-絶え間なく鍛えた者だけに栄誉が訪れる-

2007-10-15

給水ロスの特定と上り、下りの影響

このグラフを見ていて、ところどころに突出してペースが落ちているところがある。
これは一体ナニ?と思っていました。

突出しているところを見てみると11km、13km、18km、26km...ふと「これは給水?」と思い当たりました。
確かに給水地点やスポンジポイントは5km、7.5kmなどですがLAPタイムに影響してくるのは6km、8km等ですよね。




左は、上記のグラフの通り給水ポイント(6km以降5kmごと)、スポンジポイント(8km以降5kmごと)にピンクで○をつけてみました。(ちょっと見づらいのでダブルクリックで拡大して良く見てね。)

やはり給水ポイントではLAPが落ちていますね。
グラフの目盛り取りのせいもあって結構大きなロスに見えるが概ね5~10秒程度のロスのようです。

対応策といっても、僕の場合、給水を取らずに...は選択肢にないので、全部で15箇所ある給水などのでのロスタイムを半分に減らすとかいう努力をすれば約1分程度は短縮できる計算になります。
コップやスポンジの取り方、飲み方等を練習するのもタイムアップの一つの手段かもしれません(それよりも、もっと速く走れる練習が必要ですね:汗)。

ところで、上記図で給水ロスのあった場所を特定できたわけですが、給水でもないのに前後のLAPよりも異常に遅いLAPがあります。
例えば、23~24km。同じような現象が29~30km、33~34km等にも見られます。
みごとに標高データとしては概ね平坦地の部分ですね。
23km以降は下りでないとどんどんとLAPタイムが落ちています。つまり、僕のペースダウンは23km地点から目に見えて始まっていたんですね。そして、41~42kmのゆるやかな上りではついに6分/kmを越えてしまいました。
本当に下りに助けられたレースだったんですね。例えば26~27kmは標準的な下りで05:16/kmくらい。件の29~30kmの平坦部では05:23/kmなので、下りでは7秒くらい助けられています。

逆に上りの時はどうだったんだろうと見てみると、例えば13~14km地点の平坦部では05:07/kmくらいですが、次の上り(14~15km)では05:13/kmになっています。これは5秒くらい遅くさせてくれる上りっていうことなんでしょうね。

これらを考えると05:05/kmで30kmを走って、かなりの余裕があるように練習しないと3:40:00は切れない感じです。結構、キビシイぃ~。

2 コメント:

匿名 さんのコメント...

 oyadiさんにも指摘されましたが給水・給食時のタイムロスというのは結構大きいと実感しています。別海では給水地点でパワージェルを仕舞い込んでいる隙に併走していたランナーにかなり先行されてしまいました。それを数回にわたって繰り返していたら相当の距離になっていました。次のレースではここらの改善を考慮して臨みたいと思っています。

たしろ さんのコメント...

To:北の大地さん
今まであまり気にしなかった給水のロスですが、今回の1kmごとのLAPを見て考え方を変える必要性を感じました。
給水やスポンジポイントは上手にやると結構なタイム短縮になりそうです。
フルマラソンでは「オアシス」的存在ではありますが、改善の余地がありそうですね。僕は「こがらし」で今までとは違う方法を試してみたいです。北の大地さんはフルマラソン挑戦会で頑張ってくださいね。