナ2本、カステラを食ったにもかかわらず20km手前で空腹感をおぼえた。丁度20km地点から給食としてバナナ、スイカがある。20km地点でバナナ半分、25km地点でスイカひとかけ、バナナ1本を喰った。おかげで空腹感なくゴールできた。
多分、腹が減ると力がでなくなるのは本当のような気がする。
・インターバル風頑張り走
ペースをキープするは難しい。特に疲れてくると「楽したい」ので一層難しい。
どうしても心拍数を150以下には下げたくなかったし、できれば155以上でキープしたかった。
ピッチを上げて心拍数を上げてやれば良いのだが、それって苦しいなぁとか思ってしまいなかなかできない。なので、自分の弱い心を騙すために50歩だけ頑張る。あとは少し休む(頑張らない)という逃げ道を作ってみた。(疲れているときに50を数えるのは面倒だった。30くらいでも同じ効果があるかもしれない)
これは結構効果あるかも!そういうやりかたなので心拍数は乱高下するが総体的に目標水準を保つことができたような気がする。
・脚・足運びが変ったか?
本番ではゲルフェザーを履いた。まだ、150kmも走っていないので底もあまり減っていない。給水で水浸しになり、帰宅して乾すついでに靴底を見てみたが「土踏まずの外側」も含めて均等に汚れがついている。足の親指の付け根からつま先にかけて磨り減りが多いことに気がつく。
使用前の状態がわからないので「ビフォーアフター」が判然としないのは残念だが、なんとなく踵からガツンと着地するような感じの走りではなくなった感じだ。

心拍数の推移について

グラフ下の「2」以降に一生懸命に心拍数をキープしようとインターバル風頑張り走を試みたと思われる形跡(乱高下)が伺える。
最後付近の丸印あたりで全体的に心拍数が落ちている。インターバル風頑張り走をしている様子が伺えるが思うように上がっていない。
25kmを越えてからかなりキツイということが良く分かる。






ペース比較(去年のとよころ、今年の十勝健康マラソン、昨日の釧路湿原マラソン)
左は5kmごとの通過タイムだが、時計の止め忘れがあったので( )内に推定値を記入してみた。
とよころは4時間完走の為にイーブンペースを目標に走っていたもの、十勝健康マラソンはハーフで前半セーブ、後半勝負で臨んで小撃沈したもの、昨日の釧路湿原はスタートしたあとで展開上ハーフ近似ペースで後半粘るを目指したものである。
どうみても単純比較は無理だなぁ(笑)。得意のこじつけもせいぜい昨日がハーフ近似ペースで走れていたことの証明?って感じだ。
ああ、そういえば去年のとよころのメモを見ると、この時の目標心拍数が150~157となっており25kmまでは実行できていたようだ。そして、「25km以降157の心拍数のキープが困難になった。」とメモされている。
(こうやってみると、メモって貴重ですね。問題はそのメモをどこにどういう風に保存しておくかということなのでしょうが、今後はJogNoteでそれを管理しようとしています。最近のJogNoteの不調を考えると一抹の不安を覚えるのは私だけでしょうか?)
ということで、上記の3レースのペース比較の結論としては
  • 2006年釧路湿原マラソン(30km)をハーフペースに近似するペースで走ることができた。
  • 去年と比較して同一水準の心拍数でのタイムは1分~1分半/5km速い。
  • 依然として、25km以降の克服が課題(25km以降心拍数をキープできない問題)
ということかなぁ...
なんか反省というわりにはピントがボケているなぁ。やっぱり予期せぬ好記録なので批判的な検討ができないなぁ...

--肝心なことを忘れていたので補完しておく。(20060731)
今回の30kmはあくまで「とよころサーモンマラソン」へ向けての問題点あぶり出しにあるので、その点からの検討を忘れていた。

ここの後段に書いたチェックポイントは走り方(レース展開)を変えてしまった今となっては意味が薄い。しかし、チェックポイントの要素としては
  1. 前半に5kmあたりタイムをキープしていくにはどれくらいの心拍数が必要か?
  2. 30km以降の為に余力を残せたか?
の2点に尽きる。
去年の「とよころサーモンマラソン」の時の心拍数のLogがないので(去年は記録の取れないHRMだった)心拍数についてはメモ書きと記憶に頼った検討にならざるを得ない。

1.について
「とよころ」は心拍数160を越えていたという区間があるとのメモと記憶があり、「湿原マラソン」時においても160を越えてた区間がある。両者は総じて「同水準の強度」で走っていた推測する。
また、速度については先に書いたように1分~1分半/5km程度「湿原マラソン」の方が優れている。
コースのアップダウン等「とよころ」の方が幾分きつい部分も内包するコースとも思える。しかし、何れも概ね平坦で全体的な高低差が前半はゆるやかに下りである等似た印象を受けた。
つまり、概ね155前後の心拍数で26分半/5kmは可能と思われる。

2.について
余力については難しい評価になるが、ラスト1kmのスパートの時の感じから去年よりは「余力あり」。
でも、その後は想像がつかないというのが本音。
「とよころ」の時の15~20kmのLAPタイムは27'27"(推定)、25~30kmのLAPタイムは28'44"(推定)であり、約5%のスピードダウン。一方、「湿原マラソン」は同26'20"、26'35"だから約1%のスピードダウンで粘れた。
以上の二つの要素から多分30~35kmを27~27分半くらいで行けると思う(甘い希望)。ただし、それ以降はまったく想像がつかない。


フルマラソンを4時間で完走は確かに視野にある。
かくてさんにおだてられて「3時間半」を狙うっていうのもアリかなぁ...
(おだてられてその気になるwoyadi46歳、木に登ろうとする残業の夜)
(ラップタイムとスプリットタイムの違いが分からず誤用していたかもしれません。間違いに気がついた方は適宜脳内変換してください:汗。ちなみにSPLITは「スタートからの経過時間」、LAPは「ある区間の時間」だそうです。)

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