-絶え間なく鍛えた者だけに栄誉が訪れる-

2007-11-22

GT-2130 レビュー

先日「GT-2130 お勧め復活」の記事を書いた。

結構な反響があるようでこのサイトのアクセス記録を見てみると「GT-2130」をキーワードとして検索して、訪問される方が多いようだ。そして、嬉しいことに平均滞在時間も1分40秒だから記事の内容まで読んでいただいているものと理解できる。本当にありがとうございます。

試しにGoogleで「GT-2130」で検索してみると僕の記事が2番目に出てくる。記事ネタのシューズマスターのブログよりも上位になってしまっている。こちらの記事にはユーザーのコメントもたくさん付いているので購入の際には参考になるのではないかなと思う。
非常に感心の高い記事のようなので、昨日実際にGT-2130のSlimを履いて走ってみた感想を書こうかと思う。

その前にGT-2110とGT-2130の外観上の比較を行い、その結果を踏まえて購入前にブログの記事やらそのコメントを読んでもった最初の印象と実際に購入して足入れをしたときの感想を先に書き、これらから僕が持った期待感や感想が実走の場面ではどんな感じだったのかについて書く。

GT-2120は持っていないので、まずGT-2110との比較を写真で見てみます。(写真はいつもの通りダブルクリックで拡大されます。)


左がGT-2110、右がGT-2130である。
踵に注目すると、左より右の方が絞れているのが分かる。(左は1年履いているのでヘタったのかもしれないが)
また、シューレースの間隔というか、内外のレースホール(紐穴)の間隔が右の方が広いように見える。


ソールのイメージ。内側がGT-2130、外側がGT-2110。
僕にはデザイン的な違いしか分からない。新しい素材がミッドソールに使われており軽量化されているらしい。


GT-2110の底幅の計測。約112mm。



GT-2130の底幅計測。約110mm。
一瞬幅が狭い。と思ったが、底の幅を計っても意味はない。重要なのは中側の幅が狭くなっているかどうかだ。


GT-2110のインソール幅の計測。約92mm。


GT-2130のインソール幅の計測。約91mm。
同じような場所を計ったつもりだが、上記との差は1mm。この程度の差なら計測誤差を考えれば「ほぼ同じ」ということだろう。



アッパーのキャパシティーを計測する適当な場所が思いつかなかったので、写真の通りシューズ外側にデザインされたアシックスラインのつま先側を計測してみた。
なぜここを計ったかというとここはフィッティングを出すために「ここを締める」という部分で設計上も重要な場所に思えたからだ。
左がGT-2110、右がGT-2130。それぞれ「75mm」、「65mm」と計測誤差は否定しないが両者間に約10mmの開差がある(内側も同様に計測したが、やはりGT-2130の方が狭かった。)。

これを反映して冒頭で外観上「GT-2130の方がレースホール間が広い」という印象を持つに至ったのだろう。

以上の結果、GT-2130はシューズマスターがブログで書かれている通り(詳細はシューズマスターのブログ「ワイドタイプのからくり」)このシューズはナロータイプのシューズではなく、通常よりアッパーのキャパシティーを狭くした「スリムタイプ」だということが裏付けられた。

シューズマスターはナローが日本人の足型には合うんだと主張している。それでも今回の「スリムタイプ」を勧めるのは
  • アッパーのキャパシティーが狭い方が一般的な日本人には「足型」(足裏の形だけではなく)に合っていて、フィットしやすい構造になっている。
  • 加えてパワーフィットの採用(復活)により、フィッティングを得やすい。
ということからだろう。(断っておくが、シューズマスターは万人に「スリムタイプ」を勧めているのではない。一般的な日本人にはスリムタイプ(本当はナロータイプ)の方が合うはずだという経験上の確信があるからだ)

さて、いよいよ僕が上記に挙げた項目について実際に走ってみた感想を書く。

「GT-2130-お勧め復活-」では
シューズマスターのブログの記事にコメントされたユーザーの方の感想から
スリムタイプの靴を履くと意識せずとも足裏全体に(今まで過重のかかっていなかった部分に)過重がかかり、使われていない筋肉が使われることになるのでその疲労感がある。という意味だろうと私的に解釈
し、これに期待をしています。
と書いた。

この点については、期待通りに足裏全体で地面(フロア)を感じることが出来た。
普段から「正しい靴の履き方」を実践しているつもりだが、スリムタイプということでよりフィッティングが高まった成果があったのだろうと思う。


また、上爪の僕にとってはつま先部の補強材の追加(GT-2080のようなものが復活)されたことを素直に評価した。

補強材は場所的にも僕のつま先が当たる部分にデザインされていて、GT-2130本来の耐久性を享受できそうだと思った。


また「物欲の初冬」では
足入れをした時の感想として、
  • Slimとノーマルの違いが分からない(実際にその場で履き比べたわけではないので当然かもしれません)
  • どこにも言及されていない「踵のホールド」が良くなったような気がする。
というようなことを書いた。

前者については履き比べて見ると「ああ、しっくりフィットするな」ということが分かった。
後者は先に体感してから外観上の比較でも書いたが踵のフィッティングもシックリするように感じた。


これ等はあくまで僕個人の感想なので誰もが同じ感想を持つとは限らない。
今回のGT-2130のスリムタイプの追加は、自分の足型(足裏の形だけではなく)にあった靴を探す選択枝が増えた。ということであり、どうやらそのスリムタイプが自分には合っているようだという結論に過ぎない。そして、上爪な僕にとっては嬉しいことに問題となる部分について補強が施されており、その面でも僕の要求仕様にマッチした靴だということができる。

靴自体のフィッティングはMizunoも良いと思う。でも、残念ながらつま先の補強材がなく僕には合わない靴であった。
また、NBはトウボックスの高さが僕にはマッチしていて良い靴だと思うが今回のGT-2130ほど良好なフィッティングを得られているわけではない。

要は色々な選択枝があるのでメーカーやモデルにこだわることなく自分の足型に合った靴を探すしかない。

ということで、GT-2130はフィッティングとつま先補強、値段の面で僕の要求事項を充足しているので
「★★★★☆」
(本当は5つでも良いんだけど)

2 コメント:

NAOJI さんのコメント...

私もシューズマスターのブログを見て2130買いました。そして今日届きました。履いてみた感じ、今までトレーニング用に履いてきたウェーブエリクサーより見た目が細くフィット感は良い感じです。でも今朝起きたら10センチの積雪で履いて走れそうもありません。でも多分一度溶けると思うので、その時に履いて走ってみます。

たしろ さんのコメント...

To:naojiさん
naojiさんもスリムタイプですか?
僕は履いて驚いたのは「踵の食いつきが良い」(踵のフィット感が良い)点でした。幅は履いてみただけじゃ良く分かりませんでしたが、走ってみると違いが分かりました。
帯広も雪が一度解ければ外で試したい気持ちもありますが、しばらくは室内トレ用で使おうかと思っています。