さきほどカナダさんのブログを拝見していたら周囲のランナーからバトルを期待されているとのこと(らしい)。
もちろんハナからその気ではあるが、どんなペースになるのだろうか?とつらつら考えたりしている。
ことのキッカケは去年の釧路湿原マラソンの様子をパラパラ漫画風にしたものが印象深く残り、今年もそれを見たいのだろうと推察する。僕のブログの記事は結果的に「おもしろ風味」に書かれているが、バトルというよりも26kmくらいで追いつかれ、追い越され、それでも離されまいとして頑張ったことを書いたものだ。後にカナダさんも追いつかれまいと頑張ったらしいので、似たようなレベルのランナーが見える範囲で走っていると相乗効果により、良い結果になるものだと思った。
現在のところ、去年の別海から不戦勝を含めて3連勝中(別海、白糠:不戦勝、洞爺湖)の僕だが、今年のカナダさんは相当速いぞ。
釧路湿原マラソンは正直なところ僕の目標レースではない。多分、これはカナダさんも一緒だろうと思う。
しかし、釧路湿原マラソンは「道マラ」へのマイルストーンとして重要な位置を占める大会であり、僕もカナダさんもそれなりの手応えをこの湿原マラソンで得たいというのは偽らざるところだ。
以前、カナダさんのブログを拝見したところでは5分/kmで走り、どれだけ余裕があるのか?というのをチェックしたいのだそうだ。フルマラソンでサブ3.5を狙うランナーとしては尤もな目標だ。
僕はというと、単に去年の2時間26分16秒よりも速くゴールに着きたい(平たい話が自己記録更新)というもので、余力はどうか?ということは考えていないものの、1ヶ月後の北海道マラソンに向けてなにがしかの手応えがほしいのも事実。それに、僕も今年のフルマラソンで3時間40分は切りたいという目標がある。
去年の僕は4分52,3秒/kmペースで走った計算になる。
去年よりは後半の落ち込みが少なくする練習はしてきたし、洞爺湖マラソン実績はその裏付けとして十分じゃないかと自己評価している。
そうだとすると今回の釧路湿原マラソンでは4分50秒/kmで走り、更に後半に落ち込みがないという目標設定も可能なのだが、それではバトルを期待している皆さんとしては少々つまらない展開になりそうだが、このペース設定が一番おもしろいように思う。
実は、先のパラパラ漫画のページにある通り、去年の僕とカナダさんの最大タイム差は7km地点で約1分21秒あった。この差は狭くなったり、広がったりを繰り返しながら最終的には28km地点で逆転された。つまり、去年は「逃げる僕」、「追うカナダ」の構造があり、結果的にカナダさんが逆転し、逃げ切ったという展開だ。
今年もこの展開を再現しようという打ち合わせではなく、たまたまカナダさんの目標が5分/kmの余力チェックで、僕の目標(4分50秒/km)が自己記録更新という内容を実現すると、必然的に去年と同じになりそうな雰囲気。
5分/kmのカナダさんが4分50秒/kmの僕に追いつくはずはない。でも、僕は洞爺湖マラソンを思い出す。35km地点までカナダさんは僕の10分前を走っていた。結果は承知の通りだが、マラソンはなにがあるか分からない。
それに、余力チェックとは言え自己記録更新を目指していないランナーは普通いない。どこかでペースアップするだろう(むしろ、設定ペースよりちょい速めか?)。
例えば22.5kmの給水所から僕よりも10秒速いペース(4分40秒)へペースアップして、もし僕のペースが22.5kmから5分になってしまったとすると
僕 (290sec×22.5km)+(300sec×7.5km)=8,775secで、僕が5分5秒に落ちた場合には8,812.5secだから、カナダさんから見える位置に僕がいることになる。僕は5分5秒に落とせないのだ。
カナダ (300sec×22.5km)+(280sec×7.5km)=8,850sec
姿が見えると追う者は強い。現に去年は抜かれている。
それに、カナダさんとしてはこのタイムでは自己記録更新にはならないので、実際にはもう少し速いペースになることが予想される(5分/kmと言っているが、5分/kmを超えないという意味で、実際には4分50~5分/kmなのだろう)。考えただけでも苛酷なバトルだ。
勝負にこだわるならマンツーマン併走作戦だが、ここはやはり自己記録の為に自分の走りをしようと思う。
それぞれが自己記録狙いで走れば、まだお互いの力に大きな差はついていないように思う(希望的観測)ので、結果的に素晴らしいバトルになると思う。
尚、当日の模様は僕はFr201の記録、カナダさんからFa205の記録を頂戴してパラパラ漫画にしてお知らせしたい。
そうそう僕の目標は自己記録更新(2時間26分16秒)で2時間25分切りとしておく。
4 コメント:
いつもながらの頭の中で絵が浮かぶような書きぶりにまずは敬服いたします。
それにしてもこの戦いは傍目にはたいそう楽しいと思われ、今や集まればこの話のようです。
それにしても、このたしろさんの分析を読ませて頂くと中途半端な走りはできないとつくづく気合いを入れて頂いた気がし、奮いたってきました。
今回はブログに書いていただいたとおり、キロ5分で走ります。昨日の試走会では釧路のあの程度の暑さでも萎えてしまいましたので、暑さに気を付けながらペースを守り最後まで踏ん張って悔いののこらないように、また、レースを競い合って頂いているたしろさんにも失礼のないような走りをしたいと思います。
幸いにも今回はスコップさんがキロ5分の私のペースメーカーになってくれるとありがたい支援をいただくことで話を聞いてます。
スコップさんにとっても大切なレースなので最後までということにはならないと思いますがとっても力強く感じています。
あとはカカトの痛みをやわらげて本番に臨みたいと思っています。
よろしくお願いします!!
To:カナダさん
道東方面の一部のマニアの間では「注目の一戦」らしく、今のところカナダさんの洞爺湖マラソンの35kmまでのタイムの優位性から1.2:2.0のオッズらしいです(笑)。たぶんこれは、正しい分析です。
冗談はさておき、かかとの具合は大事になさって当日はガシガシ走ってください。もちろん、僕もそうするつもりですよ!!
バトル!楽しみです(笑い!)
私の名前が無いですね。?
私は昨年パスですので2年ぶりの参加です
当日は宜しくね
目標タイムは2時間23~25分で
どうでしょうか。5kを24分ペースで
ガーミンを設定する予定です。
きっとすぐ前後でバトルしているお二人を
みれる位置にいると思いますよ。
To:カッチさん
あまり楽しみにしないでください(笑)。
カッチさんの名前がないのは仕方ありません。僕はまだカッチさんとバトルできません(涙)。カッチさんがあと10歳ほど歳とってください。そうすれば、なんとかバトルになるかもです(多分、10年経ってもカッチさんの領域まで達しないかもしれません)。
5kmを24分ですか!(今、自分の過大目標に気がつきました)それは、ちょっと速いかもしれませんが、そのペースでないと逃げ切れないかもしれません。
カッチさんに付いていくことにします。でも、カッチさんはいつもそう言っておいて本番になると「さぁーっ」と行っちゃうじゃないですか!!(笑)
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