-絶え間なく鍛えた者だけに栄誉が訪れる-

2007-05-31

俺は速くなっているのか?

俺は速くなっているのだろうか?という疑問は誰でも持つだろう。今年に入って、「練習の成果-LSDの記録による評価-」でデータ比較をしたのは記憶に新しい。

十勝健康マラソンを前に「俺は速くなっている」という自信というか暗示をかける意味でいつものように自分に都合の良いデータ(だけ)を取り出し、自分に都合の良い結果が得られるように誘導的に分析してみた。

今日は雨だったので(霧雨だけど)心拍数145±3で15kmくらい走る予定でDOMEに行った。

比較材料として昨年7/12に同じくDOMEで心拍数145±3を目標にした30km走の時のデータがあったのでこれと比較する。
比較する区間は5kmを過ぎて肉体的にこなれて来たと思われる30~57LAPの4.9kmを抽出した。
この区間は給水もなく、大小の問題もない区間だった(但し、他の来場者との関係で遅くなったり、速くなったりしているケースはあると思う)
比較にあたっては室内のランニングレーンであり、ほぼ同一の環境であると推測できるが、当日の気温(室温、湿度等)等による影響を補正するデータを持ち合わせていないので単純比較することになる。

(昨年の室温は25℃もあったらしい。今日の外気温は13℃程度だったからあきらかに室温、湿度など今日の方が条件は良好だといえる)
尚、当日の自分の体重と体脂肪率は

2007/05/31
2006/07/12
体重
69.4kg
69.5kg
体脂肪率
20.1%
19.3%
であり、目くじら立てるほどの大きな差はないと思われる。

下記表の青地は今日のデータ、黄色地は昨年7/12のものである。
ラップ 今回最大心拍数 前回最大心拍数 今回平均心拍数 前回平均心拍数 距離 今回Pace 前回Pace Pace開差
30 144 147 143 144 175 5:29 5:40 0:11
31 147 146 145 144 175 5:24 5:33 0:09
32 146 146 145 144 175 5:24 5:50 0:26
33 146 147 145 145 175 5:20 5:44 0:24
34 146 148 144 146 175 5:22 5:54 0:32
35 146 143 145 142 175 5:23 5:48 0:25
36 145 146 144 144 175 5:21 5:45 0:24
37 147 146 146 145 175 5:15 5:45 0:30
38 148 147 147 146 175 5:12 5:45 0:33
39 149 145 148 145 175 5:26 5:37 0:11
40 147 148 146 145 175 5:14 5:33 0:19
41 145 149 143 148 175 5:24 5:46 0:22
42 145 148 143 146 175 5:22 5:36 0:14
43 145 150 144 148 175 5:12 5:43 0:31
44 149 148 147 147 175 5:27 5:53 0:26
45 147 146 144 145 175 5:09 5:51 0:42
46 149 144 147 142 175 5:13 5:54 0:41
47 148 147 148 144 175 5:18 5:46 0:28
48 147 146 146 145 175 5:26 5:48 0:22
49 146 148 143 146 175 5:25 5:44 0:19
50 147 146 145 146 175 5:25 5:54 0:29
51 146 149 145 146 175 5:22 5:33 0:11
52 147 149 147 147 175 5:19 5:42 0:23
53 149 148 148 146 175 5:18 5:50 0:32
54 148 147 147 146 175 5:17 5:47 0:30
55 148 146 147 145 175 5:16 5:41 0:25
56 149 148 148 147 175 5:18 5:48 0:30
57 149 147 148 145 175 5:16 5:50 0:34
平均値 146.96 146.96 145.64 145.32 4900 5:19 5:45 0:25
(最下段には平均値を記したが、最大数(最大心拍数)の「平均値」が有意な数値であるのか疑問だ。)

いずれも目標心拍数145±3のゾーンから大きく逸脱するデータはなく、また、両者の平均心拍数の平均値は近似して求められので両者の比較は有意な比較と判断される。
心拍数の高低の逆転が各所で認められるものの、今年のLAPタイムはいずれの周回においても前年のLAPタイムより9~42秒速く推移している。

また、下記右側グラフの通り昨年(黄色)のLAPタイムより今年(ピンク)のLAPタイムが安定的に推移しており、なんらかの効率化が図られたことが推測される。
上記数値をグラフにすると下記のようになる(左:心拍数関係、右:mm:ss/km。クリックすると拡大する)。











どのような「効率化」が実現されたのかは後日検討するとして、本題における結論としては
「俺は去年の7月より速くなっている」と言える。
はて、速くなった要因はなんだろうか...

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