-絶え間なく鍛えた者だけに栄誉が訪れる-

2008-02-29

200803目標

2月の練習記録がさっぱりだった。今月末(23日)は白糠ロードレースがあるが、ここで自己記録を狙うというほどの練習は出来ていないし、今から本番に向けて練習時間を確保できる見込みもない。

仕事の方は順調に消化できていて、少し頑張れば(カンテツを何日か取り入れれば)3/15には終われそうな予感を持っている。
なので、まずここはサラリーマンらしく仕事をやっつけることを目標にしよう。(休日は休まないと体がしんどいのでJogをして気分転換をはかりつつ体を休めること)
なので、トレーニングに関する今月の目標は三つ

  • 週一で良いから走ること。走りをやめないこと。
  • 腹筋は継続すること
  • 走行距離は短くなるので体重管理には十分気を配ること。
目先の白糠ロードレースにあわせるのではなく、もっと1年を通した目標レースを選定して今年のレースへの参加プランを立てて、トレーニングスケジュールを組み立てよう。

大変興味はあるのだが、今のところ「洞爺湖」や「千歳」は無理だな。

200802の反省

いろいろなランナーのブログを見て今日で2月が終わることを知る。
あわててJogNoteで走行距離を調べてみたら100km走っていない。走行距離がトレーニングの目安だとは思わないが、なんぼなんでも100km未満というのはいかがなものかとガッカリしておく。

詳細について見ると

  • 週一で走ることを忘れない程度にJogを継続していたこと。
  • 10kmは給水なしで走る練習をしたこと。
  • 一応、LSDばかりの年末年始から脱皮しようと速度(心拍数強度)を上げた練習を取り入れたこと
  • 残業を抜け出し、Jogしてまた残業に戻るという工夫にトライしてみたこと。
  • ささやかながら腹筋運動を開始、継続できていること。
と、数字はともかく内容は評価できる。

ただ、食事、飲酒量の管理等の体重管理についてはダメ出しをしておく。

2008-02-28

踵補修-シューグーでGT-2100を補修-

先日いただいたGT-2100を洗濯した。で、ついでに踵部をシューグーで補修したのでメモ。
慣れたせいか今回は上手く出来たと思う。





修復の方法は「修復計画その1」「その2」「その3」に書いてあります。


僕の使ったシューグーはこれ!
DIYショップでも買えると思うけど、左写真をクリックするネットショップで購入できるよ。

今年のレース予定

去年の暮れに参加レース候補を書いた。今年はフルマラソンを頑張るという目標を立てたのだが、別海町パイロットマラソン一本勝負というのもちょっと無謀な予感。
シーズン前半にフルマラソンを走ってみるというのも悪くはないのだが、そうすると洞爺湖か千歳になる。

というか、そもそも千歳か洞爺湖かというと景色的には洞爺湖の方が気持ちが良さそうだ。でも、洞爺湖での車中泊は良いとして(去年別海で経験しているし)も、いかにも遠いなぁ...(約300kmかぁ、別海に行くよりも遠い。)
すると千歳になるのかぁ...


大会名
種目
3月23日
白糠ロードレース
10km
4月20日
ほんべつ公園クロスカントリー大会
8km?
5月3日
第一回eRCとかちフル記録会
フル
5月25日
洞爺湖マラソン
フル
6月16日
マラソンを楽しむ会ハーフ
7月27日
釧路湿原マラソン
30km
8月31日
北海道マラソン
フル
8月
根室ノサップハーフマラソン
ハーフ
10月5日
別海町パイロットマラソンフル
11月
日産カップ陸別こがらしマラソン
ハーフ
上記のほかに「マスターズ陸上」の予定が良く分かっていないのでなんとも言えないが、もし洞爺湖に出るならマラソンを楽しむ会はハーフだろうなぁ...

靴処分

どうにもサイズが合わず履かなくなった靴を処分しようと思う。

それなりに思い入れもあるが、これ以上履かないままなら靴の為に良くない。使えそうなうち(経年劣化がひどくなる前)に履いてくれる人に差し上げようと思う。
そこで、今度の日曜日に白糠ロードレースの練習会があるので、下記の靴を持って行って履いてもらえる人に差し上げようと思うので事前に広告しておく(大笑)。(RT800に欠陥を発見。これは廃棄処分が相当と思われるのでリストから除外した:2008/02/29)



メーカー モデル 入手年月日
使用距離
コメント
Asics Duelist
27cm
2004年秋 335km
室内トレーニング用として購入。屋外での使用はしていない。
26.5cmの人が対象かしら?

Asics Lyteracer
26.0cm
2004年5月 149km 踵部をシューグーで一度補修している。スピードトレ用として使っていた。使用距離の割りにグッタリしている(笑)

NewBlance RT823
26.0cm EE
2006年7月
161km 昨年はこの靴でハーフベストだったが、足の指先がトウに当たり白爪となり、怖くて履けない。

2008-02-27

腹筋

トレーニングネタがない。
ということで最近なんとか頑張っているのが腹筋。

自慢じゃないが僕は腹筋運動に自信がない。質、量の両方ともだ。
質はともかく量としては「1セット20回」を朝、昼、夜に1セットやるだけ。

左は会社に置いているエクササイズマット。
こうやってマットをデスクの下に置き、ひざを曲げ上体をへそが見えるところまで起こす。上体を戻す時は息を吸いながらゆっくりと...
件のエクササイズマットは立派に見えるけどマットの中は低反発のマットではなくて普通のスポンジという超安物。
それでも、昼の腹筋運動の時には非常に役立つ。もちろん、そのまま昼寝だってできる(笑)。

そういえば腹筋を再開して1週間程度か。ここ2、3日は疲れのためか15回くらいから辛くなる。ダメな腹筋だ。(だから腹筋運動をして鍛えているつもり)

2008-02-25

バランスを保つ三つの要素

今朝出社する途中でカーラジオから聴いていた情報を忘れないうちにメモ。
残念なことに結論までは聴けなかったが興味深い話題だったのでメモしておく。

いわゆるバランスを保つ(バランスを察知する)機能として下記の3つがある。

  1. 視覚による調整(視覚によって平衡感覚を調整しようとする機能)
  2. 三半規管による調整
  3. 体圧による調整(例えば、両足でまっすぐに立った時、左右の足に均等の体重配分、足の真ん中に体重がのっているか感知する感覚的な機能。)
だそうだ。(但し、3について「体圧」と言っていたかは記憶に間違いがあるかもしれない。)

どうやら現代人は3が衰えており、1に頼り過ぎているというような話だった。
例えば
目をつぶって、その場で足踏みをする。ほとんどの人は前後左右に移動してしまうらしい。これは視覚に頼ってバランスを取っていることの証明らしい。
その場でぐるぐる回ってしまう人
その場で足踏みなのに5mも10mも移動してしまう人
後進してしまう人
様々らしい。
3が衰えた原因は体が接触する部分が「軟らかくなっている」ことをあげていた。
イスの座面のクッション、イスそのもののクッション性。また、靴も「底の柔らかい靴」等も例示していた。

そうした状況の中で適正なバランスを取り戻すにはどうするのか?ということについては、会社に到着してしまったので聴けなかった(滝汗)。

2008-02-21

里子到着

先日、札幌のランナーのGTのお下がりをお願いしていた。それが今日届いた。
写真を掲載したのは「靴底診断」ではない。

今日到着した靴は左、右には僕の今も現役のGTを並べてみた。左は約1000kmという話、右は僕の記録によれば1200km。

靴底は1000km使ったとは思えないほど上物だ。それに比べて僕のは前足部(踏み込み部?)の磨耗が激しく、特に拇指球のあたりはそろそろミッドソールに届こうかという感じだ。

靴の減りは「抵抗」の現れだとすれば、僕は「抵抗」を掛けながら走っているといえる。さて、どう改善するか?と悩んでみても分からない。とりあえず右GTのカーボンシートを頂いた左のGTへ移植しようと剥がしてみたらカーボンシートが割れてしまった。断念しておく。

--追記
20080221帰宅して、入浴後に両GTを洗う。
インソール、シューレースを外し、バケツに用意した洗濯洗剤を溶かした湯に「靴」「シューレース」「インソール」を30分ほどつけておく。
後は、外側、内側、底をたわしでゴシゴシ洗う。シュータンは揉み洗い。
洗った後は、洗濯機で脱水。
靴にシューレースを通し、中に新聞紙をシューズの形を整形するように入れ(詰め)て、シューレースをひっかけるように靴をぶらさげて乾燥させる。

まだ、乾燥していないけど、乾燥したら「シューグー」で踵を修復しておくかな。

フィットする靴-板かまぼこからひょうたん理論-

ランニングシューズに関してお悩みの方が多いということを思い知らされた一週間だった。
先日書いた「正しいヒールロックの履き方-私的理解-」がシューズマスターのブログで紹介され、その初日には読者数が延べ800人を越えてしまった。

そして、今でもコメント欄や私信で色々と問い合わせ(質問等)を頂戴している。

申し上げておくが、僕は普通以下の(不摂生で、ラクしたがりのなんちゃって)ランナーに過ぎない。
自分の体験談や空想(あるいは妄想や思い込み)の話はできても理論上正しいお話はしたくても出来ないということをご承知おき願いたい。

で、先ほどは「幅が合わない、ホールドの甘い検証実験」について投稿した。

この際だからかねてから暖めていた「正しい靴の選び方というのは多分こういうことだろう」ということについて、「板かまぼこからひょうたん理論」をもって説明してみようかと思う。

まず、ランナーにとって良い靴というのどんな靴なのかということだが、これは先日の「正しいヒールロックの履き方-私的理解-」の後段に書いたが、再度ご紹介する。

いつまでもシッカリと足と靴の一体感が損なわれず、運動中に靴の性能を享受できる靴。
であると結論づけた。

単純化のため膝や腰などへの負担を軽減する各種機能は考慮外とすれば、要は長時間(長距離)をつかってもフィット感の損なわれない靴が良い靴ということになる。

靴のフィット感とは?が問題になるが日本語としては「ぴったりサイズ」と言え、靴の中で足が遊ばないという空間的視点、足ざわりというか風合いやホールド感などの感覚的な視点が満たされた時に「フィットする」というのだと思う。
後者の感覚的な視点は千差万別なので、フィット感を他者と共有共感することは難しい。

したがって、先ずは空間的な視点から数点靴選び出し、その後嗜好に応じて感覚的な視点から靴を最終決定すれば良いことになる。(一応、説明上の単純化のためいわゆる保安機能は度外視しているが、実際のシューズ選びに際しては「保安機能」は考慮すべき必須の項目である。)

足と靴の関係について、まず足のサイズ理論的要素について理解したい。
わが国には「日本工業規格」(JIS)があるが、靴のサイズについて分かりやすいのが「丸正靴店」の「サイズとワイズと靴の選び方」なので紹介しておく。

特に「足長」「足幅」「足囲」の定義を理解してもらいたい。

左図の「板かまぼこ」のイメージ図を使って説明する(板かまぼこからひょうたん理論らしく)。
板かまぼこ全体が靴であり、板がソール(底)で、かまぼこ本体は中空のイメージ。この場合、
足長=板の長さ
足幅=板の幅
足囲=かまぼこ断面の周長(太線)
ということなる。

足長は良くご存知だと思うが、足幅や足囲についてはその違いをよく理解していただきたい。
そうしないと、シューズマスターの言う「幅」の意味が混同してしまうケースがある。もっとも足囲は「width」(ウィズ)と書くので「Wide」の幅と誤認しやすいように思う(僕も誤認していた)。

「幅」についてもうひとつ重要なことがある。それは、足は「幅」よりも広いところがない。ということ。

先ほど紹介したWebページの「ステップ1=測定」をも参照願いたいが、
板かまぼこからひょうたん理論の「幅」はこのページで説明しているC、D間であり、これより幅の広いところは「踵側」にも「つま先側」にも存在しない。このことは忘れないで欲しい(ここ、テストに出るぞぉ~)。

最初に絶対に選んではいけない靴についてだが、板の「幅」から足がはみ出る靴はダメ(らしい)。
通称「棚落ち」というらしい。(図の場合、棚落ちというより「板落ち」だが)
なぜダメなのか?ということになると、これは僕の想像だが「安定性が欠如する」「怪我の可能性が増大する」ということだろうと推察している。こういう靴では自分の靴の底の高さで常に足をくじく可能性がある
ことは想像に難くない。
ショップで、棚落ちしていないかの検証方法としては、試し履きしている靴のインソールを取り出して、そのインソールに自分の足を乗せて見比べれば分かるのではないだろうか。

シューズあわせの実践的手順
これはシューズマスターのブログの記事を網羅的に読んだ記憶(記憶なので曖昧なところもある)と僕自身の経験を書く。
注意事項は1時間はかかるので時間に余裕をもっておくこと。靴は必ず両足履くこと(入らない場合は除く:笑)くらいだろうか。試し履きする時間帯はあまり関係ないらしい。
  1. まず、狙ったモデルをひとつに絞る。(1日に試し履きは3足までなので、複数モデルを試すと混乱するだけ)
  2. 今、履いている靴のサイズの1cm下のサイズから足を入れる。
  3. 足が入ったらヒールロックの手順で履いてみる。入らなかったら0.5cmサイズアップして足入れからやりなおす。(つま先が当たる場合は避けた方が無難。気にならなければOKらしい)
  4. 棚落ち、指先が当たり気になってしまう場合(痛い場合)は0.5cmサイズアップして「3」に戻る。足長、幅に余裕を感じたら0.5cmサイズダウンして「3」に戻る。特に問題なさそうなら次へ
  5. シューズを両足に履いたままウロウロしてみる。トレッドミルなどで試走できるショップならさせてもらう。とにかく少し長目の時間履いて歩く(座らずにほかの商品を見るとかして時間をつぶす)。途中「ゆるく感じる」「キツク感じる」様になったら「ヒールロックをやり直す」。そして次の3つについて注釈部分に書いた注意事項を理解の上、自己評価する(自分のことなので自己評価するしかない)。
    1. 「踵」のホールドはしっかりしているか?
    2. 「幅」は大きくないか?
    3. 中足のホールド感はどうだ?
    4. このまま30km走れるか?自問する。
    5. 「Yes」ならレジへ、「No」なら次へ
  6. 今日試し履きを3足した「Yes」なら今日は帰る。「No」なら0.5cmサイズアップして「2」へ(この段階では多分大きなサイズになっていないと思う。もし、大きいと感じたのなら「サイズダウン」して「2」へ)

注釈
5の意思決定に際に重要なのが「幅」と「踵」のフィッティングだと思う。
この点、シューズマスターは「幅」だと口をすっぱくして言っている(書いている)が「踵」のホールドがダメなら全てダメとも言っているので「踵」のホールド性が最重要だと思う。
なぜなら踵は
ヒールロックの根幹であるのでこれがグラつくようでは「ロック」のしようがない。また、踵は「コルクシート」等による手軽な調整が出来ないというチューニングの難易の問題もあると推察している。

踵をOKと評価したら次は5-2の「幅」が問題になる。
さて、問題です。足の幅よりも靴の幅(板かまぼこの板幅)が広い場合、靴の中で足が遊んじゃいます。こういう靴は選んではいけませんが、それはなぜでしょうか?
答え、幅が広いので左右に動くのは当然だが、足には足幅(C,D間)よりも広い部分がないので、足(指)の先端から踵の後端まで自在に動いてしまうことになる。そうなってしまっては、ヒールロックの意味もなさなくなるから。参照幅が合わない、ホールドの甘い靴の検証実験

左のひょうたんのような図は足型のイメージ(板かまぼこからひょうたん理論)。上方がつま先方、下方が踵だ。
ヒールロックは「踵」が靴の中で動かないこと、幅がしっかりとフィットしていることを前提として、「寄せて」「上げて」「留めて」「ヒールロック」することによりフィット感を出す。
ここでもう一度、先の「足は幅以上に広いところがない」を思い出してほしい。足幅が「ひょうたんの幅」と一致しているならつま先方へも踵方へも動かないという理屈はお分かりいただけると思う。
とりわけ、矢印の部分の凹面のある中足をしっかりと靴とホールドさせることによってシューズと足の一体感を出し、足の前後への移動を防ぎ、フィット感の効果を持続させるというのが本質だろうと推察している。


幅について「ちょっと広い気がする」「ちょっとホールドが甘いような気がする」場合に「コルクシートチューン」で対処できる場合がある。

左図は板かまぼこ断面図でありちょっと見づらいが、板の上にコルクシートを乗せたイメージを書いた。
分かりやすくするする為、かまぼこの部分を半円状に書いた。したがって、板幅がこの円の直径のイメージになる。

コルクシートの厚みの分だけ上方への距離(高さ)が縮まり、またコルクの厚みに影響されて直径も狭くなることになり、フィット感、ホールド感を増すことが期待できる。
また、逆にちょっと「狭く」「キツク」感じる場合にはインソールを取り払い、薄手のインソールに交換することによって、心地よいフィット感とホールド感を出すことができる場合もある。

これらの方法は「もうちょっと」の調整に試してみる価値はある。

しかし、これらはあくまで「対処的」なものであり、シューズ選びの本質は「踵」「幅」がちゃんとフィットしていて、中足でしっかりホールドできる靴を探すことにあるということは忘れてはならない。

シューズマスターが「幅」について口をすっぱくして言うのは、足型診断、ボディーバランス診断を行い日本人の数多くの足を見つめ続け統計的に日本人の足は「幅は狭い」「踵は小さい」ということ知るシューズマスターだからこそだと思う。
いつのまにやら、どこからともなく(根拠なくらしい)「日本人は幅広」が定説とさえなっている現状を憂い警鐘を鳴らされているのだと思量する。
幅広の靴を履くことの身体、健康への影響もあるようですが、僕の記事の趣旨ではありませんので割愛します。
幅がフィットする靴を探すのになぜ足長の小さい靴から履いていくんだ?という疑問があるがある。
冒頭部分で紹介した「丸正靴店」の「サイズとワイズと靴の選び方」の後段に「特大のおまけ」としてJIS規格の一覧表がある。

靴は本来このマトリックスの分だけサイズがあるハズなのだが、実際には幅や足周が「E」とか「EE」で、各種足長毎というのが現実だし、そもそも足長や足幅、足囲サイズってメーカーやモデルによって違うということは経験的に分かっている。

そういう現状を踏まえた上で、足長が短いほど幅が狭いという理屈なのだから「幅狭い足」に合わせるなら足長の短いサイズに足を入れて落としどころを手探り(足探り)で探すという不合理な方法しかないのが現実ではないか思う。

ある意味、各メーカーが販売している無数の靴の中から自分にあった靴を探し出すのは「砂場に落としたダイヤを探すようなもん」だと思う。
「シンデレラシューズ」なんて言われ方も理解できるような気がする。

そこで、次善の策ではあるが、結論としては「いつまでもシッカリと足と靴の一体感が損なわれず履ける靴。」を探すことになるのだと僕は理解している。

つまり、バッチリジャストフィットだぜ!というのではなく、
  • 踵は命、これが自分にあった靴。
  • 幅はできるだけ自分にあった靴。
  • ヒールロックでホールドがし易い構造の靴。
  • コルクシート(あるいは、厚手のソックスとか)やフィット感やホールド感の調整が可能な靴。
を選び、チューンを施しながら「足と靴の一体感が得られる靴」を探すというのが現実解だろうと思量する。

最後に何度も申し上げますが僕は靴とは無関係な業種のサラリーマンで、靴や人間の体、運動理論等まったくと言っていいほど知見のない人間です。
ここに書いたことは自分自身の観察により感じたこと、考えたこと、実践したことを体験談として紹介しているに過ぎません。
ここの内容を鵜呑みにしても得るところがないと思います。読者自身が試行錯誤なさる過程でなにがしかの参考になれば嬉しく思います。

幅が合わない、ホールドの甘い靴の検証実験

踵はあっているか、幅があっているのか、ヒールロックは上手くできているのか...
実感できずに不安な気持ちで試行錯誤していたが、一つの結論的なことが得られたのでメモしておく。

実験の対象とする靴はGT-2130とサッカニー2572の2足。


GT-2130 Slim
Saucony 2572
写真




足長
26.0
26.0

E?
4E


そもそも、E?と4Eの違いがどこに現れるのか、インソールを抜き出し重ねて見た。
GT-2130の幅がスペック上狭いはずだからGTのそれを上にして、下にはSauconyのそれを敷いた。
違いが分かりやすいようにSauconyの縁が白く見えるように少しずらした。
写真上、左方拇指球付近に白い部分が大きく見られSauconyの幅が広いことが確認できた。

幅と言ったがJISの規格では足長26cmのEは102mm、4Eは108mmで、その差は6mmに過ぎない。写真を見ても6mmもの違いはあるだろうか?と思うのだが、widthと呼ばれる「足周」の規定ではEは249mm、4Eは267mmである。GTはEEかもしれないし(シュータン裏に記載がない)、SauconyがNB同様高さに逃げるサイズ表示をしているのかもしれない。

実験方法
  • ヒールロックをかけて履く
  • ヒールロックしたあと、前方、内側、外側を目視確認
  • つま先で床をトントンとノックして、足がつま先よりに動かす原因を与える
  • シューズの踵を持ち、脱がしてみる。
という方法を採用した。
左はつま先でトントンとノックするところ。

GT-2130 Slim
寸評


マニュアル通りに履いた。
体感的にキツさも緩さも感じない。


外足部。
外観上、中足部にしわが残っているなどの履き方の甘さは見られない。
むしろ、アシックスの縦ラインの張りをみると十分なテンションで寄せ上げられているように見える。(痛くない)


上記同様と見受けられる。


上記の目視確認を行い、つま先で床をトントンとノック。足がズレるように刺激を与えてみる。
体感上、ズレたという感覚はなかった。

刺激を与えた後、写真のように踵を片手で脱いでみるが、脱げない。
靴の「幅」が適切なのと「中足ホールド」が十分なので刺激で足がつま先部へ逃げなかったようだ。そして、「踵」のホールドが良いのとヒールロックが適切であるため、脱げなかったものと思量する。
次にSauconyの実験。
Saucony 2572
寸評


マニュアル通り履いた。
ハトメの幅を見るとキツそうだが、キツく感じない。写真上、幅に少し余裕があるようにも見えるが、体感上さほど余裕があるとも思えない。


外足部。
外観上、中足部にしわが残っているなどの履き方の甘さは見られない。
GTに比べると靴底からハトメまでの距離があり、足を包み込んでいるように見える。GTの時に見られた十分なテンションで寄せ上げられている様子は分からない。当然痛くはなく、緩いとも感じられない。


内側。
概ね、上記同様であるが「やや張りが足りないか?」という感想を持つ。


上記の後、つま先で床をトントンとノックし、足がつま先方向へ移動するように刺激を入れる。ノック一発目から靴の中で足が動くのが体感できた。

刺激を入れた後、踵に手をやり脱がそうとしたら割りと簡単に脱げてしまった。
この靴は踵の喰い付き(フィット)が良い靴だと思うのだが、幅に余裕があるのと、中足部のホールドが不十分で刺激であっさり足が動いてしまったのだろうと推察する。足がつま先方向へ動いてしまっては踵の喰い付きが良くても踵に隙間が生じるので、あっさり脱げてしまったものと推察する。

ショップでヒールロックで試し履きをしたら、上記のようにつま先で床をノックして足がずれるかどうかを確認したほうが良さそうだ。
正しくヒールロックが出来ているにもかかわらず、つま先で床をノックしたときに足が動くようでは幅が大きいと思った方が良いんだろうな。幅が大きければ、ヒールロックは効かない。(サイズが4Eのサッカニーには気の毒な比較だった。サッカニーが悪いのではなく、4Eを購入した僕に原因がある。でも、内履きとして、まだ履き続けるよ:笑)

2008-02-20

その気を保つ

先日「なまくらランナー渇!」を入れるを書いた。ところが、これ誤字だ(笑)。
正しくは「なまくらランナーに喝!」だ。ということで、先日の記事を直した。

それはともかく、先の記事の中で自堕落な生活を忙しさのせいにしてぼやいていたが「その気になる」のって実はもっと単純な理由だったりする。
ちょっとした気分転換が出来たりとか、現実味のある具体的な目標(小さなもので良い)があると「その気」になってしまう(まぁ、僕自身そういう単純な精神構造だ)。

例えば、そうだな。先の「なまくら...」で、自分の腹回りを見てショックを受け「できることから始めてみる」ということで「腹筋運動」、「日常の歩く行為の見直し」「禁暴飲暴食(月内禁酒)」「あと一日練習時間の確保」「カロリーメイト云々」を書いた。このうち、普段できることは最初の三つだけ。

で、今のところ「腹筋運動」、「月内禁酒」は継続中だ。
腹筋運動は「腹の中から引き締まった」というような感覚がある(錯覚?)し、禁酒は朝の目覚めがすこぶる良い(寝つきは悪いけど:笑)。

ややもするとこうした単純な小さなことは忘れ去られ3日坊主になりがちだが、昨日KMCのブログで「白糠ロードレース練習会」の記事を読んだ。速攻、参加すべくコメントをつけた。
練習だし、十勝から約90分もかけて練習に行く暇があったら十勝で走ればいい。という合理的かつ実質的な話で否定もできる。

参加を決めた理由は

  • スコップさんカナダさんにお会いし、刺激をもらうという精神的な問題
  • スピード練習主体の練習予定なので自分に甘えることなく肉体的に刺激を入れられるという肉体的な問題
  • そして、十勝を脱出してみるという気分転換
である。
そして、先につけたコメントに「はい、お待ちしています」というレスがあって、なぜかとても気分が良くなった。

今朝の目覚めもバッチリ(死語)。昨夜の禁酒、朝の腹筋運動、骨盤回しなどちょっとした運動でなにやら俄然やる気が出てきた。
昼飯もちょっとしたスープ代わりに弁当といただくミニカップ麺も自重。食後には腹筋や金哲彦推奨ウェイクアップ体操(の一部)なんぞしたりする。忙しくてできないと嘆いていたのが嘘のようだ。

走力そのものには今すぐどうこうはないだろう。
しかし、嘆いていた自分を見ていたので、晴れやかな気持ちで取り組めるなにかがあることが嬉しい。そして、それは「嘆き」から「好ましいと思える変化を実感」させてくれた。

こういう気分は常に味わいたい。禁酒や朝のちょっとした運動の効果ではないかもしれない。でも、その気を保つために「禁酒や朝のちょっとした運動の効果」なのだと自己暗示をかけておく(笑)。

2008-02-19

なぜつま先下がりに感じるのか

先月の末「TAIKAN」の足入れをしてきた感想を書いた。ブログの記事にコメントをいただき、「つま先下がり」を感じるとも書いた。
で、土曜日の残業前の昼休みに性懲りも無く、また足入れをしてきた。やっぱり、つま先下がりに感じる。

なぜ、つま先下がりに感じるのかメーカーサイトに掲載されている写真で画像上から自分なりに検討してみたのでメモしておく(記事自体は土曜日に書いているのだが、仮定上の話が多いで躊躇していたが「メモ」はメモということでメモしておく:笑)

この記事はあくまで個人的なメモ。メーカーに問い合わせもしていないし、外観写真から検討したものなのでシューズ内部については全く考慮していない。更に画像の観察にあたってはピクセル数を数えるという面倒な作業は行っておらず、感覚的に補助線を引いて計測した結果を基にしている。なので、この記事をご覧になった方は内容を鵜呑みすることなく「馬鹿なことをするなぁ」「それでナニが分かるんだ」と読み流していただきたい。
結論から先に書くと「だからどうなんだ?」「言うほど違っているのか?」と自分でも良く分からなかった。


なぜ、TAIKANはつま先下がりに感じるのか?というのが今回のテーマなのだが、普段自分が履いているのはGTシリーズなのでこれとの比較が自分としても分かりやすいと思い、写真通り左GT-2130、右TAIKAN NKを並べて画像上から底面の状態について平面部(A)からつま先部へ向かう面の傾斜が変化している(だろう)と思われる部分をB~Fに分割してみた(傾斜の変化を段階ごとに分けてみたら両者とも5段階に分けることが出来たが、これは偶然であり意図的に同数の5段階に分けたわけではない)。この記事に掲載している写真画像は解像度が低く、底面についてどう切り分けたのか分かりづらい。CADからPDFに出力した結果をこちらに置いておくので興味のある方はダウンロードして見ていただきたい。

下表は上記の採寸の結果を一覧表にしたもので、参考として全長に対する割合をも記載してみた。

GT-2130 全長に対する割合 TAIKAN NK 全長に対する割合
全長 55.059 - 54.643 -
A 32.256 58.58% 36.033 65.94%
B 5.778 10.49% 5.277 9.66%
C 5.112 9.28% 4.507 8.25%
D 4.905 8.91% 3.926 7.18%
E 3.553 6.45% 2.920 5.34%
F 3.455 6.28% 1.980 3.62%
つま先高 8.906 16.18% 7.537 13.79%
底長 57.741 104.87% 56.723 103.81%
これでナニが分かるんだ?と自分でも思う(笑)。

一応、観察結果としてはTAIKANのA部の割合が大きい。平面部分の割合が大きければ「つま先下がり」に感じないハズ?だ。しかし、それは立っている状態の「安定度」?で、重心を前に移動させる(歩く、走る)とどうだろうか?

底面の傾きは段階(B~Fへ)を踏んでいるが、最終的には「つま先高」分だけ変化する(とすると)

GT-2130
TAIKAN
つま先高/全長
16.18%
13.79%
つま先高/B~Fの総和
8.906/22.803≒39.06%
7.537/18.610≒40.50%
この数字で目くじら立てるほどの差異がないことが分かった(汗)。
僕はこの約1.5%の違いをもって「つま先下がり」に感じたのか?というか、1.5%の違いがどんだけ?なのかが分からない(苦笑)。

要は、傾斜の話なんだから次に底長で計算してみる。

GT-2130
TAIKAN
つま先高/底長
15.42%
13.29%
つま先高/底長-A
8.906/25.485≒34.95%
7.537/20.690≒36.43%
こちらも約1.5%の差だ。

全体としての傾斜(つま先高/全長あるいはつま先高/底長)がGTよりも緩やかであるのに、B部から以降は急激?に傾斜させ、重心移動を素早く誘導するソールの形状であると推察できる。この形状が僕に「つま先下がり」を感じさせたのだと思う。
また、底長の全長に対する割合が約1%短い。もし、GTとTAIKANが全長とその靴サイズにおいて一致するならばGTよりもTAIKANの方が「接地時間が1%短縮される」(よね?)ことになる。

ただ、いずれにせよ「つま先下がり」を感じるという僕の感想に立ち戻って考えると、両者の差異は最終的に100m走って1.5mの差でしかくなく僅差、気にすることも無い。ともいえる。
しかし、その差は100m走って35m上るのと100m走って36.5m上る差に現れる。(どう表現してもピンとこない:大笑)。

とにかく実感のない差が数字になってしまった。
ここで僕は思い出す(都合よく)のだ。シューズマスターの言葉を
「わずか1%でも人間にとっては激変である」
と。

2008-02-18

なまくらランナーに喝!

昨日は1週間ぶりの練習。
仕事の関係だと理由はあるにはあるが、できそうなことをしないでいるツケみたいなものがあってしんどい練習になってしまった。

気温は2月も中旬を過ぎていくぶん過ごしやすくなっている。あれほど極寒LSDに夢中(笑)になっていたのだが、もう寒さ対策にあれこれと悩む必要はない。
-10℃なら別にどうということはない。

「なんちゃって」であろうがランナーを自称する身としては、もう少し自分の体の管理をシッカリしないとダメだな。
体重自体は去年の今頃と比べれば大差ないが、シャワーの前に自分の腹回りが弛みきっていて思いっきりガックリしておく。
そういえば、去年の別海のあとは「腹筋」をしなくなった。のんべんだらりんと走って、飲んで、食うというランナーの風上にはおけない堕落っぷりだ。

練習が週一じゃやっぱり足りないな。走るという行為を思い出すだけに等しい。
できればあと二日、最低でもあと一日走る時間を作りたい。朝ランという手が手っ取り早いのだが...

ここは日常生活の中でランニングのためになるような運動をこころがけるところから初めてみる。

  • 腹筋運動
  • 階段の昇降や日常の歩くという行為の見直し
  • とりあえず、平日に1日だけは練習時間を確保する(朝ラン、残業抜け出し)
  • 暴飲暴食禁止(特に月内は禁酒)
  • カロリーメイトは25km以上で食すべし
をやってみようかと思う。

あと、白糠をどうするかをちゃんと心に決めておかないと帳尻あわせの練習にしかならないな。
カナダさんとのバトルに向けて無理やり準備するか、ここ(白糠)はレースを使った身体への刺激と割り切るか...

過去の記録を調べてみた。去年の2月10日にDOMEでタイムトライアルをしていた。去年の白糠は3/12だったからほぼ1ヶ月前にタイムトライアルをしていたことになる。去年は白糠のレースも目標のレースだったので結構緻密にスケジューリングしていたみたい。
で、今年の白糠は3/23なので、一ヶ月前というのは今度の土曜日あたり(今年はうるう年だし)。いっちょ去年との比較の為にDOMEに行ってくるかな?

東京マラソン

昨日は東京マラソン。
TV中継はもとより、一般のニュースでも盛んに報道されていたので知らぬ人はいないだろう。

それはもう大変なお祭りなワケで、周囲を交通規制されてしまい、外部との連絡にも支障がでるような地域もあった。今年もその状況は相変わらずだったらしいが、それはそれで話題を呼び去年閑古鳥の鳴いていた寿司屋さんは報道の反響もあってか、今年は開店前から来店客で行列ができるなど大盛況だったらしい。
人間の心理ってのは面白いというか、不思議なものだな。

で、人間の心理について不思議といえば、あれだけ話題になっている東京マラソンに出てみたいか?というと僕はかなり消極的だったりする。いや、デジカメもって東京観光をジョギングでぷらぷらとできるというのは魅力を感じるのだが「マラソン大会」として、東京マラソンに参加するってのはどこか他人事のように感じる。
そういえば、僕は「北海道マラソン」や「ホノルルマラソン」、「ニューヨークマラソン」も同じように開催地には行ってみたいとは強く思うけど、そこで「マラソン大会」に出る。という気持ちになれないみたい。
なんで、なんだろうなぁ...

あ、唯一走るために出てみたい大会がある「青梅マラソン」。

追記
そういえば、今年の東京マラソンの完走率は98%超?と高いものだったらしい。加えて、AEDによる救護はゼロだった。
確かに気象条件は去年も良かったせいもあるだろうけど、ブームということもあって「ランニング教室」や「雑誌」はもちろんであるが、ネット(Web情報、SNS)による情報交換により「完走するための努力」を積んだランナーが多くなったものと個人的に理解している。

ゴールタイム毎の集計数値(サブ3 ??%、サブ4??%、サブ5??%...)みたいなものがどっかにあるとうれしいのだが「お祭り」なんだから完走率重視で良いのかもしれないな。
と思ったら2007の大会についての情報があった。今年のものも集計が完了次第公開されるに違いない。
で、「東京マラソン 過去の大会」に掲載されている。4時間以内で走れるランナーって全体の1/4程度なんだな。(男子に限って言えば30%)
当然のことながらホノルルの割合とは違うね。

2008-02-16

ランナー共通の悩み(あるいは不安)-靴に対する不安-

このブログを訪れる方の多くは検索エンジンからキーワードを入力して訪れる方も多い。

どんな「キーワード」を使ってお越しになっているのだろうかと調べてみたら。下表のような感じ。

キーワード セッション 平均ページビュー 平均サイト滞在時間 直帰率
1 gt-2130 123 1.79 0:01:57 55%
2 アシックス gt 2110 カーボン 45 1.24 0:01:48 80%
3 ランニング かかと痛 38 1.68 0:05:04 53%
4 ヒールロック法 21 1.67 0:00:22 48%
5 キネシオ マラソン 19 1.05 0:00:04 95%
6 body tech 16 1.00 0:00:00 100%
7 グレゴリー ルーファス 16 1.19 0:00:02 88%
8 マスターズ 陸上 北海道 15 1.20 0:00:17 80%
9 gt-2130 14 1.86 0:01:57 64%
10 m800v 14 1.43 0:00:55 57%
上記の通り「靴関係」が多く、滞在期間が長く、直帰率が低い。
逆に靴ネタ以外はあまり興味がなさそう。というのが統計上の結果だろう。

確かに僕の場合、靴はたくさん買っている。都度、その靴の感想をブログの記事にしてきた。
お役に立ちたいとは思うが、こればっかりは十人十色の話なので役に立っている情報とは言えないような気がしている。

GTの評判は目にしたり、聞いたりしているが「どんな感じなの?」という内容を知りたいのではないかなと推察している。

2008-02-15

お買い物

全然練習できていない。まぁ、仕事が繁忙期にあるので仕方ないのだけれど、それにしても練習していないなと思う。

今度の日曜日は走れそうだ。せっかくなので、またゆっくりとぶらぶらしながらLSDでもするつもりでいる。
LSDの際の補給食として「カロリーメイト」を使っているが在庫が心細くなってきた。
北海道では大手のドラッグストアに立ち寄るとカロリーメイトが「128円」。コンビニで買う値段の4割引だ。

ということで、ポテトを3個、フルーツを3個、チョコレートを3個の計9個を買いだめしておく。
あれだ。10個という切れの良い個数を買わないところがナゾな部分ではあるのだが、どの味を1個追加するのか迷ってしまったという単純な理由だったりする。

そういえば、チーズというのがあったな。これを試しに1個買っておけばよかった(笑)。

--追記 20080216
LSDの時の給食として購入したので、この買い物を会計上どういう項目に計上しようかと迷ってしまった。「飲食費」?(笑)。
あと、この買い物で在庫が合計12箱となったわけだが、過去の実績から1回のLSD当たり2本(0.5箱)消費している。この割合だと24回LSDが可能なのだが週一でLSDをしたとして約6ヶ月分の給食を確保したことになる。どうするんだ?

ヒールロックの功罪

昨日書いた「正しいヒールロックの履き方-私的理解-」がシューズマスターのブログで紹介され大変なアクセスとなっています。一応、このブログの右側「Links」に「正しいシューズの履き方(ヒールロックの手順)」というタイトルから見れるようにしてあります。

正しいシューズの履き方ができているかどうか分からないという疑問をお持ちの方が多いと思います。
実は僕にも良く分かっていません。しかし、以前の履き方と比べてハッキリとした違いが現れます。それは「速く走れる」とか「関節の痛みが和らぐ」とかいうことではなく、「左右の履き方の違いが分かります。

僕はいくら手順通りに履いても最初のうちは左右同じような感じに履けませんでした。
多分、この記事の読者も同じじゃないかなと思います。そして、それは仕方がないことだとも思います。
ついつい締め上げ過ぎたり(本当は締め上げるのではない)もしますし、なにより色々な事情で手順通り手間をかけて履いていられないというのが本当のところだと思います。

あくまで僕の経験上の話ですが、およそ次のような傾向がありました。

  1. 靴が新しいほど分からない。
  2. 往々にして後から履いた側の靴に違和感を感じる
です。

1についてですが、靴って新しいと足馴染みが良くないですよね。なんとうか全体が糊が効いたようにちょっと硬いというか。
ヒールロックは、踵をしっかりフィットさせて中足を包むようにして全体のホールドを保つ方法だと思っているのですが、靴(特に中足部)が自分の足に馴染むにはちょっと時間がかかるような気がします。なので、靴の硬いうちは良く分からないので、良く立ち止まっては「紐の結びをほどいて」(紐自体は緩めない)は、踵を地面にトントンとノックさせ、ハトメごとシューズの横を底の方から寄せて、上げて、紐が持ち上がった分だけ締めて、留める。を繰り返しました。(本当は、全部緩めて最初からやり直すが正しいのだと思う。)

2についてですが、これは僕の飽きっぽい性格に依存するところが多いのか、後から履いた靴のフィッティングが雑です(汗)。
なので、緩く感じたり、きつくて痛く感じたりしました。

で、なにが言いたいのかというと、適当に履いていたときには気にならなかったことが気になるほど「左右の違いが分かる」ということです。
僕は、「分かる」ということは非常に重要なことだと思っています。それは「リフレッシュさせてくれる-GT-2110-」にも書きましたが「体感できるかできないかは、実際に出来たか出来なかったか」を知ることになると思っているからです。

左右同じような感覚で履けるようになるには結構試行錯誤が必要だと思います。

2008-02-13

正しい、ヒールロックの履き方-私的理解-

久々にシューズマスターのブログを見た。

記事へのコメント欄も読んだのだが気になるコメントがあった。
僕の知っているヒールロックとは全く違うものだ。コメントをダイレクトに掲載していいものか迷ったので記事にリンクすることにした。気になるコメントはこの記事に付けられている。

多分、この方は雑誌にあったシューズの選び方とヒールロックでの履き方と混同して理解されているのではないかと思う。

別に僕は「ヒールロックでの履き方」の伝道師を気取るつもりではないけれど、僕の理解している「ヒールロックでの履き方」は次の通りだ。

とりあえず、準備として紐は全部外すかダラダラに緩めておいてよい。そして、前足部を乗せる高さ15~20cm程度の台があると良い(シューズのボックスとか、歩道の縁石とか公園の階段の石とか探せば結構ある)。

  1. シューズに足を入れ、足首を90°(くらい)に曲げた状態を作り。
  2. 踵で床をノックするように「コンコン」と2,3度やっておく(踵をシッカリとシューズの踵に自分の踵を合わせる)。
  3. 踵のフィットが抜けない(逃げない)ように、踵を床につけたまま、前足部を準備した台に載せる。
  4. この時、踵、足の人差し指、膝のラインが直線になるように注意する。
  5. 上記の状態で、シューズのハトメに紐を指側から通すが、とりあえず「ゆるゆる」の状態で紐を通すだけにしておく(締めない)。オーバーラップでも、アンダーラップでもパラレルでもなんでも良い。
  6. 一番足首側はダブルアイレットの方法で通しておく。
  7. 次に指側から紐を締めて行くが、紐を引っ張るように締め上げてはいけない。
  8. シューズの横の部分を靴底方から紐方向へ両手でたるみを取るようにしごいて寄せ上げる。
  9. するとハトメに通した紐が持ち上がるように緩むので、たるみを取った靴横が元に戻らない程度に紐で留める。
  10. 感覚的には紐で締めるのではない。寄せて、上げて、留める。
  11. これをハトメ一箇所当たり2、3度繰り返し靴横のたるみを取るように紐で留める。
  12. これをハトメの指側から順に足首方向へ締めて行くが、中足部は土踏まずの凹面があるところなのでたるみが出やすい。この部分は3、4度寄せて、上げて、留めるを繰り返した方がいいかもしれない。
  13. 最後にダブルアイレットで作ったループ部が一文字になるように上下にしごいて締め、紐を結ぶ。
というものだ。
上記の手順中6と13に「ダブルアイレット」というのがあるが、僕にはこれを文章で説明できるだけの能力がないので、詳細はシューズマスターのブログ左上方に「シューズの正しい履き方レポート」を無料でお願いできるようになっているので、そちらから請求してもらいたい。
このようにして履くと「踵のフィット感」が損なわれず、運動の過程で足が前部に動かない(中足のフィットがシッカリしている)から運動中に踵のフィット感が損なわれないので、いつまでもシッカリと足と靴の一体感が損なわれず、運動中に靴の性能を享受できる。又、ギューッと締めているわけではないので紐を締めすぎて痛くなることはない(痛いほど締めなくて良い)。のだと思う。

こうして書いてみると「良い靴」というのは
いつまでもシッカリと足と靴の一体感が損なわれず、運動中に靴の性能を享受できる靴。
ということになるが、こういう靴があれば誰も苦労はしないわけで、次善の策として「いつまでもシッカリと足と靴の一体感が損なわれず履ける靴。」を選ぶことになる。
その為には靴の「踵」が重要で、更にシューズの幅が合っていなければ「中足のサポート」(フィット)が得られないということなんだろうなぁと思った次第。

--20080214追記
今朝、シューズマスターのブログで僕のこの記事の紹介をいただいた。そればかりか「正しいシューズの履き方(ヒールロック)の過程を適格な日本語で表現していただきました。」との評価を頂いたので、少々いい気になってこのブログにこの記事のLINKを設けておき、閲覧しやすいようにしておこうと思う。

ただ、上記の本文にも書いたがこの記事だけでヒールロック法を実践するのではなく、ぜひともシューズマスターのブログ左上方から「シューズの正しい履き方レポート」を入手して欲しい。
配布されている「シューズの正しい履き方レポート」は写真付で分かりやすい。そして、僕の記事が「シューズの正しい履き方レポート」の理解を深める為の一助になればと思う。

--追記 20080215
この記事の閲覧件数が多い。
ヒールロックを試すとどんな事が分かるのかという感想を「ヒールロックの功罪」として書いた。
「出来ていない」ことを知るところから徐々に正しいヒールロックの掛け方が分かってくるものだと実感した経験を書いた。

2008-02-12

対前年比

現在の状況について去年の今頃と比較してみた。
昼休みにJogNoteの記録をつらつら眺めた程度での話しなので詳細な数字を使った比較はできないが、概ね下記の感想を持った。

体重、体脂肪についてはほぼ昨年同様(ちょっと良いくらい)で、走行距離自体は昨年の方が走れている。
走りの内容としては、去年は既に白糠に向けてスピードを出した練習を開始しており、2/17には

ウォームアップJogの後、7kmを5分/kmで3kmを4分45/kmで計10kmを無給水で走り、1kmのダウンJogで終了。
というコメントが書かれていた。
このコメントのポイントは三つあって
  • 10kmを無給水(白糠の本番を視野にいれている)
  • 7kmを5分で走れている(レースペースを意識)
  • 上記続けて3km4分45秒で走れた(レースペースから一段上げてラストの頑張り)
というもの。白糠の本番では48分ちょっとだったから、この時点でかなり仕上がっていたと言える。

で、今年はどうかというと「10km無給水」については既にLSDの中で取り込んでいるので問題ない。しかし、速度の面ではかなり遅れているとおもう。
多分(根拠なしだが)、5分/kmで7kmも走れないと思うし、4:45/kmで3kmも無理かな?

本番までまだ間があるといえばあるのだが、練習時間を確保しつつ本番に間に合わせたいものだ。

2008-02-11

湯めぐりセット券

友人から「JTBで安い温泉券が買えるぞ」という話を聞き、早速ヨーカドーのJTBへ行き、入手。
今日は日帰り温泉に行ってきました。

で、どんなものかというと「湯めぐりセット券」というものでした。
JTBの各窓口(各支店、大型スーパー等のJTBサービスカウンター)で入手できます。

既にご承知の方も多いでしょうが、ランナーなら結構あちこちの大会へでかけることも多いわけですが、先のLINK先の通り利用可能な施設も多く、有効期限も長いので購入しておいても損はないような気がします。

二人で1枚の券を使うことになるので「お誘いあわせ」が必要かもしれません(笑)。

2008-02-05

SportTracks-遂にVersion2がリリース-

遂にというか、「Release 2.0.2948 January 27, 2008」だからちょっと前の話だ。そして、「 Release 2.0.2956 February 04, 2008.」なのだが、僕はちょっと出遅れていたようだ。

詳しくは「SportTracks」を見るべし。そして、1.3系からのアップグレードのユーザーは「Upgrade instructions from version 1.3 to version 2.0」を読むべし。

うむぅ...
Report作成の時のEquipmentでの絞り込みがしたいんだよなぁ~。
不要だろうということで省かれたかな?
出来るのかなぁ、出来ないのかなぁ。
いままで出来ていたことができなくなるのはカナリのストレスだな(苦笑)

2008-02-04

で、練習のほうはどうなんだ?-思い出したこと 3-

最近、ブログに書く話題が「走る」という本質と乖離していることは薄々気が付いていた(笑)。
年末から現在に至るまで「器を大きくする」という目的でLSDを中心(それしかしていないようなもんだが)に取り組んで来た。
幸いなことに最近のLSDでは30km走った後でもヘコタレルところまでのダメージなく、器が大きくなったんでないかい?とも思えるが、30kmキッカリで止めてしまうという「人間的な器は小さい」ままのようだ(大笑)。

それはともかく速いペースをも視野に入れた練習を開始した。
LSDのコースが十勝大橋を基点に帯広市街地をうろうろして平原大橋・バイパスを北上して音更本町地区に領海侵犯し、逃げるように南下して十勝大橋に戻るというものだが、いつものコースを回った後、十勝大橋を往復するように上りダッシュのインターバルを4本やっておいた。

目標は

  • 心拍数を170の領域に入れること。
  • Fr201で瞬間でも良い、04:30/kmを記録すること
だった。
結果としては「持久」はともかく、両者を数字的には達成して満足している。

白糠の本番では05:00/kmを少し切ったところをキープしてゴールしたいと思っているのだが、上記のようなトレーニングについて「本数を増やす」のか「04:45/kmペースの持続距離を延ばす」のか、どちらを優先するか悩みどころ。
どちらにせよ、どこでやるか?という場所の選定になるな。

ああ、体重もしっかり減量しないとなぁ...

厳冬期の夏用シューズ対策-思い出したこと 2-

そういえば以前カナダさんが「夏靴じゃすぐに足が冷たくなってしまう」というようなことを書かれていた。
その時にコメントをつけておこうと思っていたのだが忘れていた。

以下、あくまでも僕の記憶に残っている話であり自分で試してもいないし、ここに書いたものが正しい記憶に基づくものだという確証もないのだが、チャレンジしてみたい人はしてください(笑:僕はこのブログにも書いている通り夏用シューズでも寒くて(冷たくて)どうしようもないということはなかったので...)

靴のアッパーがメッシュ構造になっているのは「軽量化」もあるがシューズ内に篭った熱を排出する「冷却効果」が主な目的(だとどこかで読んだ記憶がある)だ。

同様にシューズ内の冷却(換気)を目的としてソールにベンチレーターがついたタイプがあるが、あれはあまり効果がない。というのも一緒に読んだ記憶がある。
で、冷却効果が得られるのはシュータン(いわゆる靴のベロ)部分だそうだ。
曰く、この部分がもっとも「風の当たる部分」で少なくても走っている速度分の風が当たる。6分/kmだと大体風速2.8m/secくらいの風が当たっている計算になる。

単純化のため足の体温によるシューズ内の保温力を考慮外として、厳冬期の靴の温度はどんくらいか?ということを考えてみる。
一般的に風速1m/sec当たり体感温度は-1℃下がるといわれているから、外気温が-13℃だった場合、体感的には-15.8℃の冷気がアッパーのメッシュを素通りしてくることになる。

時間もないし、話がまどろっこしくなる(仕事で混乱中なので)ので結論から先に書くと(笑)。
メッシュを塞げば、少なくても体感上2.8℃分の余計な冷気を浴びずに済むし、シューズ内で温められた空気が出づらくなるで少々の保温効果も得られるのではないか?と推察する。

で、最も簡単な方法として具体的な対策としては左写真の通りガムテープを貼ってみるというのもアリかな?と思った次第。

また、この方法なら予期せぬ気温変化による防寒対策としてもリーズナブルではないだろうか?


ただし、これがどれくらい有効か、耐久性はどうか?については検証していないのでご承知ください。

思い出した事と覚えていない事

昼飯を食いながら(飯と関連性はない)思い出したことがあるのでメモしておく。

昨日、北海道マスターズ陸上競技会からエントリー手続きが完了した旨の書面が封書で送られて来た(思い出したこと)。封書の中の詳細は読んでいないのだが、ナンバーカードも入っていました。
黄色地に「7??」(覚えていないこと)。

ひとりひとりにユニークなNoが付けられるんですね。なので、一回退会しても再度エントリーすると同じ番号が割り当てられる。僕固有の番号。

溶解?

フルマラソンでの痙攣防止対策として準備したアスリートソルト。
年末から現在に至るまでのLSDでもしっかり僕をサポートしてくれた(と思う)。

実はこのアスリートソルトのパッケージについて下記の懸念を持っていた。

  • ハードケースの中で揺られて割れる
  • ハードケースの蓋が開きやすい
という2点だ。
そのうちに違うケースを探して移し替えようと思っていたがサボっていた。

昨日のLSDで衝撃的な事実が発覚したのでメモしておく。
なんと、蓋が少し開いていて中の錠剤が湿気を含み溶解しつつあった。
色が若干赤みを帯びピンクっぽく見えなくもないし、ひとつぶひとつはなんとなくラムネ菓子のように柔らか味を帯、複数の錠剤がふっつき合って集団を形成しているものすら見られる。

殺虫剤の問題が報道される昨今ではあるが自分で管理しており「毒」の心配はなさそうだが、「ピンクっぽく」なったのは「カビ?」じゃないかと疑っている。
なんか余計な病気になっても困るので買い替えようと思う。
もっと早く小分けにしておくべきだった!!(と後悔しても遅いスギ)

で、ネットショップをいろいろ見ていたら「詰め替え用」としてジップ袋に入ったものがあった。蓋の心配がないのでとりあえずこっちの方がいいのかな?(安いし)
ついでにミズノのファイントラック フラッドラッシュスキン インナーグローブとやらにも興味があるので、これも一緒に買っちまうかな?
と思い巡らせているいる。

2008-02-03

ルーファスの感想など-走る人体実験-

今日もLSD。
いつものように5時に起床。ダラダラと準備を開始、簡単な朝食のあとでかける。
今日の気温は下表の通り。なんとなく暖かい?と感じたのは秘密だ。

時刻 気温 風向 風速 積雪深 湿度
6 -16.4 南南西 2 39 83
7 -16.2 南南西 2 39 78
8 -15.4 1 38 78
9 -12.9 南西 1 38 67
10 -10.4 南南東 1 38 61
11 -6.9 1 38 55

グレゴリー ルーファスについて
暖かく感じたとは言え、-5℃以下になるとハイドレーションパックのチューブ内で凍結することが分かっていたので、今日はペットボトルを持参。
内容物は「荷入れ検証-Gregory Rufous-」に記載した通りだ。(ペットボトルは外側のボトルポーチには入れていない)

従前使用していたコロンビアのザック(ランニング用ではない)についてはおよそ下記の細かな不満を持っていた。
  1. 荷室のファスナーが勝手に開く(ことがある)2008/07/02修正「columbiaのザックについて
  2. ウエストベルトがないので、揺れ防止のために適当なベルトで固定していたがこれの脱着が面倒。
  3. ザックに厚みがあるので走ると揺れる
  4. 走りながら使う物(簡単な給食とかデジカメとか)の出し入れが楽なポーチ、ポケットがない
という感じ。

以下、上記の不満点についてルーファスの利用ではどうだったかメモしておく。
まず、上記以外に驚いたのは背負ってみるとかなり軽いと感じたことだ。内容物は従前と全く同じなのに不思議に思った。もちろん本体が軽くできているのは事実だが、背負った時のバランスが良いのでより軽く感じるのだろうと思う。
1.について
先の「荷入れ検証-Gregory Rufous-」にも書いた通りファスナーにストッパー機能があるので勝手に開くことはなかった。
また、極寒の中かじかんだ指でファスナーを開閉する操作性についても問題なかった。
この点、トップランナーのアドバイスが上手に反映されていると思った。
2.について
ウエストベルトについては従前が劣悪なものだったので、ワンタッチで脱着できるバックルのついているものならなんでも合格なのだが、ルーファスについているウエストベルトのバックルは大きなサイズのもので、1.同様に極寒のかじかんだ手で操作するにも非常に楽だった。
また、このバックルは人間工学に基づいた楔形のハーネス(バックル)というのがウリみたいだけど、その優位性は良く分からなかった(前のがひど過ぎたので比較のしようがない)。
3.について
ランニング用(トレイル)に作っているということなので薄型。従前のザックのような揺れは感じなかった。
揺れ防止の意匠だが、ネイサンのようなメカニカルな解決方法というよりはショルダーベルトとチェストベルトの配置、テンションで揺れを感じさせないようになっている感じがする。この辺りもランナーのアドバイスが適切で、上手に作れているのだと思う。
4.について
実はもっとも期待していたのが、ルーファスに装備されたウエストポーチ(ポケット)だった。
実際にザックを背負い、ウエストベルトのバックルを止めてみると件のウエストポーチはわき腹の後ろ側(どちらかというと背中)に位置するようになっている。
手探りで内容物を取り出すには問題はないが、目視確認しながら内容物を取り出そうとすると自分のお尻を見るようなくらいの動作が必要だ。
この辺は、あまり前面に配置すると走っている時に邪魔にもなりそうな気がするので難しいところだと思うが自分の想像とは違う感じだったので、ちょっと戸惑った。
なお、このポケットの容量はデジカメや携帯電話、カロリーメイトなどの給食物を入れるには十分な容量があると思う。

従前のザックがランニング用のものでなかったせいもあるのでルーファスがひどくすばらしく感じてしまう。他のランニング用ザックを知らないものが「これが一番!」と進めるのは拙速だと思うので、その辺の感想は差し控える。


さて、今日はもうひとつ試したいことがあった。
それはこの時期に最適な手袋(グローブ、ミトン)は?ということだ。
既にカナダさんのブログでは「スキー手袋」。naojiさんのブログでは「フリースの手袋はダメで、偶然発見したThinsulate(真偽不明:笑)がお気に入り」のようだ。
僕は試していないので分からないが、おふたりが言うことはおそらく実体験の伴う間違いのない話で、一般的にも推奨されるべきものだと思う。

僕の場合は「軍手+フリースのミトン」(軍手をインナーグローブ、その上からフリースのミトン)を愛用している。
この極寒期になってもこのスタイルを変更しようとしないのは特に先の自分の装備が最適だと思うからではない。とりあえず手持ちの装備で走っていたら軍手+フリースのミトンが思いの他、暖かくて不便を感じていないからに過ぎない。
ただ、前回の-20℃では自分の失敗もありミトンを給水時に濡らしてしまい指先が痛くなるほど冷たくなってしまった。僕の経験では手が冷たくなるというのは相当なストレス(どうしようもない状況にやる気が失せ、体全体が冷える感じになる。)になる。

そこで、今日はいつもの装備にプラスして「予備軍手」「スキー用手袋」「フリースの手袋(5本指タイプ:グローブ)」をザックに入れて走った。
いつもの装備で15kmくらいで少々指先が冷たくなる感覚があった。給水時に濡らしたわけではないがミトンを見てみると指先側が凍って白くなっている。サングラスを上げたり、下げたり。ネックウォーマーを上げたり下げたりしているときにこれらについていた「霜」が自分のグローブについてしまったのだろう。
そういうことで、どうも評判の悪い「フリースのグローブ」を試すことにした。

なるほど、これはダメだな。
フリースって生地の目が粗いのか、走っていないと暖かく感じるのだが、走ると生地(あるいは縫い目から)風がグローブの中に入ってくるみたい。

次にスキー用グローブを試そうとしたのだがすっかり指先が冷えてしまったので、一旦「軍手+フリースのミトン」にして、ミトンの中で手を握るようにして指先を暖めることにした。この行為のおかげですっかり
暖かくなり、スキーグローブの出番はないまま今日の練習を終了した。

俺の装備は案外いけるぞ。と悦に入ったり...

2008-02-01

200802の目標

先月の反省をしたところで、今月の目標。
仕事がかなりヤバイ雰囲気なので練習時間はもっとタイトになるだろう。

週一のLSDは継続したい(ルーファスも買ったし:笑)し、3月の後半には白糠ロードレースがある。

なので、先月の後半から実施したLSDのラストは強度を上げた練習をしつつ、朝ランで3kmjogのあとインターバル風に疾走してみようかしらと考えている。
ただ、これをやると相当疲労が溜まりそうだな(仕事が忙しそうなので)。

まぁ、やれることしか出来ないわけだから頑張ってみるかね。(白糠は速度的に全く自信がない。この時期だから50分を切りたいという希望はあるが、現実的には少々難しいと思う)

200801の反省

あっという間に2月になってしまった。
一応、1月の目標に下記をあげていた。

  1. とにかく早くJogしろ!
  2. 仕事は忙しい。事前にダンドリして練習時間を割け
  3. 疲労取り
  4. 週一のLSDの他にもう一日Jogする練習を中心に
  5. 2月からのスピード練習に対応できる準備をしておけ!
4がねぇ...難しかったですね。
5はLSDの終いに強度を上げて走る練習をしていたので出来たかな?とは思う。

それにしても1月の走行距離は約115kmか。まぁ、去年は約120kmだからこんなもんかもしれない。