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2006-07-08

スタミナ養成について考える |トレーニング|

昨日それなりの結論に至り、スタミナ養成のトレーニング 、とりわけスピード持続力の具体的なトレーニング方法について妄想してみる。

自分の性格的な問題もあるだろうが、下記参考資料のうち渡嘉敷氏の提案する

  • 6'30"~6'40"の速度で
  • 30kmを走る
ことを基本に練習することにしよう。
なんでかっていうと
  1. 自分の問題点をズバリと書いてある。
  2. 現在の走力と実施するトレーニング強度(速度)が具体的に書いてある。
  3. 目標とする30kmはフルマラソンに向けて現実味があると思える。
  4. 分割実施もOKという敷居を下げた方法の提案もある。
というところが自分の性格的に納得できるからである。
但し、頻度が書かれていない。でも、こういうのって所謂ポイント練習ってやつだろうから週1回なんだろうなぁ...

参考資料:
たまたま先月末から今月頭に購入していた雑誌2冊(「ランナーズ」、「クリール」)にヒントになりそうなことが出ていたので参考になりそうな部分をメモしておく。

ランナーズに渡嘉敷晶子さん(どういう方は良く知らないけど)の記事に目から鱗...の記事があった。
マラソンレースで後半に失速してしまうのはスピードが足りないからだと考えがちですが、そうでもありません。実はレースペースを維持するだけの持久力がついていないことが多いのです。
渡嘉敷さんはスピード持続力のトレーニング方法について「レースペースよりは遅く、ジョギングペースよりは速いペースで長い距離を走る」ことを提案している。
このペースの具体的なタイムも書かれているが、フルマラソンを4時間で走る力のある人は、6'30"~6'40"/km前後が目安であり、「ちょっと遅かったかな?物足りないなと感じるくらいで丁度良い」とコメントがくわえられ、最終的にこのペース走を30km程度できるように。となっている。
ちょっと自分に当てはめてみると6'30"~6'40"/km前後というのは確かにレースペース(フルマラソンの想定ぺース5'40"/km)よりは遅いけど、ジョギングよりは速くはない。
自分の普段のジョギングペースが速すぎで、間違ったトレーニングをしているのではないか?という疑問を持ってしまう。

また、同誌に鈴木彰氏の「スピード養成のためのLSD」という興味をそそるタイトルの記事がある。LSDの目的、効果等いままで見たり聞いたりしたことが書かれていてあまり面白くはないが、
  • 週に一回ゆっくりペースで少しずつ無理なく走れる時間を延ばしていく。
  • がんばって延ばすのではなく、余裕のあるうちに少し早めに切り上げるのがコツ。
  • この反復で120分というラインをひとつの目標にする
をあげている。

たまたま上記にあげた2氏の記事を抜粋したが、LSDの具体的取り組み方法の共通点は
  • 余裕のあるうちに早めに切り上げる。
ということであり、おふたりの違いは「距離」を目標にするか、「時間」を目標にするかの違いではないだろうか?

2 コメント:

匿名 さんのコメント...

相変わらずの勉強ぶりとても刺激的です。私も千歳の前にいただいたアドバイス、かくてさんからの3時間走、woyadiさんからの30キロ走、が非常に役立ちました。私は3時間で30キロを目標にしたのですが、現実には3時間で30キロに少々届きませんでした。これがあったからフルの時間短縮と完走ができたのかなと思っています。釧路→豊頃、うまくいくと良いですね。頑張ってください。

たしろ さんのコメント...

なんとか4時間で、歩かずに完走したいとそれだけが望みだったりしています。
研究してそれができるなら研究しまくりますが、実走が伴わずにそれが叶うワケもなく、自分をモルモット的に自分の考えを実践してみる毎日です。

それにしても42.195kmは気が遠くなるほど長い距離ですね。
レースでコースに出てしまえば「行くしかない」のですが...