-絶え間なく鍛えた者だけに栄誉が訪れる-

2008-12-09

目から鱗が...と思ったら

e3グリップやノルディックポールを使って肩胛骨を引く動きを意識してきた。
そして、こうした動きを補強する意味で上半身を鍛えるべく腕立て伏せを毎朝(時には昼、就寝前にも)実施している。

最近ではランニングの時に最初のうちはこうした肩胛骨の引き運動がうまいぐあいにできているような実感もある。
しかし、ちょっとこれで良いのだろうか?という疑問も持っている。

ことのキッカケははせがわさんと一緒に走った帯広の森でのできごとだ。
e3グリップを握っていた僕を見て、ちょっと良いですか?とはせがわさんがe3グリップを握って行った腕振りの動きを見て僕は「あれれ?」と思った。
彼はe3グリップを握った拳を「前」に力を入れて振ったのだ。

彼がなぜ前に振ったのか...疑問はあるが、握りの強さを試す為にグィッとやったのかな?と自分を納得させてみたものの、ずーーーーーーーーーっと気になっていた。
気になってはいたものの、僕は相変わらずe3グリップを持とうがノルディックポールを持とうが肩胛骨を引く動きに注意していたのは言うまでもない。
だって、腕振りは「肘を後ろに引くように」とかいうのを良く目にしていたし、もちろん金哲彦氏の教えにも「肩胛骨を引く」というのがあったからだ。

それでも、なぜ腕を前に振る必要があるのか...妄想せざるを得ない。
そんなことを考えたことがなかったので、僕は単に「肩胛骨を引く反動」が逆の腕を前に振り出させる。という反動説(そんな説はない:笑)で自分を納得させようとしていた。
ところが、それだとはせがわさんの動きを説明できないのだ。彼は力強くグィッと拳を前に出したのであり、反動で動いた動きではない。第一反動で動かすくらいならe3グリップを握った拳は「引く」はずだ。

先日、雨の降った水たまりを飛び越えて行こうとしたときに「はっ」と気がついた。まだ妄想は熟しておらず「ああ、そういうことかもしれない」程度のヒラメキだからアテにはならないのだけれど、一応の結論としてメモしておこうと思う。
水たまりを飛び越える動きを説明するのでは分かりづらいと思うので、ここでは「立ち幅跳び」を例にしてすすめる。

まず、ランニングとは「小さなジャンプの連続である」ということを定義しておく。

これは金哲彦氏もその著書で書かれていたし、弘山勉氏(弘山晴美のご主人)も著書で書かれていたので多分正しい。
ジャンプなら立ち幅跳びで説明するのもまんざら的外れでもないと思う。
立ち幅跳びの動きを想像してもらいたいのだが、およそ次の動きをすると思う。
  1. 両足を前後させずに立ち
  2. 両腕を後ろに引きながら、力を蓄積
  3. 両腕を前方へ振り上げながら
  4. 膝・腰などのバネを使って
  5. 前方へ体を飛び出させる
確かに3で腕を前に振る動きが出てくる。しかも、腕は引いた反動で振り出されるのではなく、腕を前に振り出す為に後ろに引くと思える。
しかも、思っていた以上に振り出す腕にはパワーが必要そうだ。
なにより、足の蹴り出しと腕の振り出しのタイミングって頭の中では分かりづらい(多分ここが「動きのコツ」ってやつじゃないだろうか?)。

これをランニングにあてはめるとどうなる?水たまりを飛び越した時のことを思い出しつつ書こうとするが、なんか変だ。
記憶が定かではないのだが、あの時は、右足で踏み切ったけど、その直前の動きは右腕を速く後ろに引いた気がする。
右腕を大きく速く引き、骨盤が旋回して左足が前方へ振り出されるのと同時に左腕も前方に出ていたような気がする。しかも、前に出た左腕に意識はほとんどない。
左の手足が一度に前に出ているという奇妙なフォームになってる(爆)。

自分の思いつきと自分の体動きに矛盾がある。
先の「ジャンプは腕の前方への振り出しで開始される理論」に当てはまるのならば、
  • 右腕を前方に鋭く振り出し
  • 右足で踏み切り
  • 左肩胛骨を引き
  • 左足が前方に振り出される
はず。個別に体の動きを書くとこうなるけど、実際には全部が同時一瞬の間に行われるハズだよな?

自分の矛盾した動きの中でなぜパワーの源が腕の振り出しにあると閃いたのか不思議でならない。
ま、故に妄想なのかもしれない(大笑)。

それでも、懲りずにこの妄想は追試の対象にした。

2 コメント:

越中のおばか さんのコメント...

 たしろさんの妄想している姿を想像したら、思わず吹き出しちゃいました。
あーーー、同じような妄想をしてる人が、オレ以外いるんだなぁ・・・って(笑)
 仲間に「こうれは、・・・・こうなんじゃない?」とか妄想を説明すると、大抵取り合ってももらえず、冷たい視線にさらされるので少し寂しい気持ちでしたが、今回は勇気を頂きました!

 片方の腕が振り出されるということは、もう一方の腕(肩胛骨)は引かれるってことなっじゃないですかね?背骨を軸に旋回しますから。
人間の上半身は、前方には腕を振り出しやすくても、後方には引きにくそうに感じます。だから、前後均等に腕をスイングさせるためには「引く意識」を持つことが必要なんだと考えているのですが・・・。
それはすなわち、背骨を軸に骨盤が効率良く旋回するために必要な動きなのだと僕は勝手に妄想しています。

eグリップを買おうか迷っている今日この頃です。

たしろ さんのコメント...

To:越中のお馬鹿さん
まぁ、妄想をしているのも楽しみの一つです。
僕はあまり仲間には妄想話はしません。意図的にしないというよりも、忘れていることが多いからです(笑)。
で、忘れしまわないようにここにメモしているって感じですね。

で、「引き」と「押し」の関係ですが、身体の動きとしては仰るとおりなんですが、「引き」ばかりを意識すると「押し」がおろそかになるなぁ~と思ってしまいました。
ランニングが小さなジャンプの連続だとするならば、単純化した「立ち幅跳び理論」によれば、「引きは準備」であり、実際のパワーは押しで発揮されると思うのです。

まぁ、素人考えですし、こういう妄想を試行しながら妄想をふくらませるのも楽しみでありますので深く考えていないんですけどね(笑)。