4月29日、グリーンパークにおいて「帯広トライアスロン」で主催の4時間耐久マラソンがありました。
起床して、食事をとり少々くつろぎながら準備を開始。準備といっても、水とバナナ。それに花見の時に寒いと嫌なのでアウター関係を少々バッグに詰めておく。
初めてお会いするランナーやトライアスリートの皆さんも多いだろうと微妙に緊張。大が出ない(笑)。大問題の発生が予感されたが、グリーンパークなのでトイレに困ることはないだろうとポケットティッシュを2,3個バッグに入れた。
集合場所はグリーンパークの西側と聞いていたので、駐車場は帯広駅寄りの駐車場へ車を止める。ちょうど、中標津のおやぢさんが到着した直後らしく姿を発見したので、彼の車の隣りに駐車する。
話は変わるが、NBのM800Fが僕にはでかいので、彼に履かせてみたところ履ける様子。里子に出しておく。集合場所は西側と聞いていたのに、実際の集合場所は真逆の南東角。グリーンパークをほぼ対角線上にバッグをかついで集合テント付近に行く。
ブルーのビニールシートが敷いてあり、荷物を置いたり座ったりと大変便利だ。女性が代表を勤めていらっしゃるので、こういう配慮がいきわたるのかと感心したり。
時を同じくしたころ、ichanさん、北の大地さんも到着。既にKURIさんは既に到着していていて初対面のご挨拶をしておく。帯トラの長野代表と名和秘書?にも挨拶しておく。少し遅れてかくてさんも到着。カッチさんは1時間ほど遅れて到着すると聞いている。
先にブログにも書いたとおり、S610iが電池切れのため機能しない。なので、今日はFr201がお供なのだが、多くのランナーがFr201(301)を腕にしているではないか!(笑)
FR201はランナー御用達のGoodsなのだと感じ入った次第。
受付でゼッケンをもらい、体操をして、いざスタート。
体操で腕を肩口から背中にまわし、手を結ぶ。という運動がある。残念ながら、その運動はここ30年ほどできたことがありません。周りを見渡してもできていない人が多いので少し安心したが、体操のおにいさんに来年までできるように!と「宿題」を出されてしまった(笑)。昨年のとよころサーモンマラソンの直前LSDに北の大地さんにはお付き合いをいただき、飽きることがなく30kmを走ることができた。今日はその恩返し。北の大地さんの設定ペース6分/kmで4時間頑張ることにした。
コースは1周1.2kmの芝コース。最初は逆時計周り、1時間後反転。以後、1時間置きに反転するという感じ。反転するというのは良いアイディアで、思ったより飽きなかった。また、風向きや勾配が逆になるので全く違った雰囲気に感じる。
北の大地と併走してぼちぼち走って行く。6分/kmのペースでも北の大地さんも僕もそれなりに走り込んではいるので2時間くらいなら平気だろうとは思っていた。しかし、道中微妙にペースが乱れる。こういうときって大体は速くなってしまうものだ。それでも微調節をしながら25kmまでは調子よく10km1時間ペースで進む。
約3周ほどしたころカッチさんが登場、合流となる。しばらくはカッチさんと併走して面白い話で、馬鹿笑いしていたが、それは別の記事で書く。しかし、25kmを過ぎると途端にペースの維持が難しくなる。難しいというのは時計をみながら6分/kmをキープするのが難しいというのではなく、感覚的に6分/kmが分からなくなるというか感覚と体が一致しなくなるというか...それが30kmを過ぎると計ったように「ガックリ」と体に来る。30km、35kmの壁というやつだと思う。ただ、芝生コースということもあり、足の負担は正直で僕も北の大地さんも30kmがガッツリとやられているのがわかった。
芝コースの功罪。芝のクッション効果で、膝や腰には負担は少ないかもしれないが、微妙なアンジュレーションが足首に与える負荷(内折れ、外折れ等)は想像以上だ。現に僕は左足の小指に痛みを感じ(内折れ?)35km付近で小指が攣る。また、30kmあたりから二人とも「無口になる」(苦笑)。こういう時に気の利いたを言ってリラックス(気を紛らす)させてあげれなかったのが残念なところだ。
それでも、黙々と歩みを進めてはいたが35km付近で僕は小指が攣ったので、屈伸のため併走を離脱。北の大地さんに単独で行ってもらう。攣りがおさまってもなんとなく途切れた緊張は戻ることなく、また走って北の大地さんに追いつこうとする意欲も沸いてこない。なさけない話だが、現時点ではここらが限度なんだろうなぁ...と歩いているとKURIさんが「おうっ!おうっ!」と気合をかけてくれながらラストスパートしている。ウルトラランナーの真髄を見た瞬間である。
それでもなんとか4時間を終了。集合場所のブルーシートで皆ガッツリとうなだれておく。
ランはそんな感じだが、その疲労感もものの20分後に始まった「花見」では疲労もへったくれもないわけで、とにかく喰う。消費したカロリー以上に肉のカロリーを摂取したのではないだろうか?
ガッツリうなだれていたり、ガッツリ喰ったりと変幻自在な人の有様を見事に体現したわけで、ある意味浅ましいのだが、とても面白かった一日でした。
そういえば、小中学生なんかも休み休み参加しており「ランニング」の裾野の広さにちょっと驚きました。そして、休み休みしながら参加している人も多いので「あんまり長いのは苦手」と敬遠しているランナーにも敷居が低く参加しやすい大会?ではないでしょうか?
最後に、もうひとつ感想を言えば「いわゆるランナー系は体が細い」のですが、「トライアスリーターはガッチリ系」が多い。と一目で分かるような気がします。
2 コメント:
伴走していただき大変ありがとうございました。確かに終盤は口もきけないくらいのダメージでしたね。最後の最後で足の痺れたたしろさんを置いてきぼりにした私をお許しください。そのあとの1周は私も緊張の糸が切れていました。やはり4時間というの一つの目安なのでしょうね。結果的に平均心拍数は150程度だったので、洞爺湖ではもう少し頑張れそうな気もしています。なんとか4時間以内の納められればと念じています。それにしてもたしろさんのおかげで4耐はとても有意義なシミュレーションになったと思っています。重ね重ねありがとうございました。その後足のほうは大丈夫ですか?
To:北の大地さん
お疲れさまでした。
いやいや、僕は伴走者なので「役に立たなければ」置いてけぼり当然です(笑)。
平均心拍数が150程度だったとのこと。僕のとよころマラソンの直前期の30km走も同じくらいでした。多分、本番は155±5の範囲で走られると思いますが、10kmくらいからペース維持(遅いのに我慢)するのが辛くなりました。そこをジッとこらえて30kmまで行って、もっともつらい30~35kmは粘ってくださいね。
目標を達成されることを期待しています。
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