レースも終わり、抽選会も終わり「焼肉」だ!!
お言葉に甘えてじろーさんのご実家で焼肉に行く。
手渡されたゼンリンの地図を頼りに行くが陸上競技場から春採アイスアリーナへの最短ルートが判らない。というか、自分の釧路の記憶は11年前のもの。道路は拡幅されて記憶の映像と一致しないし、道路沿いの建物も当時のものとは相当の違いがある。
いざという時は幣舞橋まで戻って、そっからリスタートするつもりで「勘」を頼りに行った。
仕事がら地図は見慣れているとは言え、釧路の歴史の深さ故の入り組んだ街路が判りづらい。それでもなんとかじろーさんの実家に到着。時を同じくしてスコップさん、鬼さんも到着。
ご実家の庭ではドラム缶を二つに切った屋外コンロが設置されており、じろーさんのお父さんが炭の準備。僕とスコップさんがうちわで火をおこす。
スコップさんは豪快な方だが、こういうことをやらせるとカナリ丁寧な「良い仕事してますねぇ」。僕はまったく適当に団扇で扇ぐだけ。
僕は、この火おこしへの情熱の違いからか、肝心の焼肉で火力性能に差がでることにまだ気が付いていない。
なんだかんだと言いながらもそこそこに火がおきたころカナダさんが到着。どうやら、ここは地元の人でもわかりづらい場所らしい(笑)。
せっかく携帯電話を首からぶらさげているのに写真一枚撮ってきていないという馬鹿な僕。
文字だけであのうまいものを表現できるか!!
写真は「釧路マラソンクラブ」のサイトの「釧路湿原マラソン その後」にありました。
食い物としては
- ピリ辛さんま
- トキシラズ
- 牡蠣(殻付き)
- ししゃも
- てんぷら(かまぼこ)
- ジンギスカン
- 野菜各種
で、くどくどと書いても仕方ないので次の3点のうまいものを特記する。
トキシラズ
紅(鮭)がうまいか、トキ(しらず)がうまいかについて、和商市場の魚屋さんも「断然、トキ」だという。
確かにあぶらがのって非常に旨い。
加えて、トキは鮭特有の銀色のウロコが落ちる時期の鮭なので炭火で焼いたちょいとコゲとなった皮ごと食うと旨いったらありゃしない。
白米万歳!!
牡蠣
当然、厚岸産の牡蠣。
この時期の牡蠣は外海に養殖いかだを出すらしく、少し塩気がキツイ。しょっぱい目の味が好きな人はこの時期の牡蠣がいいぞ。
道東では牡蠣は生で「ぺろん」と食うというようなことはしない。もっと野性的に炭火の網で焼いてそのまま喰う。(生牡蠣が生臭く感じる人は焼き牡蠣を試して欲しい。)
貝の口がわずかに隙間を開けてふつふつと湯気が出たら「ちょうど良い」らしい。
このタイミングを見計らって、じろーさんが指示を出しスコップさんがナイフで殻を開けてくれる。もちろん、手には軍手着用だ。
調味料?なんだそれ!そんなもんいらないんだよ。
レモンだ?この味がわからないなら帰ってくれっ!って感じだ。
僕はひたすら食うだけに専念する。
プルンとした身は弾力があり、口に入れて噛むと牡蠣特有のジュースが一杯に広がる。
ししゃも
この時期なので冷凍ものではあるが、ホンモノのししゃも。
普通にスーパーや居酒屋でみかけれるのは「カペリン」という代用品だ(しかも市場の90%はこのカペリンらしい。なんとも恐ろしい限りだ。)。しかも、子持ちのメスししゃもが重宝されている。
北海道人でもホンモノのししゃもを口にできる人はそう多くないのだがホンモノのししゃもはオスに限る。身の味がまるで違うんだよ。まぁ、代用品しか知らないやつには判るまい。
たらふくくって撤収時間となった僕はご挨拶もそこそこに十勝に引き上げてしまった。
こんなに旨いものを食べさせていただくなど、本当にお世話になりました。
会場の提供や準備に手を貸してくださったじろーさんのご両親に感謝です。殻割のスコップさんお手数かけました。
うむぅ...別海はマラソンどころではなくなるような気がしないでもない(笑)。
2 コメント:
レースの模様、反省会の模様、いいですね。
食べ物を詳しく説明していただき、これまた良いですね。
今年の春、白糠で簡単な挨拶をしただけでした。
こんな性格ですが、これからもよろしくお願いします。
To:スコップさん
お世話になりました。
おいしいものをたくさん食べて満足です。
これからもよろしくお願いします。
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