-絶え間なく鍛えた者だけに栄誉が訪れる-

2008-06-21

一人では怖い-音和の森偵察レポート-

仕事を終えて速攻「音和の森」に行って来ました。本当は新得のフットパス(新得山コース)を下見に行こうと思っていたのですが、天候も芳しくなく近場に変更しました。

一応、ルートは左の通り(クリックで拡大できます)。

スタート地点(3号北側中コース南側、音和の森周辺案内板)のある駐車場に車を止めて、そこから北上し原生段丘林をまわって、スタート地点に戻り、3号以南の南コースから河川敷コースを経てスタート地点に戻る予定だった。

天候は霧というか、霧雨というか小雨というか(釧路流にいうならジリ)そんな感じ。厚い雲に覆われてやや暗い感じ。気温は15℃くらいだろうか。

駐車場につき、コンビニで調達してきたおにぎりをお茶で流し込み、着替える。
ハーフタイツ、ロンシャツの上に現場作業ようのナイロンのオーバーズボン(農作業用?)をはき、上はウィンドブレーカー。靴は当然ゲルフジだ。
一応、念のためにペットボトルのスポーツドリンクやデジカメを入れたルーファスを背負う。手にはもちろんe3グリップを握っておく。


ところがである。順路と思われる畑脇を北上してみるが、微妙に行き止まり風味。
(あとで分かるが、右側まで張り出した森の向こう側まで行くと踏みしろがシッカリついている)

ということで、やむなく引き返し、スタート地点を北上したりうろうろしてみるが、分からない。


ということで、スタート地点の道路を渡って直ぐ南側の南コース?に行くことにした。

一応、階段のようなものが整備されているので、こちらは順路は分かるような気がする。


やはり、こちらの方も畑の端にコースがある。さっきよりも「コース」らしい雰囲気。

やっとトレイル風に走れるかとおもったら...


河川敷コースに下りる順路の札があり、この段丘を降りてみる。

たしか河川敷コースは自転車も通れるようなことをどこかで読んだ記憶があるのでちょっと期待。


河岸段丘を降りた...

母さん、僕は騙された?

怖いです。ひとりでこんなところに来るなんて...(号泣)

富士の樹海に行ったことはないが、こんな感じなんでしょうか?
十分に迷える。(実際には500mもあるけば川、道路にぶつかるので絶対に迷うことはないはず)

ただ、天候といい、明るさ(暗さ)といい、いつなにが出ても不思議じゃない状況。本当に怖い。


右か左か...
この順路案内板に意味があるのだろうか...
矢印の方向に「それ」はあるだろう。しかし、その方向に道というか踏みしろさえ見ない。




写真はグレゴリー ルーファス。
中央にチェストベルトのバックル部分が写っている。
前にも紹介したが、写真の通りここがホイッスル(笛)になっている。

ルーファスを背負って来てよかった。思いっきりホイッスルを吹き鳴らしてみる。(熊はいないらしいが、なにかが出る前に追い払いたい気分)


明るい場所に出てきてほっとした。
写真の奥に見える森の中を走って(さまよって)いたところ。なまら怖かった(汗)


一般道を北上してやっと北コースの入り口を見つける。

こちらも入り口は整備されているが...さっきの件があるので慎重に森に入る。


北コースの走路はだいたいはこんな感じに整備されている。
踏みしろがハッキリしているし、両側にロープを張りコースを明示されている。


部分的にこういうところもあるが、踏みしろはハッキリしていた。

最初にスンゴイところに行っていたので怖さに対する感覚が若干麻痺していたかもしれない(笑)。


北コースの入り口に戻るとその南側が中コースの北端になる(順路でいうと出口?)。
順路はギャクになるが、ここは次回のために行かねばならぬ。


コースはこんな感じで整備されていて安心。
ここらへんと北コースを組み合わせればトレイルランはできそうだ。

この先には開拓当時の歴史的な建造物や、農具等が展示されているところもあった。


あとは、最初のスタート地点に戻る。
問題はスタート地点からこのコースに入ってくる正しい順路を把握することだ。
写真の辺りは森と畑の間にコースらしいスペースがあるが、スタート地点からここにくるまではお世辞にも「コース」とは言えない様な畑の脇を思い切って抜けてこなければならない。そして、写真中央右側に張り出した木々の向こう側に今来た整備された「中コース北側」がある。


ドロドロになったゲルフジ、オーバーパンツ、靴下。
靴下はあまりにもひどいので捨てることにした。

オーバーパンツとゲルフジは、帰宅してたわしで洗った。

怖かったけど、面白かったと思う。
(これから飲みに出かけるので、続きは明日にでも書こうと思う)

8 コメント:

匿名 さんのコメント...

リポート拝見しながら大爆笑です。。
年に2~3人しか踏み入れなさそうな場所を一日で二人も行くなんて(笑)・・・怖くてipod聴きながら走りましたよ。たしろさんの最後の写真、野良仕事の後のようですね(笑)明日、皆さんが100㌔走ると思うと自分もソワソワしてしまいます。。。

匿名 さんのコメント...

熊が出そうなところ走っていたんですね。
昔、山の中の露点風呂に行った時、帰り道で道路を横切る小熊を見たことがありますが、生きた心地がしませんでしたので、私は生涯エセトレイル宣言です(苦笑)
ルーファスいいなと思う今日この頃です。

たしろ さんのコメント...

To:はせがわさん
いやー、ドキドキものでしたね。
今度は新得フットパスに行ってみようと思います。

たしろ さんのコメント...

To:晴れさん
熊はいないらしいですが、キタキツネ、鹿はいるらしいです(案内看板に書いていました)。ま、なにが出ても不思議じゃない環境であることは間違いないです。

ルーファスのホイッスルがこれほど心強いものとは思いませんでした。
晴れさんも是非手に入れてください。

匿名 さんのコメント...

よくこんなところを走ったなあと思いました。無事帰還できてよかったですね。
これもいい経験(話(笑い?)の種)になりますよね。よかった、よかった!!

たしろ さんのコメント...

To:カナダさん
走ったというか迷子風にウロウロしていただけかもしれません。
まぁ、こういうところは嫌じゃないので面白かったのですが...
もう一回、一人で行って来いと言われたら腰がひけます(笑)。

しなそば さんのコメント...

私も、近場の森林公園を偵察してみます。
ルーファスの笛は焦ると鳴らせなさそうなので
鈴を持参していきます (笑
今度は距離だけではなく
アップダウンの "M" も求めようと企みはじめています。

たしろ さんのコメント...

To:しなそばさん
おお森林公園ですか、あそこは安全?
ついにMレベル増強作戦ですか(笑)。
もうこれはバイク買わないと!