-絶え間なく鍛えた者だけに栄誉が訪れる-

2007-11-23

行動半径が広くなった-ハイドラパックの効用-

11月になってやたらとLSDをやっている。

理由を考えてみると「給水の問題」が解消されたことが原因だろうと思う。
500ccのペットボトルをウエストポーチに入れて走っていたことはあったが、2リットルもの水を背負って走るなど考えてもみなかった。
ウエストポーチの時に気になっていた「ちゃぷちゃぷ感」が嫌だったので、背負ったときはどんなになるんだろうと「やらず嫌い」になっていた。

ところが、あまりちゃぷちゃぷ感がない。
特にハイドラパック(ハイドレーションパック(ハイドレーションシステム))を入手してからより一層水を背負うことに対する嫌悪感が軽減した。
もっとも、リュックを背負うこと自体が嫌な人はいるかもしれないが、冬季間ならば「速度」「背中の蒸れ」などそう気にならないと思う。

2リットルも背負えば相当行動半径が広くなる。途中のコンビニでリザーブタンクに補給を考えれば問題になるのは自分の足の持久力だけが問われる。
僕の使っているハイドラパックはリザーバー(水を入れる袋)が裏返しにできるので「洗える」「干せる」で中に入れた水に「嫌な味(匂いかも)」がしない。そういうこともあって、給水に抵抗感がない。(ただし、もちろん「ゴム風味」「ビニール風味」の味がしないわけではない)

こうして給水の問題がなくなったので冬季間のLSDには給水場所の確認の必要がないので「どこで行ける」条件が整いLSDの敷居が低くなった。

ただ、ハイドレーションパック(システム)にも困った点があって、マウスピースから背中のタンクから水を「吸い込む」ように水を飲むので結構息が上がってしまう。あと、あまり心拍数の上がっている時に飲むとむせて咳き込むこともある。また、ハイドラパックを収納するリュックによってはゆさゆさと揺れて安定感を損なうかもしれない。
それと、ハイドラパックを入れているデイパックのチェストベルトが心拍計のトランスミッターと同じような場所になってしまう。この弊害(測定エラー)は発現していないようだが、ちょっと気になるところ。

ただ、こうしたマイナス要因を考えても「行動半径が広くなった」のはありがたいし、今まで行かなかったところへも行けるので僕は面白さを満喫中なのだ。

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