過去に何度か走っているところを写真に撮ってくれたりしてもらっていたので、自分の走っている姿を見るのは初めてではない。(去年の釧路湿原マラソンでS藤さんに撮影してもらった写真をaviに変換した「ランニングフォーム」という記事がある)
過去の撮影してもらった写真から自分なりに下記の漠然とした不安をもっていた。(ただし、その不安がランニングにとって悪いことなのかどうかは分からない)
- もっとも気になっていたのは「左右の腕振り」のアンバランス
- 腰落ちフォームまたは仰け反りフォーム
- 左脚の外回り軌道
- 腿(膝)の上がっていない小さなフォーム
- 無理にストライドを伸ばそうとするフォーム
- 最後に「実は走っていない疑惑」(両足が宙に浮いていない)
で、これらの対策のために今までなにをしてきたか?というと、実はなにもしてきていない。
日常的には、腕立てと腿上げが今のマイブームで、実走のときには靴に「カーボンシートチューン」と手に「e3グリップ」を握るという「極力無意識」でもできる対応しかしていない。あ、あと冬場のLSDでは意識的に歩幅を狭くしたJogを心がけたことくらいか?(一時的には「腹筋、背筋」、「石段昇降トレ」(ももあげ)等もしたが今はやっていない。効果が云々というよりも、マラソントレーニングって効果が体感しづらいので長続きできなかったのだろうと思う。)
下が撮影した動画。
上記動画からスライドショーを生成してみた。この時のペースは多分5分半から6分/km程度じゃないかと思う。(スライドは都合2往復分、256フレームで生成されている。スライドショーの画面にマウスを持って行くと早送りなどできるようになる。)
ざっと見た感じ、
1と2は「気にしなくても良い」感じだ。
3は、僕はいわゆる外脚と思われ(がに股なのか?)、つま先が外側に向いている度合いが強いように思う。着地からつま先まで体重移動はまっすぐに抜けているように思うが、つま先が地面から離れた後、つま先は外側を向き始める。そして、つま先が外側から内側に旋回しながら足を前方に運んでいるように見える。
4は、他人と並べて比べたことがない(他のランナーのフォームは見ている)が、やはり「すり足」感はあるな。
5は、着地前に膝が伸びきった状態になることから「上がらない足」を前に運ぶため、蹴り足で蹴って着地する足を無理矢理前方に着こうとしているように見える。
6は、とりあえずのところ両足は、たとえ一瞬でも宙に浮いている状態が確認できた(笑)ので走っている分類に入れることができそうだ。
以上の観察の結果、自分のランニングフォームについて動作手順的に書くと
表 | 左 | 右 |
1 | 着地した踵からつま先方へ体重移動を行い拇指球付近で踏み切る。 | |
2 | 踏み切った足は前方へ運ばれるが、ある程度高さがなければつま先は地面に当たってしまう。 僕の場合、蹴り足のつま先は小手先ならぬつま先を外に開き地面との衝突を避けるようになっているように見える。 たぶん、腿(膝)が上がっていない為高さが得られていないことが原因と思われる。 | 足が振り下ろされ始めるが、蹴り出し後の腿(膝)の高さが不足していることから、ストライドを得ようと、膝を伸ばして、より前方へ着地しようと修正しつつ踵着地の準備に入る。 |
3 | 踵から着地。 |
で、上の通りだとすると、最大の問題点は上記表の「左2」の腿(膝)が上がっていない点だと思う。
もし、つま先が地面から離れたあと、腿(膝)の引き上げにより十分な高さが得られたすると「つま先を外に開かずに済む」のではないだろうか?(ここで無駄な動きが一つ省かれる)
そして、「右2」で「膝を伸ばして」のストライドを確保する動きも不要になり?、着地の際に踵からガツンと着せずに済むのでブレーキがかからない?
などと考えてみたが、何度も書くように専門家でもない僕の「妄想の域」を出るものではない。
万が一、僕の妄想の通りだったとしても、それを修正する為にどのような練習というかドリルをしたらいいのかその処方が分からない。
せいぜい、日常生活の中での階段の上りを1段飛ばしにする。とか、腿上げ運動をドリルに取り入れるとか、腸腰筋の緊張を取り股関節の可動域を拡大させるとかなんだろうな。
ということで、スライドショーを見て気付いたことや、改善の為のトレーニング方法がございましたらコメント欄に投稿してください。
10 コメント:
ご無沙汰です!!
フォーム、拝見しました。いや、僕が見た感じには均整のとれた素晴らしいフォームですよ。クセも無いですし。ただ若干蹴り足が流れているところは僕と同じ悩みですかね・・・ぼくもフォームにはコンプレックスを持っていまして。
今度練習会の時に簡単なドリルとかサーキットトレーニングしましょう!
しなそばさんも忙しいのでしょうかね・・・
PS:期間限定で僕のブログにとある写真を掲載中です。
To:はせがわさん
お久しぶりですね。お忙しいようですね。
観ていただいてありがとうございます。癖のないというのは特徴もないと同じです(大笑)。
ああ、はせがわさんでもフォームにはコンプレックスを持っているのですか、僕ははせがわさんのフォームに憧れがあるんですけど、少々驚きです。
ドリル、サーキットトレーニングは非常に興味もあり、楽しみです。
--追伸
ブログの方も拝見しました。期間限定ということなのでコメントは遠慮しておきましたが、微妙にうらやましいです(笑)。
お久しぶりです。T.Yです。
動画なんて・・会社でしか見られません。(家のはダイヤルアップなのです。)
前に足の指はグーがパーかというのがあったように記憶してますが・・・
で、本題です。
動画を見てみました。
で、ストップして気づいたんですが、手の指グーですね。
私は手はパーなんです。
(パーといっても、大きなお饅頭を握りに行く時ぐらいの開き具合で、完全なパーではな
いですが(セミ)パーです。
エアe3グリップを握るぐらいのグーにすると、私の場合は握りすぎで、首から肩にかけてリラックスできなくなるのです。
(だからe3グリップに違和感があったのかも・・・)
でも、万人にお勧めするわけではないですが、いいですよ。パー
とっても走りがリラックス~うって感じにななります。
と、自己満足でした。
To:T.Yさん
おひさしぶりです。
手がグーかパーかという、なかなか良いところに着目していただきました。
e3グリップの効果かわりとちゃんとグーになりました。でも、最近は慣れたせいか、ぎゅっと握っているワケではないので握る手が痛くなったり、肩がこったりしなくなりました。つまりリラックスしている状態(のような気がします)です。
パーでも良いのかもしれませんが、e3グリップの効果かグーがしっくりします(笑)。
カール・ルイスが100メートルで手を手刀のようにしてチョップチョップってかたちで振っていたのの影響かな。
でも、手刀状態じゃ100メートルの短距離は良いですが、ジョギングーランニングではふわっとさせたほうがいいようです。
ああ、ふわっと状態でも使えるe3グリップが欲しい。(めちゃでかくなりそう)
いかんいかん。最近SUPER FEET(インソール)を買ったばかりなので自重せねば。
ランニングフォームについてですが、最近ものすごいことがわかりました。
首です首。首の骨(頸椎)
首の骨がまっすぐ立っているかを意識するだけでランニングフォームが決まるんです。
詳しくは姿勢のページ(http://www.asahi-net.or.jp/~mi3t-ysok/shisei.htm)に書いたんですが、
走っているときに頸椎に上下圧縮力だけ加わるように注意して走るんです。
あとは気にしなくてもフォーム的には完璧に近いかもと一人悦に入ってます。
P.S.
SUPERfeetいいです。
右足首がグラグラな私には必需品かも。
TAIKAN_NK29.0cmの新色を買ったら、幅がちょっと細くなっていて、今使っているやつでは広くて紐をギューギューに締めていたのに、新しいのはまるで私のためのシューズみたいです。もう一足手に入れなければ。(靴依存症が治らないぃ~っ(^^))
To:T.Yさん
なんか難しいことをやっていますね。
くだんのURLですが「Not Found」です。
「くだんのURLですが「Not Found」です」
とのことなので(おかしいなあ)
タグ使ってました。
背骨のS字がきちんと出来た姿勢で
うまくいくかな。
実際は頭をたたいて土踏まずまで振動が伝わった感じがするかという項が抜けてるんで、後で追加します。
To:T.Yさん
見えました。読めました。
なんとなく分かった気になっています。でも、お考えが僕には難しくて(笑)。
というか、思っている通りに自分の体が動いているのか?というチェックはやはり難しいですね。
>思っている通りに自分の体が動いているのか?というチェック」はやはり難しいですね。
鏡の多い場所(繁華街?)が欲しいですよね。
特にブティックなんかあると、必ず外に窓がありますもんね。
私なんか”チャンス”って思ってすかさず映してチェックです。(いっときに1つのポイントしかチェックできませんが・・・)
P.S.
TAIKAN_NKの新色(白紫緑の限定ですが。黒のは広かった)甲低幅狭にはほんとピッタリなんでもう一足買いました。(←バカ)
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