ホーマックで買ったインナーグローブ(そのままでも結構あたたかい)。
手袋そのものよりも繊維に注目して購入してしまった。実は、この手袋に採用されている繊維は東レのプロミランという繊維(ナイロン)を使用している。
プロミラン繊維は興味のある方はぐぐってもらいたい。
このプロミランの手袋、一時、ネットで話題になり品不足になっていた代物だ。
運がよければコンビニやホームセンターで600円で買える。
注意したいのは素材が「東レ プロミラン(ナイロン66)」「国産」(縫製はやはり国産が間違いない)であることをチェックして購入して欲しい。人気がでているので、まがい物に注意が必要だ。
ここにレビューがあるので、読んでみてほしい。
あ、で、この手袋だが先のフラッドラッシュスキンインナーグローブとは使用想定条件が違うので書き添えておく。
僕の場合、フラッドラッシュスキンインナーグローブは「濡れることを前提」とし、濡れによる体温喪失の防止を考えている。
プロミランのグローブは冬期間のデジカメの操作の為に単に薄手の暖かいインナーグローブが必要なので買っただけ。
ただ、諸元を読むとどちらも似たような用途に使えそうな感じがしないでもない。
2008-12-30
プロミラン(ナイロン66)
2008-12-28
フラッドラッシュスキンインナーグローブ-意外な効用-
秘密兵器その3として用意してあるフラッドラッシュスキンインナーグローブだが、まだ極寒RUNで使っていないのだが、ちょっと意外な効用があったのでメモしておく。
冬であろうが車は汚れるのでセルフ洗車するランナーも多いと思う。
今日、僕は何年かぶりにセルフ洗車してきた(いつもはスタンドのスタッフに洗車してもらう)。
洗車自体はさして難しいことはない。問題はこの季節だと洗車後の拭上げの時に手が冷たくなることだろうと思う。
たまたまダウンジャケットのポケットにフラッドラッシュスキンインナーグローブがあったので、この手袋をして拭上げをしてみた。
車の拭上げなのでじゃぶじゃぶになるほど濡れてしまうワケではないけど、それなりに濡れるが指先が冷たくなることはなかったように思う。
これは結構いいかもしんない。
2008-12-26
背中がニョキニョキ
昨夜、帰宅後ひさびさにJogにでかけた。
暗闇の中のJogは怖い(笑)。しばらく走ってなかった気がするし、背中の痛み(疲れ)も走っていないからだと思った(そう思うランナーは多いと思う)からだ。
走り始めてこれまでと違う動きが体感できた。
なんというか、背中が腕振りに合わせてニョキニョキ動く感じ。もちろん、背中と言っても肩胛骨周辺なんだけど、今まではここがこんなに動いていた感覚はなかった。
背中の話なので本当に動いているのかどうかは定かではない。
しかし、体感的にではあるが確かに肩胛骨がニョキニョキと大きく動いているように思えた。
今年の6月の末あたりから毎朝(月に1回くらい休養していたかもしれないけど)洗面時に腕立てをやって来た効果が出てきたのだろうか?それとも最近マシントレも行うようになった影響だろうか、はたまた腕振りを前方向へ意識した影響だろうか?僕の背中(肩胛骨)は以前よりも速く、大きくニョキニョキ動く(ような気がする)。
そういえば、車で出勤する時に背もたれにもたれながら肩胛骨を動かす練習(意識していたにすぎないのだが)もしていたのだが、最近になって「ああ、動かせているなぁ」と実感めいたことも感じていた。
このことがランニング(とりわけタイム)にどのように影響するのか楽しみになって来た。
2008
今月は走っている回数は多いが何キロ走ったのだろうか?と思いJogNoteの月間記録を見てみた。
今のところ約108km。自分の煩悩を振り払うために、更に走り加えておかねばなるまい(ナゼ?)。
で、年間は...というと、1,998kmだった。あと10kmで2008。
2008年に2008kmでも良し、今年を超えて来年に繋げようと2008kmを超えるのも良し。
あと10kmなら走れると思うのだが、明日は忘年会。明後日は二日酔いでダウンの見込(笑)。今年最後の目標を達成することができるだろうか?
とか、思ってしまう。僕は暇なのだろうか?
2008-12-25
Cyber-shotTMケータイ SO905iCS-秘密兵器 その2-
秘密兵器その2であるCyber-shotTMケータイ SO905iCS。
LSDに出かけるときに必ず持って行くものは?と聞かれて「携帯電話」や「デジカメ」と答えるランナーは多いだろう。
知っている人は知っているだろうが、僕はLSDの時には必ずコンパクトデジタルカメラを持ってでかけている(ルーファスの中に入っている)。僕の持っているのはNikon P5000というやつだが、僕がデジカメで撮影しているところを見かけた人はあまりいないハズだ。
P5000に不満があるワケではないのだが、僕はわざわざカメラを取り出して撮影するという動作が面倒なのだ。(だったらなぜ持ち歩く:笑)
携帯電話も持ってでかけているが、経験的に通信機として携帯電話が役立ったことはない。まぁ、もしもの時の通信機であるのだが、幸いにもかなりヘコタレても頑張って戻って来ているので「迎えに来て」コールはしたことがない。
そうではあっても、携帯電話なしでLSDに出かけるのはある意味自殺行為でもあるので、これを「持たない」という選択肢はない。
一方、デジカメであるが、そもそも持っている癖に使わないという実態もあるし、一人LSDの時はいつも大体同じコースを走るせいか、僕の感性が鈍いせいかいまのところ「撮っておきたい」というチャンスもなく、なんとなく「持たなくも良い道具」に近い位置づけとなりつつある。しかし、そりゃ撮りたいシーンだってあるワケで、そんな時用にいつもSH900iという携帯電話(FOMAカードは入れていない)をポケットに入れている(なので、今までは都合3台(P5000、SH900i、通信機の携帯電話)のデジカメを持って走っていたことになる。)。
なんで、3台も!という疑問は自分にもあって、通信機として準備している携帯電話で写真を撮ればいいじゃないか!とも思うのだが、通信機として使いたいときに「電池切れ」では命にかかわる。
そんなワケで手軽で比較的画質の良いSH900iをポケットに忍ばせている(SH900iで写真を撮っている姿なら見たことのあるランナーも多いと思う)。
携帯電話のカメラ機能を良い点は「画質にこだわるよりも、その瞬間を記録したい」というシャッターチャンスに対する即応性だと思う。一方、P5000のようなデジカメは「それなりに構えて撮影する」ので画質や構図にちょっとこだわったりする。
以前から、そうした「即応性」と「出来栄え」とを充足させるために「カメラの良い携帯電話」が欲しかった。
最近は料金プランと端末の購入代金の関係が面倒になっている。docomoの場合905以降の機種にすると「バリュープラン」という料金体系が使える。
僕の場合、今のベーシックプランの場合、長く使えば使うほど月々の料金は割高になってしまう。どこかでバリュープランの適用を受けるべく機種変更をしなければならないと思っていたところだった。
で、画質の良いカメラ機能を搭載した携帯電話を探すことになるのだが、これがまた分かりづらい。「画質の良さ」と言っても所詮自己基準で要は気に入るか気に入らないかでしかないような気がしてならない。
Webを探せば「サンプル画像」はゴロゴロあるけど、観ても分からなかった。
サンプル写真はどれもピントが合っていて、綺麗なのだ。分からない場合は「メーカー頼り」(笑:ソニータイマーといわれるよろしくない評判もあるんだが)。
露出の補正とかもしているのか、していないのかも分からない。
携帯のカメラで撮影した経験のある人なら誰でも空(そら)が「晴れている」のか「曇っている」のか分からない写真になった経験があるんではないか?と思う。僕がカメラに望むものはフルオートで空(そら)が「空色」に、雲は「曇色」に写って欲しいという単純なものだ。
デジカメを作っているメーカーが携帯も作っており、しかもデジカメのシリーズ名を冠したネーミングをするにはそれなりに自信があるからだろう。という推測が働いたのは言うまでもない。
走力向上にはなんの役にも立たないだろうが、ランニングが楽しみになる、楽しくなるためのGoodsとして活躍してくれれば良いと思う。(このカメラで用が足りるならP5000は売っ払う所存)
なお、この機種変更で端末代金を24回払いにした。今の料金よりも500円/月ほど高い支払いをしなければならないが、端末代金支払い後は半分以下になる(計算)。もっとも、途中でまた料金体系に変更があればもくろみは泡となるが、いたしかたあるまい。
--20090104追記
SO905iCSを使って何枚か写真を撮っている。
日中の屋外での液晶の視認性が悪いので構図が決めづらい。それはこの機種に限ったことではないのだが、少々設定をいじりたいときに視認性の悪いのはカナリ不便だ。
噂の操作時の遅さは僕にはあまり気にならない。
まぁ、できあがりは気に入っている。
2008-12-22
2008-12-21
Under Armour Cold Gear モックタートルネック-秘密兵器その1(公然の秘密)-
昨日、とあるスポーツ用品の量販店で試着。最後の最後までメタルにしようか迷った。
当然、試着は室内でしているので「暖かさ」をチェックすることはできない。もっぱら束縛プレイコンプレッションの具合をチェック。
僕は下腕が太いのか締め付けがきつく感じる。胸、上腕部はまったく問題ない。下腹の出具合がハッキリしてしまいちょっと気になる(笑)。
メタルはなぜか首がキツイ。そのほかはモックもメタルも似たような感じだ(ちょっとメタルの方が緩めかも)。
ま、ブログで「モックタートルネック」宣言もしたので、モックタートルネックをもってレジに行く。
で、買ってしまえばこっちのもの。早速試してみたくなるのが人情ってものだ。今夜は女房が街中で忘年会。その送迎の間とかちプラザ周回をしてみることにした。
上は件のモック、下はユニクロのロングタイツ。これにペラペラのウィンドブレーカー(上下)という格好。
気象条件は下記の通り
時間 | 降水量 | 気温 | 湿度 | 風速 | 風向 |
18 | 0 | 0.5 | 98 | 0.7 | 南南西 |
19 | 0 | 0.6 | 98 | 0.3 | 西南西 |
20 | 0 | 0.6 | 99 | 0.5 | 北北西 |
プラスの気温ではあるが、路面は軽く薄氷が張っている状況。風は気にならなかったが霧雨が降っている感じだ。
で、モックの印象だが、第一印象は暖かくない。でも、寒さも感じない。なんというか、着てから脱ぐまで変わらぬ体感温度が得られた。
それなりの運動量なので発汗し、普通なら暑く感じてもよさそうだが暑くはならないし、シャツが肌にペタっとつく嫌な感じもない。
プラスの気温なので寒くはないだろうと予測していたが「暖かくない」という事実に逆に衝撃をうけておく。
少々この結果は気に入らない。ということで、今朝再度追試。
で、今朝の気象条件は
時間 | 降水量 | 気温 | 湿度 | 風速 | 風向 |
8 | 0 | 1.2 | 66 | 3.0 | 北北西 |
9 | 0 | 1.5 | 65 | 3.0 | 北西 |
10 | 0 | 1.5 | 65 | 3.0 | 北北西 |
で、追試の印象だが、昨日とまったく変わらない。
涼しいというか「良い感じ」で暑くなく、寒くない。これは風速3mの条件でも変わらなかった。
メタルの評価を「暖かい」「汗だくになる」など聞いていたので、モックの印象は「???」である。正直「暖かいもの」と思っていたが、そういうものではなく「寒くないもの」なのでは?と思う。
まぁ、もっと気温が下がってみないとわからない。ということで今日のところは勘弁してやる(笑)。
ちなみに、メタルを試着している図。
2008-12-19
背中の疲労
水曜日の朝から上半身というか背中の疲労が抜けない。
そもそも、この疲労感の原因はなにか?と考えたときに思いつくものは
- 腕立て
- 前振りランニング
- ポールウォーク
腕立ては、結構前からやっていることなので残るは二つ。
確かに火曜日の夜にポールウォークを30分ほどやったけど、その疲労が翌日にでるというのは年齢的に少し早すぎる(笑)。
すると、腕を前に振ることを意識したランニングの影響なんだろうか?
本格的に前振りランニングで頑張ったのは土曜日。そして、月曜日、火曜日の昼ランだ。とどめに火曜日の夜はポールウォークをしたしなぁ
なんとなく疲労が発現する時期が符合するように思う。
前に振る意識を持っているのに背中に疲労感が猛烈に溜まっているのは、背中の筋肉を使っているせいなんだと思うが、それって肩胛骨を引く意識の時にはあまりなかった。
前に振る意識で結局のところは「引く」運動ができているのかもしれない。それなら、それで良いのだが。
この疲労は自転車通勤を続けていたときの疲労と同等のものを感じる。
「背中で走れ」というのはこういう意味なのだろうか?
腕の前振りは、カナダさんやsakaさんがコメントしているが
- どうやら速く走れる(ような気がする)
- (確実に)疲れる
お二人ともサブ4ランナーであり、それなりの練習を積んで来ているのに「疲れる」(エネルギーの消費が大きい)と言う。
さて、この走り方の取捨をどうするか?だが、僕は白糠が終わるまでは続けてみようと思っている。取捨を判断する期間として3ヶ月は最低限必要だろう。
で、僕の場合、上半身(特に背中)に疲れが集中しているので、この動きに対応する背中の筋肉の補強が不足しているのだろうと思う。補強運動もちゃんとしなくては!(例えば、毎朝腕立てはやっているが、一日に2回は必ずやるとか...)
あとカナダさんが注目すべき問題点として「スピードコントロール」が難しいというようなことを書かれていた。
確かに思ったより早い段階で目標スピードに達するし、自分の意志に反してそのままどんどん加速していくような感覚も分かる。
でも、短い直線を往復している中での話しなので確証はないのだけれど、最近はちょっとだけなんとなくコントロールできているような気がする。
やっぱり長い距離を走って、試してみたいなぁ...
2008-12-18
体重の変動
JogNoteで管理している体重と体脂肪の推移グラフをとりだしてみた。
オレンジが体重、ピンクが体脂肪率。1月中旬ころに我が家にも体組成計が配備されたので毎日計測できるようになった。
このところ66kg台でがんばれている。ゆるやかに右肩下がりで良い感じだ。
昨年の1月中旬頃には驚愕の72kgがピークだった。
増減を繰り返しつつ体重は減っていくものなんだなと実感できる。
これから迎える年末年始をどう乗り切るか。たかだか10日で10kg増やした強者を知っているだけに気を付けねばと思う。
ちなみに左は過去3年間の推移だ。77kgあたりからスタートしているが、走り始める前は82kgだったことを告白しておく。
やはり、冬場には増え、春先に向けて減り、お盆で増え、年末年始で増えるというサイクルが如実に現れている(笑)。
で、体脂肪率と体重の関係だが、自分の記憶では体重70kg、体脂肪率22%が自己標準で現在のところ体重67kg、体脂肪率19%くらいが平均だろう。
計算してみると概ね体脂肪の減少がダイレクトに体重に反映されているようだ。
2008-12-16
要は氷点下20℃に耐えられるものが欲しい
世の中不景気とはいえクリスマスシーズンである。
僕の狙いは「Under Armour Cold Gear」なのだが、かなりの数の商品構成なので「どれ?」と迷う。
氷点下20℃でもOK!みたいなことが書かれていれば速攻オチルのだが...そういう類の商品ではない。
まぁ、氷点下20℃の条件で走ることってのは年に2回くらいだろうから、氷点下15℃基準でも良い。どれにしようっかなぁ~
うむぅ...
--20081217追記
情報が得られたので外出したついでにとあるスポーツ用品の量販店に行き現物を見てくる。
メタルコールドギアは確かに良さそうだ。むしろ、これじゃ暑くないのか?と思ってしまった。
いわゆる定番のコールドギアモックタートルネックでも大丈夫じゃないか?と思ってしまった。
メタルでもいいのだが「暑すぎる」のは使用期間を限定しすぎることになり、せっかくの投資効果が得られない。氷点下15℃以下という気象条件を走る日数がどれくらいあるのか...どっちにしようかと悩むところではある。
むしろ、過去の記録を読んで思ったことは、グローブの方が問題だった。
うむぅ...どうしよう
ああ、そうか全部買えばいいんだな。
- メタルコールドギア
- モックタートルネック
- フラッドラッシュスキンインナーグローブ
- アンダーアーマーのグローブ(ライナーorフリース)
- バランスボール
--20081218追記
熟慮の末、上記2,3,5を発注した。
メタルの保温性はおそらく氷点下20℃まで十分に耐えうるであろう。一方、モックタートルネックは氷点下5℃程度までではないか?と推測する。
それでもモックタートルネックにしたのは、昨シーズンの経験からやりよう(重ね着)によって、その時々で対応しようと思ったからに過ぎない。
メタルを使っているランナーが多いことは分かったので、各ランナーのブログで今シーズンの厳冬期にどうであったかレポートされるに違いない。
その中にあって僕はモックタートルを使い体験談をブログで紹介したい。
今シーズンは間に合わないだろうが、来シーズンの為の参考にはなるだろう。
フラッドラッシュスキンインナーグローブにこだわったのにはワケがあることを書き添えておく。今年の洞爺湖マラソンの時、雨で手が冷たくなり泣きそうになった経験があるからだ。春先(晩秋)の雨は冷たい。経験に学び、準備しておきたかった。また、寒冷期のこのグローブの効用については不承知ではあるが、寒冷期において「濡れるのは御法度」だ。なぜなら「濡れる」=「凍結」を意味するからだ。そういう意味でこのグローブの効果に期待している。
たくさんの読者の方からコメントをいただいた。ありがとうございます。
ブログに詳細なレポートを書いてくれたsakaさん、私信でやりとりさせていただいたしなそばさんには感謝申し上げる。
前か?後ろか?
知っている人は知っていると思うが畑中葉子の「♪後ろから、前から...」ではない(ザンネンっ!)。
腕振りは前か、後ろか?という件について、一応の僕的結論として「前に振る」を意識してみようと思う。
自分のランニングフォームは前傾が不足(という言い方が適当なのかは定かではないが)している点という個人的な事情を踏まえたものである。
身体(重心)を前方へ移動させるのがランニングだとすれば「前」に重心を移動させやすい動きが適切なんだろうという考えたからだ。前に振るイメージの方がうまく身体を前に運べているような気がする。
ここ10日ほど、「前に振る」、「後ろに引く」をいろいろと試したところ「前に振る」に意識を置いた方が「適度な前傾が得られている」(ような気がする)。これは平坦地、上り、下りのいずれの場合でも感じられる。肩胛骨を引く動きを意識すると重心が後ろに残ってしまう(ような気がする)。特に下りでは「そっくりかえって」いるような感じにさえなる(と感じた)。
また、腕を前に振る意識すると、足の踏み込みが強くなる(ような気がする)。(ひょっとしたら単にブレーキを力強くかけているのかもしれないけど)
腕を前に振るの具体的なイメージとしては、グー(中にはパーの人もいるかもしれない。チョキの人は普通いないだろう:笑)を横腹を通過する時に「ぐいっ」と力を入れる(この「ぐいっ」が接地している足から地面に伝わる感じがする。)。
このような(腕を前に振る)イメージで走ってみても、前に振る側と反対の肩胛骨がシッカリと引かれているように感じた。結果として「肩胛骨を引くイメージ」も実現できているので、肩胛骨からスタートする骨盤の旋回運動もできている(と思う)。
腕を「前に振る」をイメージの問題点としては、
- 腰の落ちたフォームになりやすい。
- 腰から上体を前に折ったような変な前傾になりやすい。
- 踏み込みが強くなる(とすれば)ので、バネを使った走りになりやすい。
「1」については、しっかりと骨盤を前傾させた立ち方を習得。「2」については、目線の位置を足下には置かず遠くに定め、「3」については自分の身体の真下で着地するように意識することが必要だろう。
腕を「前に振る」をイメージするには手になにかを握るというのは効果的だと思う。僕の場合は
- ノルディックポール
- e3グリップ
以上はあくまで僕自身の個別的な事情と短い間の試行の結果からの結論である。
他のランナーにはなんの役にも立たないかもしれない。しかし、僕の場合は「身体を前に運ぶ」という点から上記のような方法が良いように感じたにすぎない。
都合が悪くなるまで、これでやってみようと思う。
2008-12-15
来年やってみたいこと
目標というほどキッチリしたものではないのだが、来年はやってみても良いかな?と思うことがいくつか思いついたのでメモしておく。
- サロマにチャレンジ(キャンプの魅力にとりつかれて...じゃなくて、サロマンブルーを目指すなら来年しかない)
- ニセコにチャレンジ(10km、30kmを走ったはせがわさんの話を聞いてビビっておく)
- マスターズ参戦(1500、5000で出てみたい。)
- eRCとかちトラック大会(場所はある。スパイクはないけど、なんかおもしろそうだ)
2008私的10大ニュース
恒例のランニングに関する私的10大ニュース。
10個ないかもしれないが(苦笑)
- 冬のオフシーズン期間にLSD中心の練習をした。(氷点下20℃とか、気象条件が厳しくなればなるほどなぜか燃える)
- 大騒ぎして登録したマスターズに一度も参戦せず(スケジュールがちょっと噛み合わなかった)。
- eRCとかちの行事は楽しめた。(フルマラソン記録会、チャレンジ100など)
- 新しい出会いがあった。(Ogamanさん、しなそばさん、はせがわさんと衝撃的な出会いがあった。あと帯広ランナーズの皆さんとも仲良くなれそうだ。)
- 景色が楽しみで参加した洞爺湖マラソンは雨にやられた(普段の行いだろうか(苦笑)?でも、大きなペースダウンがなく自己記録となった。冬場のLSDの成果と思い込む。)
- 釧路湿原マラソンでのバトルに惨敗(僕は去年よりも遅いことを自覚)。でもアフターは楽しかった。
- だまされて47kmを走る(道マラ練習会としてのLSD。42kmのハズが...ただ、47km走れたのは自信になった)
- ノルディックポールを始める(良く分からないが、腕の振りは確実に良くなると思う)
- 勢いで道マラに参戦。(姑息な傾向と対策で完走できた。)
- キャンプの楽しさを知る(これは良いことなのだろうか:笑。でも、宿泊代も浮くし良いことだろう)
- 別海でつっこみ、予定通り撃沈(まだまだ練習が足りんと自覚する)
- 日産カップ陸別こがらしマラソンでむらまーちゃんの後塵を拝する(というか、むらまーちゃんが速いすぎる)
2008-12-13
どっちだ?
今日は坂道調教でちょっとした坂を使う日。
昨日の雪で歩道の除雪状況を確認してからどこを走ろうか?と迷いつつ現地についた。
いずれも距離は1km走れる。
一見みたところ下のコースの方が夏靴で走りやすそうで勾配よりも足下の心配の少なく、車両との接触機会の少なそうなので、今日はこちらを走った。
最後の200mほどは緩やかに下るのだが、この部分で楽をせずに減速するのではなく、加速するように心がけてみた。
急走タイム(05:05)が速いのか、緩走(復路)タイム(07:00)が速いのか5本がやっとだ。
次回こちらを走る時は急走タイムを05:15くらいにして、緩走を07:00にしてみようと思う。
2008-12-11
やつあたり
かなり八つ当たりネタ。関係者の方にはあらかじめお詫び申し上げる。
既にランナーのSNSとして定番的な存在であるJ0gN0teについてである。
重すぎないか?
まぁ、あちこちのランナーのブログを見てもあまり軽快さに欠ける点では概ね意見の一致しているところだと思うがPCで使用している分にはさして気にならないので、これは許す。
僕は就寝時や朝の個室でW-Zero3を使ってWeb閲覧をするのが日課なのだが、どういうワケかJ0gN0te現行版の「ログイン」ボタンを押下(タップしようが、OKしようが)してもログインできない。
旧版では問題ないので旧版を利用していたのだが、1ヶ月前からだったろうか?旧版は12/25に廃止するので現行版に移行してくれというようなアナウンスが旧版に表示されるようになった。
まったく嬉しくないクリスマスプレゼントだ。
件のW-Zero3であるが近時になって携帯電話の分野でも多く作用されてきたいわゆるWindows Mobile携帯と同様にwindows Mobile 6 を搭載していて、ブラウザーはIEかOperaがプリインストールされておりOperaが標準のブラウザーに設定されている。で、いつであったかJ0gN0teもOpenIDの流れを取り入れ、yahooやmixiのIDでログインできるようになっていたので、ものは試しと既に所有するyahooのIDを使ってJ0gN0teにログインを試みたところ少々手数はかかったが無事にログインできた。
これは明らかにJ0gN0teのログイン画面に問題があると思うのだ。
そもそも移行せよ!というなら移行するに十分な環境を整えてもらいたい。
しかも、せっかくログインできたのに現行版の重いことと言ったらありゃしない。携帯電話でJ0gN0teを使う人も多いと聞く。
先にも書いた通りOSにWindows Mobileを搭載したものも今までよりは多くなるだろう。残念ながらJ0gN0teにはその準備ができていないと思う。
過去にもJ0gN0teの機能について不満を書いて来たが、この度、一層の努力を期待したいものだ。
というか、上記のような問題について質問のメールを出しているワケだが、11/25に発送して以来、なんら音沙汰がない。
--2008/12/13追記
昨日(12/12)JogNoteの羽石さんから返信を頂戴した。
現行版、旧版のloginに関わる相違点はJavascriptの関係だという。WM6側のブラウザーの設定を確認して欲しいとのことであった。
既にJavascriptがONになっているのは確認しているので、他に問題があるのような気がするのだが...
で、いわゆるWM携帯も増えて来ているので、この点を踏まえて旧版を暫定的にWM用として残すように進言したが、リソース(人、機器等)の関係もあり「残念ながら旧版の廃止は避けられない」とのことであった。ただし、WM端末が増えていることを踏まえ、その点にも留意し開発するとのことであった。
カーボンシートチューンが年内復活
先日、我が敬愛する「プロが教えます。!正しいランニングシューズの選び方!」ブログのオーナーであるシューズマスターからカーボンシートチューンを年内復活の見通しが立ったという内容がメルマガで配信された。
今朝、読者の方から私信を頂戴したのだが「たしろさんはどうしてカーボンシートチューンを薦めるのですか?」という内容だった。
世の中には確かに色々なインナーソールがある。
- 既製品のもの
- 既製品に手を加えたもの
- 足の計測やヒアリングを行ってから作ってくれるオーダーメイドのもの
僕がカーボンシートチューンをしたのは、まだランニングを始めて間もない頃で膝を壊して走れない期間が2ヶ月くらいあった反省から膝(と言わず脚部全般)に優しい(安全な)靴を探している時だった。
そんな動機だったので、関連的になんとなくインソールチューンの情報も見聞きするようになっていた。
そんな時に偶然に冒頭のブログに行き当たったのがキッカケだった。
安全性を求めるとシューズもインナーソールも決して安いものにならない。選択は慎重にならざるをえなかったワケだ。
靴はWeb上で評判の良いアシックスのGTシリーズやミズノのウエーブシリーズだろうと検討の上決めていた。ミズノのマーベリックは既に持っていたし、たまたまGTの型落ちが安く売られていたのでこれを買った。
型落ちを安く買ったので、新しいシューズを買うにあたって用意した予算が若干余る。どうせならインソールも買っちゃうか?のノリがあったのは事実だろうと思う。
で、インナーソールの購入あたり色々検討してみたが、上記の1、2はどれにしたら良いのか分からなかったのでパス。
3を真剣に検討したが、近くにそういうショップはない。通販をやっているところもあるが足を計測はしなくてはならない。
Webで調べてみたところユーザーの評判も悪くはないが、
- 既に持っている靴にインナーソールが入らない場合もある
- わざわざ足の測定に行かねばならない
- 靴より高いインナーソールになる(安い靴を買ったので)
- 人間の変化に伴ってインナーソールの調整が必要
そして、いよいよカーボンシートの検討になるのだが、カーボンシートは上記のどのカテゴリーにも当てはまらないと思っている。
カーボンシートの特徴を上手く説明できるか自信はないが、誤解を恐れずに書く。
上記のカテゴリーはユーザー(ランナー)の個別性に合わせる発想だが、カーボンシートチューンはユーザーの悪癖が靴に伝わりづらい(靴からねじれ等の良くない動きが足に伝わるのを軽減させる)意匠を施し、結果としてユーザーが使うべき筋肉を刺激するという仕組みを靴の方に改善(チューンアップ)して実現しようという発想だからだ。
つまり、特に障碍のない限りユーザー(ランナー)を見なくても良い。
靴をチューンアップするので、ユーザーの個別的な変化による調整は不要というシンプルな発想。
構造的にはコンマ数ミリのカーボンシートを靴底(内側)つま先部、踵部に貼るだけなのでほぼメンテナンスフリーな構造で非常にシンプル。
価格もオーダーメイドのインナーソールよりも格段に安く、型落ちのシューズを買った余りにちょっとの追い金で済むし、通販OK。
と、僕の要求仕様を充足する。
で、なぜ僕がカーボンシートチューンを薦めるかというと、この手の類の商品は「使ってみないと分からない」というどうしようもない側面が必ずある中で
- 足入れのイメージが素のままであること(固さが固くなったとは感じる)。
- 使っていなかった筋肉を刺激するので、トレーニング効果が期待できること。
- 価格的に試しやすい価格帯であること(型落ちシューズと合せて買ってもニューモデルにちょっと加えるぐらい)。
- 商品の発注が面倒でないこと(計測不要だが、オーダーの際には靴のモデル名、型番が必要)。
- メンテナンスフリーであること。
- 上手く剥がせれば、次のシューズにも使える可能性があること(再利用可能で経済的)。
もっと言えば、そもそも「1」に書いたように靴の足入れイメージもサイズもインソールで変化することもないので、せっかくオーダーインソールを作ったのに調整がうまく行かず腰や足を痛める可能性が低位に思えたし、気に入らなければ剥がして靴だけで使える。なによりも経済的にメリットがあると判断したからだ。
また、自分自身の成長(?)の課程でボディーバランスが変化しても、カーボンシートなら調整不要だからだ。
自社のオーダーインソールを着けているランナーの靴底を見て「しばらく調整していないので、片減りしていますね。また時間を作って調整に来てください」というZ社と「ボディーバランスを最後に精算するのは足です。こういう減り方をするということは上半身をもっと鍛えてください」というシューズマスターとあなたはどちらを選択しますか?
もちろんZ社だって、トレーニング方法のアドバイスをしてくれるかもしれない。
しかし、僕の場合の問題は「調整に行く」っていう時間だった。
2008-12-10
エリプティカル
今日は仕事も早く終われたので、DOMEに行ってみた。
走るというよりマシントレが目的。
で、写真手前のエリプティカルというマシンをどうしても試してみたかった。このマシンは以前にも使ったことがあるのだが、ナニをするマシンなのか良く分からなかった。
写真では分かりづらいが、アームが付いていてアームを前方へ押すと同じ側のステップが沈み込みながら後方へ移動する。他方の側はそれぞれ反対の方向へ動くという仕組みだ。(アームを前方へ押すと書いたが、アームを手前に引けばステップはせり上がりながら前方へ移動してくる。)
これを使って腕は押すか、引くかをジックリ試して見たかった。
結論から言うと分からない(笑)のだが、いくつか気がついた点を列挙してみると
- 前に押した方がほどよい前傾を保ちやすい。手前に引くと上体が後方に残ってしまうような気がする。
- 前に押した方が速度(速度計が付いているのだが)が出やすい。
- 全身運動となるので結構疲れる。
- 無理矢理上半身と下半身が動かされるので、上半身と下半身の連動性が良くなる(ような気がする)。
このマシンを20分ほど試したが、ペースがつかめずヘロヘロにされておく。
その他、普通にある筋トレマシンを2種類を使って3種ほど補強トレーニング、最後にはJobaに揺られて体幹トレーニングをして撤収!
それにしても「押す」のか「引く」のか...未だ自分的にイメージできず。
1/3経過-12月の練習について-
あっ!という間に12月も1/3を消化してしまった。
今月の目標はスピード練習がメインで、あとは楽しいLSDも2回くらいやろうね。って感じ。
事実この2週間ほどは
- 11/29 インターバルでスピード練習
- 11/30 33km浦幌LSD
- 12/06 インターバルでスピード練習
- 12/07 5kmペース走2本
来年3月までにワンランクアップのスピードをつけておくにはちょっと練習が足りないのではないか?と思っている。
スピードを付けるための練習っていうのは、平たい話が
- ガシガシ走る(当然、効果のある方法で)
- 効率の良い走り方を身につける
ポイント練習は週に1度ないし2度程度だろうから今のままでも良いとして、それだけでは二つ目の効率の良い走り方を身につけることは無理ってもんだ。
効率の良い走り方っていうのは普段のJogで養われるものだろう。
そうだとすると、明らかに今のままでは足りない。足りないどころか、ガシガシ走っている時には走り方に気を配る余裕なんて無いワケだから悪いクセが付くだろう。ま、ひいき目に良くても現状のままってことだ。
で、効率の良い走り方をJogで養う為には「効率の良い走り方」ってどんなの?という疑問に行き着く。
基本的に目指していたものは金哲彦氏提唱する
- 肩胛骨を引く
- 骨盤が旋回する
- 体の真下で着地するように心がけ
- 着した瞬間に腹筋、ケツ筋に力を入れる
おとなしくこれに没頭していれば良かったのかもしれないが、始動の「1」に疑問を感じてしまったのは昨日書いた通りだ。
で、たまたま昨夜、就寝前にスピード練習について本を読んでいて(パラパラとではあるが)驚愕の事実を発見してしまった。
本は「弘山晴美のマラソン術 スピードトレーニングでタイムが伸びる」(弘山勉著)。
嬉しいことに本書の中で「合理的で無駄の無いフォーム」というそのものズバリの項がP43から書かれている。
あっと思ったのがP58の「地面に力を注ぐ」イメージでというところ。全文を掲載したいところだが一部割愛するが、およそ下記の通り
体重を乗り込ませる時に、エネルギーは蓄えられます。腕を前に振りながら蓄えられたエネルギーを地面に伝え、前方への推進力に変換する為に腕は使います。(略)とある。ああああああ、昨日書いたヒラメキってのは、この本を読んだ中身が頭の中に刷り込まれていたんだな(苦笑)。読んだ当時には理解できなかったこの部分だけど、水たまりを飛び越える瞬間、なんとなく理解できる糸口が掴めた感じなんだろうなぁ。
また、切り替えをした脚を全欧に出す為にも、腕は後ろに引きましょう。(略)
で、なんとなく分かってきたら試したくなるのが人情ってもんでしょ。ということで、会社の近所で昼ランしてみた。もちろん、「腕を前に振りながら蓄えられたエネルギーを地面に伝える」をイメージしてみた。
約30分ほど走ってみたが、正しい(良い)体の動きになっているのかは確認のしようがなのだけれど、これは結構疲れた。
午後から仕事に復帰したが背中の筋肉が怠い。使っていない筋肉を使ったからに相違ない(単なる仕事の疲れでは断じてない。と思い込んでおく:笑)
で、気がついたことがある。
ああ、普段のこういうJogは昼休みで良いかも!と...
朝は寒いし、暗いし、億劫で朝ランしていないが、昼の30分程度なら続けられそうな気がしてきた。
大きな勘違いかもしれないが、やる気が出たときにやるってのは間違ってはいないだろう。継続できれば儲けモノだ。
もし、これが継続できればいわゆる「スピード練習」と「効率の良い走り方の体得」が得られるような気がしている。
2008-12-09
目から鱗が...と思ったら
e3グリップやノルディックポールを使って肩胛骨を引く動きを意識してきた。
そして、こうした動きを補強する意味で上半身を鍛えるべく腕立て伏せを毎朝(時には昼、就寝前にも)実施している。
最近ではランニングの時に最初のうちはこうした肩胛骨の引き運動がうまいぐあいにできているような実感もある。
しかし、ちょっとこれで良いのだろうか?という疑問も持っている。
ことのキッカケははせがわさんと一緒に走った帯広の森でのできごとだ。
e3グリップを握っていた僕を見て、ちょっと良いですか?とはせがわさんがe3グリップを握って行った腕振りの動きを見て僕は「あれれ?」と思った。
彼はe3グリップを握った拳を「前」に力を入れて振ったのだ。
彼がなぜ前に振ったのか...疑問はあるが、握りの強さを試す為にグィッとやったのかな?と自分を納得させてみたものの、ずーーーーーーーーーっと気になっていた。
気になってはいたものの、僕は相変わらずe3グリップを持とうがノルディックポールを持とうが肩胛骨を引く動きに注意していたのは言うまでもない。
だって、腕振りは「肘を後ろに引くように」とかいうのを良く目にしていたし、もちろん金哲彦氏の教えにも「肩胛骨を引く」というのがあったからだ。
それでも、なぜ腕を前に振る必要があるのか...妄想せざるを得ない。
そんなことを考えたことがなかったので、僕は単に「肩胛骨を引く反動」が逆の腕を前に振り出させる。という反動説(そんな説はない:笑)で自分を納得させようとしていた。
ところが、それだとはせがわさんの動きを説明できないのだ。彼は力強くグィッと拳を前に出したのであり、反動で動いた動きではない。第一反動で動かすくらいならe3グリップを握った拳は「引く」はずだ。
先日、雨の降った水たまりを飛び越えて行こうとしたときに「はっ」と気がついた。まだ妄想は熟しておらず「ああ、そういうことかもしれない」程度のヒラメキだからアテにはならないのだけれど、一応の結論としてメモしておこうと思う。
水たまりを飛び越える動きを説明するのでは分かりづらいと思うので、ここでは「立ち幅跳び」を例にしてすすめる。
まず、ランニングとは「小さなジャンプの連続である」ということを定義しておく。
これは金哲彦氏もその著書で書かれていたし、弘山勉氏(弘山晴美のご主人)も著書で書かれていたので多分正しい。立ち幅跳びの動きを想像してもらいたいのだが、およそ次の動きをすると思う。
ジャンプなら立ち幅跳びで説明するのもまんざら的外れでもないと思う。
- 両足を前後させずに立ち
- 両腕を後ろに引きながら、力を蓄積
- 両腕を前方へ振り上げながら
- 膝・腰などのバネを使って
- 前方へ体を飛び出させる
しかも、思っていた以上に振り出す腕にはパワーが必要そうだ。
なにより、足の蹴り出しと腕の振り出しのタイミングって頭の中では分かりづらい(多分ここが「動きのコツ」ってやつじゃないだろうか?)。
これをランニングにあてはめるとどうなる?水たまりを飛び越した時のことを思い出しつつ書こうとするが、なんか変だ。
記憶が定かではないのだが、あの時は、右足で踏み切ったけど、その直前の動きは右腕を速く後ろに引いた気がする。
右腕を大きく速く引き、骨盤が旋回して左足が前方へ振り出されるのと同時に左腕も前方に出ていたような気がする。しかも、前に出た左腕に意識はほとんどない。
左の手足が一度に前に出ているという奇妙なフォームになってる(爆)。
自分の思いつきと自分の体動きに矛盾がある。
先の「ジャンプは腕の前方への振り出しで開始される理論」に当てはまるのならば、
- 右腕を前方に鋭く振り出し
- 右足で踏み切り
- 左肩胛骨を引き
- 左足が前方に振り出される
自分の矛盾した動きの中でなぜパワーの源が腕の振り出しにあると閃いたのか不思議でならない。
ま、故に妄想なのかもしれない(大笑)。
それでも、懲りずにこの妄想は追試の対象にした。
2008-12-05
来年の予定を考えてみる
来年頑張るレースをどうしようか?と考えてみた。
この冬は、1ランク上のスピードを手に入れる練習をしつつ、月に2回ほどのペースでLSDをして過ごしたい。
月 | レース | 目標 |
03月 | 白糠ロードレース 10km | 45分切りに挑戦 |
05月 | 洞爺湖マラソン フル | 3時間40分切りに挑戦 |
07月 | 釧路湿原マラソン 30km | 2時間25分切りに挑戦 |
10月 | 別海町パイロットマラソン フル | 3時間30分切りに挑戦 |
冬場のスピード養成練習の成果を3月にテストするって感じ。
これに成功したら、底上げされたスピードを維持しつつ、5月の末の洞爺湖マラソンで40分切りに挑戦し、サブ4ランナー復活を目指す。
そして、シーズン最後の別海町パイロットマラソンでサブ3.5に挑戦する(決して4時間を超えてはならない)。
というのが基本的なスケジュールだ。
3月に思うような成果がなければ追試もしないとならんが、適当な大会が思いつかないが、時期的には本別公園クロスカントリー大会かな?
あ、マスターズで1500m、5000mを走るっていう手もあるな。
あとは、スパイス的に
- ハーフの大会(士別、根室)
- サロマ
- ニセコ
他には地元の有志の大会として、GWの前後には「eRCとかちのフル挑戦会」があるだろうし、マラソンを楽しむ会の大会もあるし、シーズンの末端には日産カップ陸別こがらしマラソンもある。
上手にスケジューリングして、目標の大会にはベストの状態で出走したい。
あと、レースではないけど、過去3年(今年を含む)の走行距離グラフで発覚した5、6月の走り込み不足を解消したいな。なんでこの2ヶ月間は走れていないのか(3年間全く同じ傾向)検証してみたい。
2008-12-04
健脚
今日は朝から会議。
午前中は予備会議。事前に提出されたデータを検討し、午後の本会議に突入するという感じ。
午前中の予備会議で数字の変更が多々あり、これを修正すべく修正個所につき逐一メールで事務所に連絡、データ修正完了後、事務所で修正後のデータに基づいたレジュメを作成、午後の本会議に間に合わせるスケジュールだ。
データの変更箇所が確定し、事務所へレジュメの印刷を依頼。ところが、印刷の際にエラーとなり印刷ができないとの連絡が!
電話であれこれエラー対策を指示するよりも走って事務所に戻ったほうが早いと判断。
会議会場の階段を駆け下り、走る走る。
曲折はあったが、無事に印刷、印刷物をもって再び会議場に向けてダッシュ!
階段もダッシュで上りきり、無事会議の開始に間に合うことができた。
こんなことがあるとつい思ってしまう。
走れる体でよかったと。
走って戻ってきても息切れはしているが、息切れが収まるまでの時間は以前よりもはるかに短いと思う。
しかし、走って戻った方が早い。と思えてしまう自分はすこしオカシイと思う(笑)。
2008-12-03
サブ4復活に向けて-今年の反省材料 その1-
別海で思いっきり攻めて気持ちよく撃沈したこと自体には納得しているし、後悔もしてない。
ただ4時間を上回るゴールタイムということはサブ4ランナーの看板を下ろさねばならぬと覚悟した。
そこで、サブ4復活の為になにをするべきかについてツラツラ考える材料として下記のグラフを作成してみた。
ちょっと画像が汚いがJogNoteから走行距離のデータを引っ張って来て作ってみたグラフだ。
こうしてみると今年(ピンク)は相当走っていた気になっていたが過去3年間で最低水準の延べ走行距離だということに今気がついた。
特に肝心な5月以降は走れていない。というか4月に300kmオーバーが一度あっただけであとはどんどん走行距離が短くなっている。
北海道マラソンで完走賞のメダルがもらえたのは4月の貯金とやりようによって得たものなんだなぁとしみじみ思う。
今年の目標である別海町パイロットマラソンのころには、その貯金を使い果たしていたのだと思わざるをえない。
別海で4時間を切れなかったのは果敢に攻めた結果ではなく、単なる練習不足だったと素直に認めた方がよさそうだ。
しかし、4~6月はなにか共通の事情があるのだろうか?同じような傾向だな。そして、このグラフを見る限り今年の11月は無駄に頑張ってるな(笑)。
2008-12-02
200812の目標
さて、今月はどうするか?ってことだがレースのスケジュール的には来年3月の白糠ロードレースからだろう。
この白糠ロードレースは10kmだから冬期間のスピード練習の成果を見る上で非常に都合の良いレースだ。
去年は冬期間のLSDにうつつを抜かしすぎて50分を切ることができなかったが、一昨年のような練習を経て50分は当然に切りたいし、ハードルの高い目標を持って45分くらいで走りたいとも思っている。
ここで過去の反省を生かすべく2006/12と2007/12のPPPSWの記録を比較してみる。
正直、2007年はこれほどまでに練習していなかったとは思っていなかった。スカスカだし、強度はゆるゆるだ(苦笑)。
確かに2007・3の白糠ではこの甲斐があったし、2008/3では練習していない成果が見事に反映していた。まさに練習は嘘をつかないのだろう。
2006のようにガッチリやれるかは疑問だが、仕事も12月初旬には一段落するし、ちょっと頑張ってみようと思う。
この11月の経験から、Jogの日、ガシガシ走る日(坂路調教の日)、LSDをする日って感じで週に三日程度は走りたい。まぁ、LSDは月に2回程度でいいかもだな。
200811の反省
さて、恒例のひとり反省会。
今月は微妙に目標もなく(設定していない)ある意味難しい一月だった。月初に立てた目標は下記の通り
年末でも年度末でもないが、はやいところ年間の反省会(当然ひとり反省会)を開き、来シーズンに向けて大雑把でも年間のトレーニングスケジュールを立てたいと思う。ああ、年間の反省と目標を立てるのを忘れていたな。
あと、太らないように適当走らねば(笑)
具体的な反省と目標設定はできていなかったが、「LSDの功罪」にも書いたがスピードは正義だと悟り一段ステップアップしたスピードを養成しようと1kmダッシュをしたりした。疲労抜きもかねてLSDもしていた。
そういう意味では目標にしていた「太らないように適当に走ること」はできたと思う。
具体的な目標を設定していないので「闇雲に走っていただけ」なので、有意義な練習であったかは謎だ。
でも、まぁオフシーズンに体を休めながら...という意味では良かったかもしれない。
2008-12-01
限界を超えるために
昨日の浦幌LSDが終わって昼食のカツスパがでてくるまでの間にカナダさんに「どこを鍛えれば速くなれるのか?」とど真ん中の直球で聞かれた。
速くないストレートではあったが、予測していない質問に思わずど真ん中の直球を見逃すしか手がなかった(笑)。第一、そんなことが分かっていたら僕はもっと速くなっている(笑)。
ただ僕が色々なランナーの状況(体)を見て、観察してきて得た有力な説に「腹筋、背筋の強いやつに遅いやつはいない」という説があるが、多分、これは正解だと思う。
あと、最近思うのは体の使い方というか筋肉の使い方のコツというものがあると感じている。練習はこのコツを体得し、筋肉にその動きを教える為に行われるべきであるとも感じている。
異論もあるだろうが極論すれば「スポーツは回転運動」だとすると、運動を速める為には回転を速めてやれば良いことになる。
カリスマランニングコーチの金先生によればランニングの動きは「肩胛骨引く動き」から始動させれば、「骨盤が旋回」し、足が振り出される。という順序であったと思う。(実際には色々なオプションがあるんだけど)そして、金先生はペースを上げる場合はピッチを上げろとも言っている。
つまり、ピッチを上げるには足の動きを速めるのではなく、肩胛骨を引く動きのピッチを速めなければならないということだと思う。
先に運動は回転運動だと書いた。無謀にも肩胛骨を引く動きを回転運動にあてはめるとどうなるかやってみる。
コマのイメージで説明を試みると、コマの芯(直径1cm)が背骨。コマの縁(直径10cm)が肩とする。そして、説明を簡単にし易くする為にランニングの時の肩の動きを右回りに1回転、左回りに1回転する運動を想定する。
本当はランニング運動なので、回転は右回り30度?、左回り30度?(何度なのか知らないけど)に交互に回転運動する。肩(コマの縁というか外周)が一回転するのに要する時間が1秒だったとすると、芯が一回転する時間も1秒なのは自明だ。
また、肩は1秒間に約31.4cm動くが、背骨は1秒間に約3.14cmしか動かないことも理解できるでしょう。
分かり安く言えば「肩を31.4cm動かすには背骨を3.14cmだけ動かせば良い」ということ。速い運動が欲しければ背骨を速く回転させれば良いということだ。
ただし、背骨は回転しない(しないよね)ので、背骨に近い部分を動かしてやれば良いことが分かる。
つまり肩胛骨を引く運動は肩(コマの縁)を動かすのでは効率が悪く(金先生も肩を動かすのではく、僧帽筋等を使えと書いていたと思う)、背骨に近い菱形筋を使って肩胛骨を動かしてやれば良いと言える。
ここで僕は思い出してしまうことがある。ナンバ走りの本で見た肩が動いていないのに肩胛骨がグニャグニャ動いている写真だ。
コマに例えて、回転運動を説明したが人間の体は同心円ではないし、円形でもないし、背骨は体の中心を通ってない。
言いたかったことは、スポーツは回転運動だとするならば中心に近い部分をほんの少し大きく動かすだけで、大きな運動が得られる。ということ。
練習とはこうした中心近くの筋肉を速く、大きく動かすコツを習得して、それを筋肉に教えること。ということ。
思いつきの妄想ではあるが、体の中心に近い筋肉がコアマッスル(インナーマッスル)と呼ばれている筋肉ならば、一般的に言われている「体幹」トレーニングとも符合しているので、まんざらハズレでもなさそうな気がする。
最後になるが、最大の問題は具体的な練習方法が分からないってことだ(滝汗)。
まぁ、意識するだけでも違うものかもしれないので、意識だけはして練習しようと思う。
内転筋の痙攣について考える
昨日の浦幌LSDで連続する上り下りでスッカリ脚がやられたのは先の記事にも書いた。
20km手前のロランCの下り坂では右内転筋がぷるぷるしたのには驚いた。だって、まだ10km以上も残っているので、もしここで痙攣して走れなくなったら生死に関わる。
ぷるぷるっときたとき別海パイロットマラソンを思い出した。あの時も確か25kmくらいだったと思う。あの時も右内転筋だった。
内転筋がぷるぷる来るのは今年になってからだ。それ以前の痙攣と言えば「もも裏」に限られていた。
なぜ内転筋がぷるぷるするのか...素人考えを巡らせてみた(よく調べてもいない、単なる素人考えと推測なのでアテにならないけど)。
内転筋ってなにをするときに使う筋肉なのかしらべてみると「開いた足を閉じる」動きをするらしい。
痙攣するのには色々な要因があるのだろうけど、単純化してしまうと「過負荷な状況」と言えるような気がする。
そうだとすると内転筋の痙攣は、
- 他の脚筋よりも内転筋を多く使っている。
- 他の脚筋に比し、右内転筋が弱い。
- そもそも右内転筋になんらかの故障がある。
内転筋が「開いた足を閉じる」働きをするというのを見て「ドキっ」とした。実は、気になっていたことがある。二つほどあるのだが、読者の方にもイメージし易い事象で説明しておく。
椅子に腰掛け靴下を履いてみて欲しい。
僕の場合、左膝は顎に向けてスッとあがって靴下も履きやすい。ところが右は同じようにやっても膝が上がりづらいし、左では膝が顎に向かって上がっていたのに右は膝が若干外に向いて上がってくる。(中腰(椅子を使わずに)でやると違いが分かり易いかも)
内転筋が云々の問題ではないかもしれないが、僕の場合、右の腿裏、腿の内側にちょっとした違和感があるのは事実だ。
この違和感は前々から気がついていたことだった。右膝の裏側が張っていると感じていた。特に大きな問題もなかったし、普段の練習で走っているときには痛みがあるワケでもなく、変に慣れてしまった感じがする。ランの後のケアをしっかりしておけば良いのかもしれないが、なかなか出来ていないのが現実だ。
本質的には「なぜ右膝裏が張るのか?」という原因を追及しなければならないところだが、残念ながらそんなことは僕に分かりようもない。
しかし、内転筋が痙攣する一つの仮定的なストーリーとしては
疲労の蓄積による膝裏の張りがあるとき(3)、脚(膝)を閉める内転筋は相対的に他の脚筋よりも弱い(2)。それをカバーする為に大腿筋等の大きな筋肉が働いてしまい、結果としてさらに余計に膝が開くことになるので、膝を閉めようと弱くなった内転筋を無理に使い閉めようとしている(1)為、内転筋が過負荷な状況になる。そして、ぷるぷると悲鳴を上げているのじゃないかなぁ~と思う。
僕のできることと言えば、まずは右膝裏のマッサージ、そして、開脚系のストレッチをして右膝の張りをとる努力をしなければならないと思っている。
もうすぐ50だから、文字通り自分の体を自愛せねばなるまい。
カサスの坂
昨日、浦幌LSDと称して釧路のカナダさん、sakaさん、たけしさんと一緒にしなそばさんの設定した32kmコースに行った。
コースは左の青ラインの通りだが、通過ポイントを書くと 浦幌神社を出発 > 霧止峠を登って、下る > 昆布刈石展望台 > 黄金の滝 > ロランC > 出口商店 > 十勝太市街地をすぎたら右折 > 浦幌川東岸を北上し、スタート地点にもどる。 って、感じ。 延べ距離は32kmという話だったが、Garminの計測によれば33.5kmだった(ハメその1) | |
スタートからゴールまでの高低差のグラフ。緑はカシミール3Dに50mメッシュ高度図から生成したもの。赤はGarminのLogによるものだが、概ね一致しているように見える。 Fr201の時はもっと開差があったので、Fr305の精度はかなりのものと思う。 それはともかく、高低図の通り大きな上り下りが4つもある。そんな話は聞いていなかった(ハメその2)。 記憶にある分だけ説明するが、左から スタート直後の浦幌神社裏の坂、霧止め峠の坂、カサスの坂、黄金の滝の坂。 カサスの坂について少々説明する。 カサスは火サスと書いたらわかりやすい。そう、ラスト30分ころに意味もなく海沿いの断崖絶壁の上に出演者が勢揃いする風景を想像してほしい。 カサスの坂を上り切るとそこは太平洋沿岸に切り立った崖の上にある「昆布刈石展望台」なのだ。 まさに「♪じゃんじゃじゃじゃぁ~ん」って感じ。 (昆布刈石での集合写真) | |
ロランCの前を通過、この坂を下りきったあたりに出口商店がある。 出口商店に入って買い物はできない。 ここには出口はあるが入り口がないからである(嘘)。といったらグランド1周を言い渡される(じろーさん&スコップさんプレイ:プレイって言うな!)。 実は、このあたりですっかり僕は足を使ってしまっていた。まだ20kmにも達していない。 基本的にシッカリ30km走る足はできていないのかもしれない。 腿裏が痛い。 |
まだまだ練習が足りない「49歳、老骨に鞭打たねばと誓う、初冬」だった。
それにしてもsakaさんは元気だ。というか、練習もこなしているせいか無駄に仕上がってる(笑)。
上り坂では全員を抜き30mほど先行した地点でカメラを構えポーズを要求する。そう例の意味不明な「万歳ポーズ」だ。意味のないことは好きだ。喜んで諸手を挙げておく(大笑)。
しかし、出口商店以降はその元気すらなかった。要求されても腕が挙げられない(涙)。
というか、しなそばさんはこんなところを走っているのか!「テ○サワにハメられた!」と叫んだのは公然の秘密だ。
ゴール後、汗処理をし終わって近くのうらほろ亭でカツスパ(大)を喰い、釧路方面と帯広方面に分かれたのだが、別れ際の挨拶で「またやりましょうね!」と笑顔でエールを交換。
どうやらまたM度が2ステップくらい上がったらしい(苦笑)。
工作
今年の道マラの当日にサングラスのレンズを交換しようとして、フレームとレンズを固定するパーツを壊してしまったことは書いた。
そういったこともあって別海ではユニクロのサングラスをしたのだが、日暮れも早くなり風の強い日、雪のちらつく日に透明レンズの飛来物防止用にサングラスが欲しくなった。
新しいのを買えばいいのだが、どんなものを買えばいいのか?と迷っているうちにここまで来てしまったが、具体的に欲しいものがハッキリするまでは壊れたサングラスを直して使おうかと思っていろいろと試していた。
このサングラスの良いところはレンズ(色のついた方)が跳ね上げ式になっていること。レンズを「ミラーブラック」「イエロー」「クリア」のいずれかに交換できることにある。
なんとかこの特徴を殺さずに修理したかったのだが、所詮安物であらゆるものがプラでできていて、しかも素材も良くないのか、小さなネジを差し込もうとしても素材が割れそうだし、瞬間接着剤では強度的にもたないことが試行の末分かった。
そこで、跳ね上げ機能を諦めて、単にレンズを差し込むパーツとフレームを「強力両面テープ」で貼り付ける方法を採用した。
この両面テープだが、写真の通り「厚い素材」なので、パーツとフレームとの間に隙間が発生せず良い感じで接着できた。 | |
昨日の浦幌LSDではこれを使ってみたが、出発前のレンズ交換の際の「強度」にも問題がなさそうだ。問題は雨の日などで濡れてしまった時の接着力だけど、はがれてしまってもまた両面テープで着ければ良いので補修も楽ちんだな。 |
これで、今シーズンの冬は大丈夫だろう。