-絶え間なく鍛えた者だけに栄誉が訪れる-

2008-12-01

内転筋の痙攣について考える

昨日の浦幌LSDで連続する上り下りでスッカリ脚がやられたのは先の記事にも書いた。

20km手前のロランCの下り坂では右内転筋がぷるぷるしたのには驚いた。だって、まだ10km以上も残っているので、もしここで痙攣して走れなくなったら生死に関わる。

ぷるぷるっときたとき別海パイロットマラソンを思い出した。あの時も確か25kmくらいだったと思う。あの時も右内転筋だった。
内転筋がぷるぷる来るのは今年になってからだ。それ以前の痙攣と言えば「もも裏」に限られていた。

なぜ内転筋がぷるぷるするのか...素人考えを巡らせてみた(よく調べてもいない、単なる素人考えと推測なのでアテにならないけど)。
内転筋ってなにをするときに使う筋肉なのかしらべてみると「開いた足を閉じる」動きをするらしい。
痙攣するのには色々な要因があるのだろうけど、単純化してしまうと「過負荷な状況」と言えるような気がする。
そうだとすると内転筋の痙攣は、

  1. 他の脚筋よりも内転筋を多く使っている。
  2. 他の脚筋に比し、右内転筋が弱い。
  3. そもそも右内転筋になんらかの故障がある。
ので、右内転筋が過負荷な状態となりぷるぷるしたと思ったりする。
内転筋が「開いた足を閉じる」働きをするというのを見て「ドキっ」とした。実は、気になっていたことがある。二つほどあるのだが、読者の方にもイメージし易い事象で説明しておく。

椅子に腰掛け靴下を履いてみて欲しい。

僕の場合、左膝は顎に向けてスッとあがって靴下も履きやすい。ところが右は同じようにやっても膝が上がりづらいし、左では膝が顎に向かって上がっていたのに右は膝が若干外に向いて上がってくる。(中腰(椅子を使わずに)でやると違いが分かり易いかも)

内転筋が云々の問題ではないかもしれないが、僕の場合、右の腿裏、腿の内側にちょっとした違和感があるのは事実だ。
この違和感は前々から気がついていたことだった。右膝の裏側が張っていると感じていた。特に大きな問題もなかったし、普段の練習で走っているときには痛みがあるワケでもなく、変に慣れてしまった感じがする。ランの後のケアをしっかりしておけば良いのかもしれないが、なかなか出来ていないのが現実だ。

本質的には「なぜ右膝裏が張るのか?」という原因を追及しなければならないところだが、残念ながらそんなことは僕に分かりようもない。
しかし、内転筋が痙攣する一つの仮定的なストーリーとしては
疲労の蓄積による膝裏の張りがあるとき(3)、脚(膝)を閉める内転筋は相対的に他の脚筋よりも弱い(2)。それをカバーする為に大腿筋等の大きな筋肉が働いてしまい、結果としてさらに余計に膝が開くことになるので、膝を閉めようと弱くなった内転筋を無理に使い閉めようとしている(1)為、内転筋が過負荷な状況になる。
そして、ぷるぷると悲鳴を上げているのじゃないかなぁ~と思う。

僕のできることと言えば、まずは右膝裏のマッサージ、そして、開脚系のストレッチをして右膝の張りをとる努力をしなければならないと思っている。

もうすぐ50だから、文字通り自分の体を自愛せねばなるまい。

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