-絶え間なく鍛えた者だけに栄誉が訪れる-

2008-09-02

2008北海道マラソンの反省-序章-

北海道マラソンについて、恒例の一人反省会。

いつもなら心拍数グラフを使って前走等との比較で適当なことを書いているのだが、今回は書きたいことというか書かねばならないことが多く、未だにちょっと情報整理というか頭の中の整理が出来ていない。それでも日曜日の夜から書き始めているのだが、話があちこち飛んでどうにもこうにも見通しが悪くて自分自身にとって後日の参考になるかもしれない貴重な資料を台無しにしてしまいそうで困っている。

なぜ、自分で整理をつけられないほど書かねばならない情報が多いかというと、僕は去年自分で走ってもいないのに勝手な妄想で「北海道マラソン攻略法-私的考察-」を書いた。そして、今回出場にあたり自分の考察をもとに練習を含めた対策を施し、レース中も考察した罠に注意して慎重にレースを進め、結果的に僕は目標である「北海道マラソンをサブ4で歩かず完走」を初出走で達成することができたのだが、そもそも僕は北海道マラソンに出場するということを当初から予定していたワケではなかった。そういった経緯を書き残して置かねばという思いもあって話の整理が出来ないのだと思う。

出場を決意するに至るまでに、eRCとかちの仲間やKMCの皆さん、他の多くのランナー仲間に誘われていたという背景がある。
誘われても「どうしようかな?」と思う程度で、結局踏ん切りがつかないまま申し込み期間が経過してしまった。ほっとしたような気になっていた反面、自分の書いた「北海道マラソン攻略法-私的考察-」(以降、単に攻略法、私的考察と書くことが多くなると思う)が外野席からの野次のまま埋没するのはちょっと残念だなとは思っていた。
すっかり北海道マラソンのことを忘れていたし、申込期間延長という報道を見聞きしても、申し込みしようとは思っていなかった。

誤解の無いように書いておかねばならないが、僕は決して北海道マラソンが嫌いなわけでもなく、興味がないわけでもない。逆に興味は大ありで、いつかは大通公園から中島公園までの直線を颯爽と走りたいという憧れを持っていた。その気持ちは完走した今でも変わっていない。
そんな中、eRCとかちの練習会で申し込み期間延長の機会を逃す手はないと再度というか今度は熱烈に仲間から誘いを受ける。特にkenchanさんしなそばさんの熱心なお誘いは嬉しかった。最終的にichanさんの「北海道マラソンを走りたくないなんてランナーらしくありませんねぇ」という言葉にぐらっと来て、攻略法を外野の野次で終わらせることに一抹の未練があったのも事実だし、これ(申し込み期間延長)は確かに天の恵みかもしれないと思うようになり、その夜にネットで申し込みをした。エントリーフィーを支払わなければ申し込みは失効する。決心が揺らがないうちにコンビニから支払いも完了させた。(道マラまでザックリと3ヶ月前の6/5のことである)

攻略法を実践し、自分の考えの妥当性を証明したいというような思い上がった気持ちではなく、書いた者の責任として実践してみて、結果が良くても、悪くても、どっちでもブログのネタになるという非常に軽いノリだったので、変な責任感はなかった。一番苦痛に感じたのは、いわゆる道マラ日和(気温30℃前後)と言われる「炎天下でフルマラソンを走る」ことだ。
そういう暑い日は、そういう暑い時はちゃっちゃっと軽く走ってビールを飲むのが健康的だ。僕は、なにもフルマラソンを走ってひとつしかない命を危険にさらす必要はないという価値観の持ち主。レースが終わった後もこの価値観に寸分の揺るぎもないのが本音。

出場すると決めたからには、ぐちゃぐちゃ言わずに練習するのが男だが、僕はことあるごとにそうした本音を隠さず「炎天下の中を走る意味が分からない」と言ってはばからなかった。
それでも、道マラ完走を目指し、出場経験のある先輩ランナーの話を聞いたし、Webで検索しながらいろいろなランナーのブログも読んだ。見聞きした話を自分なりに咀嚼して、攻略法の実施に必要な練習はしたつもりだ。
僕は愚痴、泣き言は言うが、やることはやる。やることをやったのなら結果は不問。という結果にこだわらないテキトー人間だ。

さて、前置きが長くなったが、こういう初老のテキトーランナーが、自分の書いた北海道マラソン攻略法をどのように実践したか、また、その有効性についてを下記のタイトル(「」内)で書いて整理しようと思う。
思いも寄らない長編ものになりそうだ(苦笑)。飽きずに最後まで書けるのか心配だ。性根が飽きっぽく、テキトーなので、完成しないかもしれないのであまりアテにしないでください(大笑)。

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