昨日「踵のフィッティング-実践あるのみ-」を書いたように作ったウレタンシート(僕の使った素材は実際は違う素材だったと思う)を普段履きのNB 574Jに貼り付け、うろうろ歩き回った(DIYショップに素材を探しに行った)時の感想を踏まえ、ウレタンシートの効果と貼り付け位置について思ったところを書きたいと思う。
表題に「ウレタンシートチューン」としたが、元ネタの公表者であるシューズマスターは既に「カーボンシートチューン」、「コルクシートチューン」を提唱されているので、この踵のフィッティングを目的としたウレタンシートを使うチューンは「ウレタンシートチューン」でなければならないと思い、表題の通り命名した。
ウレタンシートのパーツの作り方
とにかく、素材が整ったら「踵のフィッティング-実践あるのみ-」にある方法で作ることは簡単だ。
しかし、ウレタンスポンジシート、両面テープ等素材については多種あって、ウレタンシートの耐久性、質感の他、両面テープにも接着強度、テープの厚み(1~3mm程度の厚みがあるものもある)等、自分の好みや感覚を頼りに試行錯誤することも必要だと思う。
パーツの貼り付け場所
一番の悩みどころは、パーツの貼り付け場所だと思う。
結局のところ、貼り付け場所は好みと感覚を頼りに微調整が必要で、その為にもパーツは多数作って置いた方が良いと思う。
左写真に緑枠、赤枠で示したが、僕は実践にあたり左足は緑枠の場所に、右足は赤枠の場所に貼って見た。
緑枠、赤枠の違いを文字で書くと
緑枠 | くるぶし直下よりも踵よりで、足入れ口からやや底側(赤枠よりも下側)に貼った。 |
赤枠 | くるぶし直下で、足入れ口を若干巻き込むように貼った。 |
写真が暗くて見づらいかもしれないが、実際に貼り付けた場所は写真のようなところだ。
貼り付け位置の上下について
写真はダブルクリックで拡大されるが、右足側は足入れ部分を若干巻き込むように貼られているのが分かると思う。
左足、赤丸で囲った部分を注目すると剥がれかかっている。
これは足入れをする際にパーツが足と擦れて剥がれるからだ(脱ぐときは問題なかった)。
右足側にはそのような兆候は見られないので、足入れ部のパッドの部分を若干巻き込むような感じでパーツを貼った方が良いと思う。
従って、貼り付け位置の上下については上側(足入れ口を一部巻き込むように)に貼った方が良い。
貼り付け位置の前後について
次に貼り付け位置の前後関係(踵寄りか、つま先寄りか)だが、これは個体差が大きいところだと思うので一概に結論づけられないが、幅4cmのパーツを貼るのだから(思ったよりも範囲が広い)「くるぶし直下」の位置に貼るのがスタンダードで、好みに応じて前後1cm程度が調整の上限だろうと思う。
あまり踵寄りだと踵が浅く感じられるし、あまりつま先側だと踵のフィット感が得られないように感じた。
昨日の感じでは、右足の赤枠の場所(くるぶし直下)の方がよりフィットする感じがあったと思う。
縦長に貼るという選択枝もあると先に書いたが、その他にも3cm×4cmというパーツの大きさを調整することも良い方法かもしれない。
しかし、こういう細かな調整はなかなか難しいと思われる。
一応、貼り付け位置(上下関係)については一応の結論が得られたので、普段履きのNB 574Jにパーツを貼り直した。また、以前より踵のフィット具合に問題を感じていたNB 800Aにも貼って見た。
現在、体調の具合がイマイチなのでNB 800Aを使って実走できないが、後日、普段履きのNB 574Jでその感想をまた書こうと思う。
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