-絶え間なく鍛えた者だけに栄誉が訪れる-

2008-12-01

限界を超えるために

昨日の浦幌LSDが終わって昼食のカツスパがでてくるまでの間にカナダさんに「どこを鍛えれば速くなれるのか?」とど真ん中の直球で聞かれた。

速くないストレートではあったが、予測していない質問に思わずど真ん中の直球を見逃すしか手がなかった(笑)。第一、そんなことが分かっていたら僕はもっと速くなっている(笑)。

ただ僕が色々なランナーの状況(体)を見て、観察してきて得た有力な説に「腹筋、背筋の強いやつに遅いやつはいない」という説があるが、多分、これは正解だと思う。

あと、最近思うのは体の使い方というか筋肉の使い方のコツというものがあると感じている。練習はこのコツを体得し、筋肉にその動きを教える為に行われるべきであるとも感じている。

異論もあるだろうが極論すれば「スポーツは回転運動」だとすると、運動を速める為には回転を速めてやれば良いことになる。


カリスマランニングコーチの金先生によればランニングの動きは「肩胛骨引く動き」から始動させれば、「骨盤が旋回」し、足が振り出される。という順序であったと思う。(実際には色々なオプションがあるんだけど)そして、金先生はペースを上げる場合はピッチを上げろとも言っている。
つまり、ピッチを上げるには足の動きを速めるのではなく、肩胛骨を引く動きのピッチを速めなければならないということだと思う。

先に運動は回転運動だと書いた。無謀にも肩胛骨を引く動きを回転運動にあてはめるとどうなるかやってみる。
コマのイメージで説明を試みると、コマの芯(直径1cm)が背骨。コマの縁(直径10cm)が肩とする。そして、説明を簡単にし易くする為にランニングの時の肩の動きを右回りに1回転、左回りに1回転する運動を想定する。

本当はランニング運動なので、回転は右回り30度?、左回り30度?(何度なのか知らないけど)に交互に回転運動する。
肩(コマの縁というか外周)が一回転するのに要する時間が1秒だったとすると、芯が一回転する時間も1秒なのは自明だ。
また、肩は1秒間に約31.4cm動くが、背骨は1秒間に約3.14cmしか動かないことも理解できるでしょう。

分かり安く言えば「肩を31.4cm動かすには背骨を3.14cmだけ動かせば良い」ということ。速い運動が欲しければ背骨を速く回転させれば良いということだ。
ただし、背骨は回転しない(しないよね)ので、背骨に近い部分を動かしてやれば良いことが分かる。

つまり肩胛骨を引く運動は肩(コマの縁)を動かすのでは効率が悪く(金先生も肩を動かすのではく、僧帽筋等を使えと書いていたと思う)、背骨に近い菱形筋を使って肩胛骨を動かしてやれば良いと言える。
ここで僕は思い出してしまうことがある。ナンバ走りの本で見た肩が動いていないのに肩胛骨がグニャグニャ動いている写真だ。

コマに例えて、回転運動を説明したが人間の体は同心円ではないし、円形でもないし、背骨は体の中心を通ってない。
言いたかったことは、スポーツは回転運動だとするならば中心に近い部分をほんの少し大きく動かすだけで、大きな運動が得られる。ということ。
練習とはこうした中心近くの筋肉を速く、大きく動かすコツを習得して、それを筋肉に教えること。ということ。

思いつきの妄想ではあるが、体の中心に近い筋肉がコアマッスル(インナーマッスル)と呼ばれている筋肉ならば、一般的に言われている「体幹」トレーニングとも符合しているので、まんざらハズレでもなさそうな気がする。


最後になるが、最大の問題は具体的な練習方法が分からないってことだ(滝汗)。
まぁ、意識するだけでも違うものかもしれないので、意識だけはして練習しようと思う。

4 コメント:

越中のお馬鹿 さんのコメント...

「カサスの坂」を拝見して、「いいコースですね。羨ましいです。どれぐらいのペースで走られたのですか?」と書き込もうとしたら、既に「内転筋肉」と「金コーチ」の話が追加されていて驚きました。驚いたのは更新の素早さもなのですが、「内転筋」と「肩胛骨」は、僕のテーマでもあるからなのです。
カリスマコーチは「骨盤・丹田・肩胛骨」だと宣っておられましたね。僕の場合、ま「劇的にスピードが上がった」みたいな効果はまだありませんが、「走れる距離がかなり延びた」「登り坂が楽になった」という効果がありましたよ。
たしろさんのブログが、ますます楽しみになってきました。

たしろ さんのコメント...

To:越中のお馬鹿さん
カサスの坂は気持ちの良い景観でした。一応の名所?で遊んでいたりしたので全行程で4時間10分ほどかかりました。遊んでいた時間に時計を止めていた仲間の話では走った平均ペースは6:30/km程度だったようです。僕にはLSDとしてはかなり速いペースだったと思います(多分、速いペースなのでガッツリやられたのだと思います)。

ブログへの書き込みですが、ブログで公開する前のネタ(書きかけのネタ)は常に書き込んであり、時々それを眺めては仕上げて公開するというようなことも多いので、一気に脈略のない(あるいは関連事項の)ネタをアップすることがあります。

僕の記事を楽しんでいただけて嬉しく思いますが、まぁ所詮素人のたわごとですので、読み流してくださいね(笑)。

カナダ さんのコメント...

最近自転車の本を読んでいると、体幹を鍛えると速くなると書いてました。
自転車の場合は、それをハンドルの位置やサドルの位置等で強制的?にカチっとした設定ができるような気がしました。それにより、体幹を鍛えてより速くなることが書かれていました(エンゾ・早川著「らくだのこぶ・・」書名は忘れました。)
一方ランはそのような器具により体を固定ができない分、遊びもでてくるので、意識して鍛える必要があり、それをクリアすれば速くなるかなあと思ったもので、冒頭の質問に至ったというわけです。
今までは楽しければいいやと思っていましたが、最近は少しだけたしろさんのように疑問を持って走らないとだめかなあと思っている今日この頃です。

たしろ さんのコメント...

To:カナダさん
体幹を鍛えると速くなる。というのは確かにその通りなのだと思います。

楽しければいいやというのもその通りですよね。つまらなければとっくにやめています。
前にもどっかで書きましたが、僕はいろんなことを試行するのが好きですし、結果はともかく試行するのが楽しくしかたありません。
速くなりたいと思うのは、速く走れるようになれば「もっと楽しい」と思うからです。
たとえ、速く走ることができなくても、ランニングは楽しいですし、失うものはなにもないです。
なので「ぜぇーぜぇーはぁーはぁー」して苦しくてもなんか楽しいですよね(単にMが高じているだけかもしれませんけど:笑)。