ホーマックで買ったインナーグローブ(そのままでも結構あたたかい)。
手袋そのものよりも繊維に注目して購入してしまった。実は、この手袋に採用されている繊維は東レのプロミランという繊維(ナイロン)を使用している。
プロミラン繊維は興味のある方はぐぐってもらいたい。
このプロミランの手袋、一時、ネットで話題になり品不足になっていた代物だ。
運がよければコンビニやホームセンターで600円で買える。
注意したいのは素材が「東レ プロミラン(ナイロン66)」「国産」(縫製はやはり国産が間違いない)であることをチェックして購入して欲しい。人気がでているので、まがい物に注意が必要だ。
ここにレビューがあるので、読んでみてほしい。
あ、で、この手袋だが先のフラッドラッシュスキンインナーグローブとは使用想定条件が違うので書き添えておく。
僕の場合、フラッドラッシュスキンインナーグローブは「濡れることを前提」とし、濡れによる体温喪失の防止を考えている。
プロミランのグローブは冬期間のデジカメの操作の為に単に薄手の暖かいインナーグローブが必要なので買っただけ。
ただ、諸元を読むとどちらも似たような用途に使えそうな感じがしないでもない。
2008-12-30
プロミラン(ナイロン66)
2008-12-28
フラッドラッシュスキンインナーグローブ-意外な効用-
秘密兵器その3として用意してあるフラッドラッシュスキンインナーグローブだが、まだ極寒RUNで使っていないのだが、ちょっと意外な効用があったのでメモしておく。
冬であろうが車は汚れるのでセルフ洗車するランナーも多いと思う。
今日、僕は何年かぶりにセルフ洗車してきた(いつもはスタンドのスタッフに洗車してもらう)。
洗車自体はさして難しいことはない。問題はこの季節だと洗車後の拭上げの時に手が冷たくなることだろうと思う。
たまたまダウンジャケットのポケットにフラッドラッシュスキンインナーグローブがあったので、この手袋をして拭上げをしてみた。
車の拭上げなのでじゃぶじゃぶになるほど濡れてしまうワケではないけど、それなりに濡れるが指先が冷たくなることはなかったように思う。
これは結構いいかもしんない。
2008-12-26
背中がニョキニョキ
昨夜、帰宅後ひさびさにJogにでかけた。
暗闇の中のJogは怖い(笑)。しばらく走ってなかった気がするし、背中の痛み(疲れ)も走っていないからだと思った(そう思うランナーは多いと思う)からだ。
走り始めてこれまでと違う動きが体感できた。
なんというか、背中が腕振りに合わせてニョキニョキ動く感じ。もちろん、背中と言っても肩胛骨周辺なんだけど、今まではここがこんなに動いていた感覚はなかった。
背中の話なので本当に動いているのかどうかは定かではない。
しかし、体感的にではあるが確かに肩胛骨がニョキニョキと大きく動いているように思えた。
今年の6月の末あたりから毎朝(月に1回くらい休養していたかもしれないけど)洗面時に腕立てをやって来た効果が出てきたのだろうか?それとも最近マシントレも行うようになった影響だろうか、はたまた腕振りを前方向へ意識した影響だろうか?僕の背中(肩胛骨)は以前よりも速く、大きくニョキニョキ動く(ような気がする)。
そういえば、車で出勤する時に背もたれにもたれながら肩胛骨を動かす練習(意識していたにすぎないのだが)もしていたのだが、最近になって「ああ、動かせているなぁ」と実感めいたことも感じていた。
このことがランニング(とりわけタイム)にどのように影響するのか楽しみになって来た。
2008
今月は走っている回数は多いが何キロ走ったのだろうか?と思いJogNoteの月間記録を見てみた。
今のところ約108km。自分の煩悩を振り払うために、更に走り加えておかねばなるまい(ナゼ?)。
で、年間は...というと、1,998kmだった。あと10kmで2008。
2008年に2008kmでも良し、今年を超えて来年に繋げようと2008kmを超えるのも良し。
あと10kmなら走れると思うのだが、明日は忘年会。明後日は二日酔いでダウンの見込(笑)。今年最後の目標を達成することができるだろうか?
とか、思ってしまう。僕は暇なのだろうか?
2008-12-25
Cyber-shotTMケータイ SO905iCS-秘密兵器 その2-
秘密兵器その2であるCyber-shotTMケータイ SO905iCS。
LSDに出かけるときに必ず持って行くものは?と聞かれて「携帯電話」や「デジカメ」と答えるランナーは多いだろう。
知っている人は知っているだろうが、僕はLSDの時には必ずコンパクトデジタルカメラを持ってでかけている(ルーファスの中に入っている)。僕の持っているのはNikon P5000というやつだが、僕がデジカメで撮影しているところを見かけた人はあまりいないハズだ。
P5000に不満があるワケではないのだが、僕はわざわざカメラを取り出して撮影するという動作が面倒なのだ。(だったらなぜ持ち歩く:笑)
携帯電話も持ってでかけているが、経験的に通信機として携帯電話が役立ったことはない。まぁ、もしもの時の通信機であるのだが、幸いにもかなりヘコタレても頑張って戻って来ているので「迎えに来て」コールはしたことがない。
そうではあっても、携帯電話なしでLSDに出かけるのはある意味自殺行為でもあるので、これを「持たない」という選択肢はない。
一方、デジカメであるが、そもそも持っている癖に使わないという実態もあるし、一人LSDの時はいつも大体同じコースを走るせいか、僕の感性が鈍いせいかいまのところ「撮っておきたい」というチャンスもなく、なんとなく「持たなくも良い道具」に近い位置づけとなりつつある。しかし、そりゃ撮りたいシーンだってあるワケで、そんな時用にいつもSH900iという携帯電話(FOMAカードは入れていない)をポケットに入れている(なので、今までは都合3台(P5000、SH900i、通信機の携帯電話)のデジカメを持って走っていたことになる。)。
なんで、3台も!という疑問は自分にもあって、通信機として準備している携帯電話で写真を撮ればいいじゃないか!とも思うのだが、通信機として使いたいときに「電池切れ」では命にかかわる。
そんなワケで手軽で比較的画質の良いSH900iをポケットに忍ばせている(SH900iで写真を撮っている姿なら見たことのあるランナーも多いと思う)。
携帯電話のカメラ機能を良い点は「画質にこだわるよりも、その瞬間を記録したい」というシャッターチャンスに対する即応性だと思う。一方、P5000のようなデジカメは「それなりに構えて撮影する」ので画質や構図にちょっとこだわったりする。
以前から、そうした「即応性」と「出来栄え」とを充足させるために「カメラの良い携帯電話」が欲しかった。
最近は料金プランと端末の購入代金の関係が面倒になっている。docomoの場合905以降の機種にすると「バリュープラン」という料金体系が使える。
僕の場合、今のベーシックプランの場合、長く使えば使うほど月々の料金は割高になってしまう。どこかでバリュープランの適用を受けるべく機種変更をしなければならないと思っていたところだった。
で、画質の良いカメラ機能を搭載した携帯電話を探すことになるのだが、これがまた分かりづらい。「画質の良さ」と言っても所詮自己基準で要は気に入るか気に入らないかでしかないような気がしてならない。
Webを探せば「サンプル画像」はゴロゴロあるけど、観ても分からなかった。
サンプル写真はどれもピントが合っていて、綺麗なのだ。分からない場合は「メーカー頼り」(笑:ソニータイマーといわれるよろしくない評判もあるんだが)。
露出の補正とかもしているのか、していないのかも分からない。
携帯のカメラで撮影した経験のある人なら誰でも空(そら)が「晴れている」のか「曇っている」のか分からない写真になった経験があるんではないか?と思う。僕がカメラに望むものはフルオートで空(そら)が「空色」に、雲は「曇色」に写って欲しいという単純なものだ。
デジカメを作っているメーカーが携帯も作っており、しかもデジカメのシリーズ名を冠したネーミングをするにはそれなりに自信があるからだろう。という推測が働いたのは言うまでもない。
走力向上にはなんの役にも立たないだろうが、ランニングが楽しみになる、楽しくなるためのGoodsとして活躍してくれれば良いと思う。(このカメラで用が足りるならP5000は売っ払う所存)
なお、この機種変更で端末代金を24回払いにした。今の料金よりも500円/月ほど高い支払いをしなければならないが、端末代金支払い後は半分以下になる(計算)。もっとも、途中でまた料金体系に変更があればもくろみは泡となるが、いたしかたあるまい。
--20090104追記
SO905iCSを使って何枚か写真を撮っている。
日中の屋外での液晶の視認性が悪いので構図が決めづらい。それはこの機種に限ったことではないのだが、少々設定をいじりたいときに視認性の悪いのはカナリ不便だ。
噂の操作時の遅さは僕にはあまり気にならない。
まぁ、できあがりは気に入っている。
2008-12-22
2008-12-21
Under Armour Cold Gear モックタートルネック-秘密兵器その1(公然の秘密)-
昨日、とあるスポーツ用品の量販店で試着。最後の最後までメタルにしようか迷った。
当然、試着は室内でしているので「暖かさ」をチェックすることはできない。もっぱら束縛プレイコンプレッションの具合をチェック。
僕は下腕が太いのか締め付けがきつく感じる。胸、上腕部はまったく問題ない。下腹の出具合がハッキリしてしまいちょっと気になる(笑)。
メタルはなぜか首がキツイ。そのほかはモックもメタルも似たような感じだ(ちょっとメタルの方が緩めかも)。
ま、ブログで「モックタートルネック」宣言もしたので、モックタートルネックをもってレジに行く。
で、買ってしまえばこっちのもの。早速試してみたくなるのが人情ってものだ。今夜は女房が街中で忘年会。その送迎の間とかちプラザ周回をしてみることにした。
上は件のモック、下はユニクロのロングタイツ。これにペラペラのウィンドブレーカー(上下)という格好。
気象条件は下記の通り
時間 | 降水量 | 気温 | 湿度 | 風速 | 風向 |
18 | 0 | 0.5 | 98 | 0.7 | 南南西 |
19 | 0 | 0.6 | 98 | 0.3 | 西南西 |
20 | 0 | 0.6 | 99 | 0.5 | 北北西 |
プラスの気温ではあるが、路面は軽く薄氷が張っている状況。風は気にならなかったが霧雨が降っている感じだ。
で、モックの印象だが、第一印象は暖かくない。でも、寒さも感じない。なんというか、着てから脱ぐまで変わらぬ体感温度が得られた。
それなりの運動量なので発汗し、普通なら暑く感じてもよさそうだが暑くはならないし、シャツが肌にペタっとつく嫌な感じもない。
プラスの気温なので寒くはないだろうと予測していたが「暖かくない」という事実に逆に衝撃をうけておく。
少々この結果は気に入らない。ということで、今朝再度追試。
で、今朝の気象条件は
時間 | 降水量 | 気温 | 湿度 | 風速 | 風向 |
8 | 0 | 1.2 | 66 | 3.0 | 北北西 |
9 | 0 | 1.5 | 65 | 3.0 | 北西 |
10 | 0 | 1.5 | 65 | 3.0 | 北北西 |
で、追試の印象だが、昨日とまったく変わらない。
涼しいというか「良い感じ」で暑くなく、寒くない。これは風速3mの条件でも変わらなかった。
メタルの評価を「暖かい」「汗だくになる」など聞いていたので、モックの印象は「???」である。正直「暖かいもの」と思っていたが、そういうものではなく「寒くないもの」なのでは?と思う。
まぁ、もっと気温が下がってみないとわからない。ということで今日のところは勘弁してやる(笑)。
ちなみに、メタルを試着している図。
2008-12-19
背中の疲労
水曜日の朝から上半身というか背中の疲労が抜けない。
そもそも、この疲労感の原因はなにか?と考えたときに思いつくものは
- 腕立て
- 前振りランニング
- ポールウォーク
腕立ては、結構前からやっていることなので残るは二つ。
確かに火曜日の夜にポールウォークを30分ほどやったけど、その疲労が翌日にでるというのは年齢的に少し早すぎる(笑)。
すると、腕を前に振ることを意識したランニングの影響なんだろうか?
本格的に前振りランニングで頑張ったのは土曜日。そして、月曜日、火曜日の昼ランだ。とどめに火曜日の夜はポールウォークをしたしなぁ
なんとなく疲労が発現する時期が符合するように思う。
前に振る意識を持っているのに背中に疲労感が猛烈に溜まっているのは、背中の筋肉を使っているせいなんだと思うが、それって肩胛骨を引く意識の時にはあまりなかった。
前に振る意識で結局のところは「引く」運動ができているのかもしれない。それなら、それで良いのだが。
この疲労は自転車通勤を続けていたときの疲労と同等のものを感じる。
「背中で走れ」というのはこういう意味なのだろうか?
腕の前振りは、カナダさんやsakaさんがコメントしているが
- どうやら速く走れる(ような気がする)
- (確実に)疲れる
お二人ともサブ4ランナーであり、それなりの練習を積んで来ているのに「疲れる」(エネルギーの消費が大きい)と言う。
さて、この走り方の取捨をどうするか?だが、僕は白糠が終わるまでは続けてみようと思っている。取捨を判断する期間として3ヶ月は最低限必要だろう。
で、僕の場合、上半身(特に背中)に疲れが集中しているので、この動きに対応する背中の筋肉の補強が不足しているのだろうと思う。補強運動もちゃんとしなくては!(例えば、毎朝腕立てはやっているが、一日に2回は必ずやるとか...)
あとカナダさんが注目すべき問題点として「スピードコントロール」が難しいというようなことを書かれていた。
確かに思ったより早い段階で目標スピードに達するし、自分の意志に反してそのままどんどん加速していくような感覚も分かる。
でも、短い直線を往復している中での話しなので確証はないのだけれど、最近はちょっとだけなんとなくコントロールできているような気がする。
やっぱり長い距離を走って、試してみたいなぁ...
2008-12-18
体重の変動
JogNoteで管理している体重と体脂肪の推移グラフをとりだしてみた。
オレンジが体重、ピンクが体脂肪率。1月中旬ころに我が家にも体組成計が配備されたので毎日計測できるようになった。
このところ66kg台でがんばれている。ゆるやかに右肩下がりで良い感じだ。
昨年の1月中旬頃には驚愕の72kgがピークだった。
増減を繰り返しつつ体重は減っていくものなんだなと実感できる。
これから迎える年末年始をどう乗り切るか。たかだか10日で10kg増やした強者を知っているだけに気を付けねばと思う。
ちなみに左は過去3年間の推移だ。77kgあたりからスタートしているが、走り始める前は82kgだったことを告白しておく。
やはり、冬場には増え、春先に向けて減り、お盆で増え、年末年始で増えるというサイクルが如実に現れている(笑)。
で、体脂肪率と体重の関係だが、自分の記憶では体重70kg、体脂肪率22%が自己標準で現在のところ体重67kg、体脂肪率19%くらいが平均だろう。
計算してみると概ね体脂肪の減少がダイレクトに体重に反映されているようだ。
2008-12-16
要は氷点下20℃に耐えられるものが欲しい
世の中不景気とはいえクリスマスシーズンである。
僕の狙いは「Under Armour Cold Gear」なのだが、かなりの数の商品構成なので「どれ?」と迷う。
氷点下20℃でもOK!みたいなことが書かれていれば速攻オチルのだが...そういう類の商品ではない。
まぁ、氷点下20℃の条件で走ることってのは年に2回くらいだろうから、氷点下15℃基準でも良い。どれにしようっかなぁ~
うむぅ...
--20081217追記
情報が得られたので外出したついでにとあるスポーツ用品の量販店に行き現物を見てくる。
メタルコールドギアは確かに良さそうだ。むしろ、これじゃ暑くないのか?と思ってしまった。
いわゆる定番のコールドギアモックタートルネックでも大丈夫じゃないか?と思ってしまった。
メタルでもいいのだが「暑すぎる」のは使用期間を限定しすぎることになり、せっかくの投資効果が得られない。氷点下15℃以下という気象条件を走る日数がどれくらいあるのか...どっちにしようかと悩むところではある。
むしろ、過去の記録を読んで思ったことは、グローブの方が問題だった。
うむぅ...どうしよう
ああ、そうか全部買えばいいんだな。
- メタルコールドギア
- モックタートルネック
- フラッドラッシュスキンインナーグローブ
- アンダーアーマーのグローブ(ライナーorフリース)
- バランスボール
--20081218追記
熟慮の末、上記2,3,5を発注した。
メタルの保温性はおそらく氷点下20℃まで十分に耐えうるであろう。一方、モックタートルネックは氷点下5℃程度までではないか?と推測する。
それでもモックタートルネックにしたのは、昨シーズンの経験からやりよう(重ね着)によって、その時々で対応しようと思ったからに過ぎない。
メタルを使っているランナーが多いことは分かったので、各ランナーのブログで今シーズンの厳冬期にどうであったかレポートされるに違いない。
その中にあって僕はモックタートルを使い体験談をブログで紹介したい。
今シーズンは間に合わないだろうが、来シーズンの為の参考にはなるだろう。
フラッドラッシュスキンインナーグローブにこだわったのにはワケがあることを書き添えておく。今年の洞爺湖マラソンの時、雨で手が冷たくなり泣きそうになった経験があるからだ。春先(晩秋)の雨は冷たい。経験に学び、準備しておきたかった。また、寒冷期のこのグローブの効用については不承知ではあるが、寒冷期において「濡れるのは御法度」だ。なぜなら「濡れる」=「凍結」を意味するからだ。そういう意味でこのグローブの効果に期待している。
たくさんの読者の方からコメントをいただいた。ありがとうございます。
ブログに詳細なレポートを書いてくれたsakaさん、私信でやりとりさせていただいたしなそばさんには感謝申し上げる。
前か?後ろか?
知っている人は知っていると思うが畑中葉子の「♪後ろから、前から...」ではない(ザンネンっ!)。
腕振りは前か、後ろか?という件について、一応の僕的結論として「前に振る」を意識してみようと思う。
自分のランニングフォームは前傾が不足(という言い方が適当なのかは定かではないが)している点という個人的な事情を踏まえたものである。
身体(重心)を前方へ移動させるのがランニングだとすれば「前」に重心を移動させやすい動きが適切なんだろうという考えたからだ。前に振るイメージの方がうまく身体を前に運べているような気がする。
ここ10日ほど、「前に振る」、「後ろに引く」をいろいろと試したところ「前に振る」に意識を置いた方が「適度な前傾が得られている」(ような気がする)。これは平坦地、上り、下りのいずれの場合でも感じられる。肩胛骨を引く動きを意識すると重心が後ろに残ってしまう(ような気がする)。特に下りでは「そっくりかえって」いるような感じにさえなる(と感じた)。
また、腕を前に振る意識すると、足の踏み込みが強くなる(ような気がする)。(ひょっとしたら単にブレーキを力強くかけているのかもしれないけど)
腕を前に振るの具体的なイメージとしては、グー(中にはパーの人もいるかもしれない。チョキの人は普通いないだろう:笑)を横腹を通過する時に「ぐいっ」と力を入れる(この「ぐいっ」が接地している足から地面に伝わる感じがする。)。
このような(腕を前に振る)イメージで走ってみても、前に振る側と反対の肩胛骨がシッカリと引かれているように感じた。結果として「肩胛骨を引くイメージ」も実現できているので、肩胛骨からスタートする骨盤の旋回運動もできている(と思う)。
腕を「前に振る」をイメージの問題点としては、
- 腰の落ちたフォームになりやすい。
- 腰から上体を前に折ったような変な前傾になりやすい。
- 踏み込みが強くなる(とすれば)ので、バネを使った走りになりやすい。
「1」については、しっかりと骨盤を前傾させた立ち方を習得。「2」については、目線の位置を足下には置かず遠くに定め、「3」については自分の身体の真下で着地するように意識することが必要だろう。
腕を「前に振る」をイメージするには手になにかを握るというのは効果的だと思う。僕の場合は
- ノルディックポール
- e3グリップ
以上はあくまで僕自身の個別的な事情と短い間の試行の結果からの結論である。
他のランナーにはなんの役にも立たないかもしれない。しかし、僕の場合は「身体を前に運ぶ」という点から上記のような方法が良いように感じたにすぎない。
都合が悪くなるまで、これでやってみようと思う。
2008-12-15
来年やってみたいこと
目標というほどキッチリしたものではないのだが、来年はやってみても良いかな?と思うことがいくつか思いついたのでメモしておく。
- サロマにチャレンジ(キャンプの魅力にとりつかれて...じゃなくて、サロマンブルーを目指すなら来年しかない)
- ニセコにチャレンジ(10km、30kmを走ったはせがわさんの話を聞いてビビっておく)
- マスターズ参戦(1500、5000で出てみたい。)
- eRCとかちトラック大会(場所はある。スパイクはないけど、なんかおもしろそうだ)
2008私的10大ニュース
恒例のランニングに関する私的10大ニュース。
10個ないかもしれないが(苦笑)
- 冬のオフシーズン期間にLSD中心の練習をした。(氷点下20℃とか、気象条件が厳しくなればなるほどなぜか燃える)
- 大騒ぎして登録したマスターズに一度も参戦せず(スケジュールがちょっと噛み合わなかった)。
- eRCとかちの行事は楽しめた。(フルマラソン記録会、チャレンジ100など)
- 新しい出会いがあった。(Ogamanさん、しなそばさん、はせがわさんと衝撃的な出会いがあった。あと帯広ランナーズの皆さんとも仲良くなれそうだ。)
- 景色が楽しみで参加した洞爺湖マラソンは雨にやられた(普段の行いだろうか(苦笑)?でも、大きなペースダウンがなく自己記録となった。冬場のLSDの成果と思い込む。)
- 釧路湿原マラソンでのバトルに惨敗(僕は去年よりも遅いことを自覚)。でもアフターは楽しかった。
- だまされて47kmを走る(道マラ練習会としてのLSD。42kmのハズが...ただ、47km走れたのは自信になった)
- ノルディックポールを始める(良く分からないが、腕の振りは確実に良くなると思う)
- 勢いで道マラに参戦。(姑息な傾向と対策で完走できた。)
- キャンプの楽しさを知る(これは良いことなのだろうか:笑。でも、宿泊代も浮くし良いことだろう)
- 別海でつっこみ、予定通り撃沈(まだまだ練習が足りんと自覚する)
- 日産カップ陸別こがらしマラソンでむらまーちゃんの後塵を拝する(というか、むらまーちゃんが速いすぎる)
2008-12-13
どっちだ?
今日は坂道調教でちょっとした坂を使う日。
昨日の雪で歩道の除雪状況を確認してからどこを走ろうか?と迷いつつ現地についた。
いずれも距離は1km走れる。
一見みたところ下のコースの方が夏靴で走りやすそうで勾配よりも足下の心配の少なく、車両との接触機会の少なそうなので、今日はこちらを走った。
最後の200mほどは緩やかに下るのだが、この部分で楽をせずに減速するのではなく、加速するように心がけてみた。
急走タイム(05:05)が速いのか、緩走(復路)タイム(07:00)が速いのか5本がやっとだ。
次回こちらを走る時は急走タイムを05:15くらいにして、緩走を07:00にしてみようと思う。
2008-12-11
やつあたり
かなり八つ当たりネタ。関係者の方にはあらかじめお詫び申し上げる。
既にランナーのSNSとして定番的な存在であるJ0gN0teについてである。
重すぎないか?
まぁ、あちこちのランナーのブログを見てもあまり軽快さに欠ける点では概ね意見の一致しているところだと思うがPCで使用している分にはさして気にならないので、これは許す。
僕は就寝時や朝の個室でW-Zero3を使ってWeb閲覧をするのが日課なのだが、どういうワケかJ0gN0te現行版の「ログイン」ボタンを押下(タップしようが、OKしようが)してもログインできない。
旧版では問題ないので旧版を利用していたのだが、1ヶ月前からだったろうか?旧版は12/25に廃止するので現行版に移行してくれというようなアナウンスが旧版に表示されるようになった。
まったく嬉しくないクリスマスプレゼントだ。
件のW-Zero3であるが近時になって携帯電話の分野でも多く作用されてきたいわゆるWindows Mobile携帯と同様にwindows Mobile 6 を搭載していて、ブラウザーはIEかOperaがプリインストールされておりOperaが標準のブラウザーに設定されている。で、いつであったかJ0gN0teもOpenIDの流れを取り入れ、yahooやmixiのIDでログインできるようになっていたので、ものは試しと既に所有するyahooのIDを使ってJ0gN0teにログインを試みたところ少々手数はかかったが無事にログインできた。
これは明らかにJ0gN0teのログイン画面に問題があると思うのだ。
そもそも移行せよ!というなら移行するに十分な環境を整えてもらいたい。
しかも、せっかくログインできたのに現行版の重いことと言ったらありゃしない。携帯電話でJ0gN0teを使う人も多いと聞く。
先にも書いた通りOSにWindows Mobileを搭載したものも今までよりは多くなるだろう。残念ながらJ0gN0teにはその準備ができていないと思う。
過去にもJ0gN0teの機能について不満を書いて来たが、この度、一層の努力を期待したいものだ。
というか、上記のような問題について質問のメールを出しているワケだが、11/25に発送して以来、なんら音沙汰がない。
--2008/12/13追記
昨日(12/12)JogNoteの羽石さんから返信を頂戴した。
現行版、旧版のloginに関わる相違点はJavascriptの関係だという。WM6側のブラウザーの設定を確認して欲しいとのことであった。
既にJavascriptがONになっているのは確認しているので、他に問題があるのような気がするのだが...
で、いわゆるWM携帯も増えて来ているので、この点を踏まえて旧版を暫定的にWM用として残すように進言したが、リソース(人、機器等)の関係もあり「残念ながら旧版の廃止は避けられない」とのことであった。ただし、WM端末が増えていることを踏まえ、その点にも留意し開発するとのことであった。
カーボンシートチューンが年内復活
先日、我が敬愛する「プロが教えます。!正しいランニングシューズの選び方!」ブログのオーナーであるシューズマスターからカーボンシートチューンを年内復活の見通しが立ったという内容がメルマガで配信された。
今朝、読者の方から私信を頂戴したのだが「たしろさんはどうしてカーボンシートチューンを薦めるのですか?」という内容だった。
世の中には確かに色々なインナーソールがある。
- 既製品のもの
- 既製品に手を加えたもの
- 足の計測やヒアリングを行ってから作ってくれるオーダーメイドのもの
僕がカーボンシートチューンをしたのは、まだランニングを始めて間もない頃で膝を壊して走れない期間が2ヶ月くらいあった反省から膝(と言わず脚部全般)に優しい(安全な)靴を探している時だった。
そんな動機だったので、関連的になんとなくインソールチューンの情報も見聞きするようになっていた。
そんな時に偶然に冒頭のブログに行き当たったのがキッカケだった。
安全性を求めるとシューズもインナーソールも決して安いものにならない。選択は慎重にならざるをえなかったワケだ。
靴はWeb上で評判の良いアシックスのGTシリーズやミズノのウエーブシリーズだろうと検討の上決めていた。ミズノのマーベリックは既に持っていたし、たまたまGTの型落ちが安く売られていたのでこれを買った。
型落ちを安く買ったので、新しいシューズを買うにあたって用意した予算が若干余る。どうせならインソールも買っちゃうか?のノリがあったのは事実だろうと思う。
で、インナーソールの購入あたり色々検討してみたが、上記の1、2はどれにしたら良いのか分からなかったのでパス。
3を真剣に検討したが、近くにそういうショップはない。通販をやっているところもあるが足を計測はしなくてはならない。
Webで調べてみたところユーザーの評判も悪くはないが、
- 既に持っている靴にインナーソールが入らない場合もある
- わざわざ足の測定に行かねばならない
- 靴より高いインナーソールになる(安い靴を買ったので)
- 人間の変化に伴ってインナーソールの調整が必要
そして、いよいよカーボンシートの検討になるのだが、カーボンシートは上記のどのカテゴリーにも当てはまらないと思っている。
カーボンシートの特徴を上手く説明できるか自信はないが、誤解を恐れずに書く。
上記のカテゴリーはユーザー(ランナー)の個別性に合わせる発想だが、カーボンシートチューンはユーザーの悪癖が靴に伝わりづらい(靴からねじれ等の良くない動きが足に伝わるのを軽減させる)意匠を施し、結果としてユーザーが使うべき筋肉を刺激するという仕組みを靴の方に改善(チューンアップ)して実現しようという発想だからだ。
つまり、特に障碍のない限りユーザー(ランナー)を見なくても良い。
靴をチューンアップするので、ユーザーの個別的な変化による調整は不要というシンプルな発想。
構造的にはコンマ数ミリのカーボンシートを靴底(内側)つま先部、踵部に貼るだけなのでほぼメンテナンスフリーな構造で非常にシンプル。
価格もオーダーメイドのインナーソールよりも格段に安く、型落ちのシューズを買った余りにちょっとの追い金で済むし、通販OK。
と、僕の要求仕様を充足する。
で、なぜ僕がカーボンシートチューンを薦めるかというと、この手の類の商品は「使ってみないと分からない」というどうしようもない側面が必ずある中で
- 足入れのイメージが素のままであること(固さが固くなったとは感じる)。
- 使っていなかった筋肉を刺激するので、トレーニング効果が期待できること。
- 価格的に試しやすい価格帯であること(型落ちシューズと合せて買ってもニューモデルにちょっと加えるぐらい)。
- 商品の発注が面倒でないこと(計測不要だが、オーダーの際には靴のモデル名、型番が必要)。
- メンテナンスフリーであること。
- 上手く剥がせれば、次のシューズにも使える可能性があること(再利用可能で経済的)。
もっと言えば、そもそも「1」に書いたように靴の足入れイメージもサイズもインソールで変化することもないので、せっかくオーダーインソールを作ったのに調整がうまく行かず腰や足を痛める可能性が低位に思えたし、気に入らなければ剥がして靴だけで使える。なによりも経済的にメリットがあると判断したからだ。
また、自分自身の成長(?)の課程でボディーバランスが変化しても、カーボンシートなら調整不要だからだ。
自社のオーダーインソールを着けているランナーの靴底を見て「しばらく調整していないので、片減りしていますね。また時間を作って調整に来てください」というZ社と「ボディーバランスを最後に精算するのは足です。こういう減り方をするということは上半身をもっと鍛えてください」というシューズマスターとあなたはどちらを選択しますか?
もちろんZ社だって、トレーニング方法のアドバイスをしてくれるかもしれない。
しかし、僕の場合の問題は「調整に行く」っていう時間だった。
2008-12-10
エリプティカル
今日は仕事も早く終われたので、DOMEに行ってみた。
走るというよりマシントレが目的。
で、写真手前のエリプティカルというマシンをどうしても試してみたかった。このマシンは以前にも使ったことがあるのだが、ナニをするマシンなのか良く分からなかった。
写真では分かりづらいが、アームが付いていてアームを前方へ押すと同じ側のステップが沈み込みながら後方へ移動する。他方の側はそれぞれ反対の方向へ動くという仕組みだ。(アームを前方へ押すと書いたが、アームを手前に引けばステップはせり上がりながら前方へ移動してくる。)
これを使って腕は押すか、引くかをジックリ試して見たかった。
結論から言うと分からない(笑)のだが、いくつか気がついた点を列挙してみると
- 前に押した方がほどよい前傾を保ちやすい。手前に引くと上体が後方に残ってしまうような気がする。
- 前に押した方が速度(速度計が付いているのだが)が出やすい。
- 全身運動となるので結構疲れる。
- 無理矢理上半身と下半身が動かされるので、上半身と下半身の連動性が良くなる(ような気がする)。
このマシンを20分ほど試したが、ペースがつかめずヘロヘロにされておく。
その他、普通にある筋トレマシンを2種類を使って3種ほど補強トレーニング、最後にはJobaに揺られて体幹トレーニングをして撤収!
それにしても「押す」のか「引く」のか...未だ自分的にイメージできず。
1/3経過-12月の練習について-
あっ!という間に12月も1/3を消化してしまった。
今月の目標はスピード練習がメインで、あとは楽しいLSDも2回くらいやろうね。って感じ。
事実この2週間ほどは
- 11/29 インターバルでスピード練習
- 11/30 33km浦幌LSD
- 12/06 インターバルでスピード練習
- 12/07 5kmペース走2本
来年3月までにワンランクアップのスピードをつけておくにはちょっと練習が足りないのではないか?と思っている。
スピードを付けるための練習っていうのは、平たい話が
- ガシガシ走る(当然、効果のある方法で)
- 効率の良い走り方を身につける
ポイント練習は週に1度ないし2度程度だろうから今のままでも良いとして、それだけでは二つ目の効率の良い走り方を身につけることは無理ってもんだ。
効率の良い走り方っていうのは普段のJogで養われるものだろう。
そうだとすると、明らかに今のままでは足りない。足りないどころか、ガシガシ走っている時には走り方に気を配る余裕なんて無いワケだから悪いクセが付くだろう。ま、ひいき目に良くても現状のままってことだ。
で、効率の良い走り方をJogで養う為には「効率の良い走り方」ってどんなの?という疑問に行き着く。
基本的に目指していたものは金哲彦氏提唱する
- 肩胛骨を引く
- 骨盤が旋回する
- 体の真下で着地するように心がけ
- 着した瞬間に腹筋、ケツ筋に力を入れる
おとなしくこれに没頭していれば良かったのかもしれないが、始動の「1」に疑問を感じてしまったのは昨日書いた通りだ。
で、たまたま昨夜、就寝前にスピード練習について本を読んでいて(パラパラとではあるが)驚愕の事実を発見してしまった。
本は「弘山晴美のマラソン術 スピードトレーニングでタイムが伸びる」(弘山勉著)。
嬉しいことに本書の中で「合理的で無駄の無いフォーム」というそのものズバリの項がP43から書かれている。
あっと思ったのがP58の「地面に力を注ぐ」イメージでというところ。全文を掲載したいところだが一部割愛するが、およそ下記の通り
体重を乗り込ませる時に、エネルギーは蓄えられます。腕を前に振りながら蓄えられたエネルギーを地面に伝え、前方への推進力に変換する為に腕は使います。(略)とある。ああああああ、昨日書いたヒラメキってのは、この本を読んだ中身が頭の中に刷り込まれていたんだな(苦笑)。読んだ当時には理解できなかったこの部分だけど、水たまりを飛び越える瞬間、なんとなく理解できる糸口が掴めた感じなんだろうなぁ。
また、切り替えをした脚を全欧に出す為にも、腕は後ろに引きましょう。(略)
で、なんとなく分かってきたら試したくなるのが人情ってもんでしょ。ということで、会社の近所で昼ランしてみた。もちろん、「腕を前に振りながら蓄えられたエネルギーを地面に伝える」をイメージしてみた。
約30分ほど走ってみたが、正しい(良い)体の動きになっているのかは確認のしようがなのだけれど、これは結構疲れた。
午後から仕事に復帰したが背中の筋肉が怠い。使っていない筋肉を使ったからに相違ない(単なる仕事の疲れでは断じてない。と思い込んでおく:笑)
で、気がついたことがある。
ああ、普段のこういうJogは昼休みで良いかも!と...
朝は寒いし、暗いし、億劫で朝ランしていないが、昼の30分程度なら続けられそうな気がしてきた。
大きな勘違いかもしれないが、やる気が出たときにやるってのは間違ってはいないだろう。継続できれば儲けモノだ。
もし、これが継続できればいわゆる「スピード練習」と「効率の良い走り方の体得」が得られるような気がしている。
2008-12-09
目から鱗が...と思ったら
e3グリップやノルディックポールを使って肩胛骨を引く動きを意識してきた。
そして、こうした動きを補強する意味で上半身を鍛えるべく腕立て伏せを毎朝(時には昼、就寝前にも)実施している。
最近ではランニングの時に最初のうちはこうした肩胛骨の引き運動がうまいぐあいにできているような実感もある。
しかし、ちょっとこれで良いのだろうか?という疑問も持っている。
ことのキッカケははせがわさんと一緒に走った帯広の森でのできごとだ。
e3グリップを握っていた僕を見て、ちょっと良いですか?とはせがわさんがe3グリップを握って行った腕振りの動きを見て僕は「あれれ?」と思った。
彼はe3グリップを握った拳を「前」に力を入れて振ったのだ。
彼がなぜ前に振ったのか...疑問はあるが、握りの強さを試す為にグィッとやったのかな?と自分を納得させてみたものの、ずーーーーーーーーーっと気になっていた。
気になってはいたものの、僕は相変わらずe3グリップを持とうがノルディックポールを持とうが肩胛骨を引く動きに注意していたのは言うまでもない。
だって、腕振りは「肘を後ろに引くように」とかいうのを良く目にしていたし、もちろん金哲彦氏の教えにも「肩胛骨を引く」というのがあったからだ。
それでも、なぜ腕を前に振る必要があるのか...妄想せざるを得ない。
そんなことを考えたことがなかったので、僕は単に「肩胛骨を引く反動」が逆の腕を前に振り出させる。という反動説(そんな説はない:笑)で自分を納得させようとしていた。
ところが、それだとはせがわさんの動きを説明できないのだ。彼は力強くグィッと拳を前に出したのであり、反動で動いた動きではない。第一反動で動かすくらいならe3グリップを握った拳は「引く」はずだ。
先日、雨の降った水たまりを飛び越えて行こうとしたときに「はっ」と気がついた。まだ妄想は熟しておらず「ああ、そういうことかもしれない」程度のヒラメキだからアテにはならないのだけれど、一応の結論としてメモしておこうと思う。
水たまりを飛び越える動きを説明するのでは分かりづらいと思うので、ここでは「立ち幅跳び」を例にしてすすめる。
まず、ランニングとは「小さなジャンプの連続である」ということを定義しておく。
これは金哲彦氏もその著書で書かれていたし、弘山勉氏(弘山晴美のご主人)も著書で書かれていたので多分正しい。立ち幅跳びの動きを想像してもらいたいのだが、およそ次の動きをすると思う。
ジャンプなら立ち幅跳びで説明するのもまんざら的外れでもないと思う。
- 両足を前後させずに立ち
- 両腕を後ろに引きながら、力を蓄積
- 両腕を前方へ振り上げながら
- 膝・腰などのバネを使って
- 前方へ体を飛び出させる
しかも、思っていた以上に振り出す腕にはパワーが必要そうだ。
なにより、足の蹴り出しと腕の振り出しのタイミングって頭の中では分かりづらい(多分ここが「動きのコツ」ってやつじゃないだろうか?)。
これをランニングにあてはめるとどうなる?水たまりを飛び越した時のことを思い出しつつ書こうとするが、なんか変だ。
記憶が定かではないのだが、あの時は、右足で踏み切ったけど、その直前の動きは右腕を速く後ろに引いた気がする。
右腕を大きく速く引き、骨盤が旋回して左足が前方へ振り出されるのと同時に左腕も前方に出ていたような気がする。しかも、前に出た左腕に意識はほとんどない。
左の手足が一度に前に出ているという奇妙なフォームになってる(爆)。
自分の思いつきと自分の体動きに矛盾がある。
先の「ジャンプは腕の前方への振り出しで開始される理論」に当てはまるのならば、
- 右腕を前方に鋭く振り出し
- 右足で踏み切り
- 左肩胛骨を引き
- 左足が前方に振り出される
自分の矛盾した動きの中でなぜパワーの源が腕の振り出しにあると閃いたのか不思議でならない。
ま、故に妄想なのかもしれない(大笑)。
それでも、懲りずにこの妄想は追試の対象にした。
2008-12-05
来年の予定を考えてみる
来年頑張るレースをどうしようか?と考えてみた。
この冬は、1ランク上のスピードを手に入れる練習をしつつ、月に2回ほどのペースでLSDをして過ごしたい。
月 | レース | 目標 |
03月 | 白糠ロードレース 10km | 45分切りに挑戦 |
05月 | 洞爺湖マラソン フル | 3時間40分切りに挑戦 |
07月 | 釧路湿原マラソン 30km | 2時間25分切りに挑戦 |
10月 | 別海町パイロットマラソン フル | 3時間30分切りに挑戦 |
冬場のスピード養成練習の成果を3月にテストするって感じ。
これに成功したら、底上げされたスピードを維持しつつ、5月の末の洞爺湖マラソンで40分切りに挑戦し、サブ4ランナー復活を目指す。
そして、シーズン最後の別海町パイロットマラソンでサブ3.5に挑戦する(決して4時間を超えてはならない)。
というのが基本的なスケジュールだ。
3月に思うような成果がなければ追試もしないとならんが、適当な大会が思いつかないが、時期的には本別公園クロスカントリー大会かな?
あ、マスターズで1500m、5000mを走るっていう手もあるな。
あとは、スパイス的に
- ハーフの大会(士別、根室)
- サロマ
- ニセコ
他には地元の有志の大会として、GWの前後には「eRCとかちのフル挑戦会」があるだろうし、マラソンを楽しむ会の大会もあるし、シーズンの末端には日産カップ陸別こがらしマラソンもある。
上手にスケジューリングして、目標の大会にはベストの状態で出走したい。
あと、レースではないけど、過去3年(今年を含む)の走行距離グラフで発覚した5、6月の走り込み不足を解消したいな。なんでこの2ヶ月間は走れていないのか(3年間全く同じ傾向)検証してみたい。
2008-12-04
健脚
今日は朝から会議。
午前中は予備会議。事前に提出されたデータを検討し、午後の本会議に突入するという感じ。
午前中の予備会議で数字の変更が多々あり、これを修正すべく修正個所につき逐一メールで事務所に連絡、データ修正完了後、事務所で修正後のデータに基づいたレジュメを作成、午後の本会議に間に合わせるスケジュールだ。
データの変更箇所が確定し、事務所へレジュメの印刷を依頼。ところが、印刷の際にエラーとなり印刷ができないとの連絡が!
電話であれこれエラー対策を指示するよりも走って事務所に戻ったほうが早いと判断。
会議会場の階段を駆け下り、走る走る。
曲折はあったが、無事に印刷、印刷物をもって再び会議場に向けてダッシュ!
階段もダッシュで上りきり、無事会議の開始に間に合うことができた。
こんなことがあるとつい思ってしまう。
走れる体でよかったと。
走って戻ってきても息切れはしているが、息切れが収まるまでの時間は以前よりもはるかに短いと思う。
しかし、走って戻った方が早い。と思えてしまう自分はすこしオカシイと思う(笑)。
2008-12-03
サブ4復活に向けて-今年の反省材料 その1-
別海で思いっきり攻めて気持ちよく撃沈したこと自体には納得しているし、後悔もしてない。
ただ4時間を上回るゴールタイムということはサブ4ランナーの看板を下ろさねばならぬと覚悟した。
そこで、サブ4復活の為になにをするべきかについてツラツラ考える材料として下記のグラフを作成してみた。
ちょっと画像が汚いがJogNoteから走行距離のデータを引っ張って来て作ってみたグラフだ。
こうしてみると今年(ピンク)は相当走っていた気になっていたが過去3年間で最低水準の延べ走行距離だということに今気がついた。
特に肝心な5月以降は走れていない。というか4月に300kmオーバーが一度あっただけであとはどんどん走行距離が短くなっている。
北海道マラソンで完走賞のメダルがもらえたのは4月の貯金とやりようによって得たものなんだなぁとしみじみ思う。
今年の目標である別海町パイロットマラソンのころには、その貯金を使い果たしていたのだと思わざるをえない。
別海で4時間を切れなかったのは果敢に攻めた結果ではなく、単なる練習不足だったと素直に認めた方がよさそうだ。
しかし、4~6月はなにか共通の事情があるのだろうか?同じような傾向だな。そして、このグラフを見る限り今年の11月は無駄に頑張ってるな(笑)。
2008-12-02
200812の目標
さて、今月はどうするか?ってことだがレースのスケジュール的には来年3月の白糠ロードレースからだろう。
この白糠ロードレースは10kmだから冬期間のスピード練習の成果を見る上で非常に都合の良いレースだ。
去年は冬期間のLSDにうつつを抜かしすぎて50分を切ることができなかったが、一昨年のような練習を経て50分は当然に切りたいし、ハードルの高い目標を持って45分くらいで走りたいとも思っている。
ここで過去の反省を生かすべく2006/12と2007/12のPPPSWの記録を比較してみる。
正直、2007年はこれほどまでに練習していなかったとは思っていなかった。スカスカだし、強度はゆるゆるだ(苦笑)。
確かに2007・3の白糠ではこの甲斐があったし、2008/3では練習していない成果が見事に反映していた。まさに練習は嘘をつかないのだろう。
2006のようにガッチリやれるかは疑問だが、仕事も12月初旬には一段落するし、ちょっと頑張ってみようと思う。
この11月の経験から、Jogの日、ガシガシ走る日(坂路調教の日)、LSDをする日って感じで週に三日程度は走りたい。まぁ、LSDは月に2回程度でいいかもだな。
200811の反省
さて、恒例のひとり反省会。
今月は微妙に目標もなく(設定していない)ある意味難しい一月だった。月初に立てた目標は下記の通り
年末でも年度末でもないが、はやいところ年間の反省会(当然ひとり反省会)を開き、来シーズンに向けて大雑把でも年間のトレーニングスケジュールを立てたいと思う。ああ、年間の反省と目標を立てるのを忘れていたな。
あと、太らないように適当走らねば(笑)
具体的な反省と目標設定はできていなかったが、「LSDの功罪」にも書いたがスピードは正義だと悟り一段ステップアップしたスピードを養成しようと1kmダッシュをしたりした。疲労抜きもかねてLSDもしていた。
そういう意味では目標にしていた「太らないように適当に走ること」はできたと思う。
具体的な目標を設定していないので「闇雲に走っていただけ」なので、有意義な練習であったかは謎だ。
でも、まぁオフシーズンに体を休めながら...という意味では良かったかもしれない。
2008-12-01
限界を超えるために
昨日の浦幌LSDが終わって昼食のカツスパがでてくるまでの間にカナダさんに「どこを鍛えれば速くなれるのか?」とど真ん中の直球で聞かれた。
速くないストレートではあったが、予測していない質問に思わずど真ん中の直球を見逃すしか手がなかった(笑)。第一、そんなことが分かっていたら僕はもっと速くなっている(笑)。
ただ僕が色々なランナーの状況(体)を見て、観察してきて得た有力な説に「腹筋、背筋の強いやつに遅いやつはいない」という説があるが、多分、これは正解だと思う。
あと、最近思うのは体の使い方というか筋肉の使い方のコツというものがあると感じている。練習はこのコツを体得し、筋肉にその動きを教える為に行われるべきであるとも感じている。
異論もあるだろうが極論すれば「スポーツは回転運動」だとすると、運動を速める為には回転を速めてやれば良いことになる。
カリスマランニングコーチの金先生によればランニングの動きは「肩胛骨引く動き」から始動させれば、「骨盤が旋回」し、足が振り出される。という順序であったと思う。(実際には色々なオプションがあるんだけど)そして、金先生はペースを上げる場合はピッチを上げろとも言っている。
つまり、ピッチを上げるには足の動きを速めるのではなく、肩胛骨を引く動きのピッチを速めなければならないということだと思う。
先に運動は回転運動だと書いた。無謀にも肩胛骨を引く動きを回転運動にあてはめるとどうなるかやってみる。
コマのイメージで説明を試みると、コマの芯(直径1cm)が背骨。コマの縁(直径10cm)が肩とする。そして、説明を簡単にし易くする為にランニングの時の肩の動きを右回りに1回転、左回りに1回転する運動を想定する。
本当はランニング運動なので、回転は右回り30度?、左回り30度?(何度なのか知らないけど)に交互に回転運動する。肩(コマの縁というか外周)が一回転するのに要する時間が1秒だったとすると、芯が一回転する時間も1秒なのは自明だ。
また、肩は1秒間に約31.4cm動くが、背骨は1秒間に約3.14cmしか動かないことも理解できるでしょう。
分かり安く言えば「肩を31.4cm動かすには背骨を3.14cmだけ動かせば良い」ということ。速い運動が欲しければ背骨を速く回転させれば良いということだ。
ただし、背骨は回転しない(しないよね)ので、背骨に近い部分を動かしてやれば良いことが分かる。
つまり肩胛骨を引く運動は肩(コマの縁)を動かすのでは効率が悪く(金先生も肩を動かすのではく、僧帽筋等を使えと書いていたと思う)、背骨に近い菱形筋を使って肩胛骨を動かしてやれば良いと言える。
ここで僕は思い出してしまうことがある。ナンバ走りの本で見た肩が動いていないのに肩胛骨がグニャグニャ動いている写真だ。
コマに例えて、回転運動を説明したが人間の体は同心円ではないし、円形でもないし、背骨は体の中心を通ってない。
言いたかったことは、スポーツは回転運動だとするならば中心に近い部分をほんの少し大きく動かすだけで、大きな運動が得られる。ということ。
練習とはこうした中心近くの筋肉を速く、大きく動かすコツを習得して、それを筋肉に教えること。ということ。
思いつきの妄想ではあるが、体の中心に近い筋肉がコアマッスル(インナーマッスル)と呼ばれている筋肉ならば、一般的に言われている「体幹」トレーニングとも符合しているので、まんざらハズレでもなさそうな気がする。
最後になるが、最大の問題は具体的な練習方法が分からないってことだ(滝汗)。
まぁ、意識するだけでも違うものかもしれないので、意識だけはして練習しようと思う。
内転筋の痙攣について考える
昨日の浦幌LSDで連続する上り下りでスッカリ脚がやられたのは先の記事にも書いた。
20km手前のロランCの下り坂では右内転筋がぷるぷるしたのには驚いた。だって、まだ10km以上も残っているので、もしここで痙攣して走れなくなったら生死に関わる。
ぷるぷるっときたとき別海パイロットマラソンを思い出した。あの時も確か25kmくらいだったと思う。あの時も右内転筋だった。
内転筋がぷるぷる来るのは今年になってからだ。それ以前の痙攣と言えば「もも裏」に限られていた。
なぜ内転筋がぷるぷるするのか...素人考えを巡らせてみた(よく調べてもいない、単なる素人考えと推測なのでアテにならないけど)。
内転筋ってなにをするときに使う筋肉なのかしらべてみると「開いた足を閉じる」動きをするらしい。
痙攣するのには色々な要因があるのだろうけど、単純化してしまうと「過負荷な状況」と言えるような気がする。
そうだとすると内転筋の痙攣は、
- 他の脚筋よりも内転筋を多く使っている。
- 他の脚筋に比し、右内転筋が弱い。
- そもそも右内転筋になんらかの故障がある。
内転筋が「開いた足を閉じる」働きをするというのを見て「ドキっ」とした。実は、気になっていたことがある。二つほどあるのだが、読者の方にもイメージし易い事象で説明しておく。
椅子に腰掛け靴下を履いてみて欲しい。
僕の場合、左膝は顎に向けてスッとあがって靴下も履きやすい。ところが右は同じようにやっても膝が上がりづらいし、左では膝が顎に向かって上がっていたのに右は膝が若干外に向いて上がってくる。(中腰(椅子を使わずに)でやると違いが分かり易いかも)
内転筋が云々の問題ではないかもしれないが、僕の場合、右の腿裏、腿の内側にちょっとした違和感があるのは事実だ。
この違和感は前々から気がついていたことだった。右膝の裏側が張っていると感じていた。特に大きな問題もなかったし、普段の練習で走っているときには痛みがあるワケでもなく、変に慣れてしまった感じがする。ランの後のケアをしっかりしておけば良いのかもしれないが、なかなか出来ていないのが現実だ。
本質的には「なぜ右膝裏が張るのか?」という原因を追及しなければならないところだが、残念ながらそんなことは僕に分かりようもない。
しかし、内転筋が痙攣する一つの仮定的なストーリーとしては
疲労の蓄積による膝裏の張りがあるとき(3)、脚(膝)を閉める内転筋は相対的に他の脚筋よりも弱い(2)。それをカバーする為に大腿筋等の大きな筋肉が働いてしまい、結果としてさらに余計に膝が開くことになるので、膝を閉めようと弱くなった内転筋を無理に使い閉めようとしている(1)為、内転筋が過負荷な状況になる。そして、ぷるぷると悲鳴を上げているのじゃないかなぁ~と思う。
僕のできることと言えば、まずは右膝裏のマッサージ、そして、開脚系のストレッチをして右膝の張りをとる努力をしなければならないと思っている。
もうすぐ50だから、文字通り自分の体を自愛せねばなるまい。
カサスの坂
昨日、浦幌LSDと称して釧路のカナダさん、sakaさん、たけしさんと一緒にしなそばさんの設定した32kmコースに行った。
コースは左の青ラインの通りだが、通過ポイントを書くと 浦幌神社を出発 > 霧止峠を登って、下る > 昆布刈石展望台 > 黄金の滝 > ロランC > 出口商店 > 十勝太市街地をすぎたら右折 > 浦幌川東岸を北上し、スタート地点にもどる。 って、感じ。 延べ距離は32kmという話だったが、Garminの計測によれば33.5kmだった(ハメその1) | |
スタートからゴールまでの高低差のグラフ。緑はカシミール3Dに50mメッシュ高度図から生成したもの。赤はGarminのLogによるものだが、概ね一致しているように見える。 Fr201の時はもっと開差があったので、Fr305の精度はかなりのものと思う。 それはともかく、高低図の通り大きな上り下りが4つもある。そんな話は聞いていなかった(ハメその2)。 記憶にある分だけ説明するが、左から スタート直後の浦幌神社裏の坂、霧止め峠の坂、カサスの坂、黄金の滝の坂。 カサスの坂について少々説明する。 カサスは火サスと書いたらわかりやすい。そう、ラスト30分ころに意味もなく海沿いの断崖絶壁の上に出演者が勢揃いする風景を想像してほしい。 カサスの坂を上り切るとそこは太平洋沿岸に切り立った崖の上にある「昆布刈石展望台」なのだ。 まさに「♪じゃんじゃじゃじゃぁ~ん」って感じ。 (昆布刈石での集合写真) | |
ロランCの前を通過、この坂を下りきったあたりに出口商店がある。 出口商店に入って買い物はできない。 ここには出口はあるが入り口がないからである(嘘)。といったらグランド1周を言い渡される(じろーさん&スコップさんプレイ:プレイって言うな!)。 実は、このあたりですっかり僕は足を使ってしまっていた。まだ20kmにも達していない。 基本的にシッカリ30km走る足はできていないのかもしれない。 腿裏が痛い。 |
まだまだ練習が足りない「49歳、老骨に鞭打たねばと誓う、初冬」だった。
それにしてもsakaさんは元気だ。というか、練習もこなしているせいか無駄に仕上がってる(笑)。
上り坂では全員を抜き30mほど先行した地点でカメラを構えポーズを要求する。そう例の意味不明な「万歳ポーズ」だ。意味のないことは好きだ。喜んで諸手を挙げておく(大笑)。
しかし、出口商店以降はその元気すらなかった。要求されても腕が挙げられない(涙)。
というか、しなそばさんはこんなところを走っているのか!「テ○サワにハメられた!」と叫んだのは公然の秘密だ。
ゴール後、汗処理をし終わって近くのうらほろ亭でカツスパ(大)を喰い、釧路方面と帯広方面に分かれたのだが、別れ際の挨拶で「またやりましょうね!」と笑顔でエールを交換。
どうやらまたM度が2ステップくらい上がったらしい(苦笑)。
工作
今年の道マラの当日にサングラスのレンズを交換しようとして、フレームとレンズを固定するパーツを壊してしまったことは書いた。
そういったこともあって別海ではユニクロのサングラスをしたのだが、日暮れも早くなり風の強い日、雪のちらつく日に透明レンズの飛来物防止用にサングラスが欲しくなった。
新しいのを買えばいいのだが、どんなものを買えばいいのか?と迷っているうちにここまで来てしまったが、具体的に欲しいものがハッキリするまでは壊れたサングラスを直して使おうかと思っていろいろと試していた。
このサングラスの良いところはレンズ(色のついた方)が跳ね上げ式になっていること。レンズを「ミラーブラック」「イエロー」「クリア」のいずれかに交換できることにある。
なんとかこの特徴を殺さずに修理したかったのだが、所詮安物であらゆるものがプラでできていて、しかも素材も良くないのか、小さなネジを差し込もうとしても素材が割れそうだし、瞬間接着剤では強度的にもたないことが試行の末分かった。
そこで、跳ね上げ機能を諦めて、単にレンズを差し込むパーツとフレームを「強力両面テープ」で貼り付ける方法を採用した。
この両面テープだが、写真の通り「厚い素材」なので、パーツとフレームとの間に隙間が発生せず良い感じで接着できた。 | |
昨日の浦幌LSDではこれを使ってみたが、出発前のレンズ交換の際の「強度」にも問題がなさそうだ。問題は雨の日などで濡れてしまった時の接着力だけど、はがれてしまってもまた両面テープで着ければ良いので補修も楽ちんだな。 |
これで、今シーズンの冬は大丈夫だろう。
2008-11-29
国民栄誉賞に思う
現役引退後にTV出演が増えている高橋尚子。
もし、独立しなければ今でも国内最強の女性マラソンランナーだろうと信じて疑っていない。そういう信者の僕ではあるが彼女の現役引退には少々ガッカリしている。
「あきらめなければ夢は叶う」という心情は、誰もがなかなかそうはならない現実との狭間で持ち続けたいと願っている。
そう言い続けてきた彼女が先にあきらめてしまった印象を拭えないからだ。
確かにシドニーの金メダルには国民は熱狂した。金メダルは日本陸上界の悲願であったろうし、国民の期待でもあったろう。
彼女は国民栄誉賞を受賞することになるのだが、僕は「それはちょっと違うんじゃないのかな」と思っていた。
アスリートとしての彼女の実績は立派だ。超一流だ。
国民栄誉賞は
「広く国民に敬愛され、社会に明るい希望を与えることに顕著な業績があった方に対して、その栄誉を讃えることを目的とする」だそうだ。
比較してはいけないのだろうが、女性アスリートとしては「谷亮子」(旧姓田村)の方が遙かに尊敬にあたいすると思っている。
独身時代、結婚後、出産後にいずれも世界の超一流アスリートとして活躍、実績を残しているからだ。
特に女性にしかできない出産を経てからも世界の頂点にあって、その実績が出産以前と変わりないというは驚嘆するしかない。
オリンピックで金2、銀2、銅1の彼女であるが、国民栄誉賞は受賞していない。国民栄誉賞の目的に照らしなんの不足があるというのだろうか。そういう女性の姿は「広く国民に敬愛され、社会に明るい希望を与える」に該当しないとでも言うのだろうか。
僕は高橋尚子にも頑張って欲しいと思う。
綺麗に着飾ってTVに出ても良い。おいしいものをたくさん食べてデブになっても良い。
でも、できる事なら早いところ結婚して、子供を産み、東京マラソンで2時間半くらいでサラリと走ってもらいたい。
彼女がマラソンを走り続けることは「広く国民に敬愛され、社会に明るい希望を与える」ことに繋がっていると思うからだ。
2008-11-22
2008-11-20
いよいよ厚内LSDだな
今日カナダさんのブログ「サロマ・アゲイン」を見てみたら「釧勝合同・浦幌ラン」の案内を発見した。
もちろん僕は参加を表明した。
詳細は上記のリンク先を確認してもらいたいが、企画の概要は下記の通り
1 集合時間:平成20年11月30日(日)午前9時スタートになるので、それまでに集合!!ザックリと4時間程度をかけて回ってくる感じだろうと思われる。
2 集合場所:浦幌町営浴場(正式名はこれでいいか不明)
3 コース:浦幌市街の町営浴場スタート・ゴールの周回コース http://tinyurl.com/6nhge7
4 装備:32キロを走破するための水分と食べ物とそれを入れる入れ物、当日の気温を想定した被服を持参
13:00の帰着の見込み、銭湯は14:00からなので先に昼食をどこかでとることになるだろう。
昨年はおおむね10kmごとに給水、給食などを取りながら走った。30km過ぎに痙攣の予兆がありゴール地点まで皆を歩かせることになった。
去年の様子は「厚内LSD(もしくはマラニック?)-コースの概要-」に書いてあるが吉野の畑の中に丹頂鶴を発見したのには軽い衝撃を受けた。
読者の中に参加を希望するランナーがいたら上記のカナダさんのブログの記事に参加のコメントを!
2008-11-17
空腹感
おかしい。
なぜこれほどまでに空腹感を感じるようになったのだろうか?
土曜日は午後2時くらいからビールを飲み始めた。夕食はごく普通に焼き魚をメインに肉じゃが、和え物で普段と変わらぬ量のご飯をいただいた(茶碗八分目)。
その後もだらだらとビールを飲んだ。計350ml缶を8本ほど消化。
翌朝、これも普段の量(茶碗八分目)のご飯の上にベーコンエッグをのせ、醤油をひとまきする「ベーコンエッグ丼」を喰いLSDに出かけた。
15km間近という地点から猛烈な空腹感に襲われたので、やむなくLSDを終了させ帰宅。
シャワーを浴びつつビールを飲み、昼食はラーメン、餃子、ライスと少々食い過ぎた感がなくもないが「この程度は...」と思う。
昨夜の夕食はとんかつ。さすがにビールは我慢しておく。が、しかし、20時過ぎから空腹感に襲われる。
やむなく、ビールのつまみとして備蓄しておいた「ほたて入りかまぼこ」を一個喰って就寝する。
今朝はいつもの朝食(納豆 > とろろ)を普通に喰って出社。11時前に空腹感に襲われる。が、仕事が立て込んでいて空腹感を一時的に忘れる。
昼食は「とんかつ弁当」であったが、空腹感からやや量的に不足を感じたため残業用備蓄食糧であるカップ麺も喰う。
16:00以降、またも空腹感に襲われる。
なぜ、これほどまでに腹が減るんだろう。
両腕にランニングウォッチ
過去に何度も書いているが話の取りかかり上、僕の場合トレーニング強度の管理は「心拍数」信者である。そして、管理のツールはPPPSWが最良であるとも思っているということを書いておく。
とあるランナーの厚意により非常に安価にFr305を入手、手数がかかり面倒ではあるがまがりなりにもFr305で収集したデータをPPPSWに取り込むことができることは「SportTracks2のデータをPolarPrecisionPerformanceSWに取り込む方法」に書いた通りだ。
そんないきさつもあって、屋外の練習にあってはFr305を愛用して来た。
データの管理はいつでもできるとたかをくくってサボっていたのだが、溜まったFr305のデータをPPPSWに取り込むことにした。
データは昨日のLSDのデータ2時間18分分と更に一週前のLSDのデータ2時間分である。
Polarのデータは5秒ごとに記録されているので、Fr305のデータも概ね5秒ごとの心拍数データを拾い出し、あるいは補完しなければならないことは先のリンク記事にも書いたと思う。
Fr305のデータの記録方法(記録間隔)は「毎秒」とFr305まかせの「スマートレコード」の二通りでそのどちらかを「設定」であらかじめセッティングしておく必要がある。
スマートレコードのデータをつらつらみると概ね3秒毎に記録されている風であるが、必ずしも3秒ごとということでもない。Fr305のデータ記録領域の関係で「毎秒」の場合は3時間半程度の記録しか取れない。まことに残念ながら僕の走力ではフルマラソンを「毎秒」で記録することができない。当然、約4時間程度走ろうかというLSDに於いても毎秒は無理な相談だ。
毎秒で記録されているデータから5秒毎のデータを拾い出すのはさして難しくない。ところが、スマートレコードで記録されたデータを概ね5秒ごとのデータに編集するにはとんでもなく時間がかかる。
例えば、昨日のLSDでは2時間18分の運動時間だったワケだが、この運動時間に相応するPPPSWに必要なデータ数は約1650レコード。ところがFr305で記録されていたのは約1250レコードだった。ざっと約400レコードを「時系列」的に適宜補完してやる必要がある。これはとんでもなく面倒な作業だ。
考えただけで気持ちが萎え、昨日はデータの編集作業を打ち切ったのは言うまでもない。
僕がどうしてもPPPSWで心拍数管理をしたいと考えるのならば「両腕にランニングウォッチ」にした方が楽ちんだということになる。
もし、Fr305の記録間隔で「5秒毎」の設定が可能になれば僕の悩みはいっぺんに解決するのだが、それは期待薄なんだろうなぁ...
5秒毎の設定ができれば単純に「3時間半×5」の17時間半の記録が可能になる。しかし、それでは電池が持たないことになるので、折衷的に2.5秒毎の記録なんていうのも僕にとっては都合が良い(笑)。
いずれにせよ、そう悪い話ではないと思うのでファームウエアのアップデートで対応してくれないだろうか?と東洋の地より米国へ念を送ってみる。
2008-11-16
あわてるナンチャラは貰いが少ない-M965-
今日M965で外を走って来たのでその感想を書こうと思う、
足入れの感想は先日書いた通りで、踵が若干甘いかなぁ...と思う以外は特段の違和感を感じない。
ところが、実際にM965を履いて走ってみるとナゼか、左足人差し指が靴に当たっているように感じる。この感覚はM800V(25.5cmEE)の時に感じた感覚だ。というか、DOME(室内)での走りでは感じ無かった問題だ。
足入れの時には確かに余裕を感じていたのだ。足長が問題になるとは露程も思っていなかった。昨日の1km坂路上りダッシュでアーチがヘタったのだろうか?そんなこともないような気がする。
で、おや?と思いつつ結局は20kmを走ったのだが僕の感覚が麻痺し始めたのか、この人差し指が当たる感覚は5kmも走ると無くなってしまった。
あれだ。靴の中で縦方向に足が遊ぶのかなぁ...ヒールロックでの履き方が甘かったかなぁ...EEだし、フィッティングだけでホールドを出そうというのがやや無理だったかなぁ...と思う。
全体的な印象は見た目の通り「重い」「ゴッツイ」感がある。
シューズマスターに言わせればこれは良い靴の条件ではある。が、それはあくまでもホールドがシッカリできていての話だ。
踵の甘さ、中足部のホールドの甘さがあることは否定できない。(もちろん、僕の履き方に問題があるかもしれないけど)
ただ、クッション性、安定性は問題ないように思う。
今日は小雨。走ったコースは「(再生)煉瓦舗装」の多いところだった。(再生)煉瓦舗装では滑るな。GTではこういう滑り方を感じたことがなかったんだけどね。
で、靴の評価ってランナーによって基準が違うと思うのだけど、多くのランナーに共通しているのは「もう一足買いますか?」というのが客観的な基準になるような気がする。
で、自分としては
EEじゃ買わない。というのが本音だな。
そうだな、あとモノと価格の関連をも含めた基準としては
同じ値段ならどちらを買いますか?という基準も良いかもしれない。
たとえば、GT-2130とM965、同じ値段ならどちらを買いますか?ということ。
僕なら
GT-2130を買う
で、帰宅してメールチェックやら「物欲のオフ」を満喫する為にWebショップを覗いていたら、ショッキングなWeb広告を見たのでメモしておく。
僕はM965のEEを買ったのだが、それはDがないと思っていたからだ。ところが左の画像のリンク先の通り「D」が追加されている。 どうせなら「D」が欲しかった...orz | |
ちなみにレディースのW965もある。 |
Dなら履いてみたい。と思う(笑)
2008-11-15
来シーズンに向けてのトレーニングについて
あれだなぁ、来シーズンに向けてスピードトレーニングしてスピードを養成しようと思ってはいるのだが具体的にどうやるんだ?ってことが分からないよな。
僕レベルのランナーがワンランク上のスピードをつけようとする場合にその練習方法の優先順位について考えさせられる。
この点、カナダさんは結果的に上手にトレーニングなさったと思う。ご本人はサブ3.5狙いを目標にあげ、それに見合う負荷をかけたトレーニングをしていたようにも見えた(JogNoteの記録上)。日頃の練習から今よりも負荷をあげたJog(ランニング)は必要だろうとは思う。
しかし、である...
真っ先に思い出されるのは、シューズマスターの言う「競技とはロスを無くすこと」(最近ではこの記事に書かれている)という言葉だ。
僕は過去に北海道マラソンの対策について1/1000の効率化について書いた。シューズマスターの言う「競技とはロスを無くすこと」が頭にあったからだが、でも、あの記事に書いたことは本質ではない。
なんというか確保できる練習時間の中で自分の力を最大限に発揮する為の「方便」(嘘とは言わない)的な対策だった。
しかし、今はシーズンオフとなったので、ジックリと計画的長期的な練習を考える時期。ヤッツケ的方便を続けていては進歩がないだろう。
払う犠牲と得られる効果(進歩)が比例的でなくても、なんらかの成果を実感できるのがマラソンの醍醐味であり、そこがマラソンの好きなところ。(もちろん、比例的に成果を得られる練習が望ましいのは言うまでもないけど、僕はそこに至る試行錯誤が好きだし、楽しいとも思っている。)そこで、今オフは一般的なスピードトレーニングの他に僕自身の個別的事情に合わせたトレーニングをしなければならないのだろうなぁと思い至った。(個別的事情とは、お正月に帰省するのでどうしようか?とかいうことではなく、10月にシューズマスターにお願いして得た靴底診断の結果から自分に必要そうと感じたこと。)
靴底診断の詳細は前記リンク先の通りだが、バッサリとシューズマスターのコメントから要点を抜き出すと
たしろさんの様に強い脚力を持っている方は、逆に上体の筋力とのバランス(強化)がポイントになってきます。に尽きる。
具体的には腕振りの大胸筋と上体の位置をキープする菱形筋を鍛えて下さい。
上体の位置が安定することで腰への負担が減り、結果ブレーキが推進力に変化していきます。
解決すべき最優先課題はこれであって、一般的なスピードトレーニングのプライオリティーはこれよりも低位で良い。とにかくブレーキをかけながらスピード練習をしたところでなんの役にも立たない。
正直なところ上半身の筋トレは今年の6月から「洗面台トレ」と自ら銘々して継続している。TV観ながら腹筋はまたいつのまにかしなくなったけど、洗面台トレは継続してできているのだ。
しかし、それでも十分な質、量が得られていないのだろうと思う。
僕はマシントレが嫌いだ。効率から言えばピンポイントにしっかりとトレーニングできるマシントレをもっと活用すべきなのは自覚している。でも、どうしても特段の「わざわざトレ」になるマシントレが好きになれないのだ。(好きになれなければ継続できない。継続できなければ効果はないだろう。)で、今月から洗面台トレの腕立ての方法を変えてみた(量を増やすには時間も増やす必要があるので、同じ所用時間で大きな効果を狙ったつもり)。
普通の腹筋は両足、両腕で身体を支えるがこれを片足、両腕にしてみた。胸、背中への刺激が増加したばかりか、腹筋、背筋への刺激も増加しているように体感している。案外、良い方法かもしれないと思っている。
こうやって質を上げたとしても、まだ僕の貧弱な上半身を鍛えるには不十分と思われるので一日あたりの回数を増やすことも必要だろう。具体的には「会社での昼休み時間」、「帰宅して就寝する前」にもやらねばなるまい。
基本的な練習としては、鍛え始めた上半身と下半身の連動性(関連性)を意識したパスカング走法をイメージしながら普段のジョギングをしようと思う。
また、朝ランはなかなか難しいのだが、朝15~30分程度なら家の前の道路でポールウォークならできると思うので、これを励行しようと思う。これは上半身と下半身の連動性(関連性)の訓練には良いだろうなと思っている。
こういう練習に主眼を置き、その上で一般的なスピードトレーニングを取り入れよう。
スピードトレーニングと言われているものには「インターバル」「レペティション」「坂路」等色々とあるけれど僕は「坂路調教(上り)」を主体に考えようと思う。
シューズマスターの見立てによれば
今の状況を簡単に言いますと、前方への走るつもりが実際は真上に跳躍している感じです。ということ。後段の下半身先行は僕の走っている姿を写真でも見て自分でも分かる。
これは腰筋緊張だけでなく背筋を含め背中全体の緊張が強くでているからです。
下半身が先行して、後から上半身がついていってる感じですね。
坂路調教ならば、一般的なスピードトレーニングとしての効果が期待できるし、なによりも上りはフォームが若干前傾するので、パスカングをイメージしやすいし、腕振りで推進するイメージもしやすく、僕の個別的な事情に合致する。
下りは、ゆっくり戻る方法を採用すればインターバルトレーニングにもなるし、上りの強度と下りの強度の開差を大きくとることでレペティション風な効果も期待できるのではないだろうか。
片道250m、500m、1km程度の上り坂の場所にはアテがある。そこなら冬場も大丈夫そうな感じだ。
まぁ、モノは試しとは言わない。ブログネタを集めるつもりでやれば楽しくやれるような気がしてきた(笑)。
2008-11-13
New Balance M965
11/8の記事でM965を発注した。本日、昼休み前に無事到着。
特価で売っていたということは近いうちに新しいバージョンがでるのだろうけど、最近はめっきりブログネタもないので殊更にM965について書いて見ようと思う。
無駄に写真がデカイが許してもらいたい。
シューズのサイズは26.0cm、EEだ。
シューレースが普通のものと違っていたのでメモ。 レースを通すのを雑にしてねじれているワケではない。へちまが連なっているように太い部分、細い部分が交互に連続する形状なのだ。 この形状の意味するところは分からないが、レースホール(ハトメ)との関係で緩みづらい構造なのだろうと推察する。 | |
ソール部分。 土踏まず部にはベンチレーション穴がある。 この穴、実はあまり評判が良くない(NBに限らず)。なんでかって言うと、雨の日はここから水が水上がり、晴れていてもここから土埃が入って天気に左右されず靴下を汚すからである。 まぁ、どのみち靴下は汗で汚れるから良いのだけど、泥や土埃の汚れって洗濯しても落ちづらい。 | |
試し履きの図。 例によって「ヒールロック」をして履いてみている。 履いてみた感想は
足入れした第一印象は、思ったより柔らかな足入れ感がある。 少し事務所内を歩いてみたがM800Aにあった固さはない印象。そして、「これにカーボンシート入れてぇ~」と思った。(現在、カーボンシートは素材入手困難につき販売中止中) 後は実際にジョギングで使ってみないと分からんな。 |
ということで、早速DOMEで試走してきた。
全体的な印象は悪くない。むしろ、安定感があって良い感じだと思う。
しかし、踵が少し大きいようだ。走り始めから2kmくらいまではちょっと「うむぅ」と違和感を感じる。
2008-11-12
荒川市民マラソンに参戦か?
先の記事で荒川市民マラソン(正式名称は「東京・荒川市民マラソン」というらしい)への参戦をほのめかしたが、案外本気になってきた。
上京の予定は3/14。滞在期間は3/17までなのだが予定されている行事は3/16だけ。
東京・荒川市民マラソンのホームページによれば前日受付は16:00まで、当日(3/15)受付も08:30までOKだ。少々迷っても受付できそうな予感。
なぜその気になったのかというと
- 今朝の計量で68kgを超えるというダメっぷりを発揮したこと。
- 余裕の日程で上京するのに、なにもしないで帰帯するのはもったない。
まだ半年近く先の話だけど、これに向けて練習することは前者の対処方法として悪くない選択だ。
それに来シーズンのフルマラソンではサブ3.5を狙うべく、このオフシーズンはスピード練習を中心にLSDもシッカリと消化するつもりでいる。
荒川市民マラソンは1万人を超えるマンモス大会のようで、道マラよりも大きな規模(参加者)の大会だ。
制限時間は7時間と十分にある。スタートロス時間は最大15分程度は見込まれるようだが、渋滞の解消されそうな5km以降はサブ3.5狙いのペースを試して潰れても収容の心配はない(むしろ収容された方が楽ちんかもしれないが)。
同月の末には白糠ロードレースを皮切りに北海道のロードレースシーズンが開幕する。
開幕戦を前にひと叩きしておくのも悪くはないと思い至った。
家族との在京のスケジュールを今から勝手につくり、自分のマラソン出場時間を確保できれば僕は走るぞ!(と意気込んでみる)
ああ、出走を覚悟してみると、これからのトレーニングに対する妄想がふくらんでくる。これは病気だな(苦笑)。
年内はスピード練習をしながら筋トレもジムでちゃんとやろう。
年が明けたらLSDも含めて総合的な練習をしよう。
2008-11-10
東京マラソン-尻ぬぐい-
東京マラソンに申し込んだ(ハズ)のに未だにメールが来ない。11/7から順次結果のメールを配信しているらしいので今日になっても来ないのは、ひょっとしたら申し込みをしていなかったのかもしれない。
というか、間違いなくしたハズなのだ。間違いなくしたつもりでいたのだ。
で、メールを探してみた。
仮申し込みをしたメールは来ている。このメールに書かれているURLにアクセスして本申し込みをした記憶はあるが、その後なんらかのメールを受け取った記憶がないし、メールボックスの中にもそれらしきものがない。
僕は本申し込みに失敗したのだろうか?
そう思うと、未だに結果のメールが来ない理由は納得ができる。
なんか肩すかし風でおもしろくない(いや、当たれば当たったで困る事情もあるのだが)。
来年の3月は息子の卒業式に参列の為、上京しようと思っていた。
日程的には「荒川市民マラソン」なら走れそうな感じ。
どうする。どうする、俺!
2008-11-08
物欲のシーズンオフ
この季節になると走らなくなって退屈しのぎにあれこれと走るための道具の調達にウツツを抜かす。
だいたいのところ、僕はお買い物の際にはリザーブ用のものも買う。
メインのシューズがあってもローテーション用にもう一足、ウインドブレーカーも洗濯時の代替品、ウエア類やザック、ウォッチ、帽子なんかもメイン用とリザーブ用がある。なかにはリザーブのリザーブもある(笑)。
今シーズンまで使用してきた道具でおシャカだなと思うのは、
- 練習用靴:GT-2100(晴れさんにもらったやつ)、つま先に穴が空いてしまった。
- 練習用靴:GT-2110(カーボンシートチューン済)、ソールの黒いところが無くなって来た。
- ウィンドブレーカー(上下1着)、チャックが壊れた。ザックを背負った時のスレで穴が空きそう。
本来ならこれらの補充用に物欲爆発!ってところだが、リザーブのリザーブまで用意していたのでまだ在庫がある。
練習用の靴は記憶にあるだけで、M800A、GT-2130(カーボンシートチューン済み:レースでも使うけど)、冬期間用にGEL-SnowRunner。ウィンドブレーカーも安物だけどほぼ着ていないものが上下2着ある。
なにも買わずに済ませることができなくはないが、今朝メールでNB M965が特価だったのを知り、思わずボタンを押してしまったのは言うまでもない(笑)。
僕の大好きな「フットワーク」 送料込み6,800円は安いと思うぞ! 左写真からショップへGO! |
2008-11-03
LSDの功罪
今シーズンの反省のひとつとしてLSDについて思うところがあるのでメモしておく。
LSD、つまり Log Slow Distance.ゆっくりとしたペースで長距離(通常は30km以上だろうか?)を走るという練習。
期待される効果としては「ゆっくり走れば速くなる」(佐々木功)、「新・ゆっくり走れば速くなる」(浅井えり子)に書かれているのでここでは割愛するが両著者の言う効果よりは、実際に試した自分としては「距離に対する耐性がつく」と「ペースを守るセルフコントロールが養われる」と思うというのが実感だ。
昨シーズンの別海町パイロットマラソンの反省から30km以上のランニングの重要性を感じ、氷点下の中ある意味喜んでLSDに取り組んだ。
今思えば、単に走るだけなら面白くもなかったかもしれないが、氷点下7度、氷点下15度、氷点下20度という極寒の中を走ってみるというのは齢50に手が届く自分にとっては子供のころにあったワクワクするようなちょっとした冒険心を覚醒させてくれた。
そんな甲斐もあって、春になると30kmを走るのに苦痛(肉体的、精神的)はもちろん、距離に対する警戒心も薄らいで来ていた。
以前なら25kmなら良いけど30kmは嫌だ!と思っていたのに、30kmなら「普通」、35km「まぁ良いか」というような意識レベルだ。ただ、今になっても練習で「40kmを走る意味が分からない」(大笑)。
もちろん、急に30kmをそういう気持ちで走れるようになったワケではない。LSDの必要性を感じていたので、最初のころは仕方なしに相当の我慢をしつつ30kmを走った。日暮れまでには帰れると思ったのに思いの外遅くなり、寒くて泣きながら帰宅して女房にあきれられたこともある(大笑)。
それでも、3週連続で3回もやれば少なくても距離に対する抵抗感はなくなったと記憶している。
LSDの回数が増えた理由は先に書いた「ちょっとした冒険気分」の他に、仲間の存在も大きい。
去年は厚内LSDを皮切りに茅沼LSD、標茶LSD、更別LSDなど遠足風に楽しく(後半は脚に来ているので楽しくないんだけど)走れた。
だいたいのところ仲間と走るLSDは「Laugh」「Smaile」「Discover」になる。
ゆっくりと走ると心肺的にも体力的にも余裕があり、体験談や伝聞情報などおしゃべりしながら(かなりの馬鹿話や下ネタ、時には牛を呼び集める実験をしたり)のランになり、Laugh(声を出して笑う)、Smaile(なごやかな雰囲気なので自然に笑みがこぼれる)、あらたな仲間との出会いや風景、話に触発されてDiscover(発見)があったりする。
標茶の温泉に到着して、おかみさんに「どっから走ってきたの?」に「釧路から」と答えて「なんで?」と聞かれ「走りたいから」と答えたときのイタズラっぽい雰囲気ったら子供のころに帰ったように面白かった。正当なLSDだろうが、楽しいLSDだろうが30kmを走ることには変わりないし、練習は距離じゃないというのは分かっていてもJogNoteなんかでギュッとグラフが伸びるというのはかなりの達成感がある。
ひとことで言えば、そういうことが全部「面白い」のである。
こうしたLSD(練習)の面白さという効果の他に、実質的な効果は先に実感として書いた「距離対する抵抗感がなくなる」ので気持ち的にフルマラソンが楽に走れる。また、ゆっくり走るというペースコントロールができるようになっているので目標ペース(無理のないペース)を維持しながら(前半は我慢、後半は頑張って)走れるようになったと思う。
洞爺湖マラソンで楽に走れたのも、北海道マラソンで頑張れたのもLSDの実践的な効果の現れだと思う。
ところがLSDの悪いところはこの面白さにある。
僕の今シーズンの場合、この面白さに夢中になって「追い込む練習」を避けて来てしまった。
それでも洞爺湖マラソンでは「楽に」自己記録を更新してしまったものだから今シーズンは勘違いのシーズンになってしまった。
そう「今年の僕は去年よりも速い」説。
白糠(10km)は、開幕戦だしまだ速い練習ができてなかった時期でもあり、どこか言い訳していた部分もあるが、今思えば一年間スピードに対しては言い訳というか「今月こそ追い込もう」という後回しにしていた。
マラソンとは言え、タイムを競う(自分のベストと)競技である以上「スピード」が正義なのだ。
僕レベルのランナーならフルマラソンならペース配分でゴールタイムは5分程度は延びもすれば縮みもする。
LSDが楽しい練習であるが故に、僕は辛いスピードを求める練習を回避していたに違いない。
一昨年は、自分的にはワンランクアップしたスピードレベルに引き上げることができた。それは冬期間のスピードを重視した練習をしていたからだと思う。
今年のオフは、スピードを重視した練習をしようと思っている。
ただ、面白いものはやめられないので月に2回くらいはLSDをしなくちゃね(笑)
200810の反省
10月は年間の目標レースである別海町パイロットマラソンに関することがすべての目標だった。
故障もなく体調は万全、キャンプによる無駄な体力の消費もなかったと思う。
チャレンジした結果は見事に玉砕したのは「別海パイロットマラソンの反省」に書いた通り。まぁ、今になってもこのチャレンジについて後悔していないのが自分の救いだ。
ただ、練習経過や今年のレースの成果から「無謀なチャレンジ」であったことだけは肝に銘じておかねばならない。
加えて、日産カップ陸別こがらしマラソンでは、去年の自分よりも速いところを証明しようと意気込んでいたが、タイムこそ6秒短縮できただけで冷静に考えれば去年の自分よりは「遅かった」と評価せざるを得ないことも反省会で書いた通り。
いずれも原因は練習不足。
というか、練習の方法が悪い。もうすこしやりようはあったのではないか?と思う。このことは別の記事に書こうと思う。
2008-10-27
第11回日産カップ陸別こがらしマラソン-反省会-
恒例のひとり反省会。
アップダウンが凄いと言ってみたところで想像がつかない読者も多いと思う。左はFa305で記録した標高データのグラフ。
ま、こんなグラフを見てもランニングコースとしては常識外れなここのコースは分からないだろう。
なんといっても車のテストコースなのだ。
さて、昨日別の記事にも書いたが、とりあえず僕は去年よりも速いことを証明した。そして、一夜明けても今シーズンで一番頑張ったとも思う。
左は例によって心拍数の推移をグラフ化したもの。今回はFa305の記録間隔を毎秒に設定し、5秒ごとの数値を抜き出し、PPPSWに取り込んだグラフだ。
青が今回、赤が前回。心拍数160のラインにピンクのラインを引いたが、これは目標心拍数だ。
スタート40分前後、55分前後、一時間5分前後にこの目標ラインを下回ったところがある。
一見すると、波形は概ね近似して見える。露骨に心拍数に影響のでるコースだということなんだろうと理解している。
また、青(今回)の方が前回よりも高水準で心拍数を維持することができている。
さらに、1時間20分以降微増ではあるが、心拍数を上げ続けることが出来ている様子も窺える。
青5分経過後に山が出来ている。次の瞬間から下りで心拍数グラフも谷間に入るところから最初の小さな坂を上ったところと思われるが、前回(赤)よりも先に到達していて、次の山もやはり先に到達していることが分かる。
このように心拍数グラフの山を頼りに、前回と今回での通過タイムを推測しつつ見てみると、最初のうちにリードしていた今回ではあるが40分手前の谷間に入る直前あたりから前回に遅れを見せていると思われる。
グラフの通り、スタートダッシュで先行したが中盤で若干の遅れが生じ、ゴール手前2kmの頑張りで前回のタイムをかろうじて上回ることができたのだと思う。
去年の僕よりも速いのか?の問いにそうでもないと答えたいところだが、心拍数の水準から推し量ると「去年より遅い」とみるが妥当なところだろう。
心拍数に対する速度は去年の方が余裕があったに違いないと思う。
結果的に数秒ではあるが去年よりも速く走れたのは心拍数を高水準に保って走る練習が別海でのレース、陸別の1週前追い切りでできていて、冬期間で培われた「持久力」で高水準な心拍数を保ってゴールすることが出来ただけのような気がする。
現に細かくLapタイムを精査してみると、前半は昨年の方が圧倒的に速い。
今年はいろいろなことを試してみたが、なかなか思うような成果に繋がらないモノだと言うことが分かった。
今のところかなり気の抜けた状態ではあるが、成功例である一昨年(2006年オフ)の考え方を再度吟味して、今年のものを融合させて来シーズンに向けて頑張ってみよう。
レースはないし、じっくりと身体作り(筋トレ)も取り組まないとなぁ...と遠い目で妄想してみる。
2008-10-26
アベック優勝-第11回日産カップ陸別こがらしマラソン-
我がeRCとかちのkenchanさんが男子一般の部、むらまーちゃんさんが女子一般の部で優勝した。
お二人とも優勝おめでとう!
(むらまーちゃんさんは別の団体名で登録だが、都合の良いことは都合の良いように解釈するのが基本:笑)
さて、僕はというと、今朝05:00に起床。自分で朝食の準備をして、コーヒーを飲み、歯磨き洗顔を済ませichanさんのご自宅へ向かう(5分ほど遅刻してしまう:苦笑)
天候は小雨がパラ付く感じだが、ichanさんがいるので全然気にしていない。まぁ、雨が降ることはないだろうと思っていた。
足寄の集合場所で小問題を解決、しなそばさんをピックアップして、陸別に向かう。
今日のkenchanさんvsしなそばさんのバトルの予想をすべく、しなそばさんに調子を尋ねると、風邪をひき、いったん良化したあとぶり返したそうだ。まぁ、そこまでは許す。
さらに別海パイロットマラソン以降+10kgの増量に
日産のテストコースに到着。
既にkenchanさんは来ているし、かくてさんも来ている。むらまーちゃんもいつも通り元気そうな気配。(まだ、僕はむらまーちゃんにぶっちぎられることになろうとは微塵も考えていなかった)トイレに行く途中にOgamanさんも発見!(今回は、別の団体からのエントリーのようだ)
そうか、Ogamanさんも走るのか、是非このコースというか大会についてブログで紹介してもらいたいと思っていたので少し嬉しかった。Ogamanさんならこの大会やこのコースをどう紹介するのだろうか...
三々五々準備を完了してスタート地点に行くと、北見から起こしのとあるランナー(自己紹介を受けたがお名前の公表は差し控える)の方から「燃え尽きるまでのたしろさんですよね?」と声をかけられた。
そんなことをされたことがなかったので戸惑う僕。なんか、適当な愛想のない返事をしていたのではないかと今になって悔やむ。が、そういうことなので許していただきたい。
いよいよスタートの秒読み開始。
なぜか0「ゼロ」の前にピストルが鳴る罠。スターターがフライングしてどうするんだ?などと思いつつ時計のSTARTボタンを押して走りだす。
今日の予定は、とにかく心拍数を160以下にはしたくない。この一点である。しかし、雨も降っていて寒いしノーアップな僕としては、最初の3kmくらいまでに一旦170くらいに上げるべく飛び出しを予定していた。一旦、170くらいに上げておくと後々が楽に感じるのだ(普通はこの作業をアップでやる)。
良い具合に重め(というより、重い)しなそばさんが併走してくれるし、下りのコースなのでスピード的には楽に上げられている。ところが最初の上り(多分、1.5km地点?)で心拍数はアッパーの170に到達してしまった。
ここから10km地点まで僕は腕にチカラの入らない(シャリバテの時のような感じ)状態に悩まされる。この上りでペースは7分/km超えてしまい。既にしなそばさんは見えない。代わりに後方からむらまーちゃんさんが並び掛けて来た。僕の予想としては、ここでペースは落ちるとは思っていたが、むらまーちゃんさんに抜かれることは考えていなかった。後になって分かるのだが、僕が遅かったのではなく、むらまーちゃんさんが速かったのだ。
むらまーちゃんさんに抜かれ、しばらくすると聞き覚えのある足音がする。そうichanさんだ(笑)。特徴があるというよりは、今年の春から二人で走る機会も多くあったのでなんとなくichanさんだなと思った。ま、それがたまたま当たっただけ。
この時のペースは5分半/kmくらい。心拍数は予定通り165前後で保てている。上りでichanさんに微妙に離されかけられそうになるが、下りで追いつくということを2度ほど繰り返した。下りで追いつこうとしたのではないが、追いついてしまったという感じ。僕の走り方が変わってしまったのではないだろうか?(飛びが大きくなった?)
丁度このころから晴れ間を見える天気になってきた。そろるべし晴れ男。そういえば、結局雨にあたらなかったではないか?
しばらく一緒に走っていたがジャンピングスポットの下りでichanさんがいなくなった。
とにかく最初の10kmは上り下りの連続。それは良いのだが、所詮車のテストコース。人にとっては、ひとつひとつの上りは長いし、下りも長いのだ。上りは心肺機能を消耗させ、下りは脚筋を消耗させる。
去年はこのコースにやられ、苦しさから逃れたい一心で下りではサボり、上りでは仕方なく頑張るみたいな駄目は走りっぷりだった。今年は、これを平準化するのが目標だ。
内回りの最後には約700mに及ぶ登坂路がある。傾斜を示す看板はないが経験的に9%を超えているのではないか?と思う。ここは折り返しで先行するランナーとすれ違うところだ。後でしなそばさんに聞いたところでは僕の上りの形相はかなり「マイッタ」感がありありしていて、可哀想だったらしい(笑)。
いよいよ勝負の外回り(高速周回路)。去年はここの後半でボロボロにされている(苦笑)。
頑張って走ってはいるがFr305に表示されるペースが全然上がらない。風?上り?
ここに入ってすぐの直線で向かい風だった。しかも、視野が広く、風の影響も手伝って「上り」なのか「下り」なのか、まったく分からない。
というか、この高速周回路は全般的に上り下りがなんとなく分かりづらい。
例の登坂路の折り返しで約3分の差を確認していたむらまーちゃんさんとの差を詰めるつもりで頑張るところ。
全然姿が見えないし!(むらまーちゃんさんの後ろにいたランナーの姿は見えている)
ひとり、ひとりと抜かすがまだ見えない。18kmくらいまでに見えないと駄目だなぁと思っていたら、既に20km(笑)。
見えないものを探しても仕方ないので、残り1kmに集中する...が、上りだし...orz
この上りはキツイ!!とか思いながら、死にそうになりながらゴール。
なんとなく1時間52分みたいだなぁ...去年は何分だっけ?
僕は去年よりも速いのか!?
記憶にないので、ジタバタするのを諦める。
ゴールするとkenchanさんいたので「ぶっちぎった?」と聞くと「ぶっちぎりではないですが、大差です」(大笑)。「むらまーちゃんが優勝です」と聞く。
なぁぁあああああ にぃぃいいいいと驚く僕。
すばらしい。
ということで、今年のこがらしマラソンは終わった。
数秒ではあるが、去年の僕よりも速いことを証明した。目標通りに頑張れた。と素直に満足しておく。
さて、昼食であるがゴール後に豚汁をくっているが例のデカイハンバーガーが気になる(笑)。そして、どういうワケかkenchanさんがうまいものの店に詳しかったり(笑)。ということで、おみやげに「ダブルバーガー」を買い、イタリアンな店で「塩パスタ」を喰う。
帰路、再びポツポツと雨がフロントガラスに当たる。そういえば、ゴール後は晴れていた。ichanさんの神通力は本物だと思った。
2008-10-24
思いの他ハードなトレーニングになった-バイクde現場-
昨日、一昨日とバイク(自転車)de現場作業をした。
どんな作業をしているかは前にランde現場(ウォークde現場)みたいなタイトルで書いた記憶があるが、探すのが面倒なので、ちょっとかいつまんで説明する。
要は「街路整備状況の確認」なのだが、チェック項目は道路の幅員(現況幅)、舗装状況(舗装品等)、歩道、街路樹、ガードレール、道路と宅地の高低差、道路の勾配等「目で見て分かる」インフラの整備状況について街路一本一本確認、変動のある項目はメジャーによる実測、写真撮影する。
まぁ、春から夏にかけてはマラソントレーニングと仕事を兼ねて自らすすんでやっていたのが、陸別を目前に控えた調整時期でもあり自分でやろうとは考えていなかった。
目で見て分かる項目についての確認作業なので若手にやらせられる仕事なのだが、納期も徐々に迫ってきたのでスケジュールに余裕のあるうちに人手を投入して作業に当たろうと自ら現場に出た。
車に乗ってもできる作業ではあるが、車の場合には次のような不都合な点があり、かえって危険な場合もある。
概ね交差点ごとに停止、交差する都合4本(2本という言い方もできるけど)街路状況を確認、計測、状況をメモ、写真撮影する。
車通りの多いところでは、交差点に近いところに車を止めるのは危険。かと言って、交差点からあまり遠くに止めると4本の街路を見る為に車から降りて戻ることになる。停車の際には、エンジンを止めキーを抜くか...等の問題もある。
しかも、シートベルトを外し、移動の際にはまたシートベルトを着用する。もちろん、乗降の際には車に注意が必要だ。
そんなこともあるので、僕はランでこれをやったり、自転車でこれをやったりする。少々時間はかかるかもしれないが、Uターンも自在だし、どこで止まっても大きな危険を招くようなことはない。車よりは面倒なことがないのだ。
で、昨日と一昨日に自転車を車に積み、公園の駐車場で自転車を降ろし、自転車に乗り換えて仕事した次第。
一昨日は、確認すべき項目が多く手間取ってしまった。概ね35kmが走行距離(Fr305による)。昨日は、新興住宅地だったのでほぼ従前把握していた状況に変化がなく、作業範囲を大幅に消化することができた。延べ約47km(Fr305による)。
それにしても、これだけ走ると自転車は疲れますね。手首、二の腕、背中がズッシリと重いです。腰も怠いし...
サドルが固いのか、自分の体重が重いのか、ケツが痛い。春先よりも体重は減少しているので、重いはずはなくケツ肉が減少して衝撃吸収能力が落ち、ケツが痛いのだろう。マヂで割れそうに痛い(苦笑)。
しかも、昨夜の入浴時にケツがサドルに当たるあたりにしみるような痛みを感じる。一皮剥けたらしい(大笑)。
あげくの果てに昨夜寝入りばなに両腿(大腿四頭筋?)が攣るしまつ。どうして、両足いっぺんに攣るのだろうか、完全に身動きができなくなり苦痛をこらえるべく布団の端を噛みしめるしか手の思いつかない状態。5分ほどで収まったが、1時間ほどそうしていたような感じがした。
二日間の自転車de現場作業で全身ボロボロにされた感じがしなくもないが、これはマラソントレーニングとして「良い練習になった」と思っている。
どこのどんなところが、どういう風に良い練習になったのかは、ハッキリ言って分からない。しかし、そうとでも思いこまないとやってられないのだ(大笑)
2008-10-20
僕は去年よりも速いのか?
しつこいくらいにこのネタだ(苦笑)。というか、ランナーである以上、やはり気になることがらだものね。
上記のグラフは
- 赤=去年の日産カップ陸別こがらしマラソン
- オレンジ=去年の白糠ロードレース(10kmのベストタイム。今年のではない。)
- 黄緑=去年の十勝健康マラソン
- 深緑=去年の釧路湿原マラソン
- ピンク=昨日の10kmタイムトライアル
今年は記録を狙うハーフマラソンに出ていないので参考となる記録がない(釧路湿原マラソンのものはあるにはあるが、フルマラソンに向けての30kmだったので去年とペース配分に対する考え方が全く違う)
このグラフでナニが分かるか?というと、ほぼナニも分からないと思う(笑)。
赤の乱高下が凄いなと思う。まるで坂道インターバル風な心拍数の推移だな(笑)。
車のテストコースだからコースの起伏(上り、下り)も車用。去年は別海で燃え尽きていた感があって、少しモチベーションも低かったように記憶している。
それにしてももう少し心拍数を一定に保つように頑張れなかったものか?と今更ながらに思う。
今年は最低ラインを155にしておき、その上の領域でガンバってみようかと思う。
で、昨日は1週前追い切りとして10kmを50分で走るように頑張った。
ズブくなっていて単走では50分を切ったことがない。併せを期待して帯広の森へ遠征の予定だったが天候がよろしくなく。輸送のない十勝川河川敷地で追い切ってみた。
結果は満足できるものだったが、グラフを見ると(ピンク)、ソラを使う癖があちこちに見られるな。2.5、3.5、5.5、7.5、8.5kmあたりに一息入れているのがなんとなく分かる。
上がり5ハロンは、全区間中最速でキッチリ走れているように思し、走後はやや余力があるとみた。
体重はほぼ目標通りに管理できているし、食いも悪くない。やや右にコズミが見られるが心配はないだろう。
二度目の陸別の坂超えとなるが、一度経験しているだけに去年よりは良い感じってところだろうか?
ここは目標ではないが、年内最後のレース。去年より成長しているところを見せたい。ややコズミが見られるがマッサージとキネシオテープで万全を期したい。
あとは寒い季節なので、天気が良いにこしたことはない。できれば言い訳のできない風のないパンパンの良馬場で力を出したい。
2008-10-18
ふっ、愚問を-あなたは、なぜ走るのですか?-
JogNoteの連載コラムに「あなたは、なぜ走るのですか?」という質問があったりする。
ひとこと、僕は「ランナーだからだ」と答えたい。
これじゃつまらんので、他の言い方をすれば「面白いから」に決まっているじゃないか!とも言える。
なにが面白いのかということはブログを公開して間もなく「マラソンの好きなところ」に書いた。
メロンが好きな人に「あなたは、なぜメロンを食べるのですか?」と聞くようなものだ。食べている人に
はぁぁああああ?!(語尾上がる)
と言われるに違いない。
愚問だ。
2008-10-17
雨具-クリーニングの袋-
2008-10-10
日産カップ陸別こがらしマラソン
10月26日に陸別町で「日産カップ陸別こがらしマラソン」がある。
去年もこの大会に出たがかなりヤラレた。どんな具合にヤラレたかは先のLink先で見てもらうとして、昨年の心拍数の推移グラフを見て、ことしはどうしようか?なんて考えてみた。
上り下りに応じて心拍数も乱高下している。
上が170、下が140。上はともかく、下が140というのはなんぼなんでも低くなり過ぎだ。
なんとなくではあるが、上りで心肺的に追い込まれるので、下りは惰性で息を整えるって感じで走っていたのかもしれない。
ま、それほど激しいコースなのだが...
先日の別海町パイロットマラソンの折り返し地点までの平均心拍数は160を超えていたので、去年のこれを見て今年は最低心拍数を160程度で頑張りたいなぁと思うのが人情ってものだ。
それと、心拍数の平準化を図り去年の113分よりは速くゴールしたいと企んでいる。
私用もあるし、仕事も忙しく「走る練習」に時間を割けないかもしれない。
ハーフだし、また玉砕覚悟でいってみようと思っている。
ところで、この大会では少し楽しみにしていることがある。
それは、kenchanさん、はせがわさん、しなそばさんのバトルだ(笑)。
本当はtakutoさんも加わるとおもしろいのだが、takutoさんは故障から完全復帰していないようなので、あまり煽ってはいけないだろう。この三者のバトルを僕が見れるのは最初の内回りの登坂コースの折り返しだろうか?(僕が遅すぎると間に合わないのだが)
あれだなぁ、カナダさんがいないので完全に傍観者になっているな。
あ!ichanさん、むらまーちゃんさんがいた。やられないように頑張ろう!!
2008-10-09
懸垂一回も出来ず(号泣)-筋トレ-
シューズマスターから上半身、特に菱形筋を鍛えろ!と教えてもらった。
さて、ここを鍛えるにはどうするんだ?と調べてみたら「両手の間隔を広く取った懸垂」が良いらしいことが分かった。
昨日は、ポールウォークで帰宅したので、途中にあった児童公園で鉄棒を探してみた。残念ながら鉄棒はなく、東屋があってその梁がヨサゲな高さにある。これにぶら下がってやってみようということでトライ!
梁は直径10cm以上のもので握れない状態。それでも手のひらをも使ってぶら下がることができた。
ギシっ!と音がしたけど、強度的には僕を十分に支えられそうだったので「うぉりゃ!」と気合いを入れるが上がらない。
きっと、鉄棒のようにシッカリと握れないせいだと自分を慰めつつ、もう一度。
「そりゃっ!」と気合いは良いが上がらないものは上がらない(汗)。
ぶら下がっているうちに腕力が喪失していく様子が分かる。体を左右に振りながら手のポジションを修正した。
「なんだとゴラァ」とか三度気合いを入れるも、やっぱり上がらない。
ブラブラと無駄に力強くぶら下がっているおやじのサマは、他人からどう見えただろうか。我ながら情けなくもあるが、僕の上半身とはその程度のものだったらしい(号泣)。
失意のどん底の状態で帰宅、悔しいので腕立てをしておく。
腸骨筋、菱形筋について調べて、そのトレーニングを方法もネットで調べてみた。うむぅ...なんかどっかで見たことがあるような...
シューズマスターのブログの読者の方ならご存じだろうと思うが、マスターは「ランニング革命」というタイトルのDVDを作成、販売している。
しばらくその存在を忘れていたが、DVDの付録?にランナーに必要な腹筋、背筋、脚筋のトレーニング方法が記載されたレジュメがあることを思い出した。
自分のPCのHDDに眠るそのレジュメを再読。
ネットで調べたトレーニング方法よりも平易にわかりやすく書かれている。運動のポイントも書かれ、写真もついているので動きが分かりやすい。なにより、なんとなく敷居が低く感じられ、これなら継続できるかも!と思った。DVDは販売物なので、そのおまけとはいっても僕がここで紹介するワケにもいくまい。興味のある方は先のリンク先から買ってください。
ということで、腹筋、腕立て、スクワットの三種をやっておく。
今年中に懸垂が1回でもいいからできるようになりたいとマヂで思う。
帯ゴム交換
2008-10-07
靴底診断
「プロが教えます!正しいランニングシューズの選び方!」でおなじみのシューズマスターに靴底診断をお願いしていた。
自分的には昨年の11月以来の1年後の定期診断という位置づけなのだが、シューズマスターには迷惑だったかもしれない。
まぁ、僕にとっては主治医のようなものなので(勝手にそう思っているのだが、それくらい信頼している)遠慮を振り払いお願いした。
昨年の診断後から注意してきた点、取り入れた練習なども書いた。箇条書きにするほどのことはしていないが、
- 歩幅を狭くしたLSD
- ノルディックポールやe3グリップを使って、上半身と下半身の連動性を意識した
過去の靴底診断の結果や僕の感想はこのブログにも書いたが、要はインナーマッスル(腸腰筋など)の過緊張による股関節の可動不足を強い脚筋で「あおり動作」(ふりかぶり現象)を使い走っている。というようなことだったと思う。この対策も教えていただいたのだが、上記の通り「シャトルラン」は実施できずにいた(好きな、楽しい練習しかしてこなかった)。
で、ここから診断結果(抜粋:改行位置を変更)
①シューズの減り方で一番注目したのは左足中足部外側の減りです。以前にもコメントさせていただいたかもしれませんが、これは腰筋緊張に伴う腸骨筋(脚を上げる筋肉です。)の緊張で大腿骨が引っ張られ外転してしまう為です。--ここまで
結果、膝・足首・股関節などの脚間接に雑巾を絞る様に捻じれを起こさせてしまいます。
②また、ヒールの減りに比べると前足部の減りが大きいのはブレーキをかけながら走っていると考えられます。
要因として強い脚力に上体がついていけていない事が考えられます。
腰筋の緊張が何故起こる原因は骨盤の位置を保持する為です。
上体がふらつけば更に緊張が強くなってしまいます。
たしろさんの様に強い脚力を持っている方は、逆に上体の筋力とのバランス(強化)がポイントになってきます。
具体的には腕振りの大胸筋と上体の位置をキープする菱形筋を鍛えて下さい。
上体の位置が安定することで腰への負担が減り、結果ブレーキが推進力に変化していきます。
一応、自分でもなんとなく、上半身と下半身の連動性が悪く、下半身よりも上半身が遅れてくるような感じがしていたし、フォームもどこかそっくりかえって走っているような気がしている。
そうしたこともあって、今年は上半身と腹筋を鍛えるために腕立てをやっては来たが、方法が悪いのか量が足りないのか診断では上半身の筋力不足ということらしい。
また、ノルディックポールやe3グリップを使って、上半身下半身の連動性を意識するようにしてはいたが、それも足りないらしい。
こうしたことをシューズマスターにお礼がてらメールすると、具体的にわかりやすくご教示いただいた。
ここから抜粋
ノルデックポールやその他のアイテムについてはそれぞれ効果はありますが、根本的な解決にはならないと思います。--ここまで
ある意味それ程、下半身が強すぎるのでしょう。
まずは対抗できる上半身の強化が課題です。
今の状況を簡単に言いますと、前方への走るつもりが実際は真上に跳躍している感じです。
これは腰筋緊張だけでなく背筋を含め背中全体の緊張が強くでているからです。
下半身が先行して、後から上半身がついていってる感じですね。
ただポジティブに考えれば、これだけロスを出していて記録がでているのでしたら、そのロスを抑えるだけで簡単にタイムが出てくる筈です。
距離が延びれば延びるほど、その効果・影響は大きい筈です。
ノルディックポールについてはコーチング出来ませんが、北海道のたしろさんでしたらスキーの経験もおありだとおもいますのでイメージできると思いますが、パスカング走法をイメージしていただければ良いと思います。
単なる前傾ではなく2~3m先に重心移動するイメージですね。
それほど下半身が強いのか自覚していないが、言われてみれば下半身にくらべれば上半身が貧弱なのは確かだ(苦笑)。
結構長い期間腕立てをやってはいるが、自分の大胸筋を鏡にうつしてみても、サブ3ランナーの鬼さん、おやぢさん、しなそばさんに比べれば「洗濯板」の僕。(ちなみにはせがわさんの大胸筋は記憶にない:笑)。
足りないことはやらねばならぬ。
そして、走るということは「小さなジャンプの連続」というのは知っていたが、どうもイメージできずにいた。
パスカング走法については、子供の頃から中学生までクロスカントリースキー(クラシカル:当時は単に距離スキーと言っていたとおもう)をしていたので、とてもイメージしやすかった。
ということで、早速今日の昼休みトレにこれらをイメージしながら体を動かしてみた。
感想としては、いままでと違う体の動き(使い方)なので、疲れるな。
Jogやランはではパスカングをイメージ。
大胸筋、菱形筋を意識した筋トレも取り込もう。当然、腹筋もやろう!
これらが来シーズン(北海道のシーズンは終わり)の1/1000の効率アップにつながると信じてやるぞ!!
と素直にやる気を出しておく。
2008-10-06
今後について考える-第30回別海町パイロットマラソンの反省にかえて-
自分的には予想通り華々しく散ったパイロットマラソンだったが、やり遂げた感があるのは書いた。
やり遂げたと書いてはいるが、実はこれからがフルマラソンという時になにもやっていない。始まる前から終わっていた(笑)。
ではなぜ「妙なやり遂げ感」があるのか、この大会で得たものはなにか、今後の対策(というか方針?)について、いつものように心拍数の推移グラフをみながらつらつら書いてみようと思う。距離表示板を見失っていたことが多いので詳細なLapタイムを掲載できないのが残念だ。
中間点を過ぎてから距離表示板に気を配る余裕すらなくなったのでLapボタンを押した地点距離すら怪しい状態。こんなことになるならオートラップ機能のあるFr305を装備すれば良かったと今更思う。
グラフ下段にLap数(単にボタンを押した回数)があるが、「12」のちょっと右側を頂点にあとはダラダラと心拍数が低下している。頂点が中間地点と推測され、「11」は20km地点と思われる。だいたいのところここで全てが終わっちまったのだが、このグラフの形状が釧路湿原マラソンによく似ている。調べてみるとタイムまでほぼ一緒だったり(汗)。
で、似てるなら重ねてみようと重ねたのが下。
赤が別海、青が釧路だ。
いずれもハーフ地点過ぎから心拍数は低下しジワジワとじり貧状態となった。
釧路(青)はスタートの渋滞もなく、早い段階で心拍数は目標(160超)に到達。少し、速かったので160までペースダウンさせているが、別海(赤)は行くと決めていたので165でキープしている為、青よりも上位で推移している。
この辺の心拍数のコントロールは良い感じに出来ているが、足はイッパイイッパイだったと思う。
で、これでナニが分かる?ということだが、釧路の時と同じだということが分かるだけで、その後の成長(練習の成果)がないということが明白になった(笑)。
まぁ、この点はichanさんにも指摘された通りで練習してなかったと言えば、確かに走る練習は多くなかった。
実際にJogNoteで走った距離を月間記録から見てみると8月170km、9月140km程度。走った内容は主にLSDだものな。速くは走れないワケだ。
耐乳酸の練習(強度の高いインターバル、二日押しの練習)はしていなかったから失速の原因は「乳酸の蓄積」だろうというichanさんの見立ての通りだと思う。
今回は自分の予想を超える成績にはならなかった。ある意味、予想通りのつまらない結果だったが、洞爺湖マラソンや道マラではある意味、安全に走ってそれなりの成果が得らるという「予想した通り」の結果がつまらなく感じていた。
別海ではこれだけ撃沈しても「スッキリしている」のは、アマチアゴルファーが「ホンイチ」を目指してドライバーを振り回すように、後先考えずツッコみ、撃沈しても得るものがあったからだろうと思う。
僕のようなレベルではサブ3.5を狙うという5分/kmペースはかなりキツイ。正直、持久力だけでなんとかなるような話ではない。4分40秒/kmくらいで走れるスピードが確実に必要で、そのペースを30kmは継続できなければ話にならない。そして、そこから5分10秒/kmを超えないスピード持久力が必要なのだということが分かった。(いや、わざわざこんなことをしなくても机上の計算で分かるのだが)
なにより今回の貴重体験は、今までの練習じゃダメだということが分かったこと。今の僕でも5分20秒/kmくらいでならフルマラソンは走れると思う。でも、そもそも4分40秒で30kmを走る力がない。
このスピードと持久力をつける練習をこの冬にしないとダメだな。
そして、洞爺湖で一度サブ3.5に本気で挑戦し、その反省から別海に臨まねば来年中のサブ3.5達成はない。と思った。
今年のテーマである持久力と効率の良い走りのうち、持久力はちょっと置いておいて、筋トレ(腹筋、大胸筋、菱形筋)と上半身と下半身との連動性の効率を考えつつ、スピード練習養成に練習時間を割くようにしないとならないと思う。
とはいえ、LSD(物見、極寒)はおもしろいので止められそうにもないのだが...
最後にまた僕はカナダさんちの貼り紙を思い出す。
やることはやる。やるときはやる。やれるだけやる。やれなくてもやる。僕はサブ3.5の為に
やることはしてなかった。まだまだ、やらねばならないことは多い。
やるときにはやったけど、好きなことしかしなかった。
やれるだけやったけど、好きなことしかしなかった。
やれないと思ったけど、挑戦してみた。
レースプラン?なにそれ、おいしいもの?-第30回別海町パイロットマラソンレース回顧-
昨日から来ているのに受け付けをしていないので、とりあえず先にナンバーカードをもらいに行く。途中、おやぢさんと出会い、ダラダラと競技場入り口へ。
カッチさんを発見!今日のカッ飛び爺もやる気オーラがでまくりだ。
僕等はナンバーカードを受け取り荷物の準備、キャンプの最低限の撤収作業をするため、キャンプ場に戻る。
しなそばさんもそれなりに気合いが入って来たのかアップをしたかったようだが、僕はノーアップなので申し訳ないことをした。(別に気合いが入っていなかったワケではない。ストレッチ等はした。体力を温存したのだ。)
そんなこんなで再び競技場へ行く。
カナダさんも来ていた。うれしかったがやっぱりちょっと寂しい気がした。
いよいよスタート。
今年は参加者が多いらしく、去年と比べると比べものにならないくらい混雑している。2kmくらいまで前のランナーの足(踵)を踏みそうになり、かなりのストレスを感じる。
僕は急いでいるんだよ!
そう、どこまで行けるか5分/kmのテスト。作戦もペース配分もレースプランもへったくれもない。とにかく5分/kmで行くことしか頭にない。
浅井えり子を捜しながら頑張り走。
スタート~5km(00:25:31)
5km過ぎカッチさんに抜かれる。あれ?3:35:00狙いって言っていたじゃない!!(笑)
コースにこれほど日陰があるとは思ってもいなかった。日陰は寒さを感じるくらいだ。
心拍数は160~165の間。順調といえば順調に走ってこれている。ただ、正直、結構イッパイイッパイな状態だ。
道マラの時の平均心拍数が162だったので、この領域なら速度は落ちても最後まで走れるだろうと漠然と考えていたが、どうやら相当ヤバイぞと感じる。30kmまでか25kmまでか...
5~10km(00:24:55)
予定通りに頑張れている。本当にどこまでもつだろうか...
と思っていたやさきに後ろから肩をポンポンと叩かれる。誰?と思ってみたらスコップさんだった。スコップさんの顔を見て先日のしなそばvsスコップを思い出し、逃げるそぶりをしてみる(笑)。
スコップさんに「良いペースでしょ」と言われるが、僕は「正直、イッパイイッパイ」と答える。本当にイッパイイッパイなんだ。
「心拍数なんぼ?」に「165」と答えた。スコップさんは僕が本当にイッパイイッパイだということが分かったらしくにジワジワと前に行く。
僕も追うと考えたが、ペースは予定通りであること、心拍数がリミットであることからジッと我慢。
10~15km(00:25:06)
1/3まで来た。こう考える時点でかなり危ういというのは経験者なら分かってもらえると思う。
正直、どこまで走れるのか分からなくなってきた。
10km以降、1kmごとの距離表示を見つけるたびにLapボタンを押してきた。5分/kmが維持できなくなっている。まだ、半分まで来ていないのに...
それでも、折り返しランナーにおやぢさん、しなそばさん、カッチさん直ぐ後ろにスコップさんを発見して、頑張れサインを送る。
15~20km(00:26:05)
気持ちは元気のつもりだが、足が出なくなってきた。既に距離表示の看板が発見できなくなってきた。走るだけで精一杯な状態。腿裏が痛い、ケツ筋が痛い。
せめて35kmまではこのペースを維持してみたい。カナダさんは洞爺湖でそれをやっているのだ。35kmが無理なら30kmまででも良い。
とか思っていたが、ペースはどんどん落ちる。下りに助けられたせいもあるが5:20/kmをかろうじて切る程度。キツイ。
20~25km(00:26:34)
右ふくらはぎが「ぷるぷるっ」と来る。来たな、おもったよりも遙かに早く来た。往路で約30mほど上るコースで足の力だけで走る悪いクセが出たのだろう。
重曹は服用しないでスタートした。ウエストポーチにも重曹は入れていない。来たるべく「痙攣」を防止する具体策は知らない。
自然とペースは落ちる。右ふくらはぎが「ぷるぷるっ」から「プリプリっ」に変わって来た。なんかいよいよ来るぞって感じ。そうこうしているうちに左ふくはぎが「ぷるぷるっ」し始める。
立ち止まって屈伸するか?いや、止まると走れなくなる。でも、このまま「プリプリっ」が「ピキーーーン」に変わったら動けなくなるぞ。この感覚、ここ数年忘れていたけど「とよころ以来だな」などとどうでも良いことがフラッシュバックする。
「ピキーーーン」と来たときの状態を恐れ、立ち止まり屈伸運動をした。まだ30kmだというのに。
まだフルマラソンは始まっていないというのに...僕の別海の挑戦は終わった。いや、始まらなかった。
25~30km(00:39:15)
屈伸したり、歩いたり、そして走ったり...両方のふくらはぎの痙攣に右内転筋も「ぷるぷるっ」から「プリプリっ」に変わって来た。
距離表示板の存在など、どうでもよくなっている。早く帰りたい(笑)。
収容バスが見える度にあれに乗りたいと思う。完走賞の鮭なんてどうでも良い。(でも、バターは欲しい。あれは参加賞だから大丈夫だなとか、収容車に乗る為の心の整理を始める。)
「もう止めます」と言って、バスに乗ったらすぐに発車してくれるのだろうか?バスの止まっている場所から察するにバスが出て行くためにはランナーを止めなくてはならない。そんなことはしないはず。
じゃ、走って帰った方が早いんだなと再び頑張る。
ああ、そうだ。多分37km地点くらいにキャンプ場へ抜けるショートカットの道があったな。あそこでやめよう。とか、やめることばかり考え始める。(完全に心が折れた)
30~35km(00:32:48)
屈伸したり、歩いたり、走ったりがまだ続いている。
北の大地さんに抜かれた。「ガンバ」と声をかけられる。はっと我に返る。
確かに今の僕はガンバっていないな。北の大地さんの言葉、折れた心をギプスのように繋いでくれた(骨接ぎじゃないけど)。
痙攣しているときは頑張れないけど、走る時はもうちょっと頑張ろう。歩きもダラダラ歩くのではなく、もうちょっと早歩きにしよう。
屈伸運動は走れないもっとも「らしい」言い訳を体で表現しているだけだな。余分な屈伸はしないぞ。ガッチリ痙攣したら、その時に考えよう。時計を見る。残り距離から痙攣さえしなければサブ4は行けるかも?計算あっているのか?(計算できない)
例のショートカットでキャンプ場へ行ける道に来た。やっぱり帰りたい(苦笑)。
でも、競技係員がいない。ここで帰ってもどういう手続きが必要なるんだろうか?というか、自分で分からないから係員に聞きたかったのだが、聞く相手がいないので完走することにした(大笑)。
これで鮭は僕のものだ。堂々と俺のものだ!と都合の良いことだけを考える。
ここからちょっと先のセイコーマートでカナダさんとトモさんを発見!
カナダさんに「ここから死ぬ気で頑張ってください」と言われるが、内転筋がまだぷるぷるしている。というか、冷静に今思い返してみるとその時の僕はやけに元気があったような気がする。
35~40km(00:37:14)
市街地に入り、右折するともうちょっとで40km。
時計に目をやるとどう考えてもサブ4は無理な時間帯。ま、しょうがない頑張らなかったものな。サブ4ランナーの看板を下ろす覚悟を決め、残り2kmの看板からどれだけ走れるか頑張り走。国道から右折して競技場に向かう直線。もう、上っていようが下っていようが関係ない。
サブ4を目前にして、間に合わないことを知りつつ走るランナーを次々に抜く。サブ4に間に合わないのは僕も一緒だ。
サブ4ランナーの看板を下ろす覚悟をしてふっきれたのか、蓄積された乳酸が霧散したのか5:10/kmで走れている。僕はいったいなにをしていたんだ?と自嘲気味になるとなぜか
「♪...私を忘れて、先輩。ギロッポンの夜に...ぽっぽ...心がないのよ、先輩。...ぽっぽぽぽぽぽぽぽ...」なぜここでその歌が?!
人は奇妙な時に奇妙な歌を思い出し、頭の中で再生されるものだな(大笑)。
いよいよマラソンゲートをくぐり競技場へ!第1コーナーと第2コーナーの中間あたりで仲間がたむろっている。微妙に嬉しかった。第4コーナーまではほぼ全力疾走、直線に入ると前のランナーを抜かないようにゴール。ラスト1kmは5:08/kmだった。
(ゴールタイムは4:05:35)
僕の別海町パイロットマラソンは自らの力不足で始まることがなく終わってしまった。
結果は残念に思うが、奇妙なやり遂げた感があるのも事実。この変なやり遂げ感が大きく感じられ満足感もある。
来年への明確な目標が持てたことと、その課題と強化策がなんとなくではあるが頭に浮かぶ。(今までと同じことをしてても無理だということが分かった)
また、来年に向けて頑張ろうと思う。
ところで、帰り道に寄った温泉で飯に「かつラーメン」を食ったのだが、かつラーメンが到着するまでにichanさんから「乳酸が溜まって足が動かなくなったのでしょうね。走り込み不足ですね。」とフツーに言われ、ギクっ!としておく。確かに歩いてはいたが、走っていないウィッシュ!(無理付け)
別海町パイロットマラソン-前日-
勤務先は土曜日でも12:00まで営業だ。12:00に速攻で撤収できるようにソワソワ準備している(笑)。
12:00ジャストワケあって早く帰るね!と言い残し、車を走らせる。
ルートは帯広>>音更(宝来)>>上士幌>>足寄>>阿寒湖畔>>弟子屈>>別海
音更のセイコーマートでおにぎり、移動中の飲料水等を購入、カーナビをセットして上士幌に車を向ける。途中、要所要所で先行するichanさんとしなそばさんにメールでこちらの進行状況の連絡を入れる。あわよくば先着できるか?と思ったが無理だった(笑)。
別海には予定よりもやや速く到着。
ichanさんとしなそばさんがテントを設営して既に準備完了の状態。おやぢさんも子連れで遊びに来ていた。
テント、タープ、炭コンロ、ガスコンロ、鍋各種、ランタン等ほとんどの装備はichanさんが準備してくれた。ありがとうございました。
僕らは「寝袋」だけでOKな状態。
今日のメインディッシュは「鮭パエリア」だが、その前に海鮮のバーベキューを陽の落ちないうちからいただく。当然、準備中からビールもいただく。
サンマ、うるちいわし、ホタテ、イカ、じゃがいも、あさりの酒蒸し等を順調に食い、飲む。その間、明日の朝食用のごはんを炊いておく。できあがったご飯を試食するとちょっと固いが美味い!ので、にぎりめしにして食う(笑)。
そして、メインのパエリアは高価なサフランを使った(一時、ターメリックで代用するか?の話もあったのだが)。
ichanさんはキャンプ料理のレシピをみながら仕込む。かなり楽しみだぜ!!と、できあがりを食うをとても美味い!あまりにも美味いのでお代わりをしてみる。そして、ついでににぎりめしを食ったことを後悔しておく。
かなり暗くなったころ開会式にでていたむらまーちゃんが到着。ホテル泊の為車なので、ビールはダメだがパエリアをシコタマ食わせておく。
彼女からはカナリやる気汁が出ていて。サブ4達成に相当に期するものがある感じのオーラがバリバリでていた。
夜も更け、むらまーちゃんが撤収していくと僕ら3人は風呂に行くことにした。体を温めて寝るという作戦とキャンプ料理(主にバーベキューだが)で燻された体をきれいにしておこうという魂胆だ。
風呂から帰ってきて、いよいよ就寝。
明朝はどんだけ寒いのか?と若干の不安をいただきつつ就寝。
ビールを飲み過ぎた為か尿意に負けて2度ほどおきてしまう。
テントの中で寝袋に入っていると寒さは感じなかったが、外にでるとかなり冷え込んでいる。
午前5時に4.2℃。去年よりも低い気温だったようだが、今年はichanさんの準備してくれた小型テント(離れ)に寝たので去年よりも寒く感じなかった。
6時ころ本格的に起床。
天候は晴れ、風もなく穏やか。絶好のマラソン日和と言える。
朝食は、フリーズドライの卵スープと昨夜炊いたごはんでつくる「スープライス」(おじや)とベーコンエッグ、巨峰のデザートまである。
体も温まり、炭水化物もとれてバッチリ!
さて、いよいよだな。
--追伸
それにしても食うものがこれほど充実したキャンプは初めてだった。
前なら「ジンギスカン」類でなんというかありきたりの食事だったが、やっぱり手をかけるとキャンプでもおいしい食事にありつけるものだ。
ビールも少なすぎず、多すぎず(あれより飲むと次の日の本番は挑戦することも叶わなかったな)丁度よかったと思う。
2008-10-03
遠征準備中-別海町パイロットマラソン-
遠征リストを出力し、昨日からぼちぼちと荷物の積み込みなどを始めている。
ほぼ完了の状態だ。
天気予報をyahooで見てみたら、明日は「午前中に弱い雨、午後からは曇りとなり、夜は晴れ」、明後日の予想最低気温が7℃、同最高気温が16℃、天候は晴れ時々曇り(風は南西の風、風速1~3m/sec)のようだ。
気象庁の「過去の気象データ検索」によれば、昨年と同等の気象条件となりそうだ(但し、去年の方が最低気温が4.8℃と寒かったみたい)。
あとは唐突な仕事が乱入せず、明日予定通りに出発できるかが問題だな。
まぁ、お金とナンバーカード引換券があればなんとかなるんだが(笑)
「夏から夏へ」-佐藤多佳子-
「一瞬の風になれ」を書いた佐藤多佳子が日本男子4×100m(4継)チームのメンバー(塚原、末續、高原、朝原、小島)へのインタービューをもとに書いたドキュメンタリー。
特にその存在さえ忘れがちなリザーバーである小島の存在についての記述は「チーム」としての一体性を感じさせられるエピソードだ。
このメンバーで大阪世界陸上でアジア記録を打ち出し、北京五輪では銅メダルに輝くわけだがトップアスリートが遭遇する道無き道を自ら造らねば前へ進むことができない一種の苦悩が分かる。
才能で走れるのは11秒まで、そこから先は先人の少ない領域となり「先例の無い」練習をもこなさねばならない。
「昨日より速い自分」を求め、自分に合う合わないを判断、方法を取捨し、試行を続けなければならない。
ピストル鳴った!思いっきり走った!ゴールした!(俺ってスゲー)では済まされない世界がそこにある。
ランナーは頭で走る。
マラソンランナーにもお勧めだ。
「★★★★☆」
あれれ?
昨日、○スリートの風を観ていて「あれ?」と思ったことがある。Ogamanレポートが終わってトイレタイムに行って戻ってきてから観た途中からの話なので、自分の印象が正しいのか、誤解によるものなのか、はたまた夢でも見たのか定かではないので、僕のとんだ勘違いでご迷惑をかけないとも限らないので極力伏せ字をつかいつつ書いてみる。(詳細をご覧になった方には教えていただきたいと思う)
招待選手の靴をS店長が診断するのだが、その招待選手の靴のインソールはS店長の勤務するお店のインソールが入っていた(と思う)。
S店長の診断は「癖のある走り方のようで、外行ったり、内に来たりと暴れている」というような表現だったように思う。
その診断は良いのだけれど、ご自分のところで作成されたインソールを使っているユーザー(今回の招待選手)に対して、それはちょっと変じゃないか?と思った。
確かに招待選手の靴底の消耗は左右で極端に異なる。しかも、インソールの特定部分がスレているなどS店長の「診断」はなるほどなと思う。
しかし、そもそもオーダーインソールを作ったのは、これら問題点を補う(矯正)ことを目的としたものではなかっただろうか?
どうして、オーダーしたインソールを入れているのにそういうこと(暴れる)になるんだろうか?
補う目的のインソールがその効果を発揮していないように見えたし、そもそも最初にどんな作りをしているのだろうか?と疑問を持ってしまった。
招待選手の靴底の減り方から察するに「1500km」以上は履き込んでいるように見える。インソールを入れた当初は効果があったと思うが、(最終的な)結果として目的が達成されていない状態ならば「定期的に調整にこないとダメだよ」とか「走力が付いてバランスが変わったみたいだね、ちょっと調整してみましょうね」くらいのことを言っても良かったのではないか?という印象を持った。
先に書いた通り、途中から観ていての話なので僕の理解に誤解や勘違い、思い込みがあるかもしれない。もし、そうならば「僕はこういう誤解をしてしまった」と本文に追記の形で書かせていただくので、ご覧になった方に教えていただきたいと思う。
2008-10-02
200810の目標
今月の目標としては、なにはなくても「別海町パイロットマラソン」だ。今月の目標というよりは、1年間目標としてきたレースであり、この1年間やって来たことの真価が問われるレースだ。
レースの目標は具体的には3時間30分切りだが、なんども書いている通り実現は難しいだろう。しかし、良い意味で自分の想定外の結果を期待している。
それにはまず体調の管理。特にこれといった故障がないので、
- 新たな故障に注意すること。
- 風邪などの疾病には気を付けること。
- 無駄に疲労を残さないこと。
- 仕事をちゃんとこなし、余裕をもって土曜日に別海に行くこと。
- そして、一番大事なことは無事に帰宅すること。
あと、レースが終わればカナダさん達と約束していたLSDが楽しみだ。走れなくなるような怪我はしたくないな。
2008-10-01
心拍数あれこれと雑感
タイトルが難しそうな感じだが、話はいたって簡単な話なのでタイトルを変更するかもしれない。
Garmin Fr305の心拍数データをPPPSWに取り込めることが分かった。
そういえば、試してみたらPPPSW Ver.4 Free版はIDなしに動作させることができることも分かった。今のところポールウォークで通勤していることもあって、喜び勇んでhrmファイルを自作してPPPSWに取り込んでみたが、ウォークでの心拍数の推移なんてのは想像の範囲から逸脱するものではないし、心拍数が激しく変動するものでもない(ノルディックポールを使って走れば別だけど)ので、わざわざPPPSWに取り込んでおく必要もないような気がしている。
ただ、そうとは分かっていても「記録を残す」(練習日誌として)という意味では悪いことではないような気がするのだが、低レベルな運動時間が増えるだけなので運動時間に対する心拍数強度の割合の一見性が悪くなる(極端に赤、黄の領域が狭くなりその割合が分かりづらくなる)。ポールウォークを使って運動時間した時間を記録するに留めて心拍数の記録はしないのが良いかもしれない。
ということを考えていたらYahooオークションでセイコーパルスグラフが売りに出されている。
知っている人は知っているだろうが、このパルスグラフは普通のランナーズウォッチ機能に「心拍計」と「歩数計」が付いている。
正直、この時計が一番欲しいのだが、パルスグラフからPCに取り込むキットの入手ができない(というか、一緒に売りに出されていない)。
まぁ、そんなにたくさん心拍計があったところで心拍数の推移を計測する精度が上がるわけではないのだが、歩数計機能が欲しい(笑)。
僕は1kmを何歩で走っているのだろうか、その歩数とペースとの関係はどんななんだろうか?と興味が尽きない。
普通に万歩計をつけていいかもしれないが、PCにデータを転送して管理するということを考えるとこうした機能を備えたランナーズウォッチが欲しくなる。
あれだ。Fr305に歩数計(ピッチ計)が付けばいいわけだな。さらにできればSEIKOがOEMで生産できるようになれば防水機能ももう少しましなものになるような気がする。
2008-09-30
200809の反省
恒例の一人反省会。
月初に上げた今月の目標は下記の通り
- サブ3.5を狙うべくスピード持続力(レースペース)が練習の中心
- 練習時間を工夫して、短い時間でもなにかやることにしよう
- ポールウォークで持久系を維持したい
- カロリーメイトでしっかり体重コントロールをする
- 洗面台トレは継続する
という、先月までのトレーニングを継続しつつ「少しはビールを我慢しよう月間」としたい。さて、出来たこととしては3~5かなぁ...あとは出来てないな。
特に1をやっていないのは致命傷となっているな。どこかでキツイ練習を避けようとしているんだろうなぁ...
仕事が忙しかったので「2」でなんとかしようとしていたが、結局は昼休みにスピード強化として230mインターバルを一回やっただけだ。「3」と関連して「通勤時間の有効活用」という意味では出来ていたとも言えるが、今月の主眼はあくまでスピード強化だったので時間を目的外利用してしまったな。
JogNoteの月間記録を見ると「ラン」の距離が段々減ってきて、ウォークの距離が段々と伸びている。ポールウォークは言い練習だと思うが、もう少し走らないとね。
まぁ、それでも6月からの記録を見れば「ラン+ウォーク+バイク」の距離が毎月300kmくらいだから、それなりに頑張っているのかもしれない。
練習量は多いが、目的不合致なので50点だな。
主力Logger
Fr305を実戦配備し、ブラ紐チューンも施してズレ防止も行ったし、そのデータをPPPSWに取り込む目途も立った。(通勤、帰宅ポールウォークもhrmデータを作ってPPPSWに登録したら赤、黄の割合が一層少なくなったのはヒミツ)
果たして、今後の主力LoggerはFr305となるのだろうか?と考えてみた。
確かに機能的にはFr305で全て事足りる。
どこをどう走ったか、ということも地図に描画できるのでハッキリとわかり実に楽しい。ルックスだって、一般の人からは色目で見られそうだがランナーなら一種憧れの装備であり、かえって都合が良い面もある。
しかし、どうしてもFr305一本で主力Loggerとして実戦配備できない。
想像の通り、Fr305は水に弱い。雨の日はもちろん、炎天下であっても頭から水をかぶり、汗と水でグダグダになるランナーにとって、水に弱い機器はその使用においてあれこれと注意が必要となる。
決まったところでの練習や経験のあるコースでのレースではS610iを使い、初めてのコース(練習、レース)や速度(ペース)把握を重視した練習の時に限ってFr305を使うという使い分けがよさそうだ。
つまり、主力Loggerは機能、実用性、耐用性から信頼性のあるPolar S610iが未だ現役にあって、ここ一発のタイミングでFr305の投入ということになりそうだ。
ところでFr201はその採用の場を追われ退役する運命となるのだろうか...