-絶え間なく鍛えた者だけに栄誉が訪れる-

2006-06-28

カーボンシートの効用-二つのレースを終えて- |Goods|

カーボンシートチューンをした後1ヶ月の感想を前に書いた
あれからさらに約1ヶ月半を経過し、ハーフのレースを二つ(びえいヘルシーマラソン、十勝健康マラソン)こなしたので、実戦でのタイムをも加味したカーボンシートの効用について書いてみる。
但し、レースで使用したシューズは「びえい」がカーボンシートチューンをしたGT-2100、十勝健康マラソンはコルクシートチューンをしたライトレーサーを履いた。

従って、今回書こうとしてのは

  1. カーボンシートチューンの靴をレースで使った感想
  2. カーボンシートチューンでトレーニングを積み、勝負靴でレースをした感想
ということになる。

そこで、まず前段として、カーボンシートチューンをした時(2006-04-29)の当初の感想を便宜上転載する。
  1. スッと真っ直ぐ安定して立てたような気がする。
  2. 思ったより屈曲の固さは感じない。
  3. 着地ショックは固くない。むしろ、ソフトに感じる(シート全体でショックを受け衝撃を分散するから?)。
  4. 膝が以前より楽に(高く)上がる。
  5. 以前緊張していた足の指がリラックスした状態になり変に疲れない。
  6. 親指と人差し指の中間根元あたりが自然に意識でき、指五本で自然に「蹴る」動きになる。
  7. 以前は不安定からくる恐怖心があって、ゆるい下りでも自分で加速する動きができなかったが、着地の安定感があるので恐怖から開放された。
  8. 指5本で蹴る動きが自然とでき、下りでも自分で加速できる。
  9. いつもより疲労度は高い。
  10. 普段と違う筋肉痛がある。
上記はレースを経ていない時の感想であるが、カーボンシートチューンに慣れたのか、何れも「当然として受け入れてしまっている」。
今となっては上記について特段に加える感想はない。
あえて付け加えるなら、去年まで悩まされていた「膝の痛み」だが、今のところその不安に悩まされてはいない。従って、練習もレースも膝に関する不安なし!(ただ、今までにない場所の痛みが「左足甲部分上側」「左足甲部分外側」に発生したことはあるが、消炎剤を塗り、練習しながらでも2~3日で痛みはなくなった。)

さて、冒頭の1、2について順に書いてみようと思う。

1について:
カーボンシートチューンのGT-2100で走ったワケ
びえいヘルシーマラソン(ハーフ)は全行程で一部を除き標高差約400mを駆け下りるワンウエイのダウンヒルコースである。
ダウンヒルコースは足・脚にかける負担は相当なもので膝を壊し1シーズンを棒に振ったというランナーの話も聞いていた。
こうした足・脚にかかる負担から助けてもらう意味でカーボンシートチューンのGT-2100を選択した。

事実、10km過ぎあたりから既に歩き始めるランナーが多くみられた。自分の経験したハーフマラソン大会で序盤からこれほどの数のランナーが歩いているのを見たのは初めてだ。
下りの衝撃、下りのスピードで足・脚が消耗したのだろう。

走ってみて分かったことだがこの下りは相当なもので足への衝撃は足首自体にもガシガシ来るのが分かる。加えて、下りで速度も出ているので足首のねじれも相当なのではないか?
事実自分もゴール後は歩くのに難儀するほど左足外側が痛くなっていた。

結果は、カーボンシートチューンのGT-2100で大正解だったと思う。
前半抑えていたとはいえ、下りで消耗し切ったと思われる足で20km~GOALのタイムが4:44/kmを切って(自分のハーフのタイムは1:50'00"程度)1:46'30"だった。ラストの1kmが頑張れたのは靴による恩恵だと思っている。
そして、ゴール後にあれほど痛かった足が翌日はほぼ回復。レース後、翌々日から練習を普通に再開できたのは自分自身驚きだった。

2について:
十勝健康マラソンはごく一般的なコースだと思う。過去にこの大会で1:48'33"の自己記録が出ている。
シューズマスターのいうように「ハーフなら勝負靴で!」ということでライトレーサーを履いた。
このライトレーサーのシューレースはひらべったい伸縮性のないものだったが、少し締まりすぎて、しばらくするときつく感じられ痛みを感じていた。単に締めすぎだろうと思うが、このタイプのシューレースは適当な強さで締めるのが難しいのではないだろうか?
そこで、シューズマスターのブログだったかメールマガジンだったか忘れてしまったが、オーバルタイプ?の伸縮性のあるシューレースに交換して勝負に臨んだ。

予想外の高気温になったがレース自体は自分のプランの通りできたと思う。ただ、ラスト5kmはいただけなかった。ヘロヘロ状態でのゴール。
それでも、このコースでの自己記録を上回る1:48'25"だった。

このレースの最中に脚の裏側の筋肉やでん部の筋肉に筋肉痛を感じた。もちろん、ゴール後においても心地よい筋肉痛はあったが、翌日には嘘のように気にならない状態だった。

このレースにおける直接的なカーボンシートチューンGT-2100での効用を列挙するのはやや無理があるように思えるが、レースの疲労回復のスピードはシューズマスターのブログにもあった通りだと思う。

3.カーボンシートチューンの効用についての結論:
レースでの利用については、1に書いた通りタフなコースでは、レースに履いても効果あり。
タフなコース、フルマラソンやウルトラなら結果的にタイムに反映される(と推測)。

レースで使用しなくても、カーボンシートチューンを施したシューズで練習していれば、以前とは違った疲労回復のスピードを実感できる。
ただし、これについては慣れてしまうと「普通のこと」になるので、そのありがたみは薄らぐ(笑)。

そして、これは重要な問題だが
「もう一足カーボンシートチューンの靴が欲しくなる」
という懐に影響する大問題がある(大笑)。

4.批判について:
お前はなんでもカーボンシートチューンのおかげだという結論ありきで書いている。回し者か!
の批判を頂戴している。

確かに練習が継続できるので、足・脚が鍛えられ特に膝まわりの筋肉が鍛えられたからではないか?とも思える。しかし、練習が継続できるようになった今と走りこんだら「膝が痛くなる」。痛みが引くまで休み、そしてまた走り膝を痛くする。キネシオテープのお得様の状態を繰り返してきた過去を練習の量や質に関係すると思われる要素についてふりかえってみると、変ったことは
  • 年齢が増えた
  • 体重が増えた
  • カーボンシートチューンをした
くらいで、練習場所は変っていないし、特段筋トレはしていないどころか「走る」に替わる練習(自転車、水泳等)はしていない。

つまり、状態が良化する要因は「カーボンシートチューンをした」以外には無いからその感想を思うように書いている。

この文書にも書いたがシューレースのこと(というような情報提供)といい、カーボンシートを購入した際の対応といい、私はシューズマスターの野村さんの信者と言われることはあっても回し者と呼ばれる筋合いはない。と断言しておく。

私は××の靴を買い、○○の靴を買い、△△の靴を試すという出費するくらいならカーボンシートを試したほうがはるかにコスト的には低く済むと思ったから試した。その感想を書いているに過ぎません。

2 コメント:

匿名 さんのコメント...

批判されたんですか?
じゃ私もどこかで批判されてるのかなぁ(-_-;)
気にしても仕方ないですけどね。

>「もう一足カーボンシートチューンの靴が欲しくなる」

私も欲しいです♪

たしろ さんのコメント...

ええ、メールを頂戴しました。
返事するのもナニなので、ブログに掲載しておきました。
試してみて、その感想を勝手にご自分のブログに掲載すれば良いのにねぇ...