-絶え間なく鍛えた者だけに栄誉が訪れる-

2008-02-15

ヒールロックの功罪

昨日書いた「正しいヒールロックの履き方-私的理解-」がシューズマスターのブログで紹介され大変なアクセスとなっています。一応、このブログの右側「Links」に「正しいシューズの履き方(ヒールロックの手順)」というタイトルから見れるようにしてあります。

正しいシューズの履き方ができているかどうか分からないという疑問をお持ちの方が多いと思います。
実は僕にも良く分かっていません。しかし、以前の履き方と比べてハッキリとした違いが現れます。それは「速く走れる」とか「関節の痛みが和らぐ」とかいうことではなく、「左右の履き方の違いが分かります。

僕はいくら手順通りに履いても最初のうちは左右同じような感じに履けませんでした。
多分、この記事の読者も同じじゃないかなと思います。そして、それは仕方がないことだとも思います。
ついつい締め上げ過ぎたり(本当は締め上げるのではない)もしますし、なにより色々な事情で手順通り手間をかけて履いていられないというのが本当のところだと思います。

あくまで僕の経験上の話ですが、およそ次のような傾向がありました。

  1. 靴が新しいほど分からない。
  2. 往々にして後から履いた側の靴に違和感を感じる
です。

1についてですが、靴って新しいと足馴染みが良くないですよね。なんとうか全体が糊が効いたようにちょっと硬いというか。
ヒールロックは、踵をしっかりフィットさせて中足を包むようにして全体のホールドを保つ方法だと思っているのですが、靴(特に中足部)が自分の足に馴染むにはちょっと時間がかかるような気がします。なので、靴の硬いうちは良く分からないので、良く立ち止まっては「紐の結びをほどいて」(紐自体は緩めない)は、踵を地面にトントンとノックさせ、ハトメごとシューズの横を底の方から寄せて、上げて、紐が持ち上がった分だけ締めて、留める。を繰り返しました。(本当は、全部緩めて最初からやり直すが正しいのだと思う。)

2についてですが、これは僕の飽きっぽい性格に依存するところが多いのか、後から履いた靴のフィッティングが雑です(汗)。
なので、緩く感じたり、きつくて痛く感じたりしました。

で、なにが言いたいのかというと、適当に履いていたときには気にならなかったことが気になるほど「左右の違いが分かる」ということです。
僕は、「分かる」ということは非常に重要なことだと思っています。それは「リフレッシュさせてくれる-GT-2110-」にも書きましたが「体感できるかできないかは、実際に出来たか出来なかったか」を知ることになると思っているからです。

左右同じような感覚で履けるようになるには結構試行錯誤が必要だと思います。

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