-絶え間なく鍛えた者だけに栄誉が訪れる-

2007-11-18

厚内LSD(もしくはマラニック?)-コースの概要-

一応、朝6時に起床。帯広(札内)の天気はおだやかだ。
それでも夕べ降った雨が舗装道路でシバレている。

ざっくりと顛末を記せば下記の通りになる。(写真はいつものようにダブルクリックで拡大できる。)



でかける間際にとった自宅前の舗装の状況。
昨夜の雨が見事に凍結、アイスバーン状態になっているのが分かる。
今日走るコース。
右上のスタート地点がJR厚内駅だ。ここから図面にかかれれているルート線の内もっとも大回りになるコース(青)を走った。カシミール3Dによれば約33kmである。

厚内駅駅舎内にあった料金表。
これによれば、ここからは釧路の方が近いようだ。



曇っていて、写真全体のトーンは「日本海風」。でも、風はおだやかで、気温もそれほど「寒さ」を感じないプラスの様子。
海は白波が立っているがこれくらいのほうが素敵ってもんだ。


右に見えるのはトンネルではなくて「覆道」だ。
そして、手前道路の右側がぬれているのが見えると思うが、ここは海からの波が道路に打ち上げられる場所だ。
左の岩肌には波で侵食された「自然の芸術」が堪能できる。
僕らはあの覆道の中でかすかにではあるが波しぶきを浴びながら走ってきたのだ。そう、もう戻れない領域に踏み入れてしまったのだ(かなり大袈裟)。


という具合に、ここの道路は海岸線に近すぎる。現在、右に見えるトンネルを使った「新道」の工事が進捗しているがまだ未完成。
僕らは左側に見える小さなトンネルに向かう。
こちらのトンネルは幅が3mしかない車のすれ違いができないトンネルだ。長さはおよそ130m。僕らがこのトンネルの中間点にさしかかる付近で、後方から車がやってきた。ダッシュするスコップさん、追うカナダさんとたしろ。
事なきを得て「ほっ」とするやら...


トンネルを抜けてややすると断崖絶壁の上に左の岩がある。
どことなく人の顔に見えなくも無いが、写真中央部(スコップさんの左側)には岩が削られて棚のようになっている。ここにはお金が置かれていたりしてなにかを祈願したことが伺える。
ところが、こうしたある種神聖な岩でもあるにかかわらずその棚状に削られた部分の上にはアンパンマンと思われる顔が削りこまれている。もっとも、アンパンマンであるのかは定かではないし、こうした祭祀を行う場所を示す記号のようなものであるかもしれない。

昆布刈石の展望台。
なにが見えるって太平洋に決まってるじゃないか!!



黄金の滝。
流れが見えるがここは滝ではない。
滝はこの流れが途切れたところ。すなわち海側からでないと滝が見えない(笑)。



ロランCの下り坂をだらだらと下る。
快適快適。
この坂を下るとこの付近で唯一の集落である「十勝太」となる。
商店は1軒だけ。僕らがその前を通った時には営業してなかった。


丹頂鶴。
丹頂鶴というと釧路湿原しか浮かばない人がほとんどだろう。
ところが、浦幌のこのあたりは丹頂鶴の飛来地であり、餌場があり、一説によれば営巣地でもあるようだ。

洒落ではないが、この辺りから浦幌市街地までは道東ならどこでも目にする単調な景色(酪農農場があり、牛がいる)。
牛を見るたびに「べー、べー、べー...」と呼んでみたのは秘密だ。


市街地まであと3kmとなり、30km地点ちょっとすぎに僕は両ふくらはぎを痙攣させてしまった。幸いにも軽度の痙攣で「ぷるっ、ぷるっ」と「なんか衝撃があると攣るぞ!」的に警告が何度もあり、スコップさん、カナダさんに付き合ってもらって歩くことにした。
曇っていて、風も結構な強さ。でも、装備が万全だったせいか寒くはならなかった。
どうやら僕は前回の痛い目で学習したらしい(笑)。

で、やっとの思いで町営浴場に到着。

5 コメント:

匿名 さんのコメント...

昨日はご苦労さまでした。
穏やかな初冬のLSDで極めて快適でしたね。北海道ならではの風景を十分過ぎるくらい堪能したあとの浦幌市街の都会さには驚きました。昼食もおいしかったし、銭湯もよかったし、またやりましょうね。
ベーベーベーは特殊技能ですのでご内密に・・・。(笑)
(カナダ)

匿名 さんのコメント...

サロマに向けて始動!(笑い)
気持ちの良いLSDで楽しかったことと思います。
私はまだフル以上の距離は走る勇気がありません。田代さんがサロマ走ったら考えてみるかな?(え!?)冬のトレーニングはスリップ店頭事故に注意してくださいね。

匿名 さんのコメント...

おつかれさまでした。
走りながらの「いろいろな話」、楽しかったです。

また誘ってください。

たしろ さんのコメント...

To:カナダさん、匿名(スコップ)さん
お疲れさまでした。
本当に走りながらした話しは面白かったです。心拍数も高位な状態だったのですが、面白くて大笑い。(心拍数を上げてしまいました)
面白かったので良し!って感じです。

足に来てしまい無様な姿を見せ「歩きにつき合わせて」申し訳ありませんでした。次回までには鍛錬しておきます。

特殊機能の件は承知しました!(笑)

たしろ さんのコメント...

To:カッチさん
サロマですか!?
スコップさん、カナダさんにサロマと同マラに誘われたのですが...
まだ「その気」になっていません(笑)。

カッチさんも道路の凍結には気をつけて走ってくださいね。
道東は雪よりアイスバーンが怖いですよね。