-絶え間なく鍛えた者だけに栄誉が訪れる-

2006-04-06

CASIO PHYS HEART RATE MONITOR CHR-200J-1JR |Goods|

ランニングウォッチについて、最近何度か書いてきた。

実はランニングウォッチを物色しているのには、それなりの理由がある。

  • 一番気に入って使っていたものが壊れた
  • 今、使っているものは重過ぎる
  • なんとなく物欲を満たしたい
などだ。

で、ポラールの S610iやセイコーのパルスグラフに食指を伸ばしいろいろ検討していたが、自分にとってこの二つのウォッチには重大な機能が欠如していることに先ほど気がついた。
自分にとって必要な重大な機能とは「メモリ可能なラップ数/スプリット数」が175以上必要だということだ。
DOMEで走っていることは書いたが、ここは175m/1周なので、30km走るとすると174のラップ数が必要になる。



比較
比較項目S610iパルスグラフCHR-200J-1JR
メモリ可能ラップ・スプリット数9950999
PCへのデータ転送×
データ解析ソフト×
ざっくりつかみの価格33,000-(生産中止)24,000
中古価格(または新品最安価格)25,00020,00013,000

上記以外の項目については自分にとっては「似たりよったり」の状態。(パルスグラフはピッチ数がカウントできる)

ウォッチを使うのは「練習」と「レース」があるけど、両者を日数に換算してみると
  • 今年の参戦するレース数は「6」
  • 練習日数は30日/月として3月1日から10月末日までの「240日」
レースは全体の1/40ということになる。

頻度から言っても、目的(効率の良い練習をする)から言っても、やっぱり練習で有効に使える機種が良いよな。

そこで、練習でどれだけのラップ数が必要なのか?ということになるのだが、去年の練習日記から一番多く練習に使ったコース(場所)は500mの坂道を往復する ものだった。15km(30ラップ)前後が多く、最長は25km(50ラップ)だった。
次 に多いのはDOMEなのだが、これは平坦、無風で条件が一定なので「雨天」の場合や、坂道練習が続き疲労が溜まったている時に多く使っていたようだ。ただ し、DOMEに行くと15km(87ラップ)を越えるも のが多く、もっとも長い距離を走ったのは174ラップ(30,450m)だった。

そうなるとラップ数が50というパルスグラフでは心もとない。それにPCとのインターフェースが手に入るか疑問だ(手に入らなくても手入力するんだけど)。さらに故障等の話もWebで見かけるし、故障したときの障害対応についても生産が中止されているので心配だ。
残るはS610iとCHR-200J-1JRの比較になる。

S610iの場合
坂道をメインに考えると、30km走をしても60ラップ分記録できればいいことになる。
S610iの売りでもあるPCとのデータやりとり、PCでのデータの分析の面でも有利。
CHR-200J-1JRの場合
PCへのデータ転送ができないので、練習毎のデータ管理が面倒だ。(ウォッチを目視しながらエクセル等に入力することになるが、それは以前使っていたF-RUN 1000の時で慣れているともいえる。)
なによりS610iより遥かに安く購入できる。
しかも、新品で、
自分の本体への要求仕様は充足されまったく問題ない。
ただ、個人的にこの形をカッコいいと思えない。
で、結論的にはなんとなく「経済的な諸般の理由により」CHR-200J-1JRがベストということになっちゃう。くやしいのは、結局 経済性で選ぶならこんなに考えなくてもよかったんじゃないか ってことだ(笑)

まぁ、まよいながら色々考えるのも 楽しみのひとつ なので、もうすこし(無駄に)考えてみよう。

2 コメント:

匿名 さんのコメント...

DOMEで30km走ると175回ラップをとるということですが、私と同じくらいのスピードで走るとすれば、約1分ごとにラップ取りの作業を繰り返すということですね。これはきつい。ついうっかり押し忘れることも出てきませんか?私はスインピアでの計時で時々ラップを取り忘れ途中で押すことがあります。頭の中では数え切れないし、辛いところですよね。ちなみにスインピアは1周230mです。

たしろ さんのコメント...

おっしゃるとおり、ラップ取りはかなり面倒な作業です。
ですが、余計(多く)に走りたくないので割とキッチリラップ取りできています(笑)。
確かに押し忘れも何度かありましたが、あとで記録を見るのでラップタイムから「2周も多く走った」ことに気がつくこともありました。