-絶え間なく鍛えた者だけに栄誉が訪れる-

2006-12-26

つま先補修、つま先補強-シューズ編-

過去にも靴下やシューズそのもののつま先の補修・補強について書いてみた。
これって、上爪人間にとってはかなり深刻な問題なんですよ。

昨夜は、思い切ってここに書いた「くつ下の補強布」というのを使ってシューズそのものの補修と補強をやってみたのでメモしておく。

尚、この方法はどれほど効果があるのか検証の最中です。また、大事なシューズに熱を加える作業になります。熱の加え方も乱暴な方法ですし、ここに書いたことはいかなる方にも推奨するものではありません。実施する自由は読者の方にありますが、あくまで自己責任でお願いします。

左写真のつま先部分に穴が空きそうなのが分かると思う。
これを補修しようとのが目的。

冒頭の「くつ下の補強布」というのを右写真中央のパーツ程度の大きさに切り、これをアイロンで貼り付けようという魂胆。

補強布をシューズの内側から貼ることを前提としているので問題は、アイロンで熱をシューズの外側からかけることになる。60秒ほど圧力をかけ、圧着させる必要があるのでシューズの内側からそれに耐えるアイロン台(アンコ?)があれば作業自体は簡単ということになる。

そんなものは自宅にはないし、思いつかないので手で裏から抑えようと試した。


左写真のように(実際の作業では軍手をはいた)補修布をシューズの裏側に「手を突っ込んで指で押さえ、アイロンで熱を加え、圧着させようという手法」だ。

取り扱い説明書によれば、
・アイロンは「中」にセット
・約60秒ほど押さえつけろ
とある。


シューズはあらかじめレースを外しておき、手を入れやすいようにしておく。
補修布を適当な大きさに切り、軍手をした手で上手にシューズの内側にすべりこませ、適当な場所でシューズの内側から指の腹、シューズの外側からアイロンを使って挟むように押さえつける。

「中」って何度なのか調べていないが、内側から押さえる自分の指の腹に感じる熱さは軍手の効果もあって「思ったほど熱くない」。30秒程度は我慢できる程度だと思う。
あとは「忍」の一字で、縁を中心にアイロンで圧着させ、シューズに入れた手を休ませながら丁寧にジックリと時間をかけながら「補修布」をアイロンで圧着させる。

やってみる前は「トゥボックス」等の合皮部分にアイロンがあたれば「しわしわ」「のびのび」になっちゃうんじゃないかと心配していたが、実際には素材について「人工皮革」とある通り(?)「中」のアイロン熱ではあまり影響がないような感じだった。


で、作業完了後が左の写真。
つま先部分の補修が「なんとなく」分かると思う。
また、トゥボックスの人工皮革の上からもアイロンで熱を加えたが、写真から分かる(?)通り、熱の影響(変形等)が無視できるほど低位であると判断できる。

尚、特に補強布の剥がれに対する耐性テストをしていないし、せっかく貼り付けたので剥がす行為もしていないので、これがどれほど長持ちするのかは未知数である。
また、熱を加えたという事実がシューズの素材の耐性にどれほどの影響を与えたかについても検証できてない。

しかしながら、一応いまのところは比較的簡単な作業で補修が可能であり、外観上特段の問題点も見出せないと評価できる。


で、どうせならと先に新品で購入したGT-2110にもこの作業を施し、あらかじめ補強することにした。それが左の写真。

人工皮革部分にアイロンがあたっても、変形等の問題はないと判断し、少し大きめの「補修布」を貼り付けてみた。

1 コメント:

たしろ さんのコメント...

GT-2110に施したつま先補強だけど、昨日のランニングで右側が剥がれてしまった。
左側はとても良い具合なんで、アイロンがけが弱かったのだろう。やり直しだな。