今日もLSD。
いつものように5時に起床。ダラダラと準備を開始、簡単な朝食のあとでかける。
今日の気温は下表の通り。なんとなく暖かい?と感じたのは秘密だ。
時刻 | 気温 | 風向 | 風速 | 積雪深 | 湿度 |
6 | -16.4 | 南南西 | 2 | 39 | 83 |
7 | -16.2 | 南南西 | 2 | 39 | 78 |
8 | -15.4 | 南 | 1 | 38 | 78 |
9 | -12.9 | 南西 | 1 | 38 | 67 |
10 | -10.4 | 南南東 | 1 | 38 | 61 |
11 | -6.9 | 東 | 1 | 38 | 55 |
グレゴリー ルーファスについて
暖かく感じたとは言え、-5℃以下になるとハイドレーションパックのチューブ内で凍結することが分かっていたので、今日はペットボトルを持参。
内容物は「荷入れ検証-Gregory Rufous-」に記載した通りだ。(ペットボトルは外側のボトルポーチには入れていない)
従前使用していたコロンビアのザック(ランニング用ではない)についてはおよそ下記の細かな不満を持っていた。
荷室のファスナーが勝手に開く(ことがある)2008/07/02修正「columbiaのザックについて」- ウエストベルトがないので、揺れ防止のために適当なベルトで固定していたがこれの脱着が面倒。
- ザックに厚みがあるので走ると揺れる
- 走りながら使う物(簡単な給食とかデジカメとか)の出し入れが楽なポーチ、ポケットがない
以下、上記の不満点についてルーファスの利用ではどうだったかメモしておく。
まず、上記以外に驚いたのは背負ってみるとかなり軽いと感じたことだ。内容物は従前と全く同じなのに不思議に思った。もちろん本体が軽くできているのは事実だが、背負った時のバランスが良いのでより軽く感じるのだろうと思う。
1.について
先の「荷入れ検証-Gregory Rufous-」にも書いた通りファスナーにストッパー機能があるので勝手に開くことはなかった。
また、極寒の中かじかんだ指でファスナーを開閉する操作性についても問題なかった。
この点、トップランナーのアドバイスが上手に反映されていると思った。
2.について
ウエストベルトについては従前が劣悪なものだったので、ワンタッチで脱着できるバックルのついているものならなんでも合格なのだが、ルーファスについているウエストベルトのバックルは大きなサイズのもので、1.同様に極寒のかじかんだ手で操作するにも非常に楽だった。
また、このバックルは人間工学に基づいた楔形のハーネス(バックル)というのがウリみたいだけど、その優位性は良く分からなかった(前のがひど過ぎたので比較のしようがない)。
3.について
ランニング用(トレイル)に作っているということなので薄型。従前のザックのような揺れは感じなかった。
揺れ防止の意匠だが、ネイサンのようなメカニカルな解決方法というよりはショルダーベルトとチェストベルトの配置、テンションで揺れを感じさせないようになっている感じがする。この辺りもランナーのアドバイスが適切で、上手に作れているのだと思う。
4.について
実はもっとも期待していたのが、ルーファスに装備されたウエストポーチ(ポケット)だった。
実際にザックを背負い、ウエストベルトのバックルを止めてみると件のウエストポーチはわき腹の後ろ側(どちらかというと背中)に位置するようになっている。
手探りで内容物を取り出すには問題はないが、目視確認しながら内容物を取り出そうとすると自分のお尻を見るようなくらいの動作が必要だ。
この辺は、あまり前面に配置すると走っている時に邪魔にもなりそうな気がするので難しいところだと思うが自分の想像とは違う感じだったので、ちょっと戸惑った。
なお、このポケットの容量はデジカメや携帯電話、カロリーメイトなどの給食物を入れるには十分な容量があると思う。
従前のザックがランニング用のものでなかったせいもあるのでルーファスがひどくすばらしく感じてしまう。他のランニング用ザックを知らないものが「これが一番!」と進めるのは拙速だと思うので、その辺の感想は差し控える。
さて、今日はもうひとつ試したいことがあった。
それはこの時期に最適な手袋(グローブ、ミトン)は?ということだ。
既にカナダさんのブログでは「スキー手袋」。naojiさんのブログでは「フリースの手袋はダメで、偶然発見したThinsulate(真偽不明:笑)がお気に入り」のようだ。
僕は試していないので分からないが、おふたりが言うことはおそらく実体験の伴う間違いのない話で、一般的にも推奨されるべきものだと思う。
僕の場合は「軍手+フリースのミトン」(軍手をインナーグローブ、その上からフリースのミトン)を愛用している。
この極寒期になってもこのスタイルを変更しようとしないのは特に先の自分の装備が最適だと思うからではない。とりあえず手持ちの装備で走っていたら軍手+フリースのミトンが思いの他、暖かくて不便を感じていないからに過ぎない。
ただ、前回の-20℃では自分の失敗もありミトンを給水時に濡らしてしまい指先が痛くなるほど冷たくなってしまった。僕の経験では手が冷たくなるというのは相当なストレス(どうしようもない状況にやる気が失せ、体全体が冷える感じになる。)になる。
そこで、今日はいつもの装備にプラスして「予備軍手」「スキー用手袋」「フリースの手袋(5本指タイプ:グローブ)」をザックに入れて走った。
いつもの装備で15kmくらいで少々指先が冷たくなる感覚があった。給水時に濡らしたわけではないがミトンを見てみると指先側が凍って白くなっている。サングラスを上げたり、下げたり。ネックウォーマーを上げたり下げたりしているときにこれらについていた「霜」が自分のグローブについてしまったのだろう。
そういうことで、どうも評判の悪い「フリースのグローブ」を試すことにした。
なるほど、これはダメだな。
フリースって生地の目が粗いのか、走っていないと暖かく感じるのだが、走ると生地(あるいは縫い目から)風がグローブの中に入ってくるみたい。
次にスキー用グローブを試そうとしたのだがすっかり指先が冷えてしまったので、一旦「軍手+フリースのミトン」にして、ミトンの中で手を握るようにして指先を暖めることにした。この行為のおかげですっかり
暖かくなり、スキーグローブの出番はないまま今日の練習を終了した。
俺の装備は案外いけるぞ。と悦に入ったり...
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